JALに50回搭乗し、修行完了しました!!!
JAL GLOBAL CLUB (JGC)への入会資格を得たわけです。
- JGC修行とは? おさらい
- JGCまで 回数かFOPか
- 回数修行の戦略① 金
- 回数修行の戦略② 一日で大量に乗る
- 1~16回目
- 17回目~30回目
- 31回目~42回目
- 43回目~46回目
- 47回目
- 48回目、49回目
- 50回目
- 修行にかかった金額
JGC修行とは? おさらい
JGCとは、JAL GLOBAL CLUB。JALの上級会員のステータスを年会費さえ払い続ければ永年得られるという素晴らしいサービスです。
JAL GLOBAL CLUBなら、
・JALの座席指定範囲が広い
・JALで荷物を預けたら最初に出てくる
・JALに乗るとき空港で専用カウンター、専用保安検査場を使える
・JALに乗るとき優先搭乗ができる
さらには、
世界中のOne World加盟航空会社でも同じようなサービスを受けられます。
特にうれしいのは、やっぱり、ラウンジ。
国際線なら、質の高いサービスとお食事を空港でいただけちゃうわけです。
それを永年得られるとなればまぁ結構な魅力ですよね!
人によってはそれでもコスパ悪いっていうかもしれないけど、そこはロマンです。
詳しくはこちら
そして、そのJAL GLOBAL CLUBに入るために必要なのが修行です。
年間でJALに50回乗るか、50000FOPを貯めるとJMBサファイアというステータスが得られ、サファイアになればJGCに申し込めるわけです。
ちなみに、30回 or 30000FOPでクリスタルステータス。
80回 or 80000FOPでJGCプレミアステータス。
120回 or 100000FOPでダイヤモンドステータス。
上には上があり、JGCよりも、JGCプレミアやダイヤモンドというステータスがあります。
これらは、JGCで使えるラウンジより上のランクのファーストクラスラウンジが使えたりします。
ただ、この2つのステータスは更新制。年会費を払い続けて維持できるものではなく、毎年回数乗るか、FOPを貯めるしかありません。
これらを維持する人々もいますが、さすがにコスパが悪すぎるし、今海外に行けないので使いどこもほとんどありません。
JGCまで 回数かFOPか
で、回数かFOPかどちらかでステータスを狙います。
回数修行は、単純。1月から12月の間にどんな形であれJALグループに金を払って50回乗れば達成です。
どんな運賃だろうが、有償なら1回。羽田から伊丹だろうが、羽田からニューヨークだろうが1回。この場合、1回あたりの値段が安い路線で、1日当たりたくさん乗れるところを探すと効率が上がります。国際線は論外で、国内線での修行向きです。
一方、FOPはちょいと複雑。基本的にマイルに似たものですが、買った運賃のマイル積算率×路線のマイル×路線のマイル積算率×乗るクラスで決まります。
例えば、50%マイル積算率運賃でクラスJで羽田から那覇に乗ると、50%×羽田~那覇のマイル×2倍×110%
つまり、50%運賃(安い運賃)だとFOPも貯まらず、普通運賃とかの100%運賃だとFOPも貯まりやすい。なので、積算率が高い運賃を安く探すのがコツ。
さらに、路線が長いほうが貯まりやすい。ので、国内線なら那覇に行く人がほとんど。
距離なら、国際線のほうがいいのでは?ってなりますが、国内線は2倍、東南アジアとかは1.5倍、北米とかは1倍みたいな掛け算が入るので、単純に遠ければ遠いほどいいってものでもありません。
さらにさらに、上級クラスのほうが貯まるので、クラスJとか、国際線プレエコとかを使うことも多いわけです。
ここに書いてること正確じゃないかもしれないので、詳しくは以下のリンクをご参照。
ただ、こちらはコロナ禍だと海外に行けないので東京と沖縄の単純往復になってしまい、ちとつまらない。
海外に行けるのなら、有名なSINタッチとかやってみたかったです。
シンガポール往復プレミアムエコノミーで、国内線区間を那覇まで往復くっつけてFOPを稼ぎまくるみたいなキチガイ修行方法です。それはそれで楽しそう。
また、ここ最近は5000FOPが最初にプレゼントされるので、実質45000FOPでできます。
2021年はキャンペーンで5000配布されました。
なにはともあれ、国際線乗れない今は、FOPではなく回数で修行することにしました。
回数修行の戦略① 金
回数修行は、単純。とにかく単価が安いフライトを選べばいいわけです。
1フライト当たり6000円とかになれば上々です。7000円とかでもまぁ良い感じ。それ以上だとちょっと微妙です。
飛行機は基本的に早く予約すればするほど安くなります。が、修行を思い立ったのは2021年になりたての頃。2021年頭から修行するには直前予約になるのです。
そこで登場するのが、当日予約で安くなるスカイメイトです。
スカイメイトとは?
26歳未満だったら当日空席がある場合に事前に決められた運賃で乗れるというもの。
これが、短距離路線だとクソ安いんです。
ねらい目はこちら!
札幌丘珠~釧路、札幌丘珠~函館が5100円
宮古~多良間が5150円
奄美~喜界島が5300円
など。単純に札幌から函館を25往復したら25万5000円で修行解脱できます。
ただ、そう単純じゃないです。
25歳までの間にやらなきゃいけないこと、当日空席がある場合に限ること、東京在住ならそもそも札幌とか宮古島とかまで行かなきゃいけないことがデメリットなわけです。
ちなみにちなみに、東京からのスカイメイトはたしか山形で9000円とかで、それより安いのはなかったはず。
ただ、4月に25歳から26歳になるという狭間の人間なので、これをやるなら4月までにや
りまくる必要があります。(年齢バレル)
ということで、4月までに40回以上乗る戦略でいきました。
回数修行の戦略② 一日で大量に乗る
もう一個気にしなきゃいけないのが、本数。
どんなに安い路線でも、本数がなきゃ使い物になりません。
社会人は週末の短時間で効率よく飛行機に乗る必要があるわけなんですね。
そこで出てくるのが、1日何回乗れるか。
これまたスカイメイトと組み合わせた最強コースがいくつかあり、
まずは、北海道1日10回コース。
丘珠→函館
函館→丘珠
丘珠→函館
函館→奥尻
奥尻→函館
函館→丘珠
丘珠→釧路
釧路→丘珠
丘珠→函館
函館→丘珠
減便してなきゃこの10フライトを一日でできます。キチガイです。ちなみに後で書きますが、8フライトはやりました。減便だったのでそれが限界。
この10フライトは、遅れた場合別の機材に差し変わるのが難点。遅れなきゃ全部同じ機材で飛べるはずです。
他に、
那覇スタート沖縄の離島12回コース。
宮古→多良間
多良間→宮古
宮古→石垣
石垣→与那国
与那国→石垣
石垣→宮古
宮古→多良間
多良間→宮古
宮古→石垣
石垣→宮古
この12フライト全部同じ機材でできます。ちなみに乗務員は前6回と後6回で交代します。こちらの難点は、最初と最後の那覇宮古間はスカイメイトでは安くないので、先得とかで確保する必要があるところですね。
ただ、同じ機材なので遅れても乗り継げるのと、沖縄の離島を飛びまくれるのが良い点です。
さらにさらに、
鹿児島スタート10回コース
鹿児島→奄美
奄美→喜界島
喜界島→奄美
奄美→喜界島
喜界島→奄美
奄美→与論
与論→奄美
奄美→喜界島
喜界島→奄美
奄美→鹿児島
10回飛べるし、喜界島タッチを3往復ともできるので良いのですが、奄美与論と、鹿児島奄美が料金が高いのが難点。
こちらも、同じ機材なので乗り遅れの心配はありません。
ということで、この中で安い部分をいいとこどりしつつ回数を稼ぐみたいな戦略で狙っていきました。
では実際にどう飛んだのか???
見ていきましょう。
1~16回目
1月の三連休を利用して、北海道で16フライト&往復含めて18フライトをする計画。
実際には雪で16回になりました。
1/8(金)
羽田19:40→新千歳 JL529 A350-900 JA01XJ
初めてのA350で札幌へ。仕事を終えてから当日予約のスカイメイトで。
1/9(土)
丘珠7:45→函館 JL2741
函館9:00→丘珠 JL2740
丘珠10:10→函館 JL2745
函館11:25→奥尻 JL2891
奥尻12:25→函館 JL2890
函館13:25→丘珠 JL2746
丘珠14:45→釧路 JL2865
釧路16:00→丘珠 JL2864
すべてSAAB340B JA01HC
同じ機材で8フライトする旅です。すべて当日予約。スカイメイトで5100円×8フライト。北海道で飛びまくることで全体の費用を抑えました。
1/10(日)
丘珠10:10→函館 JL2745
函館11:25→奥尻 JL2891
奥尻12:25→函館 JL2890
函館13:25→丘珠 JL2746
ここまでSAAB340B JA01HC
丘珠17:20→函館 JL2755
函館18:40→丘珠 JL2754
ここまでATR42-600 JA11HC
この日は6フライト。というのも函館空港と奥尻空港が吹雪で、それぞれ遅れまくったため接続が悪かったためです... 乗り継ぎがうまくいけば8フライトでした。
最後の函館から丘珠も飛ぶか分からず札幌に帰れるかひやひやでした。結局1時間遅れ。
この日もすべて5100円のスカイメイトで当日予約。
1/11(月)
新千歳13:00→羽田 767-300ER JA602J
札幌から帰還。ここまでで16フライト。
1/8の札幌行き
北海道を飛び回ったときの話
17回目~30回目
有給を使って沖縄の離島ホッピングの旅。3日間で14回乗ります。
往復+ホッピング10フライト+久米島タッチで合計14フライトを稼ぎました。
2/11(木)
羽田11:20→那覇 JL913 A350-900 JA04XJ
台風並みの暴風が沖縄に来ていて、午後便は全部欠航という中、当日急遽出発を早めて暴風の横風の那覇空港に着陸した思い出のフライト。ほんとは到着後久米島タッチをしたかったけど暴風で欠航。
2/12(金)
宮古9:30→多良間 RAC891
多良間10:25→宮古 RAC892
宮古11:35→石垣 RAC833
石垣14:40→宮古 RAC834
宮古15:50→多良間 RAC897
多良間16:45→宮古 RAC898
宮古17:40→石垣 RAC837
石垣18:55→宮古 RAC838
すべてDHC8-Q400 JA84RC
那覇~宮古は事前に特便で予約し、他の区間はスカイメイトで当日購入。同じ機材で10フライトやりました。宮古多良間は14分くらいのフライトだけどマジで絶景です。おすすめ。
2/13(土)
ここまでDHC8-Q400 JA83RC
那覇19:05→羽田 JL918 777-200ER JA703J
スカイメイトで当日予約久米島タッチを挟んだ後、国際線機材のクラスJで羽田へ帰還。
久米島タッチは一日4, 5往復あるうえに、スカイメイトで当日6550円。5000円台とはいかないものの気軽に那覇からタッチ修行ができます。
沖縄行きの暴風フライト
沖縄離島ホッピング
国際線機材クラスJ
ここまで北海道と沖縄の2回の旅行で30回稼ぎました。
50回の回数修行は意外とイージー?
31回目~42回目
またまた2月。沖縄の10日後に今度は奄美大島を拠点に修行をします。
奄美までの経由便往復と、喜界島タッチ×4往復で12回です。
今回は予約が特殊。JALダイナミックパッケージの喜界島50%オフを利用して、羽田から喜界島までの往復(羽田→鹿児島→奄美→喜界島)と奄美のホテル2泊で36000円。
ホテル2泊分を除けば羽田スタートの6回分を26000円で予約! 1回あたり4000円台という破格です。
2/20(土)
羽田7:55→鹿児島 JL643 767-300ER JA613J
鹿児島10:10→奄美 JL3827 Embraer170 JA224J
奄美11:30→喜界島 JL3833
喜界島12:20→奄美 JL3832
奄美16:00→喜界島 JL3837
喜界島16:50→奄美 JL3836
ここまでATR42-600 JA07JC
羽田から奄美まで飛び、そのあと喜界島を2往復です。
喜界島は昼便のあと夕方便まで間が空くのが難点。一方で、片道9分、ベルトサインは消えない超短距離フライトという楽しさがあります。喜界島の海も絶景なので非常におすすめ!
2/21(日)
奄美11:30→喜界島 JL3833
喜界島12:20→奄美 JL3832
すべてATR42-600 JA02JC
喜界島タッチは3往復できるのですが、島の観光をしたかったのでこの日は1往復。
そもそも年間50回乗ればいいので、喜界島で回数を稼がなくてももうゴールが見えてきたので修行を抑え始めたタイミングです。
2/22(月)
奄美11:30→喜界島 JL3833
喜界島16:50→奄美 JL3836
奄美17:40→鹿児島 JL3734
ここまでATR42-600 JA07JC
鹿児島20:45→羽田 JL646 737-800 JA316J
3日連続JL3833に乗ります。
この日も喜界島がんばれば3往復できるところ、喜界島の自然を感じるために喜界島の滞在時間を延ばして1往復に。同じ飛行機でそのまま鹿児島へ行き、コロナで減便に減便を重ね一日2往復にまで減っていた鹿児島羽田便で羽田に帰還しました。
喜界島タッチのお話はこちら
なんと、2月で42回も修行しちゃいました。
というのもやっぱり26歳になるまでにスカイメイトを駆使するためなのです。
43回目~46回目
JAL楽パックを使って、沖縄へ。
ここに久米島タッチを挟めばサクッと50回に達することもできますが、久米島に行かなくてもどうせ50回乗りそうなので、単純に経由便での沖縄往復だけ。
4/3(土)
羽田7:10→福岡 JL305 A350-900 JA03XJ
福岡9:30→那覇 NU53 737-800 JA11RK
福岡乗り継ぎの那覇へ。直行便よりちょいと高いですが、回数を稼げるので修行の観点ではお得。ちなみに2機とも特別塗装でした。
4/4(日)
関空21:10→羽田 JL228 737-800 JA334J
夕方まで沖縄を楽しんでから、帰りは関空経由で。土砂降り。
結局沖縄を普通に楽しんだだけの修行で、50回目まではまだまだお預け。
帰りの関空行きはクラスJで
沖縄ではこんなことしてました。
47回目
ここからはもう修行のための旅行というより、旅行のついでの修行です。
札幌まで国際線機材のクラスJで快適な旅を。
5/28(金)
羽田8:20→新千歳 JL505 777-200ER JA709J
快適な快適なクラスJの旅でした。
このときのも記事になってます。
帰りは飛行機ではなく太平洋フェリーを満喫しました。
48回目、49回目
2週間ぶりの札幌へ。プロ野球観戦です。
その往復でJALを使って修行も兼ねるという賢さ。ちなみにこの時はセールのウルトラ先得で片道6500円とかで予約しています。
6/11(金)
羽田8:20→新千歳 JL505 777-200ER JA709J
2週間前と全く同じ時間の全く同じ便でしかも全く同じ機材でした。
6/13(日)
新千歳11:00→羽田 JL506 777-200ER JA701J
帰りも国際線機材の777。
49回乗ったので50回まで王手!
このあと、夏もちょいちょいお出かけをしていたのですが、あと1回JAL乗ればいいだけなので、純粋に安い飛行機を選ぶようになってしまいました。ANAとAIRDOのマイルが貯まってたのと、ANAが怒涛のセールをやりまくってたので、ここから夏の間に、6回乗ったものの
ANA AIRDO AIRDO AIRDO ANA Solaseedに浮気してました。
50回目
そんなに安くならなかったタイムセールで広島便を予約して50回目へ。
タイムセールで広島11000円って、確かに安いんですが、そこまでの安さのインパクトはありません...
9/16(木)
羽田7:00→広島 JL253 737-800 JA306J
普通の便の普通の席で普通に50回目を達成しました。
これで修行は終わり!
ですが来月もJAL乗りそうです。それならどっかのタッチ減らせば良かったかも?
修行にかかった金額
ズバリ、337,380円です。
修行費用が30万円台なら上々って言いますし、まぁまぁな結果ではないでしょうか?
ちなみに、6748円/回。
飛行機に一回6748円で50回乗るって結構安いでしょう?
ちなみにちなみに、クラスJにしたりとムダ金払ってるところもあるので、切り詰めようと思えばあと数万は減らせそうです。
ちなみに、計算方法ですが、
スカイメイトとか先得は普通にそのチケットの購入代金です。
ややこしいのがツアー代金なのですが、ツアー代金総額から、その日に予約サイトから宿泊したらいくらになるかで計算した宿泊費を引いて実質の航空券代を出してます。
このほかに、空港アクセス代とかはもちろん別途かかります。
だいぶ長くなってきたので、別途回数修行のおすすめ路線とかは記事で紹介しようかな。