こんな感じ。
メコン川といえば中国のほうから6か国を流れて海に出る大河。地理で習ったかな?デルタ(三角州)が非常に有名。日本の比じゃなくて、東京都まるごと三角州みたいなスケール。
今回行ったのはそのデルタの一部分。
そのメコン川の流れているミトーという街は、ホーチミンから南へ約70kmくらい。日本で言えば東京から小田原あたりらへんの距離感?
車で2時間近くかかる。もちろん鉄道はない。
なので、普通の観光客はまず間違いなくツアーに申し込む。しかし、我々は自由に行きたい!節約したい!!!との思いから自力でたどり着くことを選択した。
ちなみにJTBからツアーを申し込むと5700円くらい。安心だけど自由はきかない。
ググったところ、ホーチミンからはバスが出ているらしい。が、バスターミナルが市街地から車で20分以上と遠いし、時間も分からない。
ので、東南アジア版のUberである、Grabで車を呼ぶことにした。というのも、呼ぶ前に実際に値段がわかるので、調べてみたところ、ホテルから川の船着き場までドアツードアで796K VND
ちなみにベトナムドンは下三桁を無視して値段を書くことが多いので、ほんとは796000ドン
これは、日本円で3700円くらい。3人で割れば一人1000円ちょい。全然アリ。車で2時間の距離をこの値段だからね。
で、運転手さんには申し訳ないけど遠くの街まで行ってもらいましょう。
ちなみに、高速道路にはパーキングエリアもあって、これはそこらへんを走ってる時の写真。寄ってないけど。
ホーチミン市街はとにかくバイクが多いし信号無視だらけだしクレイジー。それもまた新鮮。
郊外に出れば高速の路肩から追い越すやつとかもいてまたクレイジー。これもベトナム文化?
そして、2時間かけてミトーの船着き場へ到着。
船着き場で親切なおばちゃんに案内されてクルーズ申し込みへ。コースによって値段が違い、1つの島に行くか2つの島に行くか3つの島に行くかで変わる。3つの島で3人合計1500K VND つまり7100円 ひとりあたり大体2300円台。
しかも、他のツアーだと3つ全部は回らないし、他のツアー客と一緒に回ることになるが、今回は我々3人で船を貸切り、かっこいい青年のガイドによる案内付きで、すべての島を回るフルコース!!!!! 決して高くないおねだん。
貸切だよ貸切!!!
この船を一つ貸切り、まずは一つ目の島へ。
ハチミツをとる用のよく見るあの四角い蜂の巣を実際に持つ体験。ミツバチがぶんぶん飛んでて少し怖いけど、たーのしー!(ジャパリパーク風)
写真は顔写ってるから割愛するけど見たかったら個人的に言ってね。
そのあと、すぐその場でとれたハチミツで作ったハニーティーを飲む。めっちゃうまい。お菓子としてバナナチップも出される。これもめちゃうま。おいしいので向こうの商売に乗っかってバナナチップ購入。30K VND 全然安いからオーケー
このベトナムっぽい道を歩いていき、今度はフルーツ!
フルーツを食べる横で現地の人たちが衣装を着てなんか歌っている。で、カンパを要求してくる。観光客向けなのか、韓国語でアリラン歌ったり日本語で幸せなら手を叩こう歌ったりしてて、まぁ頑張ってたので少しだけカンパ。
で、ここではフルーツがメイン。
パイナップル、グレープフルーツ、ドラゴンフルーツ、マンゴーともう一個なんだっけ、忘れた。
真ん中にあるのは、まさかの、塩。パイナップルにつけて食べるとおいしいとガイドの兄ちゃんは言っていたが、おいしくないぞ??? ふつーにしょっぱかった。
その次はお待ちかねのジャングルクルーズ。ガチのジャングルではなくて、このメコン川の中の島の中に流れている小さな川的な場所を行くんだけど、写真を撮るとガチジャングルっぽくなるので、バエるのだ。
6人が限界の小型の船に乗って、川を下る。ノリ的には福岡の柳川の川下りをもっとワイルドにしたような感じ。
親子みたいな二人組が前と後ろでこいでくれました。途中でわれわれも余ってたオールを使って漕ぐ。たのしい。そして、宙船を歌う。(TOKIO)
20分ほどの川下りを終えた後は、最初の貸切船に乗って今度は対岸へ。馬車に乗れるそう。
そして、可愛い小さい雌馬?が牽く馬車が登場。道路交通法だと軽車両ですね(オタク特有の早口)
楽しい楽しいお馬さんとの旅です。これもきっと地元に根付いてるというよりは観光客向けなんだろうけど、それでも日本じゃなかなか体験できないものだし、楽しい。
さっきから楽しいくらいしか語彙力がないな。
しかも、このお馬さんゾーンはツアーでは来れない! お得! フルコース!
で、お馬さんを降りたらまた次のゾーンへ。
ココナッツキャンディー工場で生のココナッツキャンディーを試食! おいしい。がそんなにたくさん食べたくなるほどの味でもない。
キャンディー、また安いので買いました。食べたい人は言ってくれればあげます。
そのあと、クロコダイルフィッシング! そう、ワニワニパニック。
リアルのジャングルのワニだったら面白いだろうけどさすがにここでは池に放たれたワニ。
ワニの池にレバーをぶっ刺した釣竿を下すと
ワニが少しずつ口を開けて飛びついてくる!!!
動画アップロードしたいけどうまくいかなかったのでパス。
ワニが飛びついてきた瞬間釣竿を上げると、何度もチャレンジできる。
最後はワニに本当にレバーを食われると終わり。めっちゃ引っ張る力強かったけど楽しい楽しい体験。
けっこう迫力。
これが終わったら、メコン川の楽しい体験フルコース終わり。
まーたまた貸切の船に乗ってスタート地点へ帰るのでした。
そういえば、ツアーガイドの兄ちゃんが、俺たちが日本人だと知ると
「小澤マリアという日本人を知ってるぞ!」とか言ってきたので、誰や???って我々一同困惑しまして、逆にお前ら知らないのか???ってレベルの表情もしていて、おかしいなぁって
ググると
AV女優でした。
ちなみに日本人の我々は全然知らないけど、東南アジアではマジで有名人らしい。特にフィリピンではめっちゃ有名だそうで。なんで有名になったかとかは調べてくださいな。
ググってみな〜 って思ったけどエロ動画ばっかでてくるから躊躇われるわな。
そんな東南アジアで意外な有名日本人も知れたところでクルーズ終了。
で、ここからはクルーズじゃないけど少しあったハプニングを2つ。
まずひとつめ。
クルーズを終えて、ミトーの街で飯を食おうとした我々3人。カフェを見つけたのでそこへ。ベトナムはコーヒーが有名なだけあって、店内にコーヒーを焙煎する?巨大なマシンがあって、おーーーとか思いながらその店でご飯を食べていたら、
コーヒーマシンから焙煎の煙を逃がすホース?みたいなのに穴が開いて店内中に白い煙が立ち込める。火事じゃないけどヤバイ。煙は上に行くから、二階席の人は店員が誘導しながら口に布をあてて外へ避難。我々外国人3人組のさすがに店内が真っ白になってヤバいので外へ避難。
無事だったけど、頼んだドリンク半分しか飲めませんでした。そのままどうしようもないのでその店は立ち去ったけど、あのあとどうなったんだろう。
てか店の外も白い煙に覆われている。穴が開いたのはこの店のガラスのすぐ内側にある銀色のホースみたいなやつ。
で、なんとかなりましたとさ。
もう一つのハプニング。
ミトーからホーチミンへ帰ろうとしたら、Grabで車が捕まらない! あれはホーチミン市内じゃないと捕まらなかったのか。。。帰れない...
困り果てて、普通のタクシーでホーチミンに帰るかバスで帰るか悩み、バスを選択。タクシーいくら取られるかわからないもん。
バスターミナルの場所はよくわからなかったけど、Google mapでバスターミナルって検索したところっぽい。車で15分だったので、タクシーをそこまで飛ばしていくと、バスターミナルはほんとにそこにあった! タクシーは40K VND 安い。200円くらい。
ホーチミン行きのバスはそこから出ていた!帰れる。
バスターミナルでホーチミン行きを買うと、格安34K VND だいたい170円くらい。2時間近く乗るのによ。安い。
発車時刻は不明だが停まってたバスに案内される。で、乗ったバスがまたクソ狭いマイクロバスなのだ。冷房があっただけマシだけど。程なくして発車。
途中のガソリンスタンドで止まって立ち売りのおばさんが車内に入ってきてなんか食糧を売ったり、
バスには車掌が乗ってて割とスピード出るまでドア閉めなかったり。
途中のガソリンスタンドみたいなところでいきなりエンジン切って何事かと思ったら、床下開けてエンジンオイルみたいなの入れてたり。
そして、めっちゃ揺れる。舗装もタイヤも最悪なんだろう。
行きは通った高速も通らずずっと下道。
けどすべて含めてベトナム体験。さすがに外人がめったに乗らないバス路線だった模様。
これはミトーのバスターミナル
ホーチミン34000Dと書いてある。
車内は見ての通り、狭い。これに2時間近く揺られるのはキツかった。一緒にいたやつは爆睡してたけど。
1時間40分ほど乗ってやっとミエンタイバスターミナルというとこに到着。ケツが痛い。
日本でもよく見るようなエアロバスが停まっているが、これは三菱ふそうから韓国のヒュンダイに技術提供されたモデルで、ヒュンダイのエアロエクスプレスという車種らしい。韓国車の中古がベトナムで走っているけど見た目は日本車って感じのからくり。
これもまたバスターミナルで撮ったやつだけど、長距離バスかな?
これはヒュンダイが観光はじめ世界中で販売してるユニバースという車種。日本でも富士急バスとかさくら観光などなどいろんな会社が持っているので見たことあるのでは?
ちなみにこの写真だとわかりにくいが、車内は二段ベッドのようになっていて、上と下に座席がありほぼフルリクライニングできて、横3列の豪華仕様。日本じゃ絶対道交法的に無理な車内構造。
すげーー乗りてーーーとか思いながらバスターミナルを立ち去る。
ちなみにバスターミナル前ではかごをもって乞食をする子供とかもいた。ベトナムだなぁ。
そこからまた市街地までは車で20分ほど。Grabを呼んでここは解決。
だいぶクルーズの話からそれてしまったのでここでおわり。
なんと文字数4500を超えている! レポートとか論文もこんくらいの勢いで書ければいいのになー