韓国へ一人旅に行ってきました!!!
ところでこのブログ、常体で書くより敬体で書く方がやりやすいのでこれからはデスマス調で書きます。
韓国行った帰りは、アホなので素直に東京に帰らず、福岡へ。そのときの搭乗記というよりは、飛行機に乗る前後のアクセスとかを中心に問題点を指摘する社会派記事です。
ちなみに、韓国は最近4回行きましたが、関東在住なのに帰りの飛行機が、
釜山→大阪(peach)
仁川→名古屋(jeju air)
釜山→大阪(air busan)
仁川→福岡(tway)
となっていて、韓国から素直に帰りたくない感じが浮き出てますw しかも毎回違うLCC
今回の飛行記録
さて、3/22の18:30に仁川を出る福岡行きを予約したのですが、オタクは朝から空港にいたいので、ソウル駅を9:30に出るAREXの直通列車に乗ります。
ソウル駅は、インタウンチェックインができるので当然活用。なんと、ソウルのインタウンチェックインは、Asiana、Koreanの二大キャリアに加えて、tway、jeju、easterの韓国系LCCでも可能。今回はそれも見越してtwayを選択。
ソウル駅では、チェックインの際にAREXの直通列車の座席指定きっぷを予め購入して提示することでチェックインが可能です。
まずここで問題がいくつか。
①AREXは40分ごと。少ない。時間が合わないとチェックインが不便。
②チェックインにどれくらい時間がかかるかわからないのに、先に電車の時間を指定する必要がある。→乗り遅れる可能性。
①に関しては事前に時間調べて、9:30と分かってたので、9時過ぎに着くようにして、②はまぁ並ばないやろっていう観測のもとで9時過ぎという時間を割り出しました。
で、AREXはtwayを使うと9500₩が8000₩にディスカウントされます。が、チェックイン前に買わなきゃいけないからどうするんよーって思ったけど、メールでtwayの予約を見せたらOKでした。
ちなみに、チケットはicカード型で、8000₩の中には500₩のデポジットが含まれていて、空港に着いてから機械にチケットを入れると変換される仕組み。つまり、ソウル駅から空港のまでは7500₩、700円台という事なのです。各駅停車に乗ればもちろんもっと安いけど、インタウンチェックインの恩恵に預かるためにはしゃーない。それでも日本よりだいぶ空港アクセス料金にしては良心的なのでいいでしょう。
アシアナと大韓のカウンターは沢山あるが、LCC3社は1つずつだけ。けどあるだけ有難い。運営はスイスポートっぽかったので、どの航空会社でも同じ人達が対応してくれます。
で、並ぶと運悪く前の日本人老人夫婦がノロかったんですわ。荷物めっちゃ預けようとする割に梱包してない。その場でガムテープでバラバラの荷物まとめ出したりしてクソ。なんか日本のいろんな窓口とかでもいますよね、、、準備せずにめっちゃ時間かける老人。ほんとやめとほしい。こっちは9:30の電車が迫ってるの💢
時間に余裕をもてと言われるかもしれませんが、まさかカウンターで1組で10分かける害人がいるとは思わないのですわ。
で、9:17くらいにやっと順番が回ってきて、2分ほどで手続きを終えました。カウンターの人はみんな日本語堪能なようで、スムーズ。座席の希望も聞いてくれます。LCCなのに。しかもチェックインが早いので、割とどの座席でも選べるっぽくてインタウンチェックイン最高なのでした。
9:19に荷物を預け終わるそれで終わりではなく、荷物検査を通過するまで5分ほどでその場で待機するように言われます。引っかかったら再検査なので。実際台湾のインタウンチェックインでは引っかかったので(2月頭の記事参照)
その5分のあいだに簡易出国検査ができます。
ソウル駅のここで出国手続きをすると、空港での出国がスムーズになるのです。仕組みは知りませんが、30秒ほどでパスポートを見せて完了
。スタンプとかは結局空港で押されたからよくわからないけど。
で、9:23にやっと解放され、改札口へ向かいます。めっちゃ地下深いので、エレベーターしかなかったような気が。
ギリギリだとそのエレベーターのタイミングも重要になってくるんですかね?
まぁ、間に合ったので直通列車AREXに乗車です。6両編成固定クロスシート。まぁ45分ならこの程度の設備でちょうど良いでしょう。車内には荷物置き場やトイレ(4号車)や、4ヶ国語案内モニターなどが完備。
こちらはソウル駅の乗り場
このように、日本語でも案内してくれます。
途中は空港までノンストップ。2ヶ所で各駅停車を抜かします。
逆に抜かせる駅が2箇所しかないため、これ以上AREXの増発が難しいのかもしれませんね。どうなんでしょ。
9:30にソウル駅を出て、10:15に第1ターミナルに到着です。ちなみに平昌オリンピックを前にできた第2ターミナル駅まではここから6分さらに乗れば到着です。
第2ターミナルまでは、連絡バスも鉄道も空港外周を経由するので、5kmくらいかな?相当時間がかかるのです。バスはこのあと乗ったけど20分近くかかります。羽田や成田よりもターミナル間アクセスは微妙なところ。
ところでここまで2200文字書いてますがまだまだ空港に着いただけ。さすがにここからは少し飛ばし気味に。
空港に10:15に着いてから18:30の飛行機まで何してたかといえば飛行機の撮影。なので飛ばします。ちなみに寒すぎて風邪ひきました。
それと、空港隣接のパラダイスシティっていうリゾートホテルのカジノ。ここは無料で飯食えるしソウル市内のカジノより空いてるし日本語通じるし、儲かる!!!ので最高のカジノです。
飛ばします。
時は17:15。空港P1で飛行機撮影を終え、離陸まで75分。国際線乗るなら普通は120分前に空港で手続きしろと言われてるので、結構ギリギリを攻めました。これもインタウンチェックインのおかげです。
P1からターミナルまでは歩くと15分ほど。さすがに時間少ないので走ります。5分ほどでそのまま荷物検査へ。
ソウル市内でチェックインを済ませることの特典として、荷物検査は乗員と同じ空いてるレーンを使えます。ただ、自分が行った時は運悪く要領の悪い団体がいたので5分近くかかっちゃったけど。それでも5分です。
さらに、そのあとはイミグレ。出国検査も同じく特別レーンが使えます。LCCなのに!何も航空会社の上級会員でもないのに!
なんと0秒で出国のスタンプをもらい、空港の駐車場から15分かからずに出国が完了しました。日本の国内線と同じくらいのノリで出国。これがソウルのインタウンチェックインのパワーです。当然早めのチェックインで座席も優遇されるので、直通列車に800円課金するのは全然この代金と思えばアリですね。
17:30に出国したものの、ゲートは103番という、ターミナル内の列車に乗って移動しなければいけない島(コンコース)にあるので時間はあまりありません。
しかし、ラウンジに行きたかったのでラウンジへ。
この飯がうまいラウンジに行ったのですが、まさかの入室待ち。
時間がないので退散...
そこから列車の乗り場まで歩いて5分...
列車に乗ってコンコースに着いたら17:45
搭乗開始は18時ちょうどでしかも一番はじっこのところ。
あんまり時間はないけどやはりラウンジへ。
ここでも飯が食えます。
セルフビビンバを作れるので、野菜の摂取!!!
Sky Hubラウンジという、コンコースでは航空会社ラウンジ以外では唯一のラウンジ。ただし、コンコースは、LCCと一部のスカイチームがほとんどなので、人は少なく快適でした。
ちなみにシャワーはあるものの、有料のようでした。
18時搭乗開始なので、ささっと10分でビビンバと飲み物を摂取して、搭乗口へ。歩いて5分。
しかし、搭乗準備中...
delayです。調べてみると、17:50くらいに前の便で着いたばかりだそうで。せっかく急いで来たのに。
しゃーないけど、待つしか、ない。ので、103ゲート付近で暇つぶしを考えます。
現地通貨がそういえば余ってたので、お店へ。
103ゲート付近にはこちらのプレッツェルの有名なお店。3000₩でひとつ食べる。美味しい美味しい!
そんなこんなで時間を潰してると、18:20頃にやっと搭乗開始になりました。今回は前方座席だったので最後の方で搭乗します。
ところで、韓国系LCCは、日本のフルサービス国内線と同じくらいのサービスがあります。それでいて日系LCCと値段は変わらないかむしろ安いくらいです。
具体的には、機内でのワンドリンクサービス、預入れ荷物無料(15キロまで)など。
そして、重要なのが、足元の広さがめっちゃあるのです。この数日後にJALの国内線に乗りましたが、それと同じくらい。
これは、twayだけでなく、air busanもそうでした。もっともair busanはアシアナ航空で使ってた座席のまま運航してるから当然ですが。
なにはともあれ、超快適です。
しかも韓国系のLCCは最近は日本の各地の空港からグアム便を飛ばしてるので、韓国行かなくても、グアムに格安で行く時にも使えるのです。その場合は預け荷物制限も緩くなるし。たしか。そんな至れり尽くせりのLCCは日系各社よりも正直サービス面では優れてます。
あとは、CAが皆日本語が堪能なのもすごいです。
乗ったのはこちらの737-800
737maxは最近落ちてるけどこちらは安心安全の旧型モデルです。
飛行機は18:50過ぎに仁川空港34Lから北側へ離陸します。
ちなみに、成田空港とかは離陸待ちで平気で30分くらい待たされますが、仁川は滑走路が3つあって、時間帯によって離陸着陸の需要に合わせて使い分けてるのでほとんど離陸待ちはありません。この辺も快適です。
離陸後右旋回でソウル上空を通過し、20分ほどで機長アナウンスがありました。大邱の近くを飛んでいるよう。
飛行機は玄界灘へ出て、離陸後50分もしないうちに降下を開始します。やはり、東京から行くよりソウルから行く方が全然近いのが福岡空港。驚きの速さです。
日本一忙しい空港と言われてるとおり、あの発着数で滑走路は1本なので、着陸の順番待ちのために少し上空待機。とはいってもくるっと一周回っただけですぐに最終の着陸体制へ。
北側から行き、海ノ中道が左手に見えてきたらもうすぐです。箱崎の九大の上空を飛んだら1分少々で着陸しました。
離陸は遅れたけど、着陸は定刻の20:05。もともと余裕をもったダイヤになってるんでしょう。
この時間の福岡空港国際線はとにかく韓国勢が圧倒的で、アシアナ、コリアンのソウル便や、同じtwayの大邱便などもありました。
あとは、バニラエアが福岡空港から国際線を出してるのを知らなかったのですが、マニラ便があったようです。
福岡空港国際線、近距離だけのようですが昔はアムステルダムやヘルシンキにも飛んでたり、今でもデルタがホノルルまで飛んでたりと、意外に重要な空港なのです。
さて、20:08に一番端のゲートから降り、入国審査へ向かいますが、日本人はここ福岡空港でも顔認証ゲートがあるので1分も待たずに通過し、20:13頃には入国。あとは、荷物受け取りですが、なんと20:14には回り始めてました。
着陸から10分しないのは過去最速では?
と思いましたが自分の荷物自体は20:23くらいまで出てきませんでした。それでも早い方ですが。着陸から20分もかかってないので。
ターンテーブルは4つ。規模に合った数です。
で、ここからが大問題の、福岡空港アクセス。
福岡空港は、日本一市街地からのアクセスがいい空港と言われてまして、実際博多駅から地下鉄で2駅5分ほどです。
が、これは国内線の話。
国際線に乗るためにはそこから10分ほどの連絡バスに乗って行くか、そもそも博多駅から少ないバスに乗って行かなければなりません。
国際線に着いた時、博多からJRに乗る予定だったので、博多行きのバスに乗ることにしました。20:25に空港で解放されたので、次のバスは20:40
ちなみに、時刻表的には20:15 20:40 21:00の順で、とにかく本数が少ないのです。だって10分ごとに200人くらい乗った飛行機が降りてきて、みんなクソでかい荷物を持っている。しかも、博多、天神の繁華街に行く人は多いので大抵はバスに乗るのです。
にもかかわらず1時間に3本の普通の路線バス車両じゃ当然収まりません。15分前に並んでも50番目くらい。しかもみんな荷物がでかいからどこまで乗れるか想像もつかないのです。
結果的には20:40のバスの最後の一人として無理やり乗りました。のでまぁいいんですけど、後ろに40人くらい積み残してましたよ。やばい。
バスは至って普通の路線バス。
なら、国内線ターミナル行きの連絡バス乗ればいいじゃん?と思うかもしれませんが、なんと列の長さは博多行きの2倍ほど。きついきつい。
ということで、福岡空港国際線ターミナルのアクセスは非常に難ありです。
改善策を考えましょう。
①バスの本数を増やす
→西鉄バスの運転手が足りてないニュースもあった中で、難しそうです。
②バスのサイズを大きくする
→博多から天神あたりで走ってる連節バスをこっちでも使えれば、大荷物にも対応出来て良さそうですが。道が対応できるかは知らん。
③各地から空港を経由する高速バスに乗車可能にする
→熊本とか長崎とか色々なところから、空港で人を下ろしてから天神、博多へ向かう高速バスが多いのですが、その空いてる座席に乗れるようにしたらだいぶ楽になるのでは? これは名案。少し所要時間が増えるくらいの問題はあるけどいいのではないでしょうか?
④地下鉄を国際線まで延伸する
→難しい
とにかく、空港で積み残してるのはもちろん、途中のバス停から博多行きたい人とかも全部断ってたんで、とりあえずなんらかの改善が必要なのがこの福岡空港国際線アクセスなのでした。
バス自体は15分ほどで博多駅に着きます。
ICカードが使えるけど、海外から来た人は現金だけかもしれないし、ちょうどの小銭もなさそうな中、全部降車時精算なので、降りるのもだいぶ時間がかかると思われます。最初に降りたからわからないけど。このへんも、ICカード以外は空港でバスのチケット買うのを義務とかにしたらだいぶスムーズになると思うんですよね。
博多駅は、筑紫口にとまったあとに、バスセンターへ行き、そのあと天神へ向かうようです。
直通便のバスもあって、それは直接博多バスセンターへ入るようです。
正直JR使う人間だったので筑紫口でも充分でした。なのでちょうど良い。
降りてからは本数の少ないJRの門司港行き普通列車に乗ってその日の目的地へ向かいました。
だいぶ長く6000文字を超えてきたこの辺で、締めましょう。
ソウルのアクセスの素晴らしさと、福岡のアクセスの課題を述べさせていただいた今回の記事でした。