アメリカのニューヨークJFK空港から羽田まで直行JALで帰ります。
3番スポットにいる手前のやつが乗った12:50発羽田行きJA742J
奥の2番スポットにいるのは11:05発成田行き
JALカードnaviの北米往復25000マイルキャンペーンのおかげでJALの北米便に乗れたわけで大感謝です。世界イチエコノミークラスが快適なJALにたった片道12500マイルで乗れるわけです。しかも成田じゃなくて羽田便。
だいたい海外帰りは圧倒的に羽田の方が便利な神奈川県民なので、この特典航空券発券するときにも羽田便の空席がある日程を狙っていましたが、意外と成田と変わらないくらい席が残ってました。
ニューヨーク東京間はJALは一日2便飛ばしており、成田行きが11:05発、羽田行きが12:50発と時間が近いです。なので、選べるなら羽田を選びます。飛ぶ時間が最高で、ニューヨークは朝は早すぎない12:50なのでホテルでゆっくりしてから空港に行けるし、羽田着は17:10なので夕方に着いて帰って寝るだけです。
ANAもニューヨーク東京で成田と羽田を飛ばしていますが、午前は成田行き、午後に羽田行きを飛ばしてて羽田には夜遅めの到着のダイヤです。あちらは逆にニューヨークの滞在時間が長いのがウリなようです。2019年秋からANAのニューヨーク線は最新型の機材の専属運用になり、新しいビジネスクラスのTHE ROOMを搭載しています。画像を見る限りファーストクラスと遜色ない優れもの。6機のみなので、ニューヨーク2往復とロンドンだけ導入されています。ちなみにJALはskysuite7。こちらもフルフラットですがあちらには劣ります。
ほかにもニューヨークのニューアークからはユナイテッドが成田便を飛ばしており、東京ニューヨークは一日5往復という充実した路線です。
ニューヨークの観光の写真を。
ワールドトレードセンター跡地。この水の流れてるところにまさにワールドトレードサウスタワーが建っていました...
タイムズスクエア。夜でもめっちゃ明るい。
ブルックリンブリッジ。マンハッタンからブルックリンへ歩いて渡れます。年季が入ってます。
定番の自由の女神は曇ってて微妙な感じ。
USA!!!
さて、当日はニューヨーク地下鉄でジャマイカ駅まで行き、エアトレインJFKに乗り換えて空港に行きました。土曜だったためか地下鉄のFラインがMラインの線路に迂回していて、Fラインの駅を使う私は仕方がなく10分くらい多く歩いて別の駅から列車に乗ったのでした。そして、途中でMラインに乗り換えジャマイカ駅へ。エアトレインしか空港に行く電車はないのでここで乗り換えです。
これ、なんと7.75ドルもします。たった10分ほど乗るだけなのに。たっか。けどタクシーとかuberはもっと高いので、仕方がありません。
ジャマイカ駅のエアトレイン案内。
で、9:40くらいにjfk空港第一ターミナルに着きました。ターミナルは8くらいまであります。第一ターミナルは12のスポットがあるこじんまりとしたターミナルで、ルフトハンザ、エールフランス、大韓、JALなどが使います。
JALの3便成田行きは11:05なのでこの時間にチェックインする人はほとんどおらず、JALの5便まではまだ3時間あるのでその人もほとんどおらず、JALのカウンターはこの時間めっちゃ空いてます。なので1分でチェックインを完了し、荷物検査へ。
アメリカは出国の手続きがないので荷物検査だけで終了です。15分ほどで通過して、10時過ぎにはもう制限エリアに到着しました。さて、ここからラウンジです。
ガラガラのJALのチェックインカウンター。スタッフも現地委託ではなくJALの方で、担当してくださったのは日本人スタッフさんでした。海外でもしっかり自社スタッフでやってくれるあたりJALすごい。ロンドンの時も現地の方だったけど日本語ペラペラだったし。
ここに並んで検査を受けます。
アメリカの荷物検査の最大の特徴は、靴まで脱がされることです。こんなの他の国ではやられたことないなぁ。どこかやってんのかな?
あと、預け荷物も抜き打ちチェックされます。なので、鍵をかけるならTSAロック対応のものじゃないと無理です。TSAっていうアメリカの空港とかの検査機関が特殊な方法で開けられるような鍵がついたスーツケースが多く、それなら鍵かけてもオッケーです。が、開けられます。
なので、荷物を受け取ったあと中にこんなものが入ってます。勝手に中身開けて確認しましたよーっていうお手紙。
なにはともあれ、出国しました。
まずは一番奥にあるprimeclass loungeへ。なんのラウンジなのかよくわかりませんが、まぁまぁなご飯と飲み物はありました。そして、五人くらいしかいません。ガラガラです。コンセントはだいたい全てにあって素晴らしい設備です。
朝ごはん。
ガラガラです。
ドリンクコーナー。
ここで1時間ほど静養し、11時過ぎにターミナルの入り口の方へ戻り、今度は1番搭乗口のほうにあるAir Franceラウンジへ。
ちなみに第一ターミナルは12スポットだけですが、めっちゃラウンジがあります。エールフランス、アリタリア、ルフトハンザ、大韓、さっきのプライムクラスです。JALの指定ラウンジはルフトハンザらしいです。ワンワールドなのにスターアライアンス。ちなみに第7ターミナルのANAの指定ラウンジは逆にスターアライアンスなのにワンワールドのブリティッシュラウンジ。ターミナルがたくさんあってアライアンスごちゃまぜだとこんなことになります。
エールフランスは、ロンドンパリに一日4便くらい飛ばしていますが、全部午後発なので、午前中だけプライオリティパスで入場可能です。なのでJALにはちょうど良い。逆に、午後になるとコリアンラウンジがプライオリティパスに開放されます。あちらはソウル行きが午前にあるからそこを外しているのでしょう。
二階建て。ガラガラ。
パンが充実
ワインが充実
入り口は閉鎖的。
そんなエールフランスラウンジも、午前なのでガラガラです。二回は開放されてませんでしたが、それでもガラガラ。メシも全然置いてません。けど、フランスだからかパンとワインはめっちゃ充実していました。少しだけお食事をして、12時過ぎまで時間を潰し、搭乗時刻の12:20に搭乗口3番へ。
12:50発で順調に搭乗を開始しており、ファースト→ビジネスとかJGCとか→プレエコ→エコノミーの後ろの順で4番目に搭乗。
さすがにビジネスクラスは埋まってるように見えました。skysuite7いいなぁー。前向きでフルフラット。一度は乗ってみたいですね。
お隣はサウジ。
さて、このJAL5便、JALで一番長時間飛ぶフライトです。この日の飛行時間予定はニューヨークを出る時点で13:34の予想。ロンドン線よりも長いです。
なので機内食も軽食含めて3回出ます。
こんな路線こそビジネスクラスで乗りたいねぇーーーーーー。
今回のフライト情報。13時間半です。
世界にはまだまだ長いフライトというのもあって、ニューヨークからであれば、日本のはるか先シンガポール行きが17時間くらいで飛んでます。あとは、ロサンゼルスからドバイとか、カタールからオークランドとか、ロンドンからパースとかは17時間くらいの長時間フライトとして有名です。
JALのニューヨーク線と言えば、経営破綻する2009年までは成田〜ニューヨーク経由〜サンパウロの便が747-400で運航されていましたね。ブラジルまでJALで行けた時代もあったのかぁ。今は日系の以遠権フライトなんかないですからねぇ。
けど南米行くときがあれば中東経由とかで行ってみたいですね。
さて、時間通りに搭乗し、12:42頃にはドアが閉まりました。ここでお隣席がいないことは確定!
さらに、私の前数列は3人席に一人ずつくらいの搭乗率です。エコノミー全体で50%くらいしか乗ってません。
私は、混雑するのも見越して最後列の2人席の通路側を取っていたのですが、ここまで空いていれば3人席を取っていればと若干後悔。まぁ2人席でも頑張れば横になって寝れます。なので実質ビジネスクラス並みの快適なフライトが約束されました!
もともと最後列なので隣は広いし後ろは倒し放題だし。
そして、JALのエコノミーは足元が世界一広いので、フルリクライニングをして足をまっすぐ伸ばしても前の席に当たりません。すこぶる快適です。
空席気味
乗ったのは最後列56列目。2人席です。
12:50発ですが、その前にはプッシュバックを開始し、13:00頃に離陸!
この日のニューヨークの天候は雨。離陸からしばらくは分厚い雲の中で結構揺れました。さらに、上空も気流が悪いのか結構な揺れの区間が所々であります。
スタート
13:15くらいにベルトサインは消えましたが、むしろこのサインが消えてからの方が揺れてたような。
JALの長距離国際線の基本として、離陸から30分ほどでまずスナックとドリンクが配られます。ここで、スカイタイムキウイとスナックをもらいます。
で、離陸から1時間ほどで機内食が出てきます。今回は最後列だったので14:15くらいに来ました。ガラガラだったので最後列でも選択肢が残されており、チキンカレーかハヤシライスのうちのハヤシライスを選択しました。
海外から日本に戻る便の定番なのか、お蕎麦もあります。おいしい。ここでもドリンクが配られます。2回目です。ここで梅酒を頂いたらしっかり氷が入ってていい感じに作ってくれました。あと、お味噌汁も飲めます。ホットしますねー。
で、食事の途中でハーゲンダッツが配られます。今回はアメリカ積み込み仕様。味はストロベリーでした。
で、お食事の終盤には温かいドリンクが配られます。ここではコーヒー、紅茶、緑茶の3つのみで、コーヒーを選択。
なので、離陸から2時間でドリンクは3回もらえます。さらに、ペットボトルのお水も貰えます。JALすごい。エコノミーでこんなにきめ細やかにくれるなんて。
で、離陸から2時間半ほどのニューヨーク時間15:20に機内の明かりが暗くなりました。
まずはスナックと、オリジナルキウイ。
機内食。上にメインのハヤシライス。
海外バージョンのハーゲンダッツ。
機内食の時点でカナダ上空でした。
そこから1時間ほど仮眠しました。人が少ないとこんな快適に寝れるんですね。全く不快感がありませんし疲れもありません。仮眠前にはしっかり歯磨き。おトイレに歯磨きがエコノミークラスでも置いてくれています。すごい。
歯ブラシとファブリーズ。
で、13時間半もあるフライトなので映画もたくさん見れちゃいます。まずこの仮眠の前までにアナ雪を今更初視聴。良かったですねー。
17時くらいからそこからドラマを見たりニュースを見たりしてニューヨーク時間の18:00になって、ちょいとスナックを嗜みます。
長時間フライトなので、1番後ろに飲み物とお菓子を置いてあり、好きな時に食べられます。
そこから橋本環奈の映画を見たりしてまた暇をつぶし、後ろのスナックコーナーのお茶を飲んでみたのですが、保冷剤と一緒になっててめっちゃ冷やされてます。この辺の心遣いもさすがJALだと言った感じです。
かんなちゃん。
ところでこのフライト、ずーーーっと昼です。アメリカから日本まで太陽と同じ方向に飛び、12:50発17:10着になので窓を開ければずっと明るいのです。消灯中は外を眺める時以外は流石に閉めてますが。
で、カナダからアラスカにかけての大地がマジで人間の足の踏み入れないような真っ白の世界で感動しました。そんなこんなでカナダからアラスカに抜け、アンカレッジ上空を通り過、さらに西へと進むとついにアメリカ大陸の端にやってきます。ここでニューヨーク時間の20:20頃。フライト全体の半分と少しが過ぎました。このまて7時間ちょい飛んできましたがまだまだ残り6時間以上あります。
カナダ上空。真っ白な大地。
アラスカ上空。もっと真っ白。
アラスカから海に抜けるあたり。
ここで、ちょいと電気がついて軽食が配られます。サンドウィッチですが、本当に少しでした。あとは、ドリンクサービスももちろんあります。温かいお茶をいただきました。
ほんとちっちゃいサンドウィッチ。
もうちょいなんとかならないものか。包みもお弁当のような薄いやつ。
で、20:45に電気はまた消えて、お休みタイムですが、またまた映画を見ます。何度も見たボヘミアンラプソディをいいとこ取りで。
その後は映画の間に仮眠を挟みつつ、ぐだぐだと過ごします。その後、ニューヨーク時間で23:45頃になると再び機内の明かりが点灯しました。飛んでいるのは千島列島南側で東京まで残り3時間を切ったところです。ちなみにここまでで既に11時間近くニューヨークからフライトをしています。めっちゃ長い。
ここらへんで、もう東京時間に慣れるためにケータイと腕時計の時間を東京時間に戻して、13:45にしました。10時間の時差です。相変わらず外の世界は明るいです。ずっとお昼。
ほどなくして、到着前の機内食が配られます。東京時間で14:05に機内食が提供されました。ふつーにおいしいです。そういえば、二食目の機内食の前にはおしぼりが普通配られるはずですが今回はありませんでした。なんでだろう。まぁ別にいいけど。
機内食二食目。思ったよりも少なくて空腹は満たされず。個人的にはもうちょい欲しいですね。
その後、ニューヨーク時間で言えば深夜に差し掛かるのでやはりちょいと眠気もあり、また1時間ほど仮眠します。そうこうしてるうちに東京時間15:30にもなると東北沖を飛んでおりまもなく日本列島に上陸というところに差し掛かり、16:00にはシートベルトサインが点灯するなどの放送が入りました。
羽田まで1時間ちょいのところ。
そして、今日は太平洋側からずっと進み、茨城県沖から真西に向かって本州に上陸します。日によっては風の関係からかもっと北を飛んで北海道あたりからずっと陸沿いの日もあるみたいです。上陸したそのあたりでシートベルトサインが点灯します。下には成田に着陸するエアプサンらしい機体が横切るのが見えました。このあたりで高度は5000mを切りました。
茨城県大洗、水戸方面。
雲が多いです。
さて、右手に大洗、ひたちなか、水戸などを眺めるとこんどは南に進路をとり、土浦や手賀沼などを眺められます。しかし、そこから雲で遮られ、次に地上が見えたのは房総半島南側。房総半島の南から一気に北に進路を変え、木更津、海ほたるを見ながら羽田に着陸します。北から来る機材は普通右の滑走路34Rに降りるのですが、この便はリクエストしたのか34Lに降りました。おかげですぐに国際線ターミナルに着きます。16:29に着陸し、16:35にはスポットインしました。
海ほたる
羽田D滑走路
13時間半のJALで1番長いフライトを終えるとそこは東京の羽田なわけです。中国の武漢の肺炎対策でスタッフ全員マスクでした。やばい。アメリカ帰りだから何もしていない。
羽田に武漢便はありませんが、広州とか上海とかはたくさん来ているので油断なりませんね。
今回も優遇された112番スポットに到着したので、2分で入国審査へ。顔認証を1分で通り抜けるとさすがに荷物はまだ回ってません。
16:48くらいから荷物が回り始め、16:55に自分の荷物が出てきました。
乗りたいセンター北行きのリムジンバスは17:05発だったのでまさにベストタイミングです。このあとは17:55なので。税関は1分で通過し、バスのチケットを購入、バス乗り場に行くとちょうどバスが来てました。
うまくいきすぎな乗り継ぎ。
ちなみに他の日はこの飛行機こんな早く着いてないみたいで、まさに運良くこの日だけできた乗り継ぎです。
東急バス。
定刻から17:10羽田着の国際線に乗っていたのに17:05のバスに乗れてしまいました。飛行機の早着からはじまり全てがうまくいきすぎた乗り継ぎです。どこにも無駄がありません。
そして、バスの中では、眠い。それはそのはずニューヨークで言えば深夜3時台なので。
お家に帰りました。以上。