回数修行第二弾です。
第一弾は氷点下15度の北海道で大雪と強風の条件付き運航に悩まされながらもなんとか函館と奥尻と釧路をぐるぐるしてきました。
1日で10回お世話になったJA84RCくん
今回は、うってかわって南国へ。
沖縄那覇を拠点とした修行です。
琉球エアコミューターという沖縄の離島を飛び回っているJALグループの航空会社があり、島を転々と飛ぶので一日何回も飛べるわけです。
具体的には、一つの飛行機で一日最大12回飛んでます。
12回とは行かなくてもほかの運用もそれぞれ、10回、10回、9回とめっちゃ飛んでます。あとは金額との相談です。
5機保有からの4運用ですね。1機は予備。
で、今回は12回飛びたかったのですが、コロナ減便の影響で、12回飛ぶ運用の真ん中2回が運休になり、10回。
それでも1日10回飛行機乗る頭おかしい修行ができるわけです。
で、10回とも同じ機材だから乗り遅れの心配がないのもデカいわけです。
そして、気になるのは値段。
10回で68840円でした。1回あたり6884円。まぁ回数修行の単価としては許容範囲の値段。
では、今回の10区間を発表しましょう。
2. 宮古9:30→多良間9:55
3. 多良間10:25→宮古10:50
4. 宮古11:35→石垣12:10
× 石垣12:35→与那国13:10
×与那国13:40→石垣14:10
5. 石垣14:40→宮古15:10
6. 宮古15:50→多良間16:15
7. 多良間16:45→宮古17:10
8. 宮古17:40→石垣18:10
9. 石垣18:55→宮古19:25
この10回に乗ります。減便がなければ与那国に行けました...
で、分解すると、
宮古~多良間2往復
宮古~石垣2往復
です。
宮古~石垣もスカイメイトで当日予約7250円。ちょっと高い。
で、宮古~石垣は当日予約すると10000円するのがネック。先得とかだと安いけど、そんなに前から計画していなかったので...
ということで特便で事前に予約しておいて9620円でした。この区間が全体の平均金額を押し上げている...
ただ、これで10回飛べば、JGCの基準である50回の1/5を一気に稼げるわけです。
ちなみに、RACのほかの運用だと、奄美とか南大東とか与那国を往復している運用があり、そこがめっちゃ高いのでトータルの金額が上がってしまいます。
沖縄は昨年2/25以来。
その時はコロナが若干ヤバくなってきたけど国内はまだ全然大丈夫でしょーって感じでした。
那覇の往復のJALも大型機で全然満席でした。行きは767のJA8976、帰りは773のJA752J。はっきり覚えてます。
プロ野球キャンプを見ました。名護でオープンして2日目の新球場で日ハムVS横浜
そのあと、宜野湾でベイスターズキャンプ
あの頃に戻りたいなーーー
今年はキャンプ見に行けません...
で、その後那覇に行こうと2回トライしたのですが、いずれも流れました。
1回目は去年の9月。コロナ的にはOKだったのですが、台風襲来。キャンセル料払ってキャンセル...
2回目は今年1月。緊急事態出たし複数人ということでキャンセル...
今回はまぁ緊急事態ではありますが、一人旅かつ離島は空港から出ないかつ、感染対策万全ということで決行です。
その辺で人と暮らしている人より一人暮らし人間の一人旅のほうがよっぽど安全です。
で、台風で中止になった9月に続いて今回も危うかったのです。
前日の那覇への移動は午後便が全部欠航、乗る便も条件付きという...
那覇は2月の観測史上最大の風速だったそうです。
着いた後那覇散歩しましたが、台風と何ら変わらず全身濡れました。
その時の様子はこちら。
そろそろ本題へ。
当日は県庁前に宿泊中。
朝の県庁前駅。沖縄の朝は遅い。まだ暗いです。
10分もかからず対応していただけました。
8:05発なので、発券後保安検査へ。
朝の羽田行きは運休しているのでガラガラです。
保安検査を抜けても、誰もいない那覇空港。
ちなみにANA側には8時の羽田行きがあるのでおそらく混んでます。
プロペラ機は問答無用でバスゲートです。
エスカレーターを下った28番ゲート。
横にしょぼそうなサクララウンジがありますが、しょぼそうなのでパス。JGC取ったら入ろうと思います。
ガラガーーーラ
こちらも普段考えられないほどガラガーーーラ
那覇空港1階のバスゲート
1. RAC801
7:40に事前改札開始です。そのあと優先搭乗が5人いました。島路線でもしっかり上級会員がいますね。強い。
優先搭乗の後に乗りましたが、おんなじバスに乗り込んで飛行機に向かうのであまり意味ありません。
コロナ対策で1台のバスに乗る人数を制限してるみたいで、乗客は40人くらいでしたが、バスは2台出してました。
搭乗して、7:55にはドアクローズです。搭乗率は8割ほど。とは言っても、那覇宮古便はこれ以外全部737の165席の便の中、この便だけ50席しかないのでそりゃ混みますわ。
南へ動き出し、8:06に36Rから離陸しました。早発です!素晴らしい。
ボンバルディアはベルトサイン消えるのが早く、離陸後4分で消灯しました。
特に機内サービスはありません。20分ほど巡航し、8:40にベルトサインが点灯です。
そして、宮古島の西側へ回り込んでから滑走路04に8:53に着陸しました。
那覇宮古で47分ってだいぶかかってます。ジェット機よりは遅いですねさすがに。
バスから見るボンバルディア
階段で乗り込みます。
朝の那覇の空
ちっさい飛行機なので、宮古島空港では止まった位置でそのまま180度回転します。ジェット機だと端まで行って幅が広いところでUターンです。
すぐに到着してドアが開きました。ちなみに停止してからも完全にプロペラが止まるまではベルトサインが消えません。
着いたら徒歩でターミナルへ。
乗り継ぎ客は横のボーディングブリッジみたいなところに入っていき、乗るときのルートを逆走し制限エリアへ行けます。
今回はそのルート。
多良間行きは前日暴風で欠航していたので、乗り継ぎ客も10人ほどいました。
2. RAC891
宮古9:30→多良間9:55
多良間へ飛びます。短距離路線で飛行時間は15分ほど。
前日の欠航の影響で8割は埋まってました。
通路側が指定されていたのですが、なぜか通路挟んだ反対側が丸々空いていたので、CAさんが移動させてくださいました。
9:30発ですが、9:26にはドアが閉まりました。
滑走路を南西のほうへ移動し、04の端でターンし、9:35に北東へ離陸。すぐさま右ターンで西へ向かいます。
右手には下地島が見えます。宮古島とは長い橋でつながっており、一番奥にはでっかい下地島空港があります。
滑走路が3000m級で、大型機も離着陸できる立派な空港ですが、最近まで定期便はなく訓練専用みたいな感じでした。
今はスカイマークとジェットスターが就航しており、宮古島市内からもバスで30分ほどで行けます。
そして、虹がめっちゃきれい!
虹
もういっちょ
虹と、眼下には宮古空港
奥に見える島は下地島
で、離陸から10分ほどで右に多良間島が見えます。サンゴに囲まれたきれいすぎる青い海。
そして、右ターンをして南から多良間空港に9:48に着陸。13分のフライトでした。
3. RAC892
多良間10:25→宮古10:50
すぐさま折り返し。
多良間空港は小さいですが、3階に展望デッキがあります。海がきれいです。
多良間空港展望デッキ
こじんまりとした空港
琉球エアコミューターのカウンター
保安検査をササっと抜けて、待合室へ。
搭乗開始はちょっと遅れてて10:18
なんと、優先搭乗は6人もいました。島の人は回数乗るから上級会員になりやすいんですかね。
10:27にドアが閉まり、10:35に滑走路南側から離陸。たしかRwy36。
右旋回して東へ。
行きよりも遠回りが少ないので12分後の10:47には宮古空港に着陸しました。
2回目の宮古着陸。
ちなみにこの日は計5回宮古に着陸します。
同じように歩いております。
時間があるので今度は乗り継ぎじゃなくていったん外へ。
4. RAC833
宮古11:35→石垣12:10
展望デッキとか行ってみたり空港内を少し探検。
保安検査締め切りの直前11:10くらいに通り抜けます。
搭乗開始は11:20 搭乗率は50%程度です。
割と観光客っぽい客層でした。
宮古空港のカウンターは立派です。
飛行機撮影
歩いて乗り込みます。
ボンバルディアの12列目は足元広々です!が、窓がない。
11:28にはドアが閉まり、また04から離陸。離陸時刻は11:37です。
先ほどの多良間では飛行中ずっとベルトサインが点いてましたが、石垣行きでは一瞬消えます。
ただ、離陸後4分で消えて、そのあとにまたすぐ点きます。
右側にはさっき行ったばっかりの多良間島が見えます。
で、11:50にはもうベルトサインが点きます。
石垣空港の南西側に回り込み、南側から着陸。新石垣空港は誘導路もあるでっかい空港です。
着陸は12:00ジャスト。誘導路を通って駐機場へ。
ここでも、歩いて降ります。
石垣の海はめっちゃきれい。
こんな飛行経路
石垣はほぼ台湾です。
台湾行きてえーーー
歩くルートは長く、一番端の新国際線ターミナル側のスポットから上に上り、荷物受け取り場へ。その手前で乗り継ぎ客用の動線が分かれます。
ちなみに端は国際線と共用スポットになってるっぽく、今歩いたルートはドアをしめ切れば国際線エリアにも変身します。
コロナ前だと香港エクスプレスとかが来てました。
で、コロナで与那国行きの昼便が運休していない場合の12フライトコースだったら、ここから与那国に飛びましたが、運休なので空港でお休み。
ちょうどお昼ごはんタイム。
昼メシ食っても次のフライトの14:40までだいぶ暇なので、空港の周りを散歩して飛行機の撮影。
だいぶ暑いのでぜんぜん半袖で行けます。2月だけど。
石垣空港はでかいし、お食事ができます。
石垣空港の道。のどかですねーーー
空港の外側で撮影!
カラ岳とANA
スポットに入るANA
5. RAC834
石垣14:40→宮古15:10
宮古に戻ります。
ここから乗務員が変わり、最後の便まで6フライト連続で同じ乗務員です。
14:22に搭乗開始で、14:33にはドアが閉まりました。
その後は爆睡したのであんま記憶がなく、15:02に宮古空港に着陸しました。
新石垣空港は綺麗!
石垣の海を見ながら離陸
宮古空港着陸直前
次の多良間行きは15:50
若干時間があるのでまた乗り継ぎルートではなく、保安検査場外へ出ます。
展望デッキで撮影。
この時間はANAが2機も並びます。
一個は15:40の那覇行き、もう一個は15:50の羽田行きです。
撮影してから、保安検査を抜けます。
那覇と羽田と多良間が同時出発のアツい時間帯なので、もし満席だったら保安検査がとんでもないことになりそうです。が、この日は余裕でした。
ANAが2機も!
15時台後半の出発ラッシュ
6. RAC897
宮古15:50→多良間16:15
本日二回目の多良間へ。
宮古空港は搭乗口は2つしかない一方、この時間はANAの那覇、羽田、そしてこちらの多良間と3便出ます。
B搭乗口は那覇行き、A搭乗口はANAの羽田とRACの多良間行きが共用という形でした。
搭乗口を抜けてから飛行機への動線は違いますが、間違えないようにロープで境界を区切ってました。
乗った後、滑走路04から15:49に離陸。
一回目の多良間行きより若干遠回りです。というのも雲多めだったので雲をよけながらのルートになったっぽいです。
真っ青な多良間の海
ちょっと遠回り
今回は多良間まで15分。さっきは13分。
16:04に着陸しました。
7. RAC898
多良間16:45→宮古17:10
折り返します。搭乗率は半分以下。別の日だとこの便はコロナで欠航になったりもしています。この日は運航でしたが。
16:30に搭乗を開始し、優先搭乗が6人も。さすが離島。
16:37にドアが閉まり、南側から離陸。
16:56に宮古に帰ってきました。
4回目の宮古着陸。
夕方の多良間空港
ガラガーーーラ
宮古の海も、きれい。
次は17:40の石垣行きですが、若干早く着いたので乗り継ぎせずに外へ。
8. RAC837
宮古17:40→石垣18:10
ひこうきの写真を撮ってから、保安検査を抜けて待機。
夕暮れ
17:22に改札開始し、17:31にはドアが閉まります。
17:39にまたまた04から離陸し、多良間の南を越えて石垣へ。
今回は17:42にはベルトサインが消えたものの、17:46に再びすぐ点灯。
フライトの半分以上は着陸態勢でした。
18:01に石垣空港に南側から着陸。
次のフライトまで時刻表上は45分ですが、早めに着いたおかげでメシが食えそうです!
というのも、那覇に戻ってからじゃ飲食店が時短営業で夕食難民と化すので。
18:05くらに空港に開放され、保安検査締め切りの18:35までに飯を食べます。
一瞬でソーキそばが出てきました。
クソ旨い。
内際共用ゲート
ソーキそば!おいしかった。
夕暮れの石垣空港展望台
時間的に余裕で完食。保安検査へ。
9. RAC838
石垣18:55→宮古19:25
18:38に改札開始です。事前改札、優先搭乗ゼロ。
定刻より早くドアが閉まり、南から離陸。
4分くらいだけベルトサインが消えてまたすぐ点灯。
宮古に本日5回目の着陸は19:18。
ここまですべて定刻より早い優秀な運航です。
またまた時間に余裕があるので、乗り継ぎ通路ではなく、外へ。
お隣にはジンベイジェット羽田行き
5回もやってきた宮古空港もこれで最後です。
ちなみにちなみに、ここから20:00の那覇行きに乗りついで帰るのですが、19:50に羽田行きのJTAがあるので、このルートで修行する場合当日中に東京に帰るのも可能なのです!
19:35くらいに保安検査を抜けます。羽田行きまで15分、那覇行きまで25分のタイミングなので、念のためJALの人が羽田行きじゃないかの確認をされます。
10. RAC804
またまた定刻です。
お隣からは一足先に羽田行きが出発。ジンベイジェットでした。
19:42に搭乗開始し、20:00に離陸でした。
ついに最後の那覇行き
相変わらずガラガラ
20:04にベルトサインが消灯し、20:19に再点灯しました。
ちなみに宮古那覇はこの修行の中では長いほうですが、特にサービスはありません。
そして、ガラガラです。
ただ、CAさんもこれで6回目なので、お疲れ様でーす的な会話をしたりしてました。
ベルトサイン点灯から20分ほどで着陸とのことで、真っ暗な闇を進み、那覇空港36Rのアプローチへ。
右手に糸満とか豊見城とかの明かりが見え、最後に左手に瀬長島が見えたら那覇空港です。
20:38に着陸しました。
那覇空港はでかい空港なので徒歩では降りられません。
バスを横付けしてそれで降ります。
ありがたいことに、降り際にシールとかもらっちゃいました。
今日お世話になった機内
Cargo Combiなので、ここの後ろに貨物室があります。
バスは荷物受け取り場所のそばまで連れてってくれるので意外に楽です。
20:45くらいには那覇空港に解放されました。
これで一日10フライト達成!
ただ、翌日も若干修行したのでオマケ編へ。
オマケ編。
11. RAC879
久米島タッチです。
例によって那覇空港でバス搭乗。
搭乗人数はまぁまぁいて、コロナ対策で2台に分かれての乗車でした。
といっても全部で40人ほど。
コロナがなきゃ昼間には165人乗りの737も入る久米島便ですが、今は50人乗りのボンバルディアのみ。
15:39にはドアが閉まり、那覇空港36Rから15:48に離陸。すぐに西へ。
飛行時間は20分ちょいで16:12に久米島に到着しました。
雨の那覇空港を離陸
久米島空港も海のそば!
超立派な久米島空港
折り返しは16:45なので余裕があります。時刻表だと25分なので割とギリギリです。
久米島手前は滑走路が海に出っ張っていてめっちゃ景色がいいです。
久米島空港も歩いて降りるんですが、建物がめっちゃでかい。飛行機側は地下1階らしく、2階に見える部分が1階で搭乗待合室。そのうえにも2階と3階があるので建物がめっちゃでかいです。
737も来るのでボーディングブリッジもあります。
特に夏には羽田からの直行便も。
ただ、折り返しは給油の関係で羽田行きではありません。
12. RAC880
保安検査を抜け、待機。
さすがに737が来る空港なので待合室もでかいです。が、まあまあ人がいます。8割くらいの搭乗率かな?
16:26に事前改札、そのあと16:29に優先搭乗が5名いました。
歩いて飛行機に乗り、16:39にドアクローズ。
CAさんの記憶力は半端なくて、ただ折り返してるだけなのにお帰りなさいって言ってくれるんですね。
前日はお帰りなさいませのオンパレードでしたが。
南側へ回り16:48に離陸。
滑走路の横から手を振ってた二人組が印象的でした。
那覇へはジャスト20分ほどの飛行時間で、36Rに17:08に着陸。
久米島空港の立派なカウンター
真正面からパシャリ
瀬長島!!!
こんな飛行ルート
バスに乗り換えます。
ここからバスに乗ってターミナルへ。
ここでもコロナ対策で2台に分かれての乗車です。
この日は、このあと空港食堂行って、また保安検査を抜けて、サクララウンジ行って、羽田行きに乗って帰りましたとさ。
羽田行きの話はまた別の記事にしようと思います。