JAL修行第三弾の記事です。
この日のフライトプランは、
羽田→鹿児島
鹿児島→奄美
奄美→喜界島
喜界島→奄美
奄美→喜界島
喜界島→奄美
の6フライトです。
ちなみに、金を考えなければ、
羽田→鹿児島
鹿児島→奄美
奄美→喜界島
喜界島→奄美 (ここまで一緒)
奄美→与論
与論→奄美
奄美→喜界島 (これと次の2つも一緒)
喜界島→奄美
奄美→鹿児島
鹿児島→羽田
の10フライトを羽田から日帰りでできます。
ただ、喜界島タッチ以外はまぁまぁかかるので単価を追い求めるならナシですね。
今回の時間と金額を見てみましょう。
羽田7:55→鹿児島9:50 767-300ER ツアー
鹿児島10:10→奄美11:10 E170 ツアー
奄美11:30→喜界島11:50 ATR42-600 ツアー
喜界島12:20→奄美12:40 ATR42-600 スカイメイト
奄美16:00→喜界島16:20 ATR42-600 スカイメイト
喜界島16:50→奄美17:10 ATR42-600 スカイメイト
金額ですが、東京から喜界島まではJALダイナミックパッケージのツアー運賃。
東京~喜界島往復と奄美大島2泊をセットで36000円くらいでした。普通に申し込んだら72000円なのですが、今はなんと喜界島空港発着50%オフというキャンペーンをやってたので、36000円です。ここからホテル二泊分相当の9000円を引けば、飛行機は喜界島まで実質片道13500円。一フライトあたり4500円で予約できるというあり得ないほどお得なキャンペーンです。
回数修行では一フライトあたり7000円くらいに抑えれば安いほうですから、4500円は破格です。
そして、奄美~喜界島の往復はスカイメイトで当日予約をします。なんと5300円です。
これも単価としてはクソ安い。それもそのはず、奄美~喜界島はフライト時間8分です。陸続きなら車でも30分くらいの距離感です。めっちゃ近いフライト!
ということで、この日は6フライト乗って実質29400円。すごい。
本題に入っちゃいましょう。
当日は土曜日。
月曜を有給にしたら四連休が錬成できる週末。
朝の羽田は混んでました。
家から大江戸線で大門に行って、エアポート快特に乗り換えて行こうとしてたのですが、大江戸線でまさかの乗り過ごし。エアポート快特に乗れないと後続の京急だと時間が厳しかったので、浜松町からモノレールに課金。
何百円か高くなりますが、仕方がない。乗り過ごしたやつが悪い。
モノレール
ということで、7:10くらいに羽田に到着。
飛行機は7:55なので、ちょっと余裕があるくらいです。この間に喜界島→奄美のスカイメイトを予約しようと考えてたのですが、なんと7時台の羽田は大混雑。発券レーンも荷物レーンもファーストクラスレーンもJGCレーンも保安検査も大混雑。
発券は諦めて保安検査へ。喜界島からのスカイメイトは喜界島でも発券できるので。ただ、あんまり時間がないのでできれば羽田でやりたかったということで。
7:20くらいに保安検査に行ったら、「7:55までの方は優先レーンへ」とのことだったので、ありがたくそちらへ。
間に合うと思ったのですが混んでるとこの時間でもギリギリなのですね。
優先レーンのおかげで7:30前には制限エリアへ。
ここで、乗り継ぎカウンターが空いてることに気付き、喜界島発の券を出してもらえるか聞くと、なんとOKだったのでここでやっていただきました。5分ほど。
乗り継ぎ客がいたら申し訳なかったのですが、こんな早朝に乗り継ぎ客はいなかったので問題なし。
そんなこんなでラウンジに行く時間もなく7:40になってしまったので搭乗ゲートの11番へ。
保安検査が、ひとだかり
こちらのレーンも
11番搭乗口周辺。人だらけ!
1. 羽田7:55→鹿児島9:50
こちらも大混雑です。
7:55の鹿児島行きは767で満席。約250人の客がいるわけです。
お隣の12番はなんと8:00の仙台行き。
新幹線が止まってる影響で1週間限定の羽田仙台便です。まぁまぁな人数はいました。
行ったら優先搭乗が始まってましたが、相当な人数。さすが満席。
7:44に後方座席40番以降のご案内です。
そのあと7:47に20番以降。この日は30列目だったのでこのタイミングで搭乗。
最後に前方座席の人も乗りこんで7:57にドアが閉まりました。
お隣12番はなんと、仙台行き
アマビエジェットです!!!
搭乗します
席からの眺め
ちなみに、この日が2021年31回目のフライト。なんと、JMBクリスタルになったので、改札通過音が上級の方々と同じになりました。そして、通過後の「いつもご利用ありがとうございます。」
実は、このあと鹿児島で20分乗り継ぎなので羽田の出発が遅れたら命とり。鹿児島で乗り継ぎ失敗すると5時間くらい暇になってしまいます。なのでひとつひとつの時間が気になります。
8:00にプッシュバック。
この日の滑走路は16運用。なので幸いにもターミナルから滑走路まではすぐ。
順調に進んでいき、待機時間もなく16Rから8:12に離陸しました。
ほぼ定刻です!
あとはヤバい逆風が吹いてない限り鹿児島には定着という感じです。
満席の767ですが力強い離陸でした。
満席&早く降りたいので通路側を指定しており、外はほぼ見えません。
あ、そういえばこの飛行機はアマビエジェットです。
機体の真下にアマビエが描かれた知る人ぞ知る機材。
ただ、乗るときは見えません。
離陸の4分後にはすぐにベルトサインが消えます。
そのあと機長から放送。着陸予定は定刻より早く9:40で、駐機場には9:45に到着予定だそうです。
これなら10:10に乗り継げそうで良い感じ!
8:30にドリンクサービスが来ました。
安定のコンソメスープです。
スープ
順調に飛行を続け、9:27にベルト着用サインが点きました。ちょうど、海から宮崎県上空に入ったあたり。
ここから、大隅半島の都城から鹿屋のほうへ進み、340度の方向へターンし、左に桜島と鹿児島市街を眺めながら鹿児島空港34に着陸します。
9:41に無事に着陸しました。
駐機場には9:45くらいに着きましたが、満席の30列目なので降りられたのは9:49。まぁ乗り継ぎは余裕です。
ちなみに、鹿児島空港にはスカイマークが3機。ソラシドも2機いました。ソラシドは羽田、中部、那覇とかに就航。スカイマークは羽田、中部、神戸、奄美などに就航。鹿児島はまぁまぁなハブです。
で、JALですが、羽田便は通常8往復あります。しかも大体767
ただ、今はコロナ。この日は2往復でした。朝一と最終便だけです。
こんなに満席になる週末ならもう少し増便してほしいなと思います。
あとは、JACとかJ airのフライトがたくさんあり、鹿児島の島々への玄関口なので、JALグループ便はめっちゃ多いです。そのため、サクララウンジもあります。
ラウンジは羽田に帰る日にお世話になりました。
あと、鹿児島空港のカードラウンジは試飲と称して焼酎が置いてあります。神です。
鹿児島到着
こんな感じのルート
乗ってきたアマビエ
ここでの乗り継ぎはJAL同士なので、10番搭乗口に到着後、9番搭乗口へ。
到着客と出発客の動線が同じなので、特に保安検査を受けなおす必要もなく、隣の搭乗口へ行くだけでした。
2. 鹿児島10:10→奄美11:10
余裕で乗り継げたので、まだ搭乗開始前。
ちょっと気がかりなのが搭乗開始が遅れたこと。
10:10なら9:55には一般搭乗が始まるのですが、9:59にやっと優先搭乗が始まりました。
10:10過ぎにドアクローズ。
今度はこちら
ちっちゃめのジェット機
E170に乗った証拠
気がかりというのは、なんとこの先奄美空港でも20分乗り継ぎなのです。
乗り継ぎ20分を2回連続でやるというのはだいぶトリッキーです。最低乗り継ぎ時間が20分なので余裕ゼロだし、10分遅れればもう乗り継ぎは厳しいです。
ということで搭乗開始が10分くらい遅れたのは結構なことなのです。
ちなみに、機内はほぼ満席。
お隣にも人が来ました。
なるべく早く降りれるように7列目を指定。余裕があるときなら空いてそうな後ろを狙いますが、今日は乗り継ぎがやばい。
で、10:20くらいに滑走路に来たと思ったら、着陸機があるので3分ほど待機。10:23に鹿児島空港34から北へ離陸。左旋回で鹿児島市とか薩摩半島上空を飛び奄美へ向かいます。
機材は初めてのE170。客室乗務員は2人体制で、ドリンクサービスはありません。
機内で配られるのはおしぼりのみ。
10:28にベルトサインが消えたときちょうど鹿児島市街地上空です。左手には桜島。
この時点の放送で、「奄美着陸は11:15の予定です」って言ってて不安。
11:15に着陸したら駐機場に着いて外に出られるのは11:20以降です。となると、11:30の喜界島行きへの乗り継ぎはだいぶやばい。普通に11:20には搭乗を締め切られるので。
ということで一応客室乗務員さんに相談してみたら、「最新の着陸時刻は11:05になりました」
と。
なんや10分も簡単に変わるのか?と思いつつ一安心。奄美空港の地上係員がたぶん待機してるから大丈夫とのこと。
離陸
ターンしながら、鹿児島空港の滑走路が臨めます
島が見える!
その後、副操縦士さんが放送を入れて、20000ftで航行中で、11:10到着予定、奄美の天候は晴れ17℃という情報でした。あったかそう。そして、11:10なのか。
順調に飛行し、10:53にはベルトサインが点き、奄美へ向けて降下。そのまま北側から滑走路へアプローチし、11:04には着陸しました。優秀。
これなら間に合います。
駐機場に着いてからボーディングブリッジで降ります。
降りたところで地上係員がいて、喜界島行きの乗り継ぎ客を誘導。そこで無事に外に出ることなく出発待合室へ行くことができました。
奄美の海が近づいてきた!
お隣にはこの後乗り換える奴が!
ということで、20分乗り継ぎチャレンジ2回連続成功。
3. 奄美11:30→喜界島11:50
喜界島行きの搭乗は11:15にははじまります。今度はプロペラ機なので地上を歩いて飛行機へ。
11:26にはドアが閉まりました。人が少ないと早いですね。
そして、プッシュバックもないのですぐ滑走路へ向かいます。
喜界島行きへ。
お隣の人たちは今乗ってきた鹿児島行きから降りる人たち
こんな張り紙が
下から見るとE170もでっかい!
今から乗るATR
貨物室が一番前にあるのが特徴
11:33に北から南に向けて離陸。
この路線。さっきも言ったようにクソ短い距離なので、1400ftまでしか上がりません。メートルにして400mくらい。それが最高高度です。
そして、離陸して3分後には、「着陸態勢に入りました」みたいな放送が来ます。
ベルトサインは当然消えません。リクライニングもテーブルも出す間もなく着陸態勢です。
そして、離陸から8分後には喜界空港に着陸します。
11:41に喜界空港に北東側から着陸しました。喜界島の湾という地区を超低空で通過するのがスリリングで楽しいです。
そして、ビジュアルアプローチで直前まで滑走路が真横に見えるのですが、そこから旋回で正対して着陸するのもまた楽しいです。
喜界空港は滑走路が1300mほど。一番端まで行ってくるりと回転してからターミナルへ。
良い海の色
一瞬です
そして、ターミナルビルがちっさい。これまで見てきた空港でいちばんちっさいです。
ローカル線の田舎のちょっとした有人駅くらいです。
一階建てのちょっとした建物。
手荷物受取は台みたいになったところで直接渡し。ターンテーブルなんかあるわけありません。
制限エリアの出口は案内表示のみ。
左には売店、右にはチェックインカウンターですぐに保安検査。
超コンパクトなんです。
この建物が空港ターミナルビル!
田舎の駅みたい
ここが制限エリア
空港のビルの横は広場みたいになってて飛行機が間近
右は制限エリア、ここはカウンター
沖縄とか鹿児島の島の空港では到着口で検温をやってますが、喜界島空港の出口は厳重で、一人ずつ立ち止まって確認されてました。
ただ、そこの検温計がめっちゃ高めに出るやつで、37.5超えてる人が何人も。なので別の機械も使って計って結局通してるという。
意味あるのかよー分からん。
あと、こんなちっさい空港で万が一熱が出てる人が来た場合どうするんだろ。
島に入れないわけにもいかないし。空港の制限エリアに取り残されるのもね。折り返し飛行機にも乗せられないだろうし。
そんな喜界島空港ではタッチで折り返します。
チェックインは3区間までだったので、ここでカウンターへ寄ってチェックイン。
4. 喜界島12:20→奄美12:40
小さな保安検査場を12時前に通り抜けます。
待合室は30人位座れる場所ですが、あのターミナルビルからはみ出てる外側に建てられたプレハブです。これがなかった時はどこで待機していたのか甚だ疑問です。
なんと、乗客は10人未満です。おそらく8人。
待合室にいる人数数えればわかります。
12:05くらいに搭乗開始で、優先搭乗が1名いました。
ちなみにJALの例の改札機もこの空港にはなく、パソコンの横の機械で一つ一つ読み込んで搭乗です。
プレハブから歩いて飛行機へ。
飛行機は目の前
これが待合室。プレハブ
またまたお見合い席の横。こんどは非常口。
CAさんの記憶力はハンパなくて、覚えられてました。
そしたら大量の飴ちゃんくれましたw
優しい。
8人くらいを乗せて12:16にドアが閉まり、12:22に北東側から離陸!
やっぱり奄美は近く、12:25には最終着陸態勢。12:31に一瞬で奄美空港に着陸しました。
飴ちゃん
着陸前
こんな機内。
で、奄美に12:40くらいに着いたのですが、朝からほぼご飯を食べてなかったので空港でメシ!
の前に、車を借ります。
奄美のホテルとかがある名瀬地区は空港からバスで1時間近く。1000円ちょいします。
ただ、車2日借りても5000円とかだったので、空港と市内2往復する予定だったらほぼ変わらなかったので車をチョイス。
バスは30~1時間ごとに走ってます。
で、奄美のバスはまた面白い!
空港で待機してた運転手の人とちょっと会話したのですが、めっちゃ訛り。はいいとして、古いバスに関する面白い話を聞けました。
全国のいろんなところから中古の車両が来てます。
しかも結構色そのままで。
こんなバス。相鉄バスのままの色。
車を借りる。
それはいいとして、空港から3分歩いて車を借ります。
で、すぐ空港へ戻ります。
駐車場無料なので。
で、奄美空港のレストランと言えば、あのジョイフルです。
ほぼ唯一。
空港の保安検査場の真横にあり、出発ロビーの様子も見られる面白い配置です。
ただ、街中のジョイフルよりは値段が高いのと、ジョイカフェ(ドリンクバー)はありませんでした。
奄美空港ラウンジことジョイフル
ジョイフル食ってからが問題です。
今は13時過ぎですが、次の喜界島は16時。3時間あります。
飛行機自体はさっき喜界島から奄美に来たやつが、与論を往復して奄美に戻って、16時の喜界島行きになるので、与論に行ってもいいのですが、高いです。
なので、2時間ほどドライブ。
名瀬とかの島の南のほうはあとから行けるので、奄美大島の北端の笠利のほうまで行ってきました~
ビーチがきれい。海が透明。
奄美観光写真をどうぞ。
で、15時くらいに空港に戻りました。
車は駐車場に停めてターミナルへ。
16時の喜界島と折り返し便をカウンターでスカイメイトで購入します。
余裕で買えました。
で、保安検査を抜けます。
そういえば撮ってた、奄美地味に来てる航空会社たち
5. 奄美16:00→喜界島16:20
喜界島便はやっぱりすぐ搭乗が終わるので、15:56にはドアが閉まり、16:03に離陸しました。
ちなみに乗務員は与論行きになる前に交代しています。
例によって8分で16:11には着陸しました。
またまた喜界島のちっさいターミナルで検温をしてから外へ。
さっきと同じ機体
今度は後ろの席
ボーディングブリッジを付けます
またまたこのビルへ
折り返し。
6. 喜界島16:50→奄美17:10
保安検査を抜け、待機。
16:37に搭乗開始しました。今回は優先搭乗2人。
ドアは定刻前に閉まり、16:50に離陸しました。
例によってまたまた8分ですぐに奄美大島に着陸。
この日のフライトはここまで。
病院の待合室かと思いきや、出発ロビー
海が青い!
早い。そして風を無視したアプローチ
お隣にはハイビスカスカラー
この飛行機自体はそのまま17:40の鹿児島行きになります。
私はというと車を回収して、名瀬までひたすらドライブ。距離的には30kmくらいあります。
空港から15km行くとファミマがあります。この島にチェーンのコンビニは逆にファミマ以外ないです。あとは島のローカルコンビニ。
車で帰ります。
実は、奄美を縦貫する国道は58号。
沖縄と同じなんですねー
沖縄から鹿児島まで島伝いに行くのが国道58号です。
ホテルへ。
奄美の中心地にもジョイフル。そして地元のコンビニ。
西日がめっちゃまぶしかったですが、無事に名瀬に18時くらいに着き、ホテルでゆっくりしましたとさ。