地方球場遠征記第三弾です。
新潟のプロ野球を開催する球場っていったらたぶんここくらいなので、新潟開催って書いてあったらここです。
これまで書いてきた富山球場と浜松球場は古めの球場ですが、今回は2009年にできた真新しい球場です。
新しい球場なだけあって、
両翼100m センター122m
収容30000人
というプロ野球規格です。
スポーツ公園の中にあって、道路挟んだ反対側にはビックスワン。アルビレックスのホームです。
あちらはエコスタより早く、2001年に開場し、2002年の日韓ワールドカップにも使用されたスタジアム。ということでワールドカップ規格の42000人収容。
もしサッカーと野球満員で試合終了が被ったら7万人の人が一気に移動することになります。えぐい。
後で書きますが、電車がないので、アクセスが大変なのです。サッカーも野球もでかいスタジアムがあるのに。
で、ハードオフエコスタジアム新潟ですが、プロ野球はというと、毎年横浜DeNAが主催試合をやっています!!!
親会社のDeNAの南場社長が新潟出身なのが大きいと思いますが、DeNAになる前の2009年の開場当時からやってるみたいです。
で!
横浜が地方球場で主催試合をやる回数は年々減っていき、今では新潟くらいなのです...
地方球場好き横浜ファンとしては、もっとやってほしいのですが...
ちょっと前までは、相模原とか、平塚とか、甲府とか、神奈川近郊でも主催試合をやってましたね。
昔は、大分と北九州で横浜主催のホークス2連戦とかいう狂った地方開催もありました。懐かしい。
ということで、横浜ファンがホーム開催の地方球場試合を見るとなると必然的に新潟に行くしかないのです!
ただ、30000人入る新潟の球場を横浜ファンで埋めるのは、至難の業。
ということでだいたい巨人戦。たまに阪神戦。ってのが2010年から最近まで続いています。
そして、2020年はコロナで地方開催はなし。
そしてそして、2021年。
再び新潟開催です。しかも2連戦。DeNA vs ヤクルト!!!
新潟開催でのヤクルト戦は初。
とはいっても今回は少し特殊な事情です。
オリンピック期間で横浜スタジアムが使えないので、ベイスターズはこの間東京ドームと神宮球場と新潟を使ってホーム試合を開催するのです。
その一環。新潟はハマスタから避難してきた開催って感じなわけです。
で、私が見に行った日の話をそろそろしましょう。
行ったのは2019年5月8日。
横浜DeNA vs 巨人です。
ド平日の水曜日開催でした。が、暇な大学生なので普通に遠征できます。
土日休みで働いててこの試合に遠征に来る横浜ファンは大したもんです。
試合内容は後にして、まずは球場に着くまでのお話。
平日ナイターなので、当日に向かいます。
東京から新潟までは、新幹線。
終焉が近くなってきたMaxときを狙って乗ります。
たしか、Maxとき307号。
東京8:24→新潟10:30くらい?
今の時刻表だとMaxじゃなくなってるので所要時間も微妙に違う?のでわかりませんが、8:24発でした。
なんと、東京から新潟まで通しで16両の2階建てで運転する列車です。
今は越後湯沢以北で16両運転はないみたいですね。
平日の新潟行きで定員1600人の16両編成が埋まるはずもなく、ガラガラでした。
乗ったのは一階席。
たしか、JRのお先にトクだ値スペシャルで50%オフで予約したはずですが、そこで指定できたのが一階だけだった気がします。
ということで新幹線に揺られて新潟へ。
2時間くらいの列車ですが、のろのろと、上野、大宮、高崎、越後湯沢、長岡、燕三条と停まっていきます。
空いていることをいいことに、車内も色々探検。
特徴的な車内
新潟には定刻で到着しました。
新潟に到着すると、この時のダイヤでの大イベント、2本の16両編成のE4系Maxが並ぶという光景が見られました。
そういえばこの時のことも記事にしていましたね。
こちら。
そんなE4系は今年2021年秋に正式引退だそうです。
最後にもう一回乗りに行きたいですね。
8月の新潟開催の野球遠征で。
新潟には10時台に着きましたが、試合はナイター。
ということで新潟市内をレンタサイクルでぶらぶら。
昼食に新潟二郎。
からの午後は新潟空港じゃないと撮れない飛行機を撮りに行きました。
遠東航空のMD-83です。
日本だと、秋田と新潟と福島にしか来てなかったやつで、基本は台湾国内線に入っているやつです。
今は亡きマクドネルダグラス社のボロ飛行機なので、撮る価値アリなわけです。
新潟空港はチャリでは遠いので、カーシェアで。
無事に撮影後、新潟駅前へ車を返し、駅の反対側へ。
新潟駅は、北側の万代口が市街地に面していて、南側は割と何もなさげ側。
ここのバスターミナルから球場行きの臨時バスが出ています。
試合前は新潟交通の路線車が中心。往復500円のきっぷを乗る前に列に並びながら買うシステムです。
列は結構続いてて、100mくらいありました。が、バスもどんどん出てるのですぐ進んだ感じです。
で、エコスタの前のバスターミナルに到着。
野球とサッカーの巨大施設があるので、試合開催に備えてでっかいバスターミナルも作られてるのです。帰りにはここがめっちゃ力を発揮してました。
ひろーーーい公園なので、球場の前もだいぶ広い広場になってます。
で、正面から右側へ進み、ライトスタンドへ。
ライトスタンドのうしろにはひろーーーーい芝生。野球場というより公園ですね。
座席は残念ながら前のほうのフェンスが被るところ。
ただ、平日なのに新潟に結構な横浜ファンと読売ファンが来ててビビりました。
ライトスタンドは7割がた入っていたような感じです。
では、当日の試合結果。
6回まで5-1での4点リードで7回を迎えるわけです。
その前に、試合のスタートから。
先発は菅野と大貫。
ここまでで菅野はもう4勝しています。
一方で横浜先発はルーキー大貫。
ということで厳しい戦いが予想されたんですが、、、
初回いきなり神里のスリーベースから始まり、タイムリーやロペスの2ランで幸先よく3点を先制。
新潟に集いしベイスターズファンは早くも絶頂を迎えます。
菅野から3点先制はヤバいんです。
あとは大貫が抑えてくれ!!!って感じだったんですが、大貫も好投。
6回1失点です。菅野に投げ勝ったんです!!!
一方の菅野は6回5失点です。あのエース菅野が5失点ですよ。横浜強い!!!
そして迎える7回表。
闘魂こめてが新潟に鳴り響きます。
そのあと、ピッチャー三嶋に交代。
嫌な予感が...
この時の三嶋は抑えになる前の非常に安定しない投球が続きがち。
2019年、三嶋と国吉だけは信用してませんでした。
そのうちの三嶋が登板。
そして、打たれる打たれる...
そして、ピッチャー交代。
国吉。
あああああああ
案の定打たれる打たれる。
4点差が3点差になりました。
1点取られたのではなく7点取られて3点差です。
こんなひどい試合見に新潟来たつもりはないぞ。
しかも大貫の好投の勝ちを消す中継ぎ。
許されん。
怒りがとまらないまま試合は9回まで進み、そのまま、負け。
6回5失点の菅野が勝ち投手になるのも腹が立ちますねぇ。
バックスクリーン裏にトイレ行列ができる珍しい球場です
そのまま試合後に球場を出てバスターミナルへ移動します。
帰りの新潟駅までの輸送は本気出してました。
新潟交通の高速車から路線車から、BRT用の連接車まで動員されています。
ただ、駅から球場までまぁまぁな距離があるので、バスターミナルにいたバスは一瞬ですべて捌けてしまい、そのあとは駅からバスが戻ってき次第バスに乗れるというパターンでした。
で、でかいバスターミナルなことを利用して、1~4番くらいまでの乗り場で同時乗車をやってます。乗車列も1~4に分かれてて、好きなところに並んでそこに来たバスに乗るという方式。
これなら大量の観客の乗車列もしっかりさばけます。
よく見ると乗り場ごとに区切られてます
並んでからバスに乗るまで15~20分くらいでした。
乗ったのはたしか普通の路線車。
新潟駅の南口まで15分ほど。駅側にも大量のシャトルバスがいて、人を下ろしまくってます。
一方で、夜の新潟駅南口は新高速系の夜行バスがたくさん。Willerとか。
私は駅の反対の万代口に出て、古町のホテルへ帰ったのでした。