へんな旅行記

乗り物オタクが脳内で思ってることを全部垂れ流すブログです。

広州琶洲港→香港空港 CKSフェリー & 香港→羽田 キャセイパシフィック乗り継ぎ 搭乗記

広州 (琶洲港)→香港空港のCKSフェリーと、
香港空港→羽田空港キャセイパシフィックの乗り継ぎを試してみました。

 

 

珠江デルタ地区からのキャセイの乗り継ぎ

キャセイパシフィックは香港の会社で何回もお世話になっています。

で、このキャセイパシフィックは香港空港からの搭乗だけではなく、いろんなところから搭乗ができます。

 

香港空港の周辺は、広州、深圳、マカオといった大都市が複数存在するGBAエリアと呼ばれています。Greater Bay Areaです。Greater Bay航空の名前はここからきています。

 

広州は、広州白雲空港を拠点に中国南方航空がハブとしています。

深圳は、深圳宝安空港を拠点に深圳航空と中国国際航空がハブとしています。

マカオは、澳門空港を拠点に澳門航空がハブとしています。

マカオの対岸の珠海は、ハブとしている航空会社はありませんが数多くの中国国内線が就航しています。

そしてそして、香港は、香港空港を拠点にキャセイパシフィック航空、香港航空、HK Express、Greater Bay航空がハブとしています。

 

とにかく、でかい空港がたくさんあります。そして、このエリア全体にめっちゃ人が住んでます。

Wikipediaによると、広州都市圏は広州、東莞、深圳、中山、珠海を含めると4,429万人の人口がいるそうです。東京の首都圏が4,434万人らしくて、ほぼ同じ。すごい!

これに加えて、750万人くらいいる香港の人口、68万人いるマカオの人口も加えると5,200万人規模の都市圏です。

 

当然、香港はビジネスが盛んですし、広州、深圳も製造業やIT業が盛ん。そして、香港、マカオは観光地としても大事な場所。

そしてさらに、この地域は東アジアや東南アジアとの結節点として乗り継ぎ需要も大きいほか、アジアと北米、欧州を乗り継ぐ結節点ともなります。

 

となると、めっちゃ需要があるわけです。

 

キャセイパシフィック航空としても、香港の需要だけではなく、中国本土、マカオ側の需要も含めて取り込むことができればもっと儲かるわけです。

 

そこで編み出されたのが、フェリー乗り継ぎサービス!!!

香港空港は香港の西側にある島にあるので、海に面しています。海を越えれば中国本土、マカオはすぐです。

それらの地域に対して香港空港からフェリーに乗り継いで行けば、キャセイを使いつつGBAエリアにアクセスすることができるわけです。

 

今用意されているのはこちららしいです。

www.cathaypacific.com

フェリー乗り継ぎで行けるのが、

マカオ
中山
広州 (南沙)
広州 (琶洲)
東莞 (虎門)
深圳 (深圳空港)
深圳 (蛇口)

です。

 

そして、バスで行けるのが、

マカオ
珠海

です。

 

これらの特徴は、香港空港で香港への入出国を必要としないことです。簡単な荷物検査をするだけで乗り継げるのです。

そして、全部ではないですが、預け荷物もそのままスルーしてくれます。飛行機の乗り継ぎと同じです。

ということで超快適です。

 

しかも深圳の蛇口港に関しては、キャセイパシフィック航空のラウンジまであるらしいです。完全にキャセイの重要拠点ですね。

 

ちなみに、香港空港からこのサービスを使わずに深圳、広州に行くには、バスで国境近くの上水まで行き、羅湖から深圳に渡って移動するか、Airport expressに乗って九龍まで行き、高速鉄道で香港西九龍から深圳、広州へ行くなどの手段があります。

ただ、いずれにしても香港の入出国と中国の入国があって面倒です。

 

広州琶洲港の立地

で、今回は広州の琶洲から船に乗りました。

この琶洲、わりと都心から近いです。広州の中心地がどこかというとちょっと難しいですが、3号線の体育西路から広州塔あたりの高層ビル群が中心だとすると、そこから東に数キロ行ったところです。

つまり、中心地からアクセスしやすい! タクシーなら10分とか。めっちゃ便利です。

 

最寄りの地下鉄駅こそちょい遠くて徒歩10分ちょいかかります。が、トラムの駅は直結してます。

そして、真横には幕張メッセよりでかいんじゃね?っていうくらいの展示場があります。でかい。

 

何が言いたいかというと、琶洲港は市内からめっちゃ近いのです。

一方の、広州の空の玄関広州白雲空港は遠いです。市街から地下鉄3号線で40分とか。って言うと意外に近いかも? ただ、広州のほかの地域からだと乗り換えとかしたら1時間とかかかります。

 

またまた、一方の高速鉄道の最大の拠点である広州南駅ですが、こちらも遠いです。市街から2号線で30~40分とか? 場所にもよります。

 

そんな不便な交通を使わずに、広州市街からダイレクトに世界にアクセスできるのが、琶洲なわけです。今後このルートもっと売ればもっと乗るんじゃないんですかね?

 

なぜ広州から乗ったのか

で、なんでそもそもこの船に乗ったかというと、安いからです。

航空券って一般的に直行より乗り継ぎの方が安いのです。乗り継ぎ需要で拾える顧客を増やしたいからなんだと思われます。

そうすると、キャセイパシフィックとしても香港→羽田みたいな直行便は安く売らなくても人が乗るので値段は下げません。

一方で、広州→羽田の需要は何も手を打たなければ、広州から羽田への直行便に撮られてしまいます。

そこで、広州→香港→羽田の航空券を安く売るのです。

 

その結果、広州→香港→羽田の方が、香港→羽田より安くなるわけです。

 

実際のところ、乗った日の香港→羽田は6万円くらい。高い。

一方で、広州→香港→羽田は2万円台後半とか。だいぶ値段が違います。なので、そのためだけに広州スタートにしました。前日香港にいたのに。

これがいわゆるキャセイ広州発券です。

 

そして、広州→香港のルートとして、基本的には広州→香港の超短距離便の飛行機を使うのですが、その派生形が琶洲→香港空港の船なわけです。

そう! この船はキャセイパシフィック便として予約ができるのです!

 

飛行機以外のコードシェア

実際には船に乗っているのですが、この船にはキャセイパシフィック航空の便名が割り振られていて、CX9872便です。いわゆるコードシェア

普通のコードシェアって飛行機に対して航空会社が付けるのですが、この場合は船なのです。こういうの、他にもちょいあって、例えばドイツのルフトハンザ航空は、ドイツ鉄道に自社便名のコードシェアをしています。鉄道にルフトハンザの予約で乗れるわけです。面白い。

 

コードシェアじゃないですが、日本でも似たようなのがあったりします。

羽田に日付が変わるくらいに到着するエミレーツは、到着後都内に移動する手段がないので、エミレーツ航空がリムジンバスを貸切って都内まで送迎してくれます。このリムジンバスにエミレーツ航空の便名が付いてるんです。

つまり、エミレーツの飛行機で羽田についたら、エミレーツの便名のバスで品川とかまで行けます。

 

琶洲港へ

そろそろ当日の話へ。

あほなので、前日も香港空港着いてから広州空港まで飛行機で移動してました。またどこかで書きます。

で、広州空港の近くの人和という駅の近くのホテルに泊まりました。

広州空港第二ターミナルからだと3駅、第一ターミナルからだと2駅です。

 

駅前は結構活気があります。商業施設とか、レストランとかも。夜なのにめっちゃ明るいです。

人和の駅周辺の様子

人和駅

当日は、琶洲港が9:15発でした。飛行機だと基本2時間前到着が推奨されますが、この船はいつまでに行けば確実なのかよくわかりません。ってことで、早すぎる気がしますが、2時間前に着くようにします。

ということは、7:15くらいには到着すべきですね。ということは、ホテルを6:00過ぎに出なきゃいけません。眠い。

 

広州地下鉄3号線は、めっちゃ混みます。

6年前のイメージですが、乗り降り終わる前にドアが閉まります。だから人々が降りる人を待たずに乗り込みます。で、ぶつかり合って全然乗り込めない。

しかも、市内から空港方面は、途中の体育西路で2つに線路が分岐するので、半分の列車しか行きません。なかなか難しい。

 

っていう感じだったんですが、朝6時台だからか普通に空いてました。

一方で2月にもこの路線乗ったんですが、その時はめっちゃ混んでました。やっぱ昼間は今でも混むのかな?

 

で、空港から市内に行くには、昼間だと半分は体育西路止まり、半分は終点まで。

こんな感じで交互運転 本数多め

ですが、朝は全部体育西路止まりっぽいです。まぁそんな影響はないですが、途中で同一ホーム乗り換えが必要になります。

 

ということで、体育西路行きに乗車。

終点の体育西路まで。ここからが、天河区の中心。ビル街です。

ということで、別方向から来た3号線に乗り換えて、広州塔へ。この区間は並行してAPM線っていうのが走ってます。ゆりかもめ的な。地下鉄よりたくさん停まります。

川の向こうのビル街

広州塔

本当は地下鉄で港の近くまで行っても良かったんですが、でかい荷物を引っ張って15分歩くのはつらいので、広州塔からタクシー。

Didi呼べばすぐ来るし、安い。

川沿いを10分くらい走ってすぐに港に着きました。

到着

建物

船の乗船手続き

ということで、港の建物の中へ。

人がたくさん座ってました。で、カウンターには誰も並んでません。

スムーズだ!!!って思ったんですが、冷静に考えてまだチェックインが始まってませんでした。

空港みたいなカウンター

 

7:30にチェックイン開始でした。つまり、2時間前に行く必要はなし。

列は2つ。キャセイかそれ以外か。

私はキャセイに乗るのでキャセイの列へ。その他の列よりはちょい空いてました。

キャセイです

ワンワールド上級会員の列はありません。大人しく並びます。

先頭に並んでいたわけじゃないので、10分ちょい待機。

キャセイのカウンター

やってることは空港カウンターと同じです。普通に香港空港からの航空券が出てきて、荷物も預けられます。しっかりワンワールドのPriorityタグもつけてくれました。ここからは身軽に行けます。

あとは、キャセイに乗るときに予約していた船のチケットも一緒に出てきました。

 

ちなみに、香港空港からの航空券さえ持っていれば、当日この港で船のチケットも買えるっぽいです。

 

チェックインカウンターは7:30に開きますが、船の乗船口は8:45まで開きません。その直前まではチェックインカウンターも空いています。

ってことで、9:15の船に乗るには極論8:30に港に着いても大丈夫です。

 

チェックインしてからは1時間暇なので、外を散歩。って言っても何もありません。

この港、周辺にコンビニさえありません。トイレと待合室しかない。

ただ、川はあります。開放的。

 

一方の深圳だと、港にキャセイパシフィックのラウンジまであるらしいです。すごい。広州でもそんなサービスに期待したいです。

隣はビックサイトみたいな巨大展示場

暇なのでトラムを眺める

トラム

映えロゴ

香港空港行きの船は、4便あるみたいです。便利。広州空港からの飛行機は2便しかないので。あとは、他の港も含めると結構便あるんじゃないですかね?

時刻表

あと、香港のセントラルまで直行の船もあるみたいです。ただ、香港市内行くなら広州東とか広州南の駅から高速鉄道乗ったほうが安いし快適だと思われます。

 

船へ搭乗

8:45から搭乗手続きが始まります。

搭乗

最初はチケットチェック、次に検疫、その後パスポートコントロールです。ここで出国。

出国後はちょっとだけまた待合室で待機。

この待合室、真下にトラムが走っていてちょっとした撮り鉄スポットです。というか、トラムの真上の2階と3階に港の施設が建てられています。

広州のビルとトラム

9:05にこの待合室から船へ。

船に乗り込んだところに荷物置き場があります。ただ、でかい荷物は預けてるので無関係。

荷物置き場

で、中に入ると、階段があります。上に上るとファーストクラス。下の階はエコノミークラス。私はエコノミークラス。

階段の上はファーストクラス

椅子は、3-4-3-3の配列。座席が指定されてるのでそこに座ります。中央席。

椅子がたくさん

線内

でしたが、ガラガラだったので窓側へ移動。

席数は300席くらいですかね?

着席

後方には売店があって、スナック、ドリンクと、簡単なお食事があります。

売店の近くにトイレもあります。

売店

 

香港に向けて出港

船は定刻で出港。

まずはゆっくりと川を下ります。普通の船みたいな感じ。広州の市内ですからね。

スカイスクレーパー

ビル

コンテナふ頭

広州の市内を抜けて川幅が広くなった辺りから一気に高速で航行します。

この辺りを抜けると、広州から東莞に入るという感じです。

イマココ

ここで、香港から来た船とすれ違いました。

で、眠いので寝たりします。

でかい橋と、船

香港へ航行

10:22に虎門大橋をくぐります。珠江から海に出る前の最後のでかい橋です。

この先は、香港とマカオを結ぶ橋まで橋はありません。という過去の先は海です。

でかい橋

イマココ

 

川の左岸はこの先が東莞から深圳に変わり、右岸はこの先が広州から中山になります。

 

船はそのまま深圳沖を進み、11:00頃に深圳宝安を過ぎます。2月に来た深圳空港があるところのすぐ沖合です。

深圳

さらに進むと、本土と香港の境界。

深圳から屯門へ

11:05くらいに、香港の屯門沖に来たところでスピードを緩めました。

陸路で国境超えるときあるあるですが、携帯の電波がうまく切り替わりません。

しばらくは本土の電波でしたが、いったん切って繋ぎなおして、何とか香港の電波を拾います。

 

香港空港に到着、空港までの乗り継ぎ

屯門まで来れば香港空港はすぐそこ。

のろのろと進み、11:20くらいに香港空港沖まで来ました。

まもなく

11:32に香港空港のSky pierのそばまで入り、11:35に埠頭に着きました。

ということで、ここからは乗り継ぎ。

降ります

船を降りると、貨物の積み下ろしをやってるのが見えます。航空コンテナみたいなやつを船からクレーンで下ろしています。

これに私の荷物が入っているわけです!

荷物はそのまま空港で仕分けられ、乗る飛行機に搭載されます。

クレーンで荷物を吊り上げ

人間の方はというと、Skypierで空港の諸々の手続きが済んでしまいます。

まずは搭乗券をかざしたうえで、保安検査。

香港の入出国は不要なので、これで終わり! わずか5分でした。

 

Skypierは香港空港から少し離れています。Asiaworld expoの裏のほう。

ここから香港空港までどうやって移動するんだろう?って思ってましたが、地下に列車が走ってるんですね。

ここから地下へ

ここから乗ります

これに乗車

 

地下に降りてシャトルに乗ると、3分くらいで空港の地下に着きました。着いた駅は、おなじみの香港空港のアソコ。サテライトとか、本館40番以降のゲートに行くときに使うシャトルと同じ駅でした。知らんかった。

空港到着

ここから上に上がればもう空港の出国後エリアです。便利すぎ。

たとえ、サテライトのゲートでもSkypierからならシャトルを乗り継ぐだけですね。便利。

 

香港空港オタク活動

意図的に香港空港滞在時間を長くしたので、ここからは暇です。

ロスバゲを防ぐのと、オタクをするのと、ラウンジを満喫するため。

 

ということで、オタク!

香港空港のSkydeckは窓越しですが面白い写真が撮れます。

真下に飛行機!



シンガポール航空のStar alliance

ジャンボジェット

 

ジャンボジェットのおけつ

香港空港ラウンジ満喫活動

写真を撮った後は、ラウンジ。

結局、香港空港にあるキャセイのビジネスラウンジはThe Pier一択です。

ということで、はるばる歩いてThe pierへ。立地が悪すぎるんですよね。

ここから地下へ

このラウンジだけにあるTea houseへ。

お茶セレクション

あと、Noodle barのメニューもWingよりPierの方が充実しています。お肉系も食べられるので。

おいしい!

で、もちろんBarもあります。WingはCoffeeしかなかったような。

Cathay delight



 

満喫満喫。

 

そして、私が乗るのは16:20発の羽田行き。おなじみCX542便です。香港来たら最近はだいたいこれで帰ってます。羽田に21:35に着くから、その日のうちに自宅にサクッと帰れます。

 

乗る直前に、ちょっとオタク。フランクフルトからルフトハンザのA340-600が来ました。

貴重なA340-600

白い元キャセイカタール航空

烏魯木斉航空

羽田行きに搭乗

CX542便は何度も乗ってるので手短に。

44ゲートから

これに乗ります

とにかく人が多いです。400人以上乗れる777-300なので。ほとんどがエコノミークラス。

人が多すぎて隣のゲートまで列が続く

非常口座席を予約しましたが、窓がありませんでした... 次は気を付けます。

窓なし

足元は広々

ほぼ定刻で離陸。

 

機内でのひととき

サービスはいつも通り。

最初はドリンクとナッツ。いつもこのナッツですよね。

ナッツ

機内食はナッツの1時間以上後に来ました。けっこう間開けるんですね。だいたい沖縄の北西を飛行中のときです。

ここ

チョイスはFishと何かだったはずです。Fishを選びます。

機内食

いつも通り、ハーゲンダッツがついてます。ただ、初めて見るマンゴー&ラズベリー味。めちゃ美味しいです。

おいしい

18:30くらいに奄美の北、屋久島の西辺りまで来ました。

ここ

機内の様子

キャセイの777-300に乗ると楽しめるクソゲー、Tricky Treatを満喫します。みなさんもぜひ。

Tricky treat

19:13に徳島の南を飛行中。日本時間だと20:13。

ここ

飛行機は順調に来て、日本時間20:30に御前崎の南で降下を開始しました。ここからが長いです。羽田の運用は南風。

間もなく東京

千葉方面へと回り、ぐるーりと。

 

羽田到着

21:05に滑走路22に着陸。定刻の30分前。

フライト情報

早すぎたからか、ちょい待機させられました。

結局21:18にゲートに到着しました。143番だったかな?

羽田

ひたすら歩いて、入国。オンライン税関申告のやり方が微妙に変わってました。それのチェックが厳しすぎるせいでオンラインレーンがめっちゃ時間がかかる。カス。

 

荷物出てくるのはちょい時間がかかりましたが、優先タグのおかげですぐにゲット。

 

結局、ゲート到着から30分後の21:47に外に出られました。

JAPAN