へんな旅行記

乗り物オタクが脳内で思ってることを全部垂れ流すブログです。

JL4 羽田→ニューヨークJFK エコノミークラス搭乗記

ディスカウントマイルキャンペーンに乗っかって、弾丸ニューヨーク旅行へ行ってきました!

 

どうやってチケットを取ったのか?

ディスカウントマイルキャンペーンとは何か。

こちらは2024年上半期バージョンのやつです。

www.jal.co.jp

具体的にはこんな感じです。

30%オフ!

日本からアメリカへは、通常片道25000マイルからです。ただ、JALは特典航空券の必要マイルが残席によって変わるので、25000マイルよりも高いことがほとんどです。

が!

今回は、ある程度の枠が17500マイルで取れます!!! 通常25000マイルの枠だけ17500マイルになるっぽい感じでしたが、実際に見たらそれ以上に枠が開放されてるように見えました。けっこうな日程で17500マイルの枠がありました。

 

ということで、世間的には閑散期な2月にマイルで旅行をすることに。3連休があるので。

せっかくなら行先は北米。そして、せっかくなら一番遠くまで乗ったほうがお得!というオタクの思考で、行先はニューヨークになりました。西海岸のサンフランシスコも東海岸のニューヨークも同じマイルです。

 

これまでに乗ったニューヨーク便

ニューヨークと言えば、去年の8月にも乗ってました。その時はANA。エコノミークラスです。修行してました。

なので、半年ぶりのニューヨークです。ニューヨークに遊びでこの頻度で行く人は頭おかしいと思います。

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

さらに、ニューヨークはコロナ直前にも乗ってます。学生パワーを生かしてその時は片道12500マイルでした。JALカードnavi会員は最強ですね。

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

JALのニューヨーク線

そんな、ニューヨーク線のお話。

JALは1日2往復、両方とも羽田便です。

JL4 羽田19:45→ニューヨーク18:40
JL6 羽田11:05→ニューヨーク10:00

朝便と夕方便があります。朝便はコロナ前から羽田。夕方便は成田からの移管で、2023年くらいから羽田で飛び始めました。

時間的にはJL6のほうが使いやすいのでしょうか、JL4の方がちょい空いているイメージです。

で、機材ですが、2024年からJL6にはJALの最新機材、A350-1000が入りました。一方のJL4は777-300ERです。こちらも2024年度中にA350-1000に置き換えるようで、JALの国際線としてはニューヨーク線がめっちゃ気合入ってますね。

www.jal.co.jp

今回はJL4をチョイスしました。仕事を夕方までやってからそのまま出国というコースです。なので、乗れるのは飛び始めて間もないA350-1000ではなく、ベテラン777-300ERです。

A350に乗りたい気分は若干ありましたが、777-300ERはもう少しで引退する説もあるので、長距離便でしっかり堪能できる今回は、これはこれで至福の時です。

 

で、予約は結局片道17500マイルでできました。往復35000マイル。安いですねー! 国内線乗るときだって繁忙期は片道10000マイル近いですから。国内線の2倍くらい払えばニューヨークに行けます。

ただし! お値段はそれだけではありません。諸税、燃油サーチャージが別途かかります。そして、ニューヨーク線なので値段やばいです。往復8万円台。

ということで、正確には35000マイル+80000円でニューヨーク往復です。

 

座席指定

JGC会員なので、予約時にほぼすべての座席を指定できます。非常口座席がガラガラだったので、最初は非常口を指定していました。この席は普通の人だと有料のはずです。

しかし、搭乗数日前になっても一向に座席表が埋まりません。空席だらけ。エコノミー全体を数えても30人くらいしか座席を指定していないようです。

これが、海外の航空会社だと座席指定が有料で直前まで決めない人だらけということもあるのですが、JALは基本無料だったはず。座席が埋まってない=本当にガラガラ説です。

 

なので、直前で席を非常口から普通の座席に変更。こうすればうまくいけば3人掛けシートを1人で使えます。横になって寝れるわけです。

非常口座席だと座席と座席の間にテーブルがあるので、横になれません。通常席ならひじ掛けを上げればベッドみたいになります。

 

あとは、当日までに混まないことを祈るのみ。まぁほぼ勝ち確です。

 

羽田空港でチェックイン

さて当日ですが、17:00まで家で仕事をしてから空港へ向かいます。

京急国際線ターミナルへ。18時前に着きました。

羽田空港3階のJAL Global Clubカウンターはガラガラです。待ち時間ゼロで速攻チェックイン。今回は弾丸旅行なので、ちっさい荷物だけ預けます。

カウンター

アメリカ入国はちょい厳しいのか、チェックインカウンターでホテルの予約情報を求められました。まぁ普通にしっかり予約していたので、それを提示するだけです。

 

チェックインを済ませたら、みずほ銀行で両替。日本円とUSドルの両替はアメリカに比べると圧倒的に日本の方がレートがいいです。そして、空港でもそんなに悪くないです。

なので、最低限のUSDを得るために10000円くらい両替。

 

両替をしたら出国します。出国はそんな混んでなくて、荷物検査と顔認証レーン合わせて10分くらいで通過しました。

 

サクララウンジで飛行機を眺める

ということで、18:20くらいに114番ゲート向かいのラウンジゾーンへ。

4階はサクララウンジANAラウンジ、5階はサクララウンジスカイビューとデルタスカイクラブ、6階はキャセイラウンジ。という充実ゾーン。

サクララウンジは4階と5階がありますが、今回は4階へ。4階の方が新しいです。

4階にも5階にもサクララウンジ

ラウンジ

窓際の席を確保。目の前の114番ゲートにはニューヨークから来たA350-1000の1号機がいました! こいつには翌日にニューヨークで会うことになります。このあとのニューヨーク便でニューヨークに着いてからぶっ壊れて死んでいたので。。。

A350-1000

4階のサクララウンジはお食事ゾーンが二つあります。微妙にラインナップが違うっぽいです。カレーはどっちにもあります。

ということでカレータイム。

カレーーー

お飲み物とか

18:52くらいに目の前の114番ゲートからA350-1000が退き、代わりに777-300ERのJA732Jが入ってきました。ワンワールド塗装です。

今から乗るやつ!

そして、こいつが今から乗るニューヨーク行きの機材!!!

 

JA732Jは、ボーイングの777-300ERのテスト機材をJALが買ったもので、世界中を飛ぶ777-300ERの中でも一番の古参だそうです。20年戦士。

もともとのテスト機材だった頃↓

flyteam.jp

 

ガラガラの機内へ

19:45発なので、19:20くらいには搭乗口へ行きました。が、搭乗時刻変更がかかってました。乗れません。

ニューヨーク行き

新たな搭乗時刻は19:40でした。

 

実際には19:37に搭乗開始しました。Group1はすぐ終わり、すぐにGroup2タイム。ここで乗ります。

いよいよ機内へ

機内は事前の予測通りガラガラ。Group2で乗ったのでエコノミークラスには誰もいません。オタクなので機内写真を撮らせてもらいました。

最前は座れないようになってます

非常口座席は足元広々

誰もいない!

JALの777-300ERのエコノミーは3-3-3です。世界では3-4-3が主流な中贅沢な幅です。シートピッチも広いSky widerという席なので、まじでプレミアムエコノミーみたいなものです。

トリプルだ

そして、2024年2月は国際線Wifi無料キャンペーン中! しっかりキャンペーンコードをゲットしたのでニューヨークまで快適なネットサーフィンができます。

WIFIじゃーーー

19:58にドアクローズしました。マジでガラガラで、3席独占確定です。

自席はこちら

そして、オタク2人で座席を取っていて後述の特別機内食も頼んでた結果、CAさんにいろいろと気を遣ってもらいました。

さらにさらにこの弾丸ニューヨーク旅行は帰りも同じCAさんの便ってことも判明しました。お帰りなさいませパターン。国内修行だとよくあるけど、ニューヨーク便でお帰りなさいませはヤバい。

プッシュバック

安全ビデオ

いざアメリカへ

離陸

飛行機は34Rの滑走路へ向かい、20:18に北に向かって離陸しました。

ニューヨーク便なのでゆったりと。

京浜島

離陸したら右旋回をし、浦安で左旋回

ディズニー

東京の夜景

その後茨城の方で右旋回をして太平洋に抜けます。

 

離陸後20:25にはベルトサインが消灯します。

機内食で特別なヤツを頼んでいたので、座席にはJAMLというシールを貼られました。これで区別します。

特別食の人の席にはシールが貼られます

 

特別な機内食

20:56に最初のドリンクサービスです。ガラガラだったのでお酒とお水の2つもらっちゃいました。あとはいつものおつまみ。

ドリンクタイム

最初のおつまみタイムのあと、普通は機内食まで結構時間が空くのですが、今回は特別食だったので、最初に配膳されました。

なんと、21:12です。離陸から1時間経たずです。

 

そして、やってきたのは、うなぎ!!!!!

ウナギ着弾

そうです。JAL国際線で事前に3000円払うとうなぎが食べられます! 今もやってるかは知りませんが、2024年2月にはやってました。

うなぎじゃーい

運賃に関係なく、JALのエコノミーに乗ればだれでも頼めるはずです。事実私は特典航空券だったので。

 

うなぎおいしい!!!! ビジネスクラスみたいにプラスチックじゃないしっかりとしたお皿で提供されます。おしんこもあります。

美味しいお食事で満腹になった後は、ハーゲンダッツももらえました。こちらもJALの定番。

味はキャラメルでした。

ハーゲンダッツ

21:53に、お食事後の温かいドリンクサービスをいただきました。お茶やコーヒーをもらえます。

 

ベッドメイクからの就寝

離陸から2時間後の22:23に消灯タイムとなりました。なので、ぼちぼち寝る準備をします。

寝る準備

今日はエコノミークラスですが、3席使って寝ることができるので、ベッドメイク!

寝床

ちなみに、当たり前のように3席使って寝ようとしてますが、航空会社的には暗黙の了解的なことなので、これを見てやろうとして怒られても責任は負いません!

本来は1席分の運賃を払ってるだけですからね。

ただ、12時間の長距離フライトならまずOKだとは思いますが。

 

ということで寝ます。

 

1:44にベルトサインが点きました。JALで上空で点けるはまぁまぁな揺れのときだけのイメージ。外資はすぐに点けます。

 

1:47に現在地を確認。

今こんな感じ

このへん

ちょうどアラスカに差し掛かったところでした。ニューヨークまで半分いかないくらいです。まだまだ旅は長い。

 

深夜の機内散策

ベルトサインが消えたタイミングでちょっと機内を散策。

ギャレーには自由に飲めるドリンクと、お菓子が用意されていました。JAL便だとこういうサービスが便によってあったりなかったりという感じなイメージがあります。

ドリンク

お菓子

飛行機は2:10にアンカレッジ上空を通過。現地時刻だともう朝ですかね?

アンカレッジ

二回目の機内食

次に目が覚めたのは6:00頃。日本時間の朝。ニューヨークと日本の時差は14時間なので、この時点でニューヨーク時間の16:00に切り替えます。

必殺日付戻し。

16:00に機内の照明も明るくなりました。

このへん

ガラガラフライトでCAさんにも良くしてもらい、A350もらっちゃいました。

A350

そして、ほどなくして2回目の機内食タイムです。

八宝菜。自分でスライドさせて上の具を下のごはんに載せて丼にするスタイルです。

ドリンクはスカイタイムで。

八宝菜!

17:30になると、ニューヨークもすぐそこ。現在地はカナダのトロントです。

放送で、「あと1時間10分で着陸です。曇りで気温は7度です。」と言ってました。

機内の様子 ガラガラ

五大湖を横切り、北西からニューヨークへ向かいます。

このへん

日没です

いよいよニューヨークに着陸

17:58に降下を開始しました。このタイミングで、「あと15分でベルトサインを点灯します。」との放送がありました。

 

その後降下していき、ベルトサイン点灯後の18:16に左の窓の外を見ると、明るい街が!

マンハッタン島がよく見えます。

マンハッタンだ!!!

手前はニュージャージー、川はハドソン川、中心はセントラルパーク、その南にタイムズスクエア。目の前にニューヨークが広がってます!

 

飛行機はマンハッタン南端を過ぎていったん海に出ます。

その後にターンして、北へ。

北から今度はもう一度大きくターンしてこんどは南へ。

 

結局、ぐるーーーーーっと回って降りた滑走路は22L。

18:37に着陸しました~

こんな着陸ルート

こんな飛行ルート

フライトタイムは12時間18分

着陸後の降りられないタイム

ここからすんなりゲートに行くかと思いきや、ターミナル8のゲートが空いていないようで、貨物地区に停止させられました。いつ動くんだ...

同じようにヘルシンキから来たフィンエアーも北の方の貨物地区で足止め中。

 

JFK空港のターミナル8はアメリカン航空を中心にたくさんの発着があるのですが、1機がプッシュバックするとほかの飛行機が通れないように通路を塞いでしまう仕様。

ということで、それで足止めされてたっぽいです。

 

結局20分近く足止めされた後、ゆっくりとターミナル8に向かって進み、一番端のスポットに到着しました。お隣には同じ目に遭っていたフィンエアーもいました。

FIN

ガラガラなので、ゆっくり降ります。

 

アメリカ入国!

飛行機を19:13くらいに降り、入国審査に19:20くらいに並びます。

JALフィンエアーが着いた割にはレーンがガラガラです。なぜだ。JALがガラガラだったから??? たった10分で入国審査のターンになりました。

去年アメリカ来たときサンフランシスコでめっちゃいろいろ質問攻めにされたので身構えていたのですが、今回はあっさり。何でアメリカ来たの?だけです。

 

入国審査を越えたらすぐに荷物受け取り。Priorityタグをつけてたのですぐ出てきました。ほぼ待ちゼロ。飛行機を降りてからたった20分くらいで外に出られました~

ロスとかサンフランシスコから入国するのと比べるとすべてがスムーズ過ぎてびっくりな体験でした。

 

あとは、マンハッタンに向かいたいので、エアトレインに乗ってJamaicaまで行き、Penn station行きのLIRRに乗り換えましたとさ。

エアトレイン

LIRR

サンライズ出雲 米子→東京 シングル乗車記

2年ぶりサンライズです。

だいたい2年周期くらいでちょいちょい乗ってます。

当日撮影 これの折り返しに乗りました

前回はこちら

このときはサンライズ瀬戸で東京から琴平へ

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

 

今回は山陰から東京です。ただし、始発の出雲市じゃなくて途中の米子から乗ります。

 

サンライズ出雲とは?

そもそもサンライズですが、日本最後の定期寝台列車です。

東京~出雲市を結ぶサンライズ出雲と、東京~高松 (週末は琴平) を結ぶサンライズ瀬戸が毎日走っています。

実に4社をまたぐ長距離列車です。JR東日本、東海、西日本、四国が絡んでます。今や越境列車自体少ないのに珍しいです。

 

片道あたり2編成が必要なので、往復4編成が毎日稼働しています。車両自体は5編成あるので、1本が予備です。

走る区間が長いJR西日本が3編成、JR東海が2編成持っていますが、中身は全く一緒です。JR東海の2編成は形式上大垣に所属していますが、実際の管理は西日本の車両と一緒にされています。

ということで、全部の5本が出雲にあるJR西日本の車庫で管理されています。

 

車両の運用としては、

出雲市→東京→高松→東京→出雲市 で4日間走って出雲市に帰還します。

 

で、車両ですが、7両編成です。

連結すると、1~7号車もしくは8~14号車になります。

 

1~7号車に付く場合ですが、

1, 2, 6, 7号車はシングルです。

3号車はソロ、4号車はシングルツインとシングルデラックス、5号車はノビノビ座席です。

3号車と5号車はモーター車なので1階建ての中に無理やり2段のベッドを詰め込んでいます。なので、3号車の個室はシングルより安いソロですし、5号車はそもそもカーペットのノビノビ座席になってるわけです。

4号車は2階がA寝台のシングルデラックスで、1階がB寝台2人用のシングルツインとなってます。昔シングルツインは乗りました。懐かしい。

シングル

結局のところ、4両付いてるシングルが一番メジャーなタイプで寝台数も多いわけです。今回はそのシングルです。シングルは全部2階建て車両にあります。

上の階なら部屋番号21からです。下の階なら部屋番号1からです。今回は下の部屋。

下の階だとベッド横のスペースがちょい狭いです。というのも車両の下の方ってちょい幅が狭まってるからですね。

 

切符入手方法

で、チケットをどうやって取ったか。

ちょっと前まではJRのきっぷは駅のみどりの窓口でしか取れないものでした。特に寝台券なんてちょい前までそんな感じです。

が、サンライズ瀬戸と出雲は最近になってネットでも予約できるようになりました! JR西日本の予約サイトe5489でどの寝台でも取れます! ちょっと前はノビノビ座席だて対応してました。

が!

そう簡単に取れるわけではないんです。

 

最近のサンライズ瀬戸と出雲はなぜか大人気です。日本で唯一の定期夜行列車になってしまったんですが、その体験が逆にウケるようで、若者もめっちゃ乗ります。

私の周りの鉄道興味ないカップルとかも普通にサンライズ知ってますし、たまに乗ってます。すごい!

なので、週末の列車は1か月前に埋まっちゃうんです。

 

今回米子に行こうと思い立ったのは10日前。乗ろうとしたのは土曜。当然満席です。

ここで、オタクの力発動です。

 

一日数回e5489でサンライズの空席情報読み込む暇人行為をやります。JRの切符は払い戻しが基本数百円でできるので、キャンセルする人は普通にいます。

昔はキャンセルが出てるか見るのもいちいち駅のみどりの窓口に行くしかなかったんですが、今は便利な時代です。

なので、e5489を更新する日々を続け、3日目くらいに△マークが出てきました!

 

あとは×になる前に予約するだけ。私みたいな暇人行為をしてる人がそんなにいるわけではないので、即座に×になることはないとは思いますが、急ぎます。

しっかりJ Westカードを持ってるので、e5489の会員ログインをして、空席を狙い、クレカで決済!

無事予約できました。米子から東京まで23000円くらいです。1週間前だと米子羽田のANAが30000円くらいなのでまぁいい値段設定ですね。

 

ANAなら1時間ちょい。1日6往復。

サンライズなら11時間ちょい。

新幹線と特急を乗り継ぐと5~6時間。

絶妙に夜行列車の需要がありそうな区間ですね。

 

ということで乗車の一週間前にキャンセル待ちを拾ったわけです。寝台の選択余地はないので、自動的に下の階になりました。

 

きっぷはJR西日本の予約システムのe5489で予約したわけですが、関東のJRの駅の指定席券売機でも受け取れます。なので、家の近くの駅で事前に受け取っておきました。米子でもできますが、時間がないと焦るので。

 

米子駅サンライズに乗車

では、米子へ。

行きはANAです。直前で取ると高いですが、特典航空券。ただし、3月はハイシーズンらしく9000マイルも取られました。

 

米子近辺でオタク行為をして、夜になりました。

オタク行為

夜行列車に乗る前に温泉に行きます。米子は車で15分行けば皆生温泉があります。ということで、皆生温泉の日帰り施設へ。

OU

車がなければ米子駅から歩ける範囲の高島屋の横にサウナ施設があるのでお勧め。

 

温泉を19時に出れば19:20には米子駅に戻れます。

米子駅

戻ったら食料を買ったり、お土産を買ったりして出発時刻を待ちます。

出発は19:53で1番ホーム。19:40くらいに改札を抜けます。

カウントダウン

東京の文字

米子駅、いつの間にか立派な橋上駅舎になってました。びっくり。

米子

境港線

サンライズが来るぞ!

19:51に出雲市から来たサンライズ出雲が入線しました。

来ました

お顔

今回乗るのは1号車。7両編成の一番後ろです。岡山からは14両編成の一番後ろ。

ということで、ホーム後方で待機。ただし、1号車後方と7号車前方にドアはありません。ご注意。

東京行き

待機場所

自室へ

一応米子には2分停まるので、入ってくる列車を眺めてから乗車しました。入ったら階段を下に降ります。1階席。

階段を降りる

1号車の通路

奥の方の自室へ。進行方向左側のお部屋です。

そんなでかくないので、でかい荷物があるとちょい圧迫されますが、新幹線の棚の上に乗るくらいの荷物なら問題ナシです。

自室の様子

枕元のライトとかのスイッチ

新見への伯備線の旅

列車は出発して、山陰本線を東進し、伯耆大山から伯備線へ。岸本とか伯耆溝口とかを通過し、平地からだんだん山の中へ。

そして、20:14にさっそく江尾で運転停車します。反対から来るやくも23号と行き違い。

江尾を出たくらいで検札が来ました。寝台券と乗車券を提示してすぐ終わり。

20:22に根雨を通過します。この辺は昼間にオタク活動で訪れた懐かしポイント。

そのあと20:37に生山も通過します。

 

このへんで、お食事タイム。お部屋で食べてもいいんですが、サンライズにはミニラウンジがあります。ということで、そこへ。3号車に8席あります。

ミニラウンジ

運よく空いてました。ちなみにお隣にはシャワールームがあります。が、もうこのタイミングでシャワーカードは売り切れてました。やっぱり乗る前にフロハイルに限りますね~

あと、自動販売機もあります。車内販売はないものの、ドリンクだけなら車内で調達できます。始発から終点まで乗ったら12時間なのでそりゃー欲しくなりますよね。

自販機

ラインナップは、綾鷹いろはす、コカコーラ、リアルゴールドエメラルドマウンテン。ぜんぶちっさいです。

 

ということで、ラウンジで米子で買った鯖寿司をいただきます。

寿司

飯を食ったら車内をちょいとふらふら。4号車、5号車は通路が端に寄っているのが特徴的。海側が部屋、山側が通路です。

5号車のノビノビ

4号車の通路

3号車のソロ

20:49に上石見に運転停車し、やくも25号とすれ違います。あちらは国鉄色やくも!!!

国鉄色

21:05に備中神代でまた運転停車します。今度はEF64の貨物とすれ違いです。夕方に岡山を出る3083レですね。いつまでEF64で残るんでしょうね?

 

新見駅の小休止と岡山まで

備中神代を出たらまもなく新見に到着です。

新見だ

新見

新見

最近のダイヤだと、サンライズは新見に6分停車するようになりました。途中駅で一番長い停車時間です。なのでちょっと外に出てみます。

ホームにはなんもないです。

発車時刻の21:19直前になるとホームの反対にやくも27号が入ってきます。こちらは緑やくも。

緑やくも

緑やくもが入ってきたらすぐに出発です。

出発して10分でまたすぐに21:29に運転停車。井倉で反対の普通列車と行き違いです。

このへんでもう寝る準備。歯磨きとかして部屋着に。なんと、寝台列車は浴衣装備です。

寝台列車は洗面台とおトイレが多めに完備されてます。一車両2つずつくらいあります。

洗面

 

21:49に備中高梁に到着です。ここで、6両編成の普通列車が停まってました。227系です。ちょっと前まで115系天国だったのに。

そして、気付かなかったのですがホームの反対にはWest Express 銀河の京都行きが停まってたらしいです。貴重な夜行列車同士の並びを見ておくべきでした...

あちらは今の時期、週2に京都~出雲市をのろのろと走ってるらしいです。米子を出た時点ではサンライズより2時間以上前だったのに追いついちゃうんですね。

 

備中高梁を出たら次は倉敷です。ついに伯備線から山陽本線に入ります。

22:16に定刻で倉敷に到着しました。駅前には両備バスを発見。22:30の名古屋行き夜行バスですね。

 

倉敷を出たら、山陽本線を爆走します。130km/h近いスピードです。このサンライズ、7両編成中モーター車は2両だけなんですが、爆走します。力強い。

 

岡山到着は時刻表上22:32ですが、22:28くらいには岡山駅のそばまで来ます。

放送で、「岡山到着前に3回ほど停車して、サンライズ瀬戸と連結します。連結するときは揺れるので注意してください。」的なことを言っているので、そういうことです。

 

岡山の手前で停まって、ちょっとずつ進んでいきます。前には既に高松から来たサンライズ瀬戸が待機中。

結局連結したのは22:32。時刻表通りです。サンライズ瀬戸的には岡山停車時間が長いですが、サンライズ出雲は2分だけです。すぐ発車。

岡山駅

夜の爆走

岡山からはひたすら東京まで山陽本線東海道本線を爆走します。在来線経由で、東京まで8時間半です。

電車は爆走し、こちらは爆睡します。

 

23:32にちょっとした衝撃で少し目が覚めます。姫路でした。

姫路

そのあと、0:31にまたちょっとした衝撃で少し目が覚めます。大阪でした。

大阪

三ノ宮も停まったはずなんですが、そのタイミングでは目覚めませんでした。

 

時刻表上は大阪を出ると爆走し、静岡、富士、沼津、熱海と停まっていきます。

実際には運転停車米原、名古屋、浜松とかも停まるはずです。確か。正確には覚えてないですが。

ということで、大阪を出たら新大阪も京都も通過します。すごい。

 

ただ、こちらは爆睡モードなので、次に目が覚めたのはなんと朝6:23です。場所は茅ヶ崎でした。もう湘南です。

途中の根府川ではまた夜行列車との共演があったようで、四季島を追い抜いたようです。

途中の備中高梁でWest express 銀河と並び、根府川では四季島と並ぶサンライズ、すごいですねー

 

茅ヶ崎でおはよう放送

茅ヶ崎を過ぎたところではちょい揺れます。というのも、サンライズは小田原から茅ヶ崎までだけ貨物線を走るのです。小田原以東は貨物と旅客の複々線なのですが、貨物線を走ることで、前を走る普通列車を追い抜くわけです。

茅ヶ崎で旅客線に転線するときは、なんと下りの貨物線を越えます。平面交差!

 

このタイミングで、おはよう放送。おはよう放送が聞ける列車も今やサンライズくらいですね。

列車は定刻で走ってること、関東の主な路線は平常運転なこと、横浜まであと20分なことが伝えられました。

 

辻堂、藤沢を通過し、大船を6:32に通過します。ここでまた普通列車を抜かします。

戸塚を通過した時にこんどは湘南新宿ラインと並走します。関東だ!

湘南新宿ライン

そして、6:44に定刻で横浜に到着しました。日曜日なので駅の乗客は少な目。ある程度の人数が降りていったようです。

横浜

横浜からラストスパート

横浜を出たらもう次の停車駅は東京です。ぼちぼち降りる準備します。

6:53に川崎を通過し、7:01に品川を通過します。東京まであと7分!

川崎通過

蒲田感の強いユザワヤ

品川

7:04に浜松町を過ぎてから、間もなく東京のアナウンスが入りました。ついに着いてします。

 

そしてそして、7:08に定刻で東京駅8番線に到着です。

着いた

降ります。

日常の風景がそこには広がっていました...

東京です

東京です

ここからおうちに帰りましたとさ。

NH203 羽田→フランクフルト ビジネスクラス搭乗記

このブログ怒涛のフランクフルト3連発です。

JAL、ルフトハンザと続いて今度はANAです

今回はANA便名で予約し、行きANA、帰りルフトハンザ運航というもの。なので、帰りはこちらに乗りました。

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

ビジネスクラスアップグレードチャレンジ

行きはアップグレード可能運賃だったので、ANAさんにアップグレード申し込みをしました。

日本からヨーロッパ便の場合、28000マイルもしくは10アップグレードポイントが必要です。

私はというと、前年2023年にプラチナステータスを達成したSFC会員なので24アップグレードポイントがもらえるのですが、使えるのは4月から。乗ったのは2月なので使えません。残念!

なので、マイルアップグレードです。28000マイルを消費。

 

しかし! 例によってアップグレード空席待ちです。アップグレード枠はわずかなので基本こうなります。ただ、当日までに空席が残っていれば直前でアップグレードされることも割とあります。それに賭けます。

事前に座席表とか予約状況を見てみたところ、ビジネスクラスの空席はふんだんにありました。これは期待大!

しかし、一週間前とかになってもアップグレードの気配なし。オンラインチェックインのタイミングでもアップグレードの気配なし。もやもやもやもや。

 

結局のところ、空港のチェックインカウンターでアップグレードされました。ギリギリね。まぁビジネスクラスに乗れることに変わりはないのでOKです。

 

ANAの787-9

機材は787-9。215席の長距離仕様です。

ANAの787-9は215席仕様と246席仕様があり、どちらもビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラス制。比率が違います。

215席仕様はビジネスクラスが多め。48 - 21 - 146という構成。ビジネスクラス48席です。こちらは長距離用。

246席仕様は、40 - 14 - 192という構成。ビジネスクラスの数でみればそんなに変わらないですが、こちらは中距離用。

 

長距離用は、ヨーロッパ線とか北米線に入ります。中距離用は東南アジア線とかシドニー線とかバンクーバー線に入ります。乗り心地は変わりません。たぶん。

まぁ、48席もあって前日に少なくとも10席は空席があったので当日アップグレードが叶ったのでしょう。ラッキー。

どちらにしても、ビジネスクラスはフルフラットになるANA BUSINESS STAGGEREDです。快適な旅は約束されているわけです。昨年末に乗ったJALビジネスクラスとの乗り比べも楽しみです。

こちらが去年のJAL搭乗記

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

ANAのヨーロッパ線

で、今回の搭乗便はなんでそんな空いていたかというと? おそらく深夜便だから。

羽田~フランクフルトはANAは2本飛ばしてます。
1本は、羽田10:40の昼便223便、もう1本は、羽田22:45の夜便203便。

昼便のほうが便利なのでそっちの方が混むんでしょう。一方で機材は同じ。なので夜便は比較的ビジネスクラスが取りやすいんですかね?

 

そんなANAのヨーロッパ線ですが、今はこんな感じ

ロンドン:211/212便 777-300ER
パリ:215/216便 787-9 215席 週3
フランクフルト:203/204便、223/224便 787-9 215席
ミュンヘン:217/218便 787-9 215席 週4
ブリュッセル:231/232便 787-9 215席 週2

パリがやる気ないですね。。。ブリュッセルは新路線なのでこんなもんかもしれません。

コロナ前に飛んでいた、デュッセルドルフは運休中。

一方で2024年度中に、ミラノ、ストックホルムイスタンブールを開設し、ウィーンも再開するらしいです。一気に攻めてきましたね。たぶんぜんぶ787でしょう。-8か-9かはわかりませんが。

 

ANAのフラッグシップな新型座席を積んだ777-300ERは、ロンドン線にしか入ってくれません... コロナ前みたいにフランクフルト線に777-300ERを入れてくれれば喜んで乗るのですが...

777-300ERは、北米ばっかり。シカゴ×2、ニューヨーク×2、サンフランシスコ×2という陣容。フランクフルト来てくれ~

 

まぁ、そんなこんなで787-9のビジネスクラスに乗ることになったのでした~

色々書いてますが、ANAビジネスクラスは初めて。楽しみですー

 

羽田空港第2ターミナルへ

当日ですが、いろいろあっていろいろありすぎて、ニューヨークから帰ってきたところからスタート。連休を使ってニューヨーク弾丸旅行をしてたら、急遽出張も入ってしまったという状況です。

日本に朝5:10にニューヨークから14時間かけて到着したあと、家に帰って睡眠をとり、出張の準備とかいろいろして、空港に向かったのでした。頭おかしい日程です。時差ボケや睡眠不足もあって、なんとしても機内で爆睡したかったので、その点でもビジネスクラスはマストなわけでした。

ということで、20:15にTCATから最終のリムジンバスで羽田へ。

羽田へ

今回の旅のスタートは第2ターミナルです。2023年3月から復活し、2023年10月が増えた第2ターミナルの国際線のうちのひとつが、フランクフルト便です。

ということで、都内からバスに乗ると第2ターミナルは一番最初の到着。すぐ行けます。TCATからは20分。

着いたら、いつもの国内線とは違っていちばん右の方に進んでいきます。そして、突き当たりが国際線の到着口。国内線の出発階に国際線の到着口があります。

国際線の出発口はさらに1フロア上です。エスカレーターで上がると行けます。

上が出発階

コロナ禍で数々のロケやイベントで使われたあの第2ターミナル国際線チェックインカウンターへ。このタイミングではまだビジネスクラスに乗れるかは不明だったのですが、SFCパワーでビジネスクラスカウンターへ。

とは言っても、第2ターミナルから夜に出る国際線は数が多くないので、チェックインカウンターはガラガラです。

具体的には、

21:55 バンクーバー
22:15 ホノルル
22:45 シドニー
22:45 フランクフルト
0:35 シンガポール

という感じ。被るとしたらシドニー便の客ですが、この日は空いてたのでOK。

出発のご案内

カウンター

サクッとチェックインをし、その場でサクっとアップグレードもしてもらえました。座席は窓側は埋まってましたが、中央席の奥まった個室感ある席なら取れたのでそれにしました。結果的に最前列でした。

ANAスタッガード席は、座席が左右に交互になってます。通路に面した席と、奥の方にある席。そのうちの奥の方にある席にしました。

上から見た感じ ガラガラ

上から見た出発口

ということで、空港着いてから出張関連のちょいとした作業と、チェックインなどすべて済ませて、21時に出国します。

桜田ひより

 

出国&ANAラウンジ

ガラガラなんで関係ないんですが、一応ビジネスクラスファーストクラス専用検査レーンがあります。SFCでも使えません。今日は使えるので使います。

専用レーン

検査と出国をすぐに済ませて5分後にはラウンジに到着しました。第2ターミナルの巨大ANAラウンジです。初です。広い。

ラウンジ

クソ広い

広い

入ったら速攻シャワー予約。17室あるらしいですが、満室。3名待ちでした。便数増えたら悲惨なことになりそうです。

3名待ち

シャワーはすぐ呼ばれると思いきや、20分くらい待ちました。14時間フライトに備えてしっかりシャワー。といってもこの日の朝にはニューヨークから14時間フライトで東京に着いたばっかりなのですが...

スマホでも見れます

シャワー

シャワーを浴びたら、軽くご飯。とは言ってもしばらく日本食から離れるので夕方にご飯は食べてたので、軽めに。わかめそば。

ANAラウンジなのでヌードルバーがあるわけです。そば、うどん、ラーメンが食べられます。

わかめそば

一応食べておいたのは、この後のフライトが深夜便で離陸後すぐに機内食は出ないので。とはいってもビジネスクラスは好きなタイミングで頼めば食べられます。

 

搭乗からのビジネスクラス座席観察

飛行機は22:45発なので、22:15くらいにラウンジを出て搭乗口へ。

下へ

国際線は基本的に70~73番を使います。国内線側の66~69も国際線用として使うことができるらしいですが、今のところたぶん使ってないです。

国際線ゲートは4つしかないので、溢れる分はバス搭乗になります。実際、フランクフルト行きと同時刻のシドニー行きはバスゲートでした。

 

さすがのフランクフルト便は72番ゲート。優遇されてます。

フランクフルト

22:15搭乗開始とか言いながら、結果的に22:25頃に搭乗開始しました。

ビジネスクラスなのでGroup2で搭乗。今日は運命の別れ道で左へ。

運命の分かれ道

自席は中央列の最前、2Eです。なので、一番前のドアを入って右に曲がってすぐ到着。

座席には、枕、ブランケット、スリッパ、ヘッドフォン、アメニティ、水がしっかりおいてあります。あと、食事とドリンクのメニュー。

あと、足元のスペースにはマットレスがあったはずです。ベッドにするとき用。

御対面!

お座席

拡大!

足元

ETTINGER

アメニティポーチはETTINGERです。

 

お食事メニューも眺めてみます。

離陸後はドリンクと、アミューズ

その後好きなタイミングでサンドウィッチとかスープとかラーメンとかいろいろ食べられる仕組み。

お好きなメニュー

で、到着前にお食事となります。機内食タイムは1回だけということで、ビジネスクラスとしてはちょっと損した感じ? ですが、14時間フライトの大部分を睡眠に充てられて、好きな時にラーメン食べられるので充分です。

メインのお食事

目の前のモニターは巨大です。そして、試しに離陸前にフライトマップにしてみると、飛行ルートがロシア経由になってました。ここにはあくまでも最短ルートが出るんですね。

ロシア経由

椅子の顔の横当たりの位置には諸々揃ってます。モニターのコントローラーが一番手前にあります。もちろん画面タッチでも行けますが、横になりながら操作したりするならコントローラーも大事です。

その横に、コンセントと、USB給電。そして、ヘッドフォンの穴です。

椅子の横

椅子の横

なんとWifiも完備 だけど有料

22:38くらいにウェルカムドリンクをいただきました。たしか、シャンパンかオレンジジュース。酒はいらないので、ジュース。

 

なかなか離陸しない問題

22:45発ですが、22:52くらいに最終の出発準備という放送があり、22:53にドアが閉まりました。

後は深夜だし、すぐに離陸するだけ!って思いきや、飛行機は全然動きません。

 

で、23:04に放送が。「使用する予定の滑走路が変更になったため、出発を見合わせています。」とのこと。

最悪です。この時間羽田は北風運用。そして23時過ぎ。34Rに離陸機も着陸機も来ます。が、実際の風はちょい南風。基本的にちょい追い風でも支障なく運用できるので、滑走路を変えずに北風のときの方向を使ってると思うのですが、このフランクフルト行きは例外。フランクフルトまで遥か14時間飛ぶので燃料モリモリでめっちゃ重たく、追い風で34Rから上がると滑走路の長さが足りないのでしょう。

ということで、おそらく16Lから南に向かって上がるタイミングを狙っているのでしょうが、着陸機がある程度途絶えるタイミングじゃないと無理っぽいので、ひたすら待っているわけです。

 

結局のところ、ドアが閉まって30分くらい経った23:20にやっとプッシュバックが始まりました。そして、延々と空港の一番北へ向かいます。

そして、着陸機が滑走路から出て、次の着陸機まで少し間があるタイミングで16Lに侵入。そして、23:35にやっと離陸しました。機内に乗り込んでから離陸まで1時間以上です。

離陸直後は大きく左に旋回して、着陸機とぶつからないようにします。

飛行時間が、長い

 

離陸後就寝前までのサービス

23:41に放送があり、フランクフルト到着予定時刻は5:50とのこと。定刻5:35なのでちょい遅れになります。乗り継ぎ時間は5時間以上確保してるので全く問題ではないですが。

放送で、ロシアの空域を迂回するので時間がかかるって話と、スカイマップに映ってる飛行経路は偽物ですみたいな話もしてました。

ただ、そのあとの英語放送ではなぜか到着時刻は5:35と言ってます。なぜ。英語放送だけ全然違う人がネイティブっぽい発音で話してたんですが、これはもしや機械音声なのでしょうか?

 

23:45にベルトサインが消灯しました。

23:53にさっそく、ドリンクのオーダータイムです。最前列なので早い!

ということで、0:06にシャンパンがやってきました~ そして、0:13にアミューズがやってきました。基本的においしいんですが、オリーブだけはどうも好きになれないですねぇ

シャンパ

軽いつまみ

0:30に、客室乗務員さんから何か追加で飲む?って聞かれたので、温かいお茶だけいただきます。同時に、リクライニングをフルで倒してベッドを作ります。寝るぞ~

ビジネスクラスならテーブルを畳んでも横にもテーブル的な場所があるので、ここに物を置いておけば座席は倒せます。

そう、このテーブルの下には後ろの人の足があります。なので、前後の席で椅子の位置が左右にずれてるわけです。面白い作り。

 

爆睡

ベッドは、まずは椅子をフルで倒し、その上にマットを載せ、その上にブランケットをひいて完成。

爆睡体制

0:40に、消灯しました。深夜便はこの方がありがたいですね。

今このへん

おトイレには充実のグッズ

で、この間なんととんでもない映像を見つけてしまいました。

ドラマVIVANT 全11話。

見るしかないが、寝るしかない。

VIVANT全話

OH

懐かしいのでちょっとでも見たかったので、とりあえず離陸から消灯くらいまでで、1話を見進めました。が、眠いので1話の途中で就寝。

 

私、飛行機では全然寝れない人間なのですが、フルフラットビジネスクラスはウソみたいに寝れますね。爆睡。

ニューヨークから帰ってそのままフランクフルト向かってるという疲労も大きいですが。

 

一風堂タイム

ということで、いったん目覚めたのはアンカレッジを過ぎた北極海上。のんびりしつつ、お食事を頼んでみます。

アンカレッジ越え

一風堂

7:35くらいに、気になっていた一風堂。肉を使ってないらしいですが、味はしっかり一風堂でした。

一風堂食ったら、また爆睡。

 

次に目覚めたのは10時過ぎ。飛行機は既にグリーンランドを過ぎてました。羽田からは10時間を超えてます。良く寝れますね~

グリーンランド

夜中

フランクフルトは朝5時台着なので、このフライトはギリギリまで爆睡して目覚めるのが一番です。

このタイミングで、スープとハーゲンダッツをもらいました。もちろん好きなタイミングで好きなだけ食べれる素晴らしきメニューです。

スープ

また1時間ちょい寝ます。

日本時間11:20になると、機内の照明が明るくなりました。ということで、そろそろヨーロッパ。時計を8時間遅くして、3:20にします。まだ深夜です。

場所はアイスランドの東あたり。

 

朝食タイム

ちょっと経ち、3:45にお食事が配られました! 和食をお願いしたので和食です。

これがビジネスクラスの和食じゃーーー

和食

深夜便爆睡+間食をしたので、朝食はこんだけあれば充分です。

同時に、VIVANT見ます。

VIVANT

お食事後はまた意識朦朧。飯を食べるか寝るかしかしてないのにヨーロッパですよ。ビジネスクラスならヨーロッパ近いっすね。

 

フランクフルトへ着陸

4:39に機内放送で、「あと55分でフランクフルトに到着します。気温は摂氏0度です。」とのこと。

冬のフランクフルト寒すぎでしょ。

 

5:00ちょい前についに大陸に入りました。アムステルダムあたりからヨーロッパに北から攻め込みます。

アムステルダム

で、5:00ぴったりに降下開始します。

 

5:20にベルト着用サインが点灯します。帰りのルフトハンザと比べると、やはりANAとかの日系はベルトサインギリまで粘ってくれますね。外資さんはすぐに予告なくベルトサイン点けるから、おトイレとかの準備が難しいですね。

5:25くらいにはフランクフルト空港の西側から最終コースに入ります。

最終の着陸コース

すごい飛行ルート

間もなく着陸

で、まっすぐ降りて行って、5:35にフランクフルト空港25Rに着陸しました。まさかの25R。北側の一番遠い滑走路です。

着陸したら、ずっとタキシングをしてターミナルへ。

ANAはターミナル1のBに着きます。ルフトハンザの長距離便はターミナル1のA (ゲート的にはZ)を使うので、お隣のサテライト的な場所です。

5:50にB26ゲートに着きました。羽田で離陸を待った影響で定刻の5:35よりはちょっと遅れて到着です。が、まぁ朝の15分遅れは全然オーケーです。

今回のフライト

朝のフランクフルト空港の入国はめっちゃスムーズです。ほぼ待ちゼロで入国。

激おこフランクフルト空港

荷物は目的地までスルーなので受け取る必要なし。ただ、次の便は11時過ぎの出発なので、暇です。

 

ということで、空港外周で日の出を待ってオタクしてました。

Lufthansa716便 フランクフルト→羽田 プレミアムエコノミー搭乗記

念願のルフトハンザジャンボです!

747-8は初!

今回お世話になったジャンボのお顔

ジャンボジェットとは

怒涛のフランクフルト便搭乗記が続きますが、出張です。

今回の帰国便に選ばれたのは、ルフトハンザのジャンボジェットです。

ジャンボジェットと言えば前頭部が二階建てになったあの特徴的な飛行機。かつては日本の航空会社も超大量に飛ばしてました。が、日本からはいなくなりました。

 

ジャンボジェットっていうのは、ボーイング747シリーズのこと。

シリーズは50年以上の歴史があります。

いろいろありますが、主に

747-100
747-200
747-300
747-400
747-8

で、今世界で残っているのは、

747-400
747-8

ごくごく一部747-300以前の機体があったりしますが、基本乗れません。

 

貨物機の話はいったん置いておくと、747に乗るのはもう非常に難易度が高いことになってます。747-400はほぼ引退していて乗れません。

747-400と言えば、アシアナ航空の最後の1機がこの3月で退役します。あと残ってるのは、ルフトハンザ、中国国際、マハーン、サウジアラビアなど。中国とイランは今は入国難易度高いし、サウジも聖地巡礼フライトが基本なので無理。ということでルフトハンザしか実質乗れません。

日本から乗るならソウル仁川~フランクフルト便くらい。

747-400といえば今はアシアナ

1月に新千歳にわざわざ撮りに行きました。

 

747-8も難易度高いです。こちら登場して10年ほどと比較的新しいですが、買った会社が少ないのです。

ルフトハンザ、中国国際、大韓だけです。中国国際は国内線のほか、ニューヨークとフランクフルトへ。大韓はパリとかニューヨークとかアトランタとか飛ばしつつたまに成田に来たり。ただ、成田は完全不定期。そして、ルフトハンザですが各方面長距離便に入っていて、なんと羽田にも来ます。

ということで、日本から定期的に乗れるジャンボジェットはルフトハンザの羽田フランクフルト便だけなのです。

羽田で撮った747-8 今回乗ったD-ABYS

 

で、このジャンボジェット、羽田に来る飛行機としては最大です。

世界最大のエアバスA380は羽田に定期便で乗り入れられないので、747-8が自動的に最大になります。ということで、羽田のオタクの一番の注目の的。

そんな羽田空港ですが、世界の空港に比べて滑走路が短いのです。3360mです。成田とかソウルとかの空港は4000mの滑走路があります。A380とか、長距離便の離陸には4000mは欲しいところ。

一方で羽田は3360mなので、747-8がフランクフルトまで飛ぶだけの重量で離陸するにはギリギリです。だいぶ低い離陸をしてくれるので見ていて大迫力です。

基本的に最大離陸重量の747の必要滑走距離は3000mを越えます。なので羽田はギリギリ。やっぱ短い。

 

ルフトハンザの狂ったフリート

そんなルフトハンザドイツ航空ですが、747シリーズを含めめっちゃ機材の種類が多いです。

エンジンが4発ついてる機材だけで、

747-400
747-8
A380
A340-600
A340-300

があります。環境に悪いですね~。日本じゃゼロです。

こちらはA380 くそでかい

こちらはA340-600 クソ長い

 

他にも長距離用の双発機として、

A350-900
A330-300
787-9

があります。

世界的ベストセラーな777シリーズを導入していないのが特徴。というかボーイングを747と787以外導入してません。

そして、2024年現在747-400を世界でほぼ唯一飛ばしまくってる会社であり、747-8も世界一飛ばしている会社です。

さらにさらに、世界的絶滅危惧種A340シリーズも飛ばしまくってます。趣味者から見たら歓喜の機材構成です。

A380はコロナでいったんほぼ退役したのですが、ミュンヘン便を中心に少し復活したっぽいです。

 

で、ルフトハンザの長距離便はフランクフルトとミュンヘン両方から各地へ飛びます。所属機材が違うみたいで、

フランクフルトは、747-400, 747-8, 787-9の一部、A350の一部、A340-300の一部、A340-600の一部、A330-300の一部が来ます。

ミュンヘンは、A380A350の一部、A340-300の一部、A340-600の一部、A330-300の一部が来ます。

ジャンボはぜんぶフランクフルト。趣味的にはフランクフルトのほうが面白いですね。

世界最大のA380は今はミュンヘンしか飛んでないみたいです。路線はロサンゼルスとバンコク。フランクフルトにも復活してほしいですが。

 

ルフトハンザのアジア便

で、ルフトハンザのアジア便のお話です。

いろんな都市に飛んでます。

東京にはフランクフルトから一往復747-8と、ミュンヘンから一往復A350-900。

関空にはミュンヘンから週3でA350-900。コロナ前はフランクフルトが747-400で飛んでましたが今は運休。

中部にはコロナ前にはフランクフルトからA340-300か600が週5くらいで来てたはずですが今は運休。

コロナに加えて、ロシア上空を飛べない影響がでかいですね。

 

ソウルはフランクフルトから一往復747-400と、ミュンヘンから一往復A350-900。羽田と同じですね。

そして、中国も路線がたくさん。北京、上海はもちろん、コロナ前は青島、瀋陽にも飛んでました。謎。自動車関係?

上海はジャンボです。

 

ということで、羽田かソウルか上海ならジャンボを飛ばしてくれる優しい会社、それがルフトハンザです。

 

さて、当日の話。

まずはフランクフルトへ

まずはイタリアから乗り継ぎ先のフランクフルトへ。ルフトハンザのフライト。

フランクフルト経由で羽田までの荷物を預けます。

チェックインはスタアラ4社合同

いざフランクフルト

A321の非常口座席に座ったら窓なしでした。残念。1時間ちょいのフライトでフランクフルト到着です。

窓なし足元広々非常口

フランクフルトへ スマホで現在地見れます

機内誌 機内カート新品買えます

今回はフランクフルトで5時間トランジット。ちょっと長いですが、オタクにはちょうどいいです。そして、ロスバケの確率が限りなく下がるのでこうするのが個人的には得策です。

フランクフルト空港ではバスでターミナルへ。第二ターミナル側の端に着いてから、第一ターミナルのAゾーンへ。乗り継ぎならここからEU出国レーンに行くとそのまま荷物検査なしで、シェンゲン協定外のZゾーンとかBゾーンの搭乗口に行けます。

バス降り

ちなみに、AゾーンとZゾーンは同じ場所です。Aがノンシェンゲン、Zがシェンゲンで、上の階がZになってます。つまり、Z50ゲートとA50ゲートは同じ場所で、上から乗ったらシェンゲン外路線、下から乗ったらシェンゲン路線です。

ということで、AからZへの乗り継ぎは出国して真上に行くだけ。非常にシンプルです。

 

そんな乗り継ぎレーンはクソ混んでました。午前中は北米ラッシュ。ルフトハンザとユナイテッド祭りです。

 

私はと言えば、外に出ます。なので、荷物受け取り所の横を素通りし、制限エリア外へ。

フランクフルトでオタク活動

そして、Sバーンに乗って飛行機撮影へ。といっても天気が微妙。

ICEを撮ったり、わずかな晴れ間を狙って飛行機を撮ったり。

曇りでもオタクたくさん

ちょっとオタクの成果を。

パリ行きICE

ドイツっぽい風景

ジャンボジェット様

満足したらSバーンに乗って空港へ戻ります。撮影地の駅に来る列車は30分間隔。乗り遅れないようにしましょう。

 

ということで飛行機出発のちょうど2時間前、11:45に空港の駅に戻りました。

空港到着

一番前の階段から上に上がると第一ターミナルZゾーンがへ上がるエスカレーターが近いです。

出国、セネターラウンジ

地下から日本で言う2階に上がればAゾーン。シェンゲンの搭乗階。さらにもう一個上の3階に上がればZゾーン。ノンシェンゲンの搭乗階です。ということでZゾーンの3階へ。

ここまで電車からたった5分。即ここで出国審査。

12時前の出国審査はガラガラで、待ちは5分ほどでした。パスポートにスタンプが押されまくってると、「お前はドイツに住んでるのか? いつ入国したんだ?」のやり取りが始まってしまいます。今後は入国時のスタンプが押してあるページ番号を事前に覚えておくとスムーズです。

 

出国したらこんどは保安検査。ドイツの保安検査はなぜか水の持ち込み可能です。水を捨てようとするとそのままもってけ!って言われます。

ということで、ペットボトルの水とともに保安検査を抜け、電車を降りてから15分経った12時ぴったりくらいには出国後エリアに到達しました。素晴らしいスムーズさ。

 

出国後、右にちょっと行ったところにルフトハンザセネターラウンジとルフトハンザビジネスラウンジがあります。上の階がビジネスラウンジ。

セネター&ビジネス

ジャンボ様

セネターラウンジ

搭乗時刻は13時なので、1時間近くラウンジで過ごせます。計算済み。

出発ご案内

ということで、さっそくシャワーの予約。1人待ちでした。昼間の混まない時間で助かります。ただ、10分以上待った気がします。

 

12:20くらいにシャワーに呼ばれて、シャワータイム。海外でよくあるドアがないタイプのびしょぬれシャワー。長時間フライト前にはそれでも快適です。

シャワーーー

シャワーが終わったら12:40。ちょいお食事。

といっても大したお食事はないです。お腹にたまる系はプレッツェルとかありますが、イタリアで食べ過ぎてたのでここでは軽く食べます。機内食もあるし。

 

搭乗遅延

ということで、13:00前くらいにはラウンジを出て、Z54ゲートへ。ラウンジから行くと、Z50, Z52, Z54の順で3番目にあるゲートです。そんなに遠くないです。

Z50ゲートには、A340-600のボゴタ行き。Z52ゲートにはA340-300のサンノゼ行き。

そして、Z54ゲートには747-8の羽田行きです。

ぜんぶぜんぶ4発機!すごいぞフランクフルト。

ジャンボ君スタンバイ

D-ABYS、去年サンフランシスコで撮ってました

しかし、フランクフルト空港のオペレーションはごみです。13:00搭乗開始だとぜったいに13:00には搭乗開始しません。

待ちます。

羽田行き

全然搭乗開始しません。

出発時刻がいつの間にか13:45から14:00に変更されます。それでも搭乗開始しません。

こんどは出発時刻がいつの間にか14:00から14:10に変更されます。まだまだ搭乗開始しません。

結局もともとの出発時刻13:45の10分前の、13:35に突然搭乗開始しました。

 

いよいよ機内へ

いきなりグループ1, 2, 3の搭乗です。なんでもアリですね。当然ゲートは大混雑。さっさと乗ります。

Zゲートは上の階にあるので、エスカレーターで下に降りてボーディングブリッジへ。プレミアムエコノミーは右側の道を進みます。

ご搭乗!!!

機内に入った瞬間、目の前には階段が!!! これこそジャンボジェット! 求めていた光景!

ジャンボだあああ



入ったらさらに奥の通路へ。入ったのは2番目のドアですが、私の席は3番目のドア直後の非常口座席です。

そこにたどり着くまでに、ビジネスクラス、エコノミークラスを通り抜けてプレミアムエコノミークラスに着きます。!!!???

自席からの眺め 足元広々

 

このジャンボジェット、変態です。

1番前のドアより前はファーストクラス。1番目から2番目までドアの間はビジネスクラス。2番目と3番目のドアの間はビジネスクラスとエコノミークラス。3番目と4番目のドアの間はプレミアムエコノミークラスとエコノミークラス。4番目のドアより後ろはエコノミークラスです。そしてそして、2階席はビジネスクラスです。

つまり、通常前から順番に座席ランクが下がってくるはずなのですが、この会社のプレミアムエコノミーは、前後にエコノミークラスに挟まれています。しかも仕切り板もありません。

プレエコの後ろにすぐエコ

お座席に置いてあるグッズですが、枕とブランケットはもちろん、スリッパも完備です。噂によるとスリッパは日本路線にしかないらしいんですが、本当かは知りません。

スリッパ

座席のサイドには、アメニティポーチがあります。この中には、アイマスク、耳栓、歯ブラシ、ウェットティッシュ、靴下が入ってます。意外と充実。靴下は意外。

自席はこちら

14:00前になってもまだ搭乗は続きます。最後の方になって日本の学生団体が乗ってきました。修学旅行??? ドイツってすごいっすね。私立かな?

14:00になって機長から放送が入ります。ボーディングは終わったけど、乗り継ぎ客の荷物を積んでるのであと15分は出発できないです。みたいな内容。まだ出ないんかーい。搭乗が遅れたのは、機内の清掃に時間を要したためらしいです。

放送は外資系によくあるパターンで、ドイツ語と英語は機長がやって、日本語は日本人CAが訳して放送する方式。ということで日本語放送もあります。

日本語放送では、「ボーイング747-8をご利用いただきありがとうございます。」みたいな言い回しがあってジャンボオタクにはたまりませんね。

 

日本人CAは少なくとも3人いました。ビジネスクラスの方にいた人は正確には把握していないので4人とか乗ってるかもしれません。男性も1名。

日本人CAさんは無愛想な感じ。ANAJALならクレーム入るだろうなーって感じです。外資系だからそういうもんか?というとそういうもんでもなくて、私の目の前にいたドイツ人CAはめっちゃ愛想良かったです。

 

14時過ぎにはウェルカムドリンクが来ました。選択肢は1つ。

オレンジジュースになんかのフルーツ絞ったやつ? ノンアルです。

ウェルカム



座席にはあらかじめお食事メニューとドリンクメニューがあります。

お食事は日本語も!そして、一食目のメインは日本食も選べます。

お食事メニュー

ドリンクは英語しかありません。アルコールはワイン、ビールならありました。

ドリンクメニュー

 

せっかくジャンボに乗ったならやはり見ておきたいセーフティーインストラクション。しっかりジャンボの形です。

747-8

ジャンボの形!

遅れて離陸

飛行機は、14:12にドアが閉まりました。定刻13:35なので30分以上は遅れてます。14:16にプッシュバックされます。

飛行機はその後タキシングし、14:36にフランクフルト空港18滑走路から南へ離陸しました。

このフランクフルト空港、滑走路が東西に3本、南北に1本あります。東西は25/07のL, C, Rがあり、南北は18/36です。

 

離陸時は北米とかロシア方面に向かう機材は25Cから、アジアとかアフリカ方面は18から上がります。ということで、日本路線は18から。たしか4000m滑走路です。

離陸したら左へ旋回し、南東へ向け飛行。14:52にベルトサインが消灯しました。非常口座席なのでこの段階からモニターを使えます。もちろんUSB充電できます。

モニター起動

15時過ぎ、飛行機はさっそくミュンヘン上空を飛んでます。15:08にモニターを見ると、「目的地までの時間 11時間59分」だそうです。半日。なげえええええ。

11:59

一回目のお食事タイム

15:13にスナックが配られ、その直後に最初のドリンクサービスがきました。疲れてるのでアルコールはパスして、スプライトを頼んだ気がします。

スナック

15:25にオーストリアのウィーン上空を通過します。引き続き東へ。

オーストリア

16:00に機内食タイムがやってきました!!!

メニューを見ると日本食と和食って感じでしたが、CAさんの聞き方は「ビーフかパスタ」って言ってました。よくわからんな。事前に和食は牛肉使ってるという情報を得ていたのでビーフを選択。

無事に日本食にありつけました。

日本食

メインは牛肉とごはん。再度に、寿司とうどん。そして、パン。デザートにフルーツ盛り合わせ。だいぶ日本食寄りで、ボリューミーです。

味もだいぶ良いです。海外出張帰りの日本食は良いですねー。ただ、お米だけはどうしてもベチャベチャな炊き方です。

 

16:30に食後のホットドリンクがやってきました。ということで緑茶をいただきます。

16:55にお食事の片づけタイムです。

日没からの無の時間

だいたい外は日没。飛行機はルーマニアから黒海へ抜けた頃です。ウクライナのちょい南。

日没です

日没です

黒海

ここからは寝付けないけど目だけつぶる時間がひたすら続きます。

1時間経った頃、18時頃に黒海東岸へ。ロシアのソチのちょい南です。ロシアを避けるためにここまで南を飛行しているので、北はすぐロシア。

ロシアすれすれ

体が痛くなるので定期的に機内を散歩します。といってもビジネスクラス方面には歩けないので、エコノミークラス側の散歩。一番後ろまで歩いたりします。

ギャレーにはお菓子があるという噂でしたが、18時頃には何もありません。退散。

 

さらに1時間飛んだ19時頃、飛行機はアゼルバイジャンのバクーを過ぎてカスピ海を北東に飛んでいました。ロシアの南に突き出してる部分を抜けたので、少し北へ。

カスピ海クロス

こんな飛行ルート 夜

さらに1時間進んだ20時頃、ベルトサインが点灯しました。ちょい揺れてます。ルフトハンザ、ベルトサインをしょっちゅうつけるイメージです。離着陸時もつけてる時間めっちゃ長いですし。

 

結局ベルトサインは1時間消えず、21時頃に消灯となりました。

ということで機内散歩。ギャレーにはお菓子が用意されていました。ちょっともらいます。飛行機はカザフスタンアルマトイの北側を飛んでいます。飛行時間的には半分くらい来てます。まだまだ長い。6時間以上...

お菓子がセットされてます

モニターに映る巨大ジャンボ

22時頃、またベルトサインが点灯しました。で、40分くらいで消灯しました。

 

北京上空からの朝のお食事

ヨーロッパ時間の24時30分くらいに窓の外を見ると、すっかり明るくなっています。

朝です

そして、もう北京まで来ました。ということで時計を回して日本時間に。今は朝8:30です。

北京ターン

欧州便は北京で一気に右に90度旋回して、そのあと天津で左に90度旋回します。そういう飛行コースらしいです。

北京で曲がって天津で曲がる

右旋回したあと下を見ると、北京首都空港がよく見えます。その先には北京市街も見えます。

北京首都空港

北京市

自席からは外を眺められないので、一番後ろのドアまで歩いて外を眺めています。体を動かすにもちょうどいいお散歩です。

後ろから見るエコノミークラス

8:45に、おしぼりが配布されました。朝食タイムがやってきます。場所は、天津から東シナ海に出たとこです。

9:08に朝食がやってきました! チョイスはスクランブルエッグかクレープ。クレープを選んでみました。甘いジャム的なやつがかかってておいしいです。サイドはポテサラと思いきや甘いヨーグルト的なやつと、安定のパン。

クレープ

9:35くらいに韓国のソウルを通過して、朝鮮半島を南東へ。

ロシア上空の直線距離に比べるとだいぶ南回りですへ

いよいよ羽田へ

9:51にはちっさいチョコレートが配られました。欧州の短距離線で配られるやつです。

飛行機は順調に飛行し、島根の北側から京都北部へ入り、愛知県上空へ。

10:23に名古屋を過ぎたあたりでベルト着用サインが点灯しました。やっぱりだいぶ早い。日本の航空会社ならこの先の伊豆大島くらいまでは粘ります。しかもベルトサイン点灯の予告もありません。

まぁ、ベルトサインが点灯してからぼちぼち準備してくれ的なスタンスで、機内のチェックもその後のんびり行われます。

10:30くらいにそろそろしまうタイムになったので、リクライニングとモニターとはお別れ。浜松上空らへんです。

浜松

 

飛行機は順調に東に進んで、羽田へ向かいます。が、モニターもないしも窓もないので現在地は不明。

着陸が近づくと、愛想の良いドイツ人CAさんがお見合い席にご着席。

 

飛行機は南から千葉県上空に入り北上し、千葉市上空で西へ向かいます。今日の羽田は南風運用ということで、飛行機は滑走路22へ向かっています。

 

10:58に車輪が出ました。そして、右前方の窓の外には葛西臨海公園や荒川が見えます。

着陸直前に中央防波堤でだいぶ深い旋回をして22の最終着陸コースに入りました。ジャンボはやはり深くひねるんですね。

11:01に羽田空港に着陸しました。滑走路は2500mなのでまぁまぁなブレーキがかかります。結局、フランクフルトは12時間25分でした。遠い。

今回のフライト情報

着陸からの機内見学オタクタイム

飛行機はタキシングをして、107番ゲートへ。国際線ターミナルの目の前を堂々走行するので、日曜の羽田に駆け付けたギャラリーも大盛り上がりなことでしょう。

11:08に107番ゲートに到着しました。38分遅れでした。

羽田だあああ

せっかくのジャンボジェット、着いたらのんびり。2階を見学させてもらいます。

機内にある階段、二階のこじんまりとしたビジネスクラス、そしてコックピット。

ジャンボジェットを感じられてすべてが最高!

階段を下から

上から階段 洗練されたデザイン

ジャンボジェットだあああ

二階席!

二階席最後列のルフトハンザロゴ

11:20くらいに機内から出ます。検疫は少し混んでましたが、日本人の顔認証ゲートはスムーズ。外国人のゲートは混んでました。

荷物受け取りはまだ始まってなかったのでちょうど良いタイミング。

 

最初はCAとかの荷物が出て来て、そのあとプライオリティの荷物です。私はプライオリティが付いてますが、さすがにでかい飛行機だったのでプライオリティタグだらけです。ちょい待ってから出てきました。

 

荷物を受け取り、税関を通過して、11:40に外に出られましたとさ。