へんな旅行記

乗り物オタクが脳内で思ってることを全部垂れ流すブログです。

Lufthansa716便 フランクフルト→羽田 プレミアムエコノミー搭乗記

念願のルフトハンザジャンボです!

747-8は初!

今回お世話になったジャンボのお顔

ジャンボジェットとは

怒涛のフランクフルト便搭乗記が続きますが、出張です。

今回の帰国便に選ばれたのは、ルフトハンザのジャンボジェットです。

ジャンボジェットと言えば前頭部が二階建てになったあの特徴的な飛行機。かつては日本の航空会社も超大量に飛ばしてました。が、日本からはいなくなりました。

 

ジャンボジェットっていうのは、ボーイング747シリーズのこと。

シリーズは50年以上の歴史があります。

いろいろありますが、主に

747-100
747-200
747-300
747-400
747-8

で、今世界で残っているのは、

747-400
747-8

ごくごく一部747-300以前の機体があったりしますが、基本乗れません。

 

貨物機の話はいったん置いておくと、747に乗るのはもう非常に難易度が高いことになってます。747-400はほぼ引退していて乗れません。

747-400と言えば、アシアナ航空の最後の1機がこの3月で退役します。あと残ってるのは、ルフトハンザ、中国国際、マハーン、サウジアラビアなど。中国とイランは今は入国難易度高いし、サウジも聖地巡礼フライトが基本なので無理。ということでルフトハンザしか実質乗れません。

日本から乗るならソウル仁川~フランクフルト便くらい。

747-400といえば今はアシアナ

1月に新千歳にわざわざ撮りに行きました。

 

747-8も難易度高いです。こちら登場して10年ほどと比較的新しいですが、買った会社が少ないのです。

ルフトハンザ、中国国際、大韓だけです。中国国際は国内線のほか、ニューヨークとフランクフルトへ。大韓はパリとかニューヨークとかアトランタとか飛ばしつつたまに成田に来たり。ただ、成田は完全不定期。そして、ルフトハンザですが各方面長距離便に入っていて、なんと羽田にも来ます。

ということで、日本から定期的に乗れるジャンボジェットはルフトハンザの羽田フランクフルト便だけなのです。

羽田で撮った747-8 今回乗ったD-ABYS

 

で、このジャンボジェット、羽田に来る飛行機としては最大です。

世界最大のエアバスA380は羽田に定期便で乗り入れられないので、747-8が自動的に最大になります。ということで、羽田のオタクの一番の注目の的。

そんな羽田空港ですが、世界の空港に比べて滑走路が短いのです。3360mです。成田とかソウルとかの空港は4000mの滑走路があります。A380とか、長距離便の離陸には4000mは欲しいところ。

一方で羽田は3360mなので、747-8がフランクフルトまで飛ぶだけの重量で離陸するにはギリギリです。だいぶ低い離陸をしてくれるので見ていて大迫力です。

基本的に最大離陸重量の747の必要滑走距離は3000mを越えます。なので羽田はギリギリ。やっぱ短い。

 

ルフトハンザの狂ったフリート

そんなルフトハンザドイツ航空ですが、747シリーズを含めめっちゃ機材の種類が多いです。

エンジンが4発ついてる機材だけで、

747-400
747-8
A380
A340-600
A340-300

があります。環境に悪いですね~。日本じゃゼロです。

こちらはA380 くそでかい

こちらはA340-600 クソ長い

 

他にも長距離用の双発機として、

A350-900
A330-300
787-9

があります。

世界的ベストセラーな777シリーズを導入していないのが特徴。というかボーイングを747と787以外導入してません。

そして、2024年現在747-400を世界でほぼ唯一飛ばしまくってる会社であり、747-8も世界一飛ばしている会社です。

さらにさらに、世界的絶滅危惧種A340シリーズも飛ばしまくってます。趣味者から見たら歓喜の機材構成です。

A380はコロナでいったんほぼ退役したのですが、ミュンヘン便を中心に少し復活したっぽいです。

 

で、ルフトハンザの長距離便はフランクフルトとミュンヘン両方から各地へ飛びます。所属機材が違うみたいで、

フランクフルトは、747-400, 747-8, 787-9の一部、A350の一部、A340-300の一部、A340-600の一部、A330-300の一部が来ます。

ミュンヘンは、A380A350の一部、A340-300の一部、A340-600の一部、A330-300の一部が来ます。

ジャンボはぜんぶフランクフルト。趣味的にはフランクフルトのほうが面白いですね。

世界最大のA380は今はミュンヘンしか飛んでないみたいです。路線はロサンゼルスとバンコク。フランクフルトにも復活してほしいですが。

 

ルフトハンザのアジア便

で、ルフトハンザのアジア便のお話です。

いろんな都市に飛んでます。

東京にはフランクフルトから一往復747-8と、ミュンヘンから一往復A350-900。

関空にはミュンヘンから週3でA350-900。コロナ前はフランクフルトが747-400で飛んでましたが今は運休。

中部にはコロナ前にはフランクフルトからA340-300か600が週5くらいで来てたはずですが今は運休。

コロナに加えて、ロシア上空を飛べない影響がでかいですね。

 

ソウルはフランクフルトから一往復747-400と、ミュンヘンから一往復A350-900。羽田と同じですね。

そして、中国も路線がたくさん。北京、上海はもちろん、コロナ前は青島、瀋陽にも飛んでました。謎。自動車関係?

上海はジャンボです。

 

ということで、羽田かソウルか上海ならジャンボを飛ばしてくれる優しい会社、それがルフトハンザです。

 

さて、当日の話。

まずはフランクフルトへ

まずはイタリアから乗り継ぎ先のフランクフルトへ。ルフトハンザのフライト。

フランクフルト経由で羽田までの荷物を預けます。

チェックインはスタアラ4社合同

いざフランクフルト

A321の非常口座席に座ったら窓なしでした。残念。1時間ちょいのフライトでフランクフルト到着です。

窓なし足元広々非常口

フランクフルトへ スマホで現在地見れます

機内誌 機内カート新品買えます

今回はフランクフルトで5時間トランジット。ちょっと長いですが、オタクにはちょうどいいです。そして、ロスバケの確率が限りなく下がるのでこうするのが個人的には得策です。

フランクフルト空港ではバスでターミナルへ。第二ターミナル側の端に着いてから、第一ターミナルのAゾーンへ。乗り継ぎならここからEU出国レーンに行くとそのまま荷物検査なしで、シェンゲン協定外のZゾーンとかBゾーンの搭乗口に行けます。

バス降り

ちなみに、AゾーンとZゾーンは同じ場所です。Aがノンシェンゲン、Zがシェンゲンで、上の階がZになってます。つまり、Z50ゲートとA50ゲートは同じ場所で、上から乗ったらシェンゲン外路線、下から乗ったらシェンゲン路線です。

ということで、AからZへの乗り継ぎは出国して真上に行くだけ。非常にシンプルです。

 

そんな乗り継ぎレーンはクソ混んでました。午前中は北米ラッシュ。ルフトハンザとユナイテッド祭りです。

 

私はと言えば、外に出ます。なので、荷物受け取り所の横を素通りし、制限エリア外へ。

フランクフルトでオタク活動

そして、Sバーンに乗って飛行機撮影へ。といっても天気が微妙。

ICEを撮ったり、わずかな晴れ間を狙って飛行機を撮ったり。

曇りでもオタクたくさん

ちょっとオタクの成果を。

パリ行きICE

ドイツっぽい風景

ジャンボジェット様

満足したらSバーンに乗って空港へ戻ります。撮影地の駅に来る列車は30分間隔。乗り遅れないようにしましょう。

 

ということで飛行機出発のちょうど2時間前、11:45に空港の駅に戻りました。

空港到着

一番前の階段から上に上がると第一ターミナルZゾーンがへ上がるエスカレーターが近いです。

出国、セネターラウンジ

地下から日本で言う2階に上がればAゾーン。シェンゲンの搭乗階。さらにもう一個上の3階に上がればZゾーン。ノンシェンゲンの搭乗階です。ということでZゾーンの3階へ。

ここまで電車からたった5分。即ここで出国審査。

12時前の出国審査はガラガラで、待ちは5分ほどでした。パスポートにスタンプが押されまくってると、「お前はドイツに住んでるのか? いつ入国したんだ?」のやり取りが始まってしまいます。今後は入国時のスタンプが押してあるページ番号を事前に覚えておくとスムーズです。

 

出国したらこんどは保安検査。ドイツの保安検査はなぜか水の持ち込み可能です。水を捨てようとするとそのままもってけ!って言われます。

ということで、ペットボトルの水とともに保安検査を抜け、電車を降りてから15分経った12時ぴったりくらいには出国後エリアに到達しました。素晴らしいスムーズさ。

 

出国後、右にちょっと行ったところにルフトハンザセネターラウンジとルフトハンザビジネスラウンジがあります。上の階がビジネスラウンジ。

セネター&ビジネス

ジャンボ様

セネターラウンジ

搭乗時刻は13時なので、1時間近くラウンジで過ごせます。計算済み。

出発ご案内

ということで、さっそくシャワーの予約。1人待ちでした。昼間の混まない時間で助かります。ただ、10分以上待った気がします。

 

12:20くらいにシャワーに呼ばれて、シャワータイム。海外でよくあるドアがないタイプのびしょぬれシャワー。長時間フライト前にはそれでも快適です。

シャワーーー

シャワーが終わったら12:40。ちょいお食事。

といっても大したお食事はないです。お腹にたまる系はプレッツェルとかありますが、イタリアで食べ過ぎてたのでここでは軽く食べます。機内食もあるし。

 

搭乗遅延

ということで、13:00前くらいにはラウンジを出て、Z54ゲートへ。ラウンジから行くと、Z50, Z52, Z54の順で3番目にあるゲートです。そんなに遠くないです。

Z50ゲートには、A340-600のボゴタ行き。Z52ゲートにはA340-300のサンノゼ行き。

そして、Z54ゲートには747-8の羽田行きです。

ぜんぶぜんぶ4発機!すごいぞフランクフルト。

ジャンボ君スタンバイ

D-ABYS、去年サンフランシスコで撮ってました

しかし、フランクフルト空港のオペレーションはごみです。13:00搭乗開始だとぜったいに13:00には搭乗開始しません。

待ちます。

羽田行き

全然搭乗開始しません。

出発時刻がいつの間にか13:45から14:00に変更されます。それでも搭乗開始しません。

こんどは出発時刻がいつの間にか14:00から14:10に変更されます。まだまだ搭乗開始しません。

結局もともとの出発時刻13:45の10分前の、13:35に突然搭乗開始しました。

 

いよいよ機内へ

いきなりグループ1, 2, 3の搭乗です。なんでもアリですね。当然ゲートは大混雑。さっさと乗ります。

Zゲートは上の階にあるので、エスカレーターで下に降りてボーディングブリッジへ。プレミアムエコノミーは右側の道を進みます。

ご搭乗!!!

機内に入った瞬間、目の前には階段が!!! これこそジャンボジェット! 求めていた光景!

ジャンボだあああ



入ったらさらに奥の通路へ。入ったのは2番目のドアですが、私の席は3番目のドア直後の非常口座席です。

そこにたどり着くまでに、ビジネスクラス、エコノミークラスを通り抜けてプレミアムエコノミークラスに着きます。!!!???

自席からの眺め 足元広々

 

このジャンボジェット、変態です。

1番前のドアより前はファーストクラス。1番目から2番目までドアの間はビジネスクラス。2番目と3番目のドアの間はビジネスクラスとエコノミークラス。3番目と4番目のドアの間はプレミアムエコノミークラスとエコノミークラス。4番目のドアより後ろはエコノミークラスです。そしてそして、2階席はビジネスクラスです。

つまり、通常前から順番に座席ランクが下がってくるはずなのですが、この会社のプレミアムエコノミーは、前後にエコノミークラスに挟まれています。しかも仕切り板もありません。

プレエコの後ろにすぐエコ

お座席に置いてあるグッズですが、枕とブランケットはもちろん、スリッパも完備です。噂によるとスリッパは日本路線にしかないらしいんですが、本当かは知りません。

スリッパ

座席のサイドには、アメニティポーチがあります。この中には、アイマスク、耳栓、歯ブラシ、ウェットティッシュ、靴下が入ってます。意外と充実。靴下は意外。

自席はこちら

14:00前になってもまだ搭乗は続きます。最後の方になって日本の学生団体が乗ってきました。修学旅行??? ドイツってすごいっすね。私立かな?

14:00になって機長から放送が入ります。ボーディングは終わったけど、乗り継ぎ客の荷物を積んでるのであと15分は出発できないです。みたいな内容。まだ出ないんかーい。搭乗が遅れたのは、機内の清掃に時間を要したためらしいです。

放送は外資系によくあるパターンで、ドイツ語と英語は機長がやって、日本語は日本人CAが訳して放送する方式。ということで日本語放送もあります。

日本語放送では、「ボーイング747-8をご利用いただきありがとうございます。」みたいな言い回しがあってジャンボオタクにはたまりませんね。

 

日本人CAは少なくとも3人いました。ビジネスクラスの方にいた人は正確には把握していないので4人とか乗ってるかもしれません。男性も1名。

日本人CAさんは無愛想な感じ。ANAJALならクレーム入るだろうなーって感じです。外資系だからそういうもんか?というとそういうもんでもなくて、私の目の前にいたドイツ人CAはめっちゃ愛想良かったです。

 

14時過ぎにはウェルカムドリンクが来ました。選択肢は1つ。

オレンジジュースになんかのフルーツ絞ったやつ? ノンアルです。

ウェルカム



座席にはあらかじめお食事メニューとドリンクメニューがあります。

お食事は日本語も!そして、一食目のメインは日本食も選べます。

お食事メニュー

ドリンクは英語しかありません。アルコールはワイン、ビールならありました。

ドリンクメニュー

 

せっかくジャンボに乗ったならやはり見ておきたいセーフティーインストラクション。しっかりジャンボの形です。

747-8

ジャンボの形!

遅れて離陸

飛行機は、14:12にドアが閉まりました。定刻13:35なので30分以上は遅れてます。14:16にプッシュバックされます。

飛行機はその後タキシングし、14:36にフランクフルト空港18滑走路から南へ離陸しました。

このフランクフルト空港、滑走路が東西に3本、南北に1本あります。東西は25/07のL, C, Rがあり、南北は18/36です。

 

離陸時は北米とかロシア方面に向かう機材は25Cから、アジアとかアフリカ方面は18から上がります。ということで、日本路線は18から。たしか4000m滑走路です。

離陸したら左へ旋回し、南東へ向け飛行。14:52にベルトサインが消灯しました。非常口座席なのでこの段階からモニターを使えます。もちろんUSB充電できます。

モニター起動

15時過ぎ、飛行機はさっそくミュンヘン上空を飛んでます。15:08にモニターを見ると、「目的地までの時間 11時間59分」だそうです。半日。なげえええええ。

11:59

一回目のお食事タイム

15:13にスナックが配られ、その直後に最初のドリンクサービスがきました。疲れてるのでアルコールはパスして、スプライトを頼んだ気がします。

スナック

15:25にオーストリアのウィーン上空を通過します。引き続き東へ。

オーストリア

16:00に機内食タイムがやってきました!!!

メニューを見ると日本食と和食って感じでしたが、CAさんの聞き方は「ビーフかパスタ」って言ってました。よくわからんな。事前に和食は牛肉使ってるという情報を得ていたのでビーフを選択。

無事に日本食にありつけました。

日本食

メインは牛肉とごはん。再度に、寿司とうどん。そして、パン。デザートにフルーツ盛り合わせ。だいぶ日本食寄りで、ボリューミーです。

味もだいぶ良いです。海外出張帰りの日本食は良いですねー。ただ、お米だけはどうしてもベチャベチャな炊き方です。

 

16:30に食後のホットドリンクがやってきました。ということで緑茶をいただきます。

16:55にお食事の片づけタイムです。

日没からの無の時間

だいたい外は日没。飛行機はルーマニアから黒海へ抜けた頃です。ウクライナのちょい南。

日没です

日没です

黒海

ここからは寝付けないけど目だけつぶる時間がひたすら続きます。

1時間経った頃、18時頃に黒海東岸へ。ロシアのソチのちょい南です。ロシアを避けるためにここまで南を飛行しているので、北はすぐロシア。

ロシアすれすれ

体が痛くなるので定期的に機内を散歩します。といってもビジネスクラス方面には歩けないので、エコノミークラス側の散歩。一番後ろまで歩いたりします。

ギャレーにはお菓子があるという噂でしたが、18時頃には何もありません。退散。

 

さらに1時間飛んだ19時頃、飛行機はアゼルバイジャンのバクーを過ぎてカスピ海を北東に飛んでいました。ロシアの南に突き出してる部分を抜けたので、少し北へ。

カスピ海クロス

こんな飛行ルート 夜

さらに1時間進んだ20時頃、ベルトサインが点灯しました。ちょい揺れてます。ルフトハンザ、ベルトサインをしょっちゅうつけるイメージです。離着陸時もつけてる時間めっちゃ長いですし。

 

結局ベルトサインは1時間消えず、21時頃に消灯となりました。

ということで機内散歩。ギャレーにはお菓子が用意されていました。ちょっともらいます。飛行機はカザフスタンアルマトイの北側を飛んでいます。飛行時間的には半分くらい来てます。まだまだ長い。6時間以上...

お菓子がセットされてます

モニターに映る巨大ジャンボ

22時頃、またベルトサインが点灯しました。で、40分くらいで消灯しました。

 

北京上空からの朝のお食事

ヨーロッパ時間の24時30分くらいに窓の外を見ると、すっかり明るくなっています。

朝です

そして、もう北京まで来ました。ということで時計を回して日本時間に。今は朝8:30です。

北京ターン

欧州便は北京で一気に右に90度旋回して、そのあと天津で左に90度旋回します。そういう飛行コースらしいです。

北京で曲がって天津で曲がる

右旋回したあと下を見ると、北京首都空港がよく見えます。その先には北京市街も見えます。

北京首都空港

北京市

自席からは外を眺められないので、一番後ろのドアまで歩いて外を眺めています。体を動かすにもちょうどいいお散歩です。

後ろから見るエコノミークラス

8:45に、おしぼりが配布されました。朝食タイムがやってきます。場所は、天津から東シナ海に出たとこです。

9:08に朝食がやってきました! チョイスはスクランブルエッグかクレープ。クレープを選んでみました。甘いジャム的なやつがかかってておいしいです。サイドはポテサラと思いきや甘いヨーグルト的なやつと、安定のパン。

クレープ

9:35くらいに韓国のソウルを通過して、朝鮮半島を南東へ。

ロシア上空の直線距離に比べるとだいぶ南回りですへ

いよいよ羽田へ

9:51にはちっさいチョコレートが配られました。欧州の短距離線で配られるやつです。

飛行機は順調に飛行し、島根の北側から京都北部へ入り、愛知県上空へ。

10:23に名古屋を過ぎたあたりでベルト着用サインが点灯しました。やっぱりだいぶ早い。日本の航空会社ならこの先の伊豆大島くらいまでは粘ります。しかもベルトサイン点灯の予告もありません。

まぁ、ベルトサインが点灯してからぼちぼち準備してくれ的なスタンスで、機内のチェックもその後のんびり行われます。

10:30くらいにそろそろしまうタイムになったので、リクライニングとモニターとはお別れ。浜松上空らへんです。

浜松

 

飛行機は順調に東に進んで、羽田へ向かいます。が、モニターもないしも窓もないので現在地は不明。

着陸が近づくと、愛想の良いドイツ人CAさんがお見合い席にご着席。

 

飛行機は南から千葉県上空に入り北上し、千葉市上空で西へ向かいます。今日の羽田は南風運用ということで、飛行機は滑走路22へ向かっています。

 

10:58に車輪が出ました。そして、右前方の窓の外には葛西臨海公園や荒川が見えます。

着陸直前に中央防波堤でだいぶ深い旋回をして22の最終着陸コースに入りました。ジャンボはやはり深くひねるんですね。

11:01に羽田空港に着陸しました。滑走路は2500mなのでまぁまぁなブレーキがかかります。結局、フランクフルトは12時間25分でした。遠い。

今回のフライト情報

着陸からの機内見学オタクタイム

飛行機はタキシングをして、107番ゲートへ。国際線ターミナルの目の前を堂々走行するので、日曜の羽田に駆け付けたギャラリーも大盛り上がりなことでしょう。

11:08に107番ゲートに到着しました。38分遅れでした。

羽田だあああ

せっかくのジャンボジェット、着いたらのんびり。2階を見学させてもらいます。

機内にある階段、二階のこじんまりとしたビジネスクラス、そしてコックピット。

ジャンボジェットを感じられてすべてが最高!

階段を下から

上から階段 洗練されたデザイン

ジャンボジェットだあああ

二階席!

二階席最後列のルフトハンザロゴ

11:20くらいに機内から出ます。検疫は少し混んでましたが、日本人の顔認証ゲートはスムーズ。外国人のゲートは混んでました。

荷物受け取りはまだ始まってなかったのでちょうど良いタイミング。

 

最初はCAとかの荷物が出て来て、そのあとプライオリティの荷物です。私はプライオリティが付いてますが、さすがにでかい飛行機だったのでプライオリティタグだらけです。ちょい待ってから出てきました。

 

荷物を受け取り、税関を通過して、11:40に外に出られましたとさ。