へんな旅行記

乗り物オタクが脳内で思ってることを全部垂れ流すブログです。

Finnair AY73便 ヘルシンキ→成田 北極ルート プレミアムエコノミー搭乗記

はじめてのFinnairです。

 

 

Finnairの日本便

コロナ前には日本にめっちゃ飛んでいたFinnairです。

というのも、Finnairの本拠地ヘルシンキは、ロシアのすぐお隣。日本から直線距離でヨーロッパに向かうのであれば、一番近い都市です。

正距方位図法を載せればわかりやすいんですが、いい地図がないので...

 

ということで、日本からヘルシンキを経由してヨーロッパ各地へ向かう需要を拾って大盛況でした。

コロナ前は、成田、中部、関空に加えて、たまに新千歳、福岡からもヘルシンキに直行便が飛んでました。今じゃ信じられない。

各地からヘルシンキまでロシア上空を飛んでいけば10時間ちょいです。すぐです。

 

ところがところが、コロナに加えて、ロシア上空飛べなくなったので、Finnairは終わってしまいました。高需要の日本便を飛ばせません。

ロシアを飛ばずに日本とヘルシンキを結んだら13時間かかります。ほかのヨーロッパの都市に対しての優位性が全くありません。

 

ということで、今は日本路線はよわよわ。と思いきやだいぶ復活してきました。

羽田、成田はほぼデイリー。関空も週数便、そして中部も復活です。

そしてそして、羽田はJALヘルシンキ便を飛ばし始めました。毎日ではないですが。

 

ただし、今のダイヤはめっちゃイケてないです。

名古屋便を除いてだいたい同じ時間です。

そして、関空と成田と羽田はほぼ同じ。これに加えてJALの羽田もほぼ同じ時間です。

東京3便あるのに全部同じ。

ヘルシンキ→日本

まぁこの時間が乗り継ぎ的には良いのはわかるんですが、一本くらいヘルシンキ朝発羽田早朝着とか作ってほしいですね。コロナ前の成田線みたいな。

 

日本発ヘルシンキ行きはもっと固まってます。

全部深夜発早朝着です。

一個くらい午前発夕方着が欲しいところですが、そこはJALがやってます。羽田朝発ヘルシンキ午後着です。

日本→ヘルシンキ

ということで、だいぶ復便してきたものの、ダイヤがいびつなヘルシンキ便事情なわけです。

 

Finnairの長距離機材

そして、機材の方ですが、日本便はすべてA350です。

というかだいたい長距離便はA350になっています。そのほかにたまにA330が飛んでいるくらい。

A330は、ヘルシンキストックホルムコペンハーゲン~ドーハとかいうカタール航空を補完する路線だとか、なぜかリースでバンコクシンガポールシドニーカンタス便とかに入っています。

 

A350は、北米、東南アジア、東アジア、そしてヨーロッパの短距離路線に入っています。意外にも、ミュンヘンアムステルダム、ロンドンとかにも飛んでます。ヨーロッパの短距離路線って小さい飛行機のイメージが強いですが、フィンエアーは例外です。

 

このA350ですが、2021年からプレミアムエコノミーを載せて、ビジネスクラスを新しいやつにする改装を行いました。

これによって、ビジネスクラスは1-2-1の配列で、世にも珍しいリクライニングしない、ソファーみたいなお座席になりました。

そして、プレミアムエコノミーは2-4-2のお座席。

ただ、圧倒的にエコノミークラスが多数を占めます。機内の半分以上のスペースがエコノミークラスです。やはりそういう需要が多いんでしょうか。

 

ところで、このフィンエアーの350、いろんな面白い塗装がいます。

例えばマリメッコフィンランドの有名ブランドのマリメッコの模様を描いたやつ。A350なので、日本にも来ます。

羽田にて

 

おケツ

あとはムーミン

ムーミンフィンランド生まれなのでそういう塗装もいます。

成田にて

ほかにも、ワンワールド塗装とか、もう一個なんかありました。

ということで、乗るのも楽しいフィンエアーA350です。が、今回はノーマル機でした。

 

イタリアからフィンランド行きに搭乗

さて、そろそろ当日のお話。

当日の旅の始まりは出張先のイタリアです。

 

ということで飛行機出発の2時間以上前に空港に着きました。

ベネチア空港のチェックインカウンターは日本で言う2階と1階に分かれています。便数の多い会社とかは2階でチェックインするのですが、今回は1階。フィンエアーは便数が少ないかつ、飛行機も小さいので端の方に回されます。

 

1階の端の方で、ゾーンとしては2つだけ。カウンターのお姉さんはなんと1人だけという超こじんまりとしたチェックインカウンターです。

それでも、そんな混まずにスムーズにチェックインできました。荷物は東京までスルー。制限の23kgまでギリギリでした。

ちっさいチェックインカウンター

荷物ギリ

チェックインしたら、保安検査を抜けます。飛ぶのはヘルシンキ行き。シェンゲン協定内なので、パスポートコントロールはなく荷物検査のみです。

抜けたら暇です。イタリア土産を買います。Venchi購入。

お買い上げ

そのあとは、おなじみマルコポーロラウンジへ。全航空会社、プライオリティパス対応です。ベネチア唯一のラウンジです。

ラウンジからデルタ航空ビュー

で、ヘルシンキ行きに乗ります。ちっさいエンブラエル190です。が、沖止めではなくしっかりボーディングブリッジが付きました。

乗り込み

エンブラエルで乗り継ぎ先のフィンランドまで

ヨーロッパ域内線のA320とかってめっちゃ座席が狭いんですが、このエンブラエルは逆に広いです。飛行機はちっさいのですが、座席は余裕を持って積んでるみたいで素晴らしい! 地味に2時間半以上のフライトなので。

でか座席

さらに機内は8割以上埋まってたんですが、お隣がいません。2席独占!!!

 

実はこの飛行機はFinnairじゃなくてNorraの運航らしいです。JALとJ Airの関係みたいな。Nordic Regional AirlinesでNorraらしいです。

エンブラエルの機内

まるーい

飛行ルートも素晴らしく、

スロベニアハンガリースロバキアポーランドリトアニアラトビアエストニアと経由してフィンランドヘルシンキまで。もはや東欧観光です。

川の左はスロバキア、右はハンガリー

ワルシャワ

エストニアの一番北のとこ

機内サービスはドリンク。フィンエアーオリジナルのベリードリンクなどなどがもらえます。その他に有料ドリンクもあります。

そういえば、客室乗務員は2名のみ。エンブラエルはちっさいですね。その2人でひたすらドリンクを配るので時間がかかります。

 

飛行機は2時間半くらい飛んで、ヘルシンキの北側まで回ってから、北から空港にアプローチ。曇りのヘルシンキにたどり着きました。

ヘルシンキ

ヘルシンキ

フィンランドはイタリアと2時間の時差。日本とはサマータイムで6時間の時差です。

 

ヘルシンキ乗り継ぎお買い物

空港に着いたら乗り継ぎですが、乗り継ぎ時間が4時間あるので一回外に出てみようと思います。

ちなみにそのまま乗り継ぐ場合この空港すごいです。

出発と到着のエリアが同じなので、シェンゲン協定内だったら降りた瞬間もう搭乗口を探すだけ。

シェンゲン協定外に行く場合でもシンプル。荷物検査は不要で、出国エリアでスタンプだけもらったらすぐに搭乗口です。しかも、1ターミナル。どの会社でも同じターミナルなのでターミナル間移動も不要です。

きれいな空港

 

これなら最低乗り継ぎ時間40分も頷けます。

ロンドンとかなら入出国はなくてもながーい荷物検査とか、ターミナル間移動が発生するので、JALとBAとかの乗り継ぎ時間は最低90分って言われています。それに比べるとだいぶ神です。

 

ただ、一回外に出ます。

だいぶ寒い! 6月ですがヘルシンキはだいぶ北にあるので、昼間の気温が16度とかでした。

Finnairのショップがあると思って外を散歩したのですが、コロナ前の情報だったみたいで、今はもう閉まっていたようです。

ということで、外に出たはいいもののやることなくなりました。

 

超がんばれは市内にも行けます。片道30分くらいっぽいです。

 

ということで、ほどなく出国します。ヘルシンキは1ターミナルなので、チェックインカウンターも全部同じゾーン。ただ、今回は立ち寄り不要。

そのまま保安検査へ。ちょっとだけ並んでました。が、さすがのヘルシンキ、スムーズです。

システムも羽田みたいな最新式。

そして、ドイツと同じように保安検査で水をそのまま持ち込めます!!! 国際線でも水を持ち込めるなんてすばらしい。

なのですぐに検査完了。

 

ここからはお買い物タイム。

保安検査を抜けてからはまず、シェンゲンエリアに出ます。そのあとにパスポートコントロールを抜けて国際線搭乗エリアに行く流れです。

お店はシェンゲンエリアにたくさんあります。

 

ということで、フィンランド名物のマリメッコへ。特徴的な柄のお土産購入!

ほかにはムーミンショップとかもあります。フィンランド感満載ですね~

マリメッコ

おかいもの

ムーミン

ヘルシンキ乗り継ぎでFinnairラウンジ

買い物を終えたところで出国。この時点で15時過ぎ。飛行機の出発は17:35です。まだまだ暇暇。

EUの出国は日本人の場合自動ゲートを通って、最後にスタンプだけ係員に押してもらう方式。なので一瞬です。

EUを出国すると、ガラガラです。あんまりこの時間は便がないのでしょうね。

 

出国した後のゾーンにもお土産ショップはありますが、やっぱりシェンゲン域内のお店よりは寂しい感じです。

なので、まっすぐにラウンジへ。

真っ白ラウンジ

フィンエアーラウンジは受付の左側がファーストラウンジ、右側がビジネスラウンジっぽいです。ということで右側へ。

噂によるとファーストラウンジはサウナがあるとか。

 

ラウンジ内はガラガラ!!!

ひろびろ

2時間半後にJALの羽田とFINの成田があり、近い時間にFINの羽田とソウル、そのほかにもドーハとかシアトルとかあるので混んでるかと思いましたが、ガラガラ。

出発案内

ということでシャワーも待ち時間ゼロで使えます!

 

シャワーは5室くらいしかないのですが、なぜかずっと空いてました。長距離フライト前に浴びられるのは素晴らしい。

ただし、シャワー室は狭めでした。最低限。

シャワールーム奥側

シャワールーム

お座席ではもちろん充電できます。電池復活。

そして、お食事。割といろいろありました~ 写真は撮り忘れ。

お食事コーナー

ドリンクもたくさんあり、奥の方にはバーカウンターもあります。が、お酒に弱いのでノンアル。コカコーラゼロを押したら液がなくなってたからか、ほぼ無色のうっすい炭酸水が出てきました...

バー

ドリンク

遅れのご連絡

ラウンジに入って1時間、16:15くらいにFinnairからご連絡が。

あなたの飛行機は17:35→18:10に時刻変更します。という内容。

 

まぁ35分ならそんなに大きくない遅れなので許容。成田からもし乗り継ぎがあったら最悪ですね。

ちなみに、私の乗る飛行機はミュンヘンからヘルシンキへの短距離便の折り返しっぽく、それが遅れてました。

それなら、アムステルダムからヘルシンキ行きに入った後18:30に羽田行きになる予定の機材を成田便に回してくれればどっちも遅れないのに~ とか思いましたが、そんな柔軟には機材は変えられないのでしょうかね。

 

出発が遅くなったので、ラウンジ生活を続けます。ポテチおいしい。

遅れて搭乗口へ

結局、17:30くらいにラウンジを出ました。2時間以上滞在してました。暇。

搭乗口へ

ラウンジから46番ゲートはけっこう歩きます。10分くらい。途中にはコンビニ的な店とか、マリメッコとかのフィンランドらしいお店とか、なぜかラーメン屋とかあります。

 

向かう途中で43番ゲートには搭乗が終了した17:40の羽田行きJALがいました。あちらはビジネスクラスとエコノミークラスの2クラスだけ積んだちっさい787-8です。

JALさん

さらに奥に歩いていくと我が成田行き!

成田行き

ノーマル塗装のA350の、OH-LWKが鎮座しています。

搭乗機

ちなみにお隣の48ゲートは羽田行き。あちらはムーミン塗装。

 

ヘルシンキ空港は、シンガポールとかクアラルンプールみたいに、搭乗手続き後に待合室があります。が、待合室はちっさいので全員は入らないような感じ。中が埋まったらあとは搭乗開始後に手続きを通って行くスタイルです。謎。

待合室イン

待合室はプライオリティとノーマルに分かれていて、待合室の先のドアはプライオリティ側が先に開くシステム。

当然プライオリティレーンから入り、待合室で待機します。

17:38くらいに搭乗手続きを済ませ、17:45くらいにドアが開いて飛行機へ向かいました。

いよいよ機内へ

ご搭乗~

飛行機は2番目のドアだけボーディングブリッジにつながれています。

入って左がビジネスクラス、右はすぐプレミアムエコノミー。その後ろは全部エコノミー。

乗るのはプレミアムエコノミーの最前列なので、入ってすぐ。

最前列は座席指定料金が高いのですが、ワンワールドサファイアパワーで指定できました。このへんルフトハンザと違って素晴らしい。

最前列

お座席

座席には、ネックピロー、ヘッドフォン、ブランケット、アメニティポーチがあります。

ネックピローがある航空会社は初めてでした。すごい。

セット

けど、個人的にはネックピローよりスリッパが欲しいですね。ルフトならスリッパはありました。

 

フィンエアーのプレミアムエコノミーは素晴らしく、お座席は最新。目の前のモニターは壁に備え付けなので最前列でも離着陸時にも使用できます。そしてタッチパネルはサクサク。

分かりやすい情報

お食事とか機内サービスとかもすぐ確認できる優れものです。そして、A350なので機外カメラも2つ装備。

お食事情報

北日がまぶしいヘルシンキを離陸

結局18:07に搭乗終了しました。新しい出発時刻から見ればちょうどいい感じ。もともとは17:35発でしたが。

荷物の積み込みとかも終わった後、18:20にプッシュバックしました。お隣の羽田行きは18:30発なのでほぼ同じタイミングですね。

ここから延々と東の方へタキシングし、22Lから18:30に西に向かって離陸しました!

離陸するぞ~

羽田行きもこのタイミングでプッシュバックしてるのが見えました。

 

離陸の瞬間は機外カメラとともに。西日(ほぼ北寄りになってるけど)に照らされたA350が美しいです。

右旋回

離陸後は右旋回で、真北に向かって飛行開始。そう! この飛行機は北極を通過します。

フィンランドから北極に向かうと、その先にアラスカがあります。ヘルシンキが東経20度くらいなので、まっすぐ北極を通れば西経160度くらいの場所に出られます。実際には日付変更線 (=西経180度)くらいに出たいのでちょっとはずれますがほぼ北極ルートです。

 

ここから数時間はひたすら北に向かいます。北極を過ぎたら、同じ方向へ飛んでるはずなのにいきなり南に飛びます。不思議。

 

一回目の機内食

離陸直後にベルトサインは消灯しました。たった6分。

19:12に最初のドリンクのサービスが来ます。ということでゼロコーラ。缶でもらえました。そして、プレッツェル

最初のサービス

その後すぐにディナータイム。プレッツェルとともにドリンクというより、ディナー用のドリンクだったっぽいです。

ディナーは洋食か和食か。ヨーロッパ系各社のプレミアムエコノミーってヨーロッパ発でも和食出してくれるのが素晴らしいですね。

フィンエアーの和食はこんな感じ。チキンとごはんです。

チキンとごはん

味は良いのですが、サイドのサラダは微妙。あとはパンだけ。品数は微妙ですね...

欧州発の和食ランキングは、ルフトハンザ>ブリティッシュ>フィンといった感じ。

 

飯を食ったあとの現在地はこのへん。スカンジナビア半島の最北端あたりです。めっちゃ北ですが、まだまだ北上します。

ひたすら北へ

このあたりからはひたすら睡眠タイム。

 

20:55に機内は真っ暗に消灯されました。ただ、6月の北極圏は白夜です。外は深夜ですが太陽が出てます。しかも低い位置。なので窓のシェードを閉めること必須です。

北上しまくり

飛行機は順調に北上。北極から地図を見ると普段見る地図とは全然違いますね。メルカトル図法だとこの飛行機は今意味わからないところを飛んでますが、まっすぐアラスカに向けて飛んでることがよく分かります。

ロシア領空に入らないように、北極点より若干グリーンランド寄りを飛ぶわけですね。

 

北極ルートを満喫

そして、22時過ぎ、ヘルシンキから3時間半飛行した時についにほぼ北極到達です。

今どこだ???

めっちゃ北

見てた中で一番北だったのは北緯89度32分。

 

ほぼ北極なので、飛んでる場所の現地時刻とか、飛んでる方角とか、飛んでる経度が意味わからないくらい目まぐるしく変わります。

タイムゾーンの地図で見ると、意味わかりません。ここは何時なんだ!??

タイムゾーン

北極点を過ぎてすぐ、22:21頃にめっちゃ揺れてベルトサインが点灯します。7分で消えました。

その後爆睡。

 

北極から太平洋へ南下

1:08に現在地を確認すると、ちょうどアラスカとロシアの間を飛んでます。

アラスカ

おトイレ散歩。ギャレーにはおしゃれなフィンエアーロゴがあります。

良いデザイン

あとは、いつでも飲める用にお水と、簡単なお菓子があります。

フリーゾーン

そして、おトイレはプレミアムエコノミー専用が1つあります。素晴らしい。1つが左側にあるので、一番右と一番左でプレミアムエコノミーの座席の列の数は1つ違うわけです。

 

ここからさらに思ったよりもめっちゃ爆睡しました。

二回目の機内食

フィンランド時間で朝の4:23に機内が明るくなりました。ということはそろそろ東京が近いということ。

IPhoneの時計を4:23から10:23に変えます。6時間進みました。

 

その直後、10:28に朝食が配膳されました。

朝飯

が、しょぼいです。そして、プレミアムエコノミーもエコノミーと同じもの。ちっさい紙箱の中にポテトとオムレツと、ナスとかをとろとろにしたやつが入ってます。ナス嫌いなのでちょっとつらかったです...

ちなみにホットドリンクとして緑茶もらえます。ここは日本人に優しい。

 

再び爆睡。

12:00頃に現在地を見ると、宮城県沖。もう東京はすぐそこです!

ココ

ここまでの飛行ルートを見るとめっちゃ遠回りですね。まっすぐ飛べばロシア上空を突っ切ってすぐに東京なのに。

めっちゃ迂回ルート

成田へ向けて降下

12:12に成田に向けて降下を開始しました。

そして、12:16に全員のネックピロー回収タイムです。こうしないと絶対みんなお持ち帰りしちゃうんでしょうね。

12:18にこのタイミングでちっちゃいチョコ配られました。謎タイミングサービス。

 

この辺の対応を含めて、Finnairの日本人CAさんはめっちゃ丁寧な接客でした。日系みたい。どこかのルフトハンザの日本人CAとは大違いでびっくりでした。あちらは良くも悪くもヨーロッパスタイル。

 

12:21にベルトサインが点灯しました。ここから着陸までまだ30分。

12:24に、客室乗務員が何か配り始めました。入国書類系は離陸後に配ってたのでなんだろう?ってなりましたが、なんと、北極ルート証書です。

確かに北緯89度より北まで飛んだので北極飛びましたもんねー。オタクにはたまらない一品です。

証明書

日によっては南回りで中国とかを経由して飛ぶこともあるので、北回りの日限定でもらえるっぽいですね?

 

12:37に機外カメラを見ると、ついに日本が見えてきました。茨城の鹿島灘

日本だ

12:39に日本上陸です。場所は茨城の神栖市上空。

12:40に「Cabin crew, landing in 10 min」という放送が入りました。

 

ここからまっすぐ北西に進み、霞ヶ浦上空で左へターン。稲敷市あたりですね。

成田のRwy16Lの着陸ルートに乗り、12:50に利根川上空でランディングギアを展開。

滑走路が見えてきた

いよいよ成田到着

そしてそして、12:52に成田空港16L滑走路に着陸しました!!!!

着陸

出発が35分遅れた割には、ほぼ定刻到着です。定刻は12:55です。

ちょっと迂回した着陸ルート

飛行データ

飛行時間は12時間22分でした。長い。ロシア上空飛べば10時間切るのに。

長い日は13時間くらいかかるっぽいので、風のおかげてスピードアップできたのでしょうね。

 

12:59に成田空港第二ターミナルの62番ゲートに着きました。だいぶ優遇されているゲートです。JALとかキャセイが使いそうなイメージのところ。

 

このゲートなら飛行機を降りたらすぐ入国手続きゾーンです。

降りて、歩いて、検疫を通過し、入国して、荷物受け取り。

そして、税関通過。

 

結局、13:25くらいには外に出られました~ スムーズで良かった!

ということで、13:42の京成スカイライナーで帰宅しました。

帰るぞ

帰るぞ