ついに乗れました！
JALのフラッグシップ、777-300ERの長距離便のビジネスクラス！
そしてめっちゃ堪能できるロンドン線。14時間フライトです。
- 羽田ロンドン便
- ビジネスクラスアップグレード
- 羽田でチェックイン
- 保安検査からのやらかし
- キャセイラウンジ
- いよいよ機内へ
- 東京遊覧飛行
- ビジネスクラスのサービス開始
- ドリンクタイム
- メインの和食タイム
- ベッドメイクと爆睡タイム
- 間食タイム in北極圏
- 到着前のお食事タイム
- ロンドンにアプローチ
- ロンドンヒースロー空港着陸
- ターミナル3からターミナル5へ乗り継ぎ
羽田ロンドン便
ロンドン便に乗るのはなんと1ヵ月ぶり。前月も出張で乗りました。
その時は行きはJALの深夜便。JL41でした。あちらはエコノミーとビジネスの2クラス制で、残念ながらエコノミークラスの旅でした。ブログを書きたいけどいろいろ溜まってるので書けてません。
一方で、今回乗るのはJALの昼便。JL43です。こちらはなんと、エコノミー、プレエコ、ビジネス、ファーストの4クラス構成。JALのフラッグシップ、777-300ERでの運行です。ニューヨーク線に次ぐ、JALの看板便なわけです。なので今年度中には新しいA350-1000が入る予定みたいです。
ということで、今回乗るのはファーストクラス搭載のJALとしても最重要な便です。
JALでファーストクラスを搭載してる便を常に導入してるのは、ニューヨーク2往復、ダラス、ロンドン1往復、パリだけです。あとは季節によってはファーストクラスも入ったり入らなかったりといった便はいくつかあります。
これらの便は777-300ERか、最新のA350-1000のどちらかは必ず入るわけです。
で、前回の帰国便はまたロンドンだったのですが、British Airwaysです。こちらは787-9でありながら4クラス制。割と良いサービスで感動した記憶があります。
その時の記事はこちら。
ビジネスクラスアップグレード
で、なんでビジネスクラス乗れたかなんですが、キャンセル待ちです。
当然ながらビジネスクラスに乗れる身分ではないので、アップグレードのキャンセル待ちです。
割と直前に予約したので、当然アップグレード枠は満席。そして、ビジネスクラスの空席も1席くらいしかない状況。絶望的です。キャンセル待ちを電話で申し込んだときは、待ち人数5人くらいって言われたのでまぁ無理だと思ってました。
が！！！
前日にJALのページを見ると、なんと、ビジネスクラスの文字！！！ 大成功。
JALのキャンセル待ちは当然ながら上級会員優先です。なので、5人待ちで枠が1つでも、私が最上級なら勝ちです。つまり、私のほかのキャンセル待ちの人がダイヤモンド会員か、JGCプレミア会員でなければ私は1位です。JGCなので。
で、おそらく他の人はJGC未満だったのでしょう。ラッキー！！！
ということで、33,000マイル引き落としの上でビジネスクラスアップグレードとなりました。
羽田でチェックイン
そして迎えた当日。
JL43の羽田出発は9:45です。ということで7:30過ぎに羽田へ向かいました。
羽田空港に着いたら、チェックイン。ビジネスクラスなのでビジネスクラスカウンターに並んじゃいます。スムーズ極まりない！
保安検査からのやらかし
ちなみに日曜の羽田空港は激混みでした。保安検査の列は延々と続いてました。
が、私はビジネスクラスなので、保安検査優先レーンです！！！
素晴らしい！
なので、列には並ばず優先レーンへ。ちなみに、JGCとかSFCでもこのレーンは使えません。ガチビジネスクラス以上じゃないと無理です。
すいすいと保安検査を抜けました。
が、このタイミングで気付きます。。。 レンタルWifi借り忘れた...
ということで、「外に忘れ物しちゃったんで、保安検査戻れますか？？？」を発動...
こんなの初めてです。
そしたら、クルーレーンから逆流させてもらえました。イレギュラーなのであんまやっちゃだめですよ。この時、飛行機までの時間に余裕があるかだけ確認されました。そりゃそうだ。
逆流後は、再検査もクルーレーンから通していただけるらしいです。もう一度並びなおす必要はなし。クルーレーンを通れるようなカードをもらいました。
いったん外に出てからは、Wifiを借りなおし、もう一度クルーレーンへ。
当然ながら、いろんな会社のCAさんとかばっかり並んでるレーンで私だけ一般人。気まずい。
が、スムーズにレーンを通過できました。
今度こそ出国へ。この間わずか10分くらいでした。ありがたや。
キャセイラウンジ
出国したら、ちょっとお買い物をしてから、ラウンジへ。
ラウンジに向かう途中の112番ゲートが今日のロンドン行きの乗り場。
まさかのJA732Jがいました！
このJA732J、世界の777-300ERの中でも一番古い機材の一つ。元ボーイングの試験機だったやつです。そして、JAL777-300ERの中で唯一のOne World塗装。
そしてそして、2月にニューヨーク行きでもお世話になった飛行機なんです！
この時
で、ラウンジへ。今回はサクララウンジじゃなくてキャセイラウンジへ。
キャセイラウンジは114番ゲート近くの6階にあります。
安定の担々麺。
いよいよ機内へ
飛行機は9:45発で、9:15搭乗開始なので、9:10過ぎには112番ゲートへ戻りました。
まずはGroup1からの搭乗で、その次Group2。が、今回は急いでないのでGroup3の後半くらいで乗り込みました。
機体に輝くOneworldの文字。
そして、2つ目のドアを入ってすぐの席が私のお席です！
ビジネスクラスは2-3-2の配列ですが、すべて個室。窓側席からも通路に出れるようになってます。プライベート感の強い日本人好みのお座席です。
そして、椅子がでかい！！！ こんなにスペースをくれるなんて、さすがJALのビジネスクラスです。
JALのフラッグシップにふさわしいお座席なわけです。
席にはスリッパ、ブランケット、枕、ヘッドフォン、そしてアメニティポーチ。かわいいデザインです。
9:38に、ウェルカムドリンクをいただきました。シャンパンもありましたが、ここではオレンジジュース。
東京遊覧飛行
9:43にドアが閉まりました。優秀。定刻。
ドアのそばの席なので、ボーディングブリッジが離れていくのがよく見えます。
9:51にプッシュバックが終わり、滑走路へ。
この日は南風運用。ターミナルの北側へ回り、16Lへ。
10:03に16Lから南に向けて離陸しました～ 14時間フライトなので、ゆったりと離陸していきます。
10:07くらいに陸地へ舞い戻ります。左には新浦安の埋め立て地を眺めながら、南船橋上空辺りに入りました。
湾岸がよく見えます。
左の奥の方には東京のスカイスクレーパー。改めて東京は大都会です。
ビジネスクラスのサービス開始
10:09にベルトサインが消えました。現在地は柏。
10:13にカーディガンを配ってもらいました。ちょい冷える機内では重宝するモノ。
もういっちょ右ターンをして、こんどは太平洋方面へ。羽田と成田の着陸ルートを避けるとこういうルートになります。
10:20くらいに日本から離れて太平洋へ。
10:24におしぼりをいただきました。
ドリンクタイム
10:29に最初のドリンクオーダータイムです。シャンパンもいいですが、今回は日本酒。
10:35にテーブルをセッティングしていただき、10:42にドリンクをいただきました。
めっちゃ注いでくれます。酒に弱いのでこれだけで酔っちゃます。
日本酒はもちろん美味しいんですが、一緒に出てくるおつまみは明らか洋風。オリーブとナッツです。
10:35には機長の放送がありました。
現在は31000ftを飛行中で、ロンドンには15:50に着陸予定とのことでした。
メインの和食タイム
エコノミーだとおつまみのあとめっちゃお食事まで待つイメージですが、ビジネスはすぐにお食事タイムです。
JALのビジネスクラス乗るのは確か4回目とかなんですが、毎回和食しか頼んでないです。洋食はよくわかりません。
11:02にお食事タイム！ お食事は2段階。前菜系タイムと、メインタイムです。
まずは前菜系。といってもがっつり入ってます。
相変わらず美味しいです。ただし、この箱に入ってるやつは全部冷たい系です。この間にメインを温めてくれてるのでしょう。
横には鶴を添えてくれます。さすがJAL。
もちろんこのタイミングでドリンクももらえます。お酒に弱いのでここからはもうソフトドリンク。
続いて11:30頃にメインご到着です。
お魚とお肉両方入ってます。そして、ご飯と味噌汁とおしんこ。いいっすね～
JALの素晴らしいところは、海外発でもこのレベルの日本食を食べられることですね。
ご飯は欲を言えばお茶碗が良いんですが、JALのビジネスクラスはなぜかこの包まれたご飯が出てきます。まぁ量的にはちょうどいいです。
12:02に最後のデザートタイム。
抹茶プディングです。ということで温かいお茶とセットで。
ところで、ご飯を食べながら映画を見ます。でかい画面だと見やすいですねー。
浜辺美波ちゃんのサイレントラブってやつです。ミセスが主題歌歌ってます。
ベッドメイクと爆睡タイム
お食事が終わったら爆睡タイムです。
ビジネスクラスの一番いいところは、横になって寝れること。ということでさっそくベッドメイク！
上の棚に入ってるマットレスを取り出し、枕をセットして、ブランケットを載せればベッドの完成です。
ちょうど12:30くらいに機内の照明も暗めになってきました。
現在地はカムチャッカ半島の南あたり。ロンドンはまだまだです。
残念ながら現地に着いたらすぐ仕事をしなければならないので、睡眠はめっちゃ大事です。これがエコノミーとかプレミアムエコノミーだったらきつかったですね。
15:00に現在地を確認すると、ベーリング海ど真ん中。日付変更線に沿って飛行していて、ロシアとアメリカの間あたり。意外に速いですねー。もうここまで来たかという感じ。
しかし！ ロンドンまではあと8時間14分だそう。長すぎ。
その分ビジネスクラスを満喫できます。
日本時間じゃ全然昼間なので、機内は暗くても映像見てる人も結構います。ロンドン時間でもそろそろ朝ですしね。
間食タイム in北極圏
日本時間17:00に間食タイム！ デブです。
せっかくご飯いくらでももらえるならもらっておこうスタイル。
豚角煮丼は美味しい！とろっとろです。これを好きなタイミングでいくらでもいただけるなんて...
ついでにスープも。
このお食事ですが、手元のコントローラーから頼めるんです。もうレストランやん。便利だ。
ちなみに、到着が近づくとけっこうアラカルトメニューも品切れが多かったです。早い者勝ち。さすが14時間フライト。
外の景色は北極です。6月の北極は白夜。明るいです。ただ、北極なので氷です。夏でも。不思議だ。
18:48に現在地を確認すると、グリーンランド手前。ロンドンまであと5時間くらいになりました。近い。
到着前のお食事タイム
日本時間21:00になると、ついに羽田から11時間経過。ロンドンがだんだん近づいてきたので時計を回します。21:00は13:00になりました。あら不思議。
このタイミングで、最後のお食事を。
和食セット！
お食事的には充分なんですが、ビジネスクラスのお食事をいろいろ楽しみたい欲が出てきて、坦々ヌードルも！おいしいから食べられちゃいます。
和食セットのメインは美味しいおさかな。あとはごはんと味噌汁とお新香。落ち着きますね。
坦々ヌードルはあんま期待してなかったのですが普通においしい！
ですが、個人的には日本に向かう便で出てくるやつの方が好きです。そう。日本発と日本着でアラカルトメニュー結構違うんです。
ということで、日本行きのビジネスクラスに乗ったときの記事はこちらをご参照！
13:30くらいに機内がちょい明るくなりました。これくらいのタイミングで後ろのエコノミーとかでは2回目の機内食を配っているのでしょう。
こちらのビジネスクラスは1回目のお食事の後は好きなタイミングでなんでも食べられる方式です。天才的。
これなら睡眠も確保できますし、食べたい人はめっちゃ食べられます。
食べたらまた睡眠。
ロンドンにアプローチ
14:36に機内放送がありました。
あと65分で着陸とのこと。で、あと25分でベルト着用サインを点灯させるらしいです。
14:42に機内の照明が完全に復活。午後モードです。
14:44の現在地がグラスゴーの北です。まだまだイギリスに入ったばっかり。
とは言っても日本からはめっちゃ来ました。約13時間。
15:10にベルト着用サインが点灯します。場所はリバプール付近。
外は雲が多め。雲の合間からイギリスの田舎の風景が見られます。
15:20にバーミンガム上空です。
飛行機はロンドンの北側でいったん東へ飛行。
ロンドンの中心を越えて東側まで回り込んでからいっきに西へターン。
というのもロンドンヒースロー空港はクソでかいのに着陸滑走路は1本しかないので。混みます。
ロンドンヒースロー空港着陸
そしてそして、15:47にロンドンヒースロー空港27Lに着陸しました。
日本から実に13時間45分の旅。ビジネスクラス満喫旅でした。
到着はターミナル3なので、滑走路からすぐです。一本前に着陸したシンガポール航空のA380の前を横切ってお先にターミナルへ。
15:53にゲートに到着しました！！！
ターミナル3からターミナル5へ乗り継ぎ
15:58には機内から最初に降りられました。さすがドアそばビジネスクラス。
さて、ここからはターミナル5への乗り継ぎです。ほぼ定刻で着いたので余裕でいけそう。荷物さえついてきてくれれば。
ターミナルを歩いて、連絡バス乗り場へ。
ここでターミナル5行きのシャトルに乗ります。5分毎くらいに出てます。
そして、そんなに並んでないので5分待てば乗れます。
ターミナル5までは約10分。
ターミナル5に着いたらこんどは乗り継ぎレーンへ。
乗り継ぎのところで搭乗券をかざして、上の階に上がって、保安検査。
この保安検査が意外な鬼門で、以前はここで30分ロスしたこともありました。
が、今回はスムーズに通過。10分もかからず。運です。
ただ、乗り継ぎで運によってタイムロスするのは良くないですね...
ヒースロー乗り継ぎはガチャです...
今回は幸運なことに普通に乗り継げましたとさ。
