へんな旅行記

乗り物オタクが脳内で思ってることを全部垂れ流すブログです。

東京九州フェリーはまゆう 横須賀→新門司 乗船記

2021年7月就航の東京九州フェリーにやっと乗ってきました!

 

こちらの船に乗りました。

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はまゆう

 

 

 

新日本海フェリー阪九フェリーを運航しているSHKグループがこの2021年になんと新規路線を開設してくれました。

フェリーの新路線が今の時代にできるなんて結構珍しいこと。

 

ここで、

フェリーのお話

 

東京九州フェリーを運航するSHKグループですが、むかーし関釜フェリーで釜山まで乗りました。

 

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

それ以外には日本海航路や瀬戸内海航路なので関東在住の私には縁があまりありません。

 

ただ、

今回就航した東京九州フェリーは、オタクにはたまらない長距離フェリー。そして、関東から乗れるという素晴らしいアクセス。

こんなもの体験するしかありません。

 

そして、就航する船がイカれてます。

全長222mの大型船でありながら、最速28.3ノット。時速50キロ越えです。

巨大な船が海上を50キロで爆走するわけです。

 

他のフェリーってだいたい時速40キロくらいなので、結構早い。

 

実際、東京から九州まではこれまでオーシャン東九フェリーが2泊3日で運航してましたが、それとほぼ同じ区間をたった21時間で結ぶのです。

 

運行も非常にハード。

夜23:45に横須賀を出て、翌21:00に新門司に着いたと思ったら、3時間ですぐに折り返し、23:55に新門司を出航。翌20:45に横須賀に着いて、また3時間ですぐに折り返し。

 

というほぼ動き続けてるダイヤです。

 

瀬戸内海のフェリーとかは大体夜九州を出て朝大阪とかに着いて、半日休んでまた折り返しみたいな感じですので、だいぶ大変さが違いますね。

 

 

そして、船内がまたすばらしい。

 

2021年就航の最新船とあって、一番安い部屋でもプライバシーに配慮された個別のベッド。きれいなお風呂や露天風呂、船内の吹き抜けを突き抜けるシースルーエレベーター、などなど。

詳しくはのちほど写真で紹介しましょう。

 

 

 

では、さっそく当日のお話へ。

 

まずは

横須賀港まで

 

東京九州フェリーは、東京と名乗ってるものの、東京からは出ません。

神奈川県の横須賀港に新しくつくられたフェリーターミナルから出航します。

 

ですので、まずは、横須賀へ。

 

乗船したのは8/26(木)

平日です。

金曜日に有休を取りました~

 

横須賀の出港は23:45です。つまり、平日に都内でお仕事をしてから横須賀に行っても乗れるわけです。

この日は普通にお仕事をしてから荷造りをして横須賀へ。

 

最寄り駅は、京急の横須賀中央。JRの横須賀はちょっと遠いです。

ただ、どちらにしろ歩かなきゃいけないので、荷物があるならタクシー一択です。

 

ということで今回は横須賀中央へ。

京急快特に乗れば品川から50分くらい。10分毎に走っていて便利なものです。

が、せっかくなのでイブニングウイング号で行きます。

 

ご存知の通りイブニングウイング号は座席指定制の通勤ライナー的なもの。

 

乗るのは、イブニングライナー18号

品川21:47→横須賀中央22:33 というダイヤです。

東京九州フェリーは出港の1時間前、つまり22:45に港に来ることを推奨しているので、ぴったりのダイヤ。まさに東京九州フェリーアクセス号と言っても過言じゃないわけです。

横須賀駅に着いたらタクシーで5分くらいですぐに港ですからね。

 

品川駅に着いて、スマホでウイングチケットを購入。300円。

ちなみに、品川21:39の品川始発の快特に乗ると横須賀中央に22:26とかに着くので、ライナーじゃなくてもそれで座っていけます。

 

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ウイング号

 

私は、品川の3番線に鎮座する2100形に乗り込みます。

入口でQRコードを見せて乗車する形。ドアが開いてるのは4号車と8号車だけです。

 

入口でお茶と、ウイング号30周年記念のカードを配ってました!

お茶もらえたらウイングチケットは実質150円ですねー

 

コロナがなきゃもっと混んでるのかもしれませんが、発車時点で半分も乗ってないくらいでした。一人二席。

 

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ラッシュを避けて快適移動

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なんかキャンペーンやってた

 

品川を21:47に出たら、上大岡に22:16に着くまでノンストップです。蒲田も川崎も横浜も通過します。

が、さすがに前の列車に詰まりまくるので、そんなに飛ばすわけではありません。

 

特に普通列車を抜かすのが、生麦のあと南太田までないので、横浜の先はずーっとのろのろです。

ちなみにちなみに、蒲田の先はずっと後ろに羽田空港からの特急久里浜行きが後ろにくっついてきます。

この時間帯の羽田からの横浜方面の特急は異例。こいつが、結局京急久里浜でウイングに追いついて、接続を取ってから三崎口へ向かいます。

 

普通を抜かした南太田の先は爆走して上大岡。そこでまた普通を抜かし、次は金沢文庫

文庫では羽田からのエアポート急行の逗子葉山行きを抜かします。このエアポート急行は後続の特急の10分前に羽田を出たのに文庫で羽田からの特急にも抜かれます。

 

文庫から1駅で金沢八景。ここでまた普通を抜かします。普通は浦賀行き。

ここでの接続としては、追浜、汐入に行くなら特急への乗り換え。その他の駅に行くなら普通に乗り換え。

グダグダ騒いでますが、要するに京急やべえ!ってことです。

 

で、金沢八景を出たらやっと横須賀中央です。

降ります。

ちなみに、改札横にコンビニがあるので、船に乗る前に何か買うならココで。

 

東口を出て、タクシー乗り場へ。

5分で600円で、フェリーターミナルに着きました。

 

最新のフェリーターミナル。

1階で乗船手続きをして、2階が乗船待合室。

ここには小さい売店と、コーヒースタンド的なのがあります。

 

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横須賀フェリーターミナル

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広々とした待合室

横須賀に着いてから乗船開始まで非常に無駄のない動き。

ちょっと待ったら23:00。そこで乗船開始です。

 

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乗船券

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出発案内

では、いよいよ乗船。

 

乗船から船内探検

 

乗船は3階のボーディングブリッジから。

 

乗船位置はフェリーの4階後方。

乗ったら右へ行くとインフォメーションとかがある中心ゾーンです。

 

乗ったのは、ツーリストA

一番安いやつ。

交互になってる2段ベッドです。

 

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こんなベッド

カプセルホテルのようなサイズ感です。

 

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通路

 

これに6000円追加すると、ツーリストS

これは鍵がかかる個室にになっていて、2~3畳の部屋を占拠できます。

 

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ツーリストS

チケットとってないので中までは見てません。

 

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客室への通路

 

それより上はもっといい個室。ステートとかデラックスとか。中身見てないのでわからないです。

 

とりあえず、荷物を置いてから船内探検。

 

4階前方はツーリストAとツーリストS。

4階中央にはインフォメーション、ショップ、テレビ見れるところ、キッズルーム。

ショップは夜1時までと、翌日ずっとやってます。テレビ見れるところはNHKのBSが流れてます。キッズルームはコロナで閉鎖中。

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4階の広々スペース

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テレビと、シースルーエレベーター

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共用スペース

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ショップのお酒

もともと新日本海フェリーの小樽便にも入ってたやつだからか、北海道のお酒がたくさん。

 

4階後方にはドライバー専用区画、ドッグラン。

 

5階最前にはフォワードサロン。これは明るい時間だけ使えます。

5階前方はツーリストSとステート。たしか。

5階中央は吹き抜け。

5階後方はレストランと、バーベキュー!

レストランは深夜、朝、昼、夜でそれぞれ営業していて、バーベキューは昼に営業します。

 

6階最前はデラックス。

6階前方はステート。

6階中央はお風呂。露天風呂、サウナ付き! それと映画見れるところ。

映画見れるところはプラネタリウムもやってました。運航中に、映画1本と、プラネタリウム5回くらいやってました。

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プラネタリウムとかやるところ

6階後方はトレーニングルームと、デッキ。

レーニングルームはコロナで閉まってました。

 

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6階から見下ろす

 

という船内構成。

これ聞くだけでわくわくするでしょう?

 

移動が楽しめるのがフェリー旅の最大の魅力ですね。

 

 

話は戻って、船に乗った後のお話。

出航時までは4階の外側デッキに出られます。

横須賀港に別れを告げて、そのあとお風呂へ。

 

 

 

露天風呂から横須賀を眺めながら進んでいきます。

左に米軍基地、右に浦賀方面。真っ暗でほとんど見えないですが...

 

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お風呂を上がったら、行く人は夜食営業をしているレストランに行くかもしれませんが、私は夕飯を食べてから来たのでグダグダと共用スペースで過ごし、深夜1時くらいに自室に戻って就寝。

 

ちなみにツーリストAのベッドですが、枕元にUSBとコンセントの給電があり、横には貴重品スペース。

足元には小さな棚。

ベッドの外側にはキャリーケースを入れられるくらいのスペースと、タオルが干せそうな手すり。

充分快適な設備です。

 

翌朝

朝は8時前に目覚めました。場所は紀伊半島南東。順調に太平洋を進んでいます。

そして、太平洋のど真ん中ですが、まったく揺れてません!!!

 

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このへん

 

完璧な天気の日を当てました!!!

就航初日とかは海が荒れてて乗ってる人たちヤバかったみたいです。

 

前夜は閉まってたフォワードサロンへ。

真っ青に広がるおだやかな太平洋。いい景色!

目覚めちゃったら寝れないので、共用スペースでグダグダと過ごします。

 

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フォワードサロン

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広々フォワードサロン

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素晴らしい天気

 

あとは外に出てデッキにも行ってみます。

 

風は強いけど、いい景色。穏やかな海。

というか、この天気でも海上は風が強いんですね。

まぁ、船が時速50kmってのも風の原因ですが。

 

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デッキ

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西へ!

 

レストランで朝食営業もしてますが、朝は事前に買ってたパンで済ませます。

ちなみに、船内ショップでも菓子パンとかは売ってますし、船内自動販売機コーナーにはカップヌードルとお湯もあります。

なので必ずしもレストランを使わなくても大丈夫です。

 

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カップヌードル完備

 

朝9時過ぎになると、右手には和歌山県の最南端が見えてきます!

と言ってもけっこうな沖合を通ってるので陸地が見えるくらいでそれ以上の細かさで見えるわけではありません。

 

そして、陸地の手前にはなんやら大きな船が。

よーく見たらオーシャン東九フェリー

あちらも東京から北九州へ向かってますが、東京を19:30に出て、徳島に13:20に到着、14:20に徳島を出て翌日5:35に北九州という感じのスケジュールです。

 

東京から北九州まで34時間。対してこちらは東京から北九州まで21時間。段違いの速さです。

 

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オーシャン東九フェリー


ただ、向こうは東京のど真ん中、有明から出航します。江東区民としては近すぎて素晴らしい。

客船としての設備は微妙そう。レストランとかないので。

 

そんなオーシャン東九フェリー紀伊半島に沿って徳島に向かうので陸地より。こちらは沖合。沖合から爆速で追い抜いていきました。

 

そのあとしばらくすると、9:30。とあるタイムです。

レストラン後方のバーベキューコーナーの予約開始時間です。

 

バーベキューは、10時、11時、12時、13時からのどれかを予約でき、各回12人が定員です。

ちょうどいい感じの、12時の回を予約できました。

やったー

これで太平洋のど真ん中で肉を焼く権利を得ました。

 

その後、10:00頃。

東京九州フェリー名物のイベントがあります。

 

ちょうど横須賀から北九州の半分くらいの位置です。

北九州から横須賀へ向かっている姉妹船のそれいゆとの行き違いです!

人々がデッキに出てきて、斜め前方を眺めると、見えてきました!

 

こちらもあちらも時速50キロ。結構なスピードでの行き違いになります。

そして、こちらもあちらも全長220m15000トン

 

巨大な金属の塊がすれ違います。

 

北九州行きはまゆうが南側、横須賀行きそれいゆは北側を通過するので、こちらからあちらは太陽が当たって良く見えます。デッキにもたくさんの人がいました!

 

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やってきた

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カメラで撮影

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すれ違い

すれ違ったらあっという間です。

 

11:30の位置情報はこちら。

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このへん

 

暇タイム。

船内イベントのクロスワードをやったり、朝から風呂に入ったりとかしてました。

 

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船内イベント

 

バーベキュー

時は流れて12時頃。

四国の室戸岬の遥か南側を通過中。

 

5階のレストランの中を通り抜けて、奥のデッキへ行きます。

バーベキューです!!!

 

メニューはこちら。

 

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メニュー

基本のバーベキューセット(野菜+肉)を頼み、必要があれば肉、野菜の追加をするというわかりやすい方式です。

あとは、ライスとドリンク。

ドリンクは、なんとビールも飲めます!緊急事態宣言ですが関係ありません!

最高!

 

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肉!

 

ということえ、バーベキューセットとライスと生ビールを頼み、焼きます!!!

そのあと結局追加で肉も頼みました!

今回は一人じゃなくて大人数だったので、人数分より少ない肉を追加したらいい感じの量になりましたが、追加肉1人前とか頼んだら大変な量になると思います。

 

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酒!

 

そして、量よりも大変なのが、制限時間。

1時間入れ替え制なので、12時から焼き始めたら12:45に食べ終わらなきゃいけない縛りです。

ビールと肉を45分でかきこんでいきました!

 

ちなみに、お肉ですが、豚と鶏と牛スペアリブに、ソーセージもついてきます。

 

で、気になるのが風。

船上の屋外なので、風がやばいのでは?

と思うかもしれませんが、船首側からバーベキュー会場の端までは屋根と壁が付いてるので大丈夫です。

バーベキュー会場の船尾側だけが外に開いてる構造です。

 

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バーベキュー会場

 

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奥のデッキ

 

酒飲んで肉を食らったら、お会計。

最後に会計用のレシートをもらって、レストラン内の自動支払機にバーコードをかざすと金額が出てきて、それで支払う仕組みです。

 

自動化されていて、コロナ時代にも素晴らしい仕組みですね!

ちなみに、レストランの支払いは現金のみです。

 

一方!

船内ショップはなんと!

クレカと交通系ICも使えます。

ただ、陸と通信するからか、ICカードで支払ったときはかざしてから20秒くらいかかりました。

 

午後

 

なんもない午後。最高の時間です。

普段は仕事やら何やらに追われていますが、この日の午後は本当に何もする必要がないのです!

こういうゆったりした時間の流れこそが船旅の醍醐味。

 

船は南西へと進み、15時前には四国最南端の足摺岬沖を通過してから針路を変えます。

 

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四国

 

四国を回り込んで、15:30過ぎには北へ向かい、豊後水道へと入っていきます。

もし太平洋が荒れてたとしてもここからは揺れが減るんですかね?

 

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四国???

 

ところで、船内には船の現在地マップがあり、リアルタイムの位置が分かる仕組みになっています。

 

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ちなみにあったWifi

 

相変わらず電波は弱いので、ダウンロードしたHuluの動画を見たりして暇をつぶし、だんだん外は夕方に。

 

17:40頃、右手に山々が連なって見えてきます。

これが、四国のめっちゃ細く突き出てる佐多岬半島。

先っちょの上のほうにはたくさんの風力発電。海に突き出てるから風が強いんでしょうねー

 

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このへん

 

左側は大分県の佐賀関。

 

ここら辺は九州と四国が近いのでフェリーが結構出てます。

大分の佐賀関と愛媛の三崎が1時間

 

ほかにも大分の別府、臼杵から愛媛の八幡浜にもフェリーが。

 

行き来しやすくなってます。

 

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四国の端

 

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風力発電

この辺は海も狭くなってきて、だいぶ船も多くなってます。

 

ちょうど、大分から愛媛に向かうフェリーが見えました。

 

その先には気になる船が。

潜水艦?????

 

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潜水艦?

 

 

さらに船は北に進み、左手には国東半島が見えてきます。

が、だいぶ遠め。

 

そして、ちょうど日没の時間になります。

国東の山に沈む夕日を眺めつつ、上空にはちょうど羽田から大分空港に降りるJALも飛んでました。

 

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良い!

 

完全な日没を狙ってると、レストランが閉まっちゃうので、レストランへ。

 

レストランの夜の営業は18:00~19:00です。

門司港入港は21:00なので、夜営業もあるのですが、たぶんお片付けとかいろいろあるので、最終入店は19:00という早めの営業時間なのです。

 

朝はレストランに行かず、昼はバーベキューやってたので、この航海で初のレストラン利用です。

 

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レストラン

 

こういうフェリーのレストランではよくバイキング形式がありますが、東京九州フェリーは普通にメニューを注文する方式。

そして、朝食、昼食、夕食でメニューが微妙に違います。

 

夕食メニューの中からはお刺身の定食を選んでいただきました。

 

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お夕食

 

居酒屋とかみたいにタッチパネルで注文する方式です。コロナ対策も万全ですねー

からの、お会計はバーベキューのときと同じように無人のレジ。

 

時は流れ、

20:00頃になると九州というより山口県に沿って進む感じになります。

右には宇部が間近っぽいですが、外はもう暗いのでほとんど見えません。

 

この時間帯は新門司から次々と関西方面にフェリーが出て行き、すれ違っていきます。

阪九フェリーとか名門大洋フェリーとか。

ただ、暗くてこれもあんま見えません。

 

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名門大洋フェリー

ぶれぶれ

 

 

この辺から、ちょっと左にそれていきます。まっすぐ行くと関門海峡。そっちがいろんなお船が通る道。

こちらは、北九州空港の北側を通って、新門司港へ向かいます。

スピードもだいぶ落ちてきて、時速20kmくらいに。

 

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間もなく門司

 

もう門司はすぐそこなんですが、ここからまだ到着までは一時間。

 

20:30にはもう正面に新門司港が見えてきます。

荷物をまとめておいてから、デッキへ。

 

東京九州フェリーの新門司港の位置は一番手前に新しくつくられたターミナルです。

 

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見えてきました

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到着

 

なので、新門司港に入った瞬間に90度回転して到着です。

ターミナルの建物が見えてきたのですが、横須賀のやつに似すぎてて面白いですね~

中の構造は全然違うけど。

 

 

20:50過ぎには接岸しましたが、そこからブリッジを付けたり、清掃員が乗り込んだりしてからの下船となり、結局21時過ぎに下船できました。

 

降りたら1階に行くと、すぐに連絡バスに乗れます!

ここ新門司港は門司とか小倉とは山を挟んだ反対側で、あちらは日本海側、こちらは瀬戸内海側なわけです。

なので、バスで移動しなきゃならないのですが、新門司発着のフェリーは基本的に無料バスを出してます!

なので、今回の東京九州フェリーも無料バスに乗り継いで、小倉に行けるわけです。

 

待ってたのは西鉄バス北九州の西工の車体。

 

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西鉄バスにお乗り換え

 

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乗ってきたお船が見えます

船から降りた人を待ったらすぐに出発です。

実際には21:11に出発しました。だいたい20人くらい乗ってました。

 

港からちょっと行くと、九州道。本州方面にも福岡方面にも行けます。車で来るなら便利な場所ですね。

というかフェリーは本来トラックとかのためのものなので、物流的には新門司港はいい位置なのでしょう。

 

門司駅には21:30くらいに着き、小倉駅の北口には21:45くらいに着きました。

 

小倉駅の中を抜けてこの日に泊まるホテルへ行き、長い船旅が終わりました。

オリンピックパラリンピックのバス輸送体制まとめ

オリンピック、パラリンピックに合わせて全国からバスが集結しました。

なんと、数千台規模。

そして、パラリンピックではバリアフリーに対応したクセのある車両が全国から。

 

そんな前代未聞の一大バスイベントが終わったので、どんな輸送体制が敷かれていたかまとめようというのがこの記事です。

 

 

 

輸送体制概要

オリンピック、パラリンピックの輸送は主に次の2つ。

①選手輸送

②メディア輸送

が主な2軸。

 

①は、

選手村~各競技場

メディアトランスポートモール(MTM)~各競技場

メディアトランスポートモール(MTM)~各ホテル

が主。

 

派生として、

①、②それぞれに、空港輸送が入ってきます。

空港~とか、空港~選手村。

 

また、開会式や閉会式の日はそれとは別に特別輸送体制が敷かれ、

選手村~メインスタジアムで数百台規模のバスの隊列運行があります。

 

また、派生として、バスドライバー輸送や、バスドライバールート確認とか、いろいろ走ってます。

 

また、メディアトランスポートモール(MTM)は、メディア関係のバス乗り場ですが、メディアトランスポートモール(MTM)からメインプレスセンター(MPC)は別でバスに乗り換える必要があります。

この間と、選手村を結ぶバスが別で運航されています。

メディアトランスポートモール、長いので以下MTMで記載します。

 

ちなみに、MTMは、ビッグサイトの東棟。MPCはビッグサイトの西棟。

選手村は江東区晴海の海沿いです。

 

そして、これらにはしっかり採番があります。

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系統番号

このような形で、各バスに系統番号と経由が掲げられています。

例えばこの画像。

TM-というのはメディア輸送。その次のAはホテル輸送。548は通し番号。

つまり、メディア関係者のホテル向け輸送の548系統ということです。

その下には停まる場所が一覧で出てます。MTMから品川方面のホテルに行くということがわかりますね。

 

選手村~競技場

①はTA系統。

AはアスリートのAでしょうね。

TA-C001, TA-C002....

みたいな感じで、

TA-C系統が選手村から各競技場を結ぶ系統です。

例えば、TA-C008-1は、選手村から馬事公苑(馬術競技)までを結ぶ系統を表します。

約30系統あり、定期的にバスが出てるわけです。

 

TA-C系統で見た特徴的な車両の一部をご紹介。

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奥島観光

愛媛の奥島観光というバス会社。愛媛FCのチームバスとして全面にでっかいEHIMEラッピングがされてる一方、リフト付きという変態仕様。色で言えば今回のオリンピックパラリンピック輸送で一番目立っていた車かもしれません。

この時は、TA-C030-2系統で、選手村~朝霞駐屯地(射撃競技)を結んでいました。

 

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川崎市

パラリンピック時には、選手村から有明方面の会場には一般路線バスの車両が使用されていました。バリアフリー的に。オリンピックの時は普通の高速バスタイプでしたが。

そんな中、川崎市営バス川崎市外の都内を堂々と走っているのが特徴でした。

この時は、TA-C015-2系統で、選手村~有明テニスの森を結んでいました。

 

MTM~競技場

②は、TM系統。

MはメディアのMなのでしょう。

TM-C001, TM-C002...

みたいな感じで、

TM-C系統がMTMから各競技場を結ぶ系統です。

例えば、TM-C006であれば、MTMから東京国際フォーラム(重量挙げとか)までを結ぶ系統を表します。

約30系統あり、定期的にバスが出てるわけです。

 

TM-C系統のバスの一部をご紹介。

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JR九州

TM-Cは九州勢が多く参加しており、九州全県の事業者がたくさん走っていました。

そんな中、真っ赤で特徴的なJR九州バスも都内で見られて感動したということでここでご紹介。

この時は、TM-C001の、MTM~国立競技場に入ってました。

 

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大日ドリーム

ほとんどがセレガ、ガーラ、エアロエースでの参戦な中、古いエアロで参戦してきたのが千葉の大日ドリーム。

この系統は、TM-C017で、MTM~辰巳国際水泳場の路線でした。

 

MTM~ホテル

②のTM系統にはほかにホテル系統があります。

膨大な人数のメディア関係者を宿泊させる場所は都内を中心に点在しており、各ホテルからMTMまでメディア関係者を輸送する必要があるわけです。

メディア関係者は、ホテルからMTMを経由して、各競技場に行くわけですね。めんどくさそう。

このホテル便は、TM-A系統。

TM-A001, TM-A002みたいな感じです。

例えば、TM-A535であれば、MTMから、新橋汐留方面。経由するホテルは複数あり、パークホテル東京コンラッド東京、ヴィラフォンテーヌグランド東京汐留を回ってMTMに戻ってきます。

ホテル系統は約80系統あります。すごい。

これも定期的に出てます。

 

なので、選手とメディアの基本的な輸送だけでもう系統数が140とか。

この基本に加えて、ホテルから競技場とかの特殊ルートもたまにあって、さらに増えます。

 

ここで、TM-A系統の印象的な車両をご紹介。

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日本キャリー観光

多くの車両が参戦する中、ヒュンダイのユニバースを走らせていたのは見た限りこれだけでした。

この時は、TM-A551系統。MTMから、品川方面のホテル(Somerset品川東京、ビュロー品川、グランドプリンス新高輪)を結ぶ路線です。

 

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伊那バス

全国各地の事業者が来るので、長野県の伊那バスも参戦。特に特徴があるわけではないですが、私の住んでる江東区の自宅近くの路線に入ってたのでご紹介。

TM-A543系統に入ってました。この路線は、MTM~ホテルルートイングランド東京東陽町、ホテルイースト21東京という、江東区のホテルをめぐるものでした。

 

 

そして、空港輸送が別であります。

 

選手村~空港

選手の空港輸送は、

TA-E系統。

TA-E001は羽田空港。TA-E002は成田空港です。

運行本数はまちまちですが、開会式や閉会式前後は15分毎に5台口で運行とかしてました。そして、この系統の特徴としては、荷物が多いので、バス数台と荷物用のトラックが1台セットで運行するという点ですね。

 

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近鉄バス

空港輸送で注目の車両は多くあるものの、ここでは近鉄バスを紹介。近鉄グループの貸切車は数多く来ていたものの、この7002は普段から空港連絡バスで使用されているエレベーター仕様。貸切カラーではなく緑の路線カラーで来てた近鉄バスは珍しいものでした。

TA-E002-3系統で、選手村から成田空港へと向かいました。

 

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富士急行

クセがすごい富士急の訓練車と思われる800ナンバーのブルーリボンシティ

中扉にはでっかいスロープが備わっていて、この車両も高速を通って空港へ行きます。

系統はTA-E001-3で、選手村から羽田空港へ向かっていきました。

 

 

メディアの空港輸送は、撮ってないのでよくわからないです...

が、各ホテル~空港で輸送があったようです。

 

選手村~MTM, MPC

そのほか、目立つ輸送としては、

TM-E001系統があります。

これが、MPC-MTM-国際展示場駅-選手村の間の輸送で、これは都営バスが専属で入ってました。

 

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都営バス B-F558(渋谷)

オリンピック、パラリンピックの貸切輸送でありながら専用LEDだったTM-E001。この便は選手村のエントランスから出てきてビッグサイトのMPC, MTMへ向かう便です。

 

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都営バス B-F556(渋谷)

同じくTM-E001。選手村幕はオリンピック感満載で良いですね。

 

 

これらとは全く別に、開会式閉会式輸送があります。

 

閉会式輸送

採番は通し番号。国ごとに乗るバスが決められているみたいで、1から順番に出発時間を少しずつずらして、選手村から代々木のメインスタジアムに輸送します。

 

例えば、パラリンピック閉会式だと120号車まであり、15分毎に18台ずつ隊列を組んで運行されてました。開閉会式のときは、道路はすべて封鎖されていて途中で止まらないので、1時間ちょっとでスタジアムからバスが帰ってくるので、最初のほうの番号の車は2周とかします。

 

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セイシン観光

パラリンピック閉会式の104号車に入っていたのは静岡のセイシン観光の1M。富士重工でリフト付きという非常にレアな車です。

 

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タモリ交通

こちらも同じく富士重工。だいぶ前に生産が終わってしまった7Eです。噂によると7Eの量産一号車らしい車体だそうです。この見た目でも高速に行けるようで、閉会式じゃないときは空港輸送とかにも入ってました。閉会式では終盤の108号車に充当。

 

バス乗務員輸送

採番はないですが、数千台のバスを運行する運転手用の輸送バスもあります。

これは、バスの車庫であるデポから宿泊地まで運転手を輸送するものです。

 

デポは、MTM系のバスが主に若洲デポ(新木場の近く)、選手村系のバスが主に築地デポに停まっており、そこから輸送バスが出てくる形になります。

輸送先は、代々木の青少年センターとか、和光の大学宿舎とか。

これも結構な頻度で、10分間隔とかで走ってました。

 

ちなみに、築地デポから選手村までは環状2号が、オリンピック関係専用道になっており、そこを通って出入りしていました。

築地デポっていうのは、言わずと知れた築地市場の跡地です。

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中国JRバス

中国JRバスの641-1952が、築地デポ~税務大学校和光宿舎の間の乗務員輸送に入ってました。乗務員輸送は、城南観光、中国JR、東都が多かったように思います。

 

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東都観光

和光ではなく代々木の青少年センター行きの乗務員輸送は東都が入ってました。

 

NH38便 伊丹→羽田 初めての78M搭乗記

今回はANAで大阪から東京まで帰ってきました。

 

せっかくなので、前々から気になってた78Mというコンフィグの国際線機材を選びます。

 

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こちらの飛行機に乗りました!

 

 

 

この日は16時まで京セラドームで野球観戦。そのあとに東京に帰れる便を考えていました。

もともとはJALを予約していたのですが、機材が737になっちゃったし、18時台のあと20時台まで空くし(どちらも737)

微妙な感じだったところ、ANAを見たら78Mがめっちゃ飛んでて、こちらはちょうどいい19時にも便があったので、JALを払い戻してANAの特典航空券を取っちゃいました。 

 

ここから、

ANAの787のお話

 

787はまず、機材の長さで3つに分かれます。

 

787-8

787-9

787-10

 

全部機体断面は同じで、長さが違います。

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787-8 短い

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787-9 ちょっと長い

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787-10 めっちゃ長い



 

このうち、787-10は単純。

国際線用に2機しかいません。

3クラス制294席。バンコクシンガポール、上海便とかに入ります。

 

787-9は国内線用が1種類。国際線用が2種類。

国内線用は395席のものが2機だけ。JA830AとJA833A。

国内線の787-8の路線で客が多いところを補完する感じで運用されています。

主に那覇、福岡、札幌とか。国内線777が使えない今、国内線でいちばん座席が多い飛行機です。ちなみに予約画面では789。

国際線用は2種類あって、どちらも3クラス制ですが、246席仕様と215席仕様。

乗せてる座席も同じなのですが、エコノミーの割合が高いものが246席。

246席のやつは、ジャカルタとかバンコクとかの東南アジアのほか、シドニーとホノルルにも入ります。

215席は上級クラスが多いので北米と欧州が中心で、バンクーバーとかパリとかに入ります。

 

そしてそして、今回乗る787-8ですが、国内線用が1種類、国際線用が3種類。

国内線用は335席仕様。プレミアムクラスは12席であとはすべて普通席。ちなみに予約画面では78P。

国際線用は、3クラス制が169席と184席。2クラス制は240席があります。

169席仕様はビジネスクラスマシマシ仕様の長距離便。つまりメキシコシティ線用です。ANA最長便。エンジンもこの仕様だけは違うやつを積んでます。4機のみ。

184席仕様は169席と載せてる座席は同じですが、ちょっとエコノミーが増えたバージョン。路線としてはシアトル、サンノゼイスタンブールとか。

そしてそして、240席仕様は、国際線機材の中では一番しょぼい設備。ビジネスクラスはフルフラットにならないビジネスクレイドルという座席。ほかのビジネスクラスは全席通路からアクセスできてフルフラットにもなるビジネススタッガードというやつ。

そして、プレミアムエコノミーもありません。

なので、路線としては近場ばっかりで、ソウル、台北、青島とか。

 

 

 

ここまで紹介した国際線機材の中で一個だけしょぼいのがありましたね。

最後の787-8の240席仕様。

これがコロナ後国内線で運用されるようになって、78Mと表示されています。

 

国際線としてはちょいとしょぼいですが、国内線機材としては素晴らしい。

通常12席のプレミアムクラスが42席もあり、足元も国内線機材よりだいぶ広々。

普通席も充電設備とモニターがある!

ということで当たりなわけです。

 

ちなみに国内線ではWifiも使えます。ただ、ANAの機内Wifiは全然つながらない。

 

 ANAの機材で、充電、Wifi、モニターが付いてるのはだいぶ限られていて、

32P, 321, 722, 78Mだけです。

このうち32Pと78Mは国際線機材からの転用。722は機材数が少ないし、今はエンジントラブルで全く飛んでません。

あとは321くらい。ただ、321で予約すると、20%くらいの確率でモニターなしに当たるので、確実ではありません。

 

ということで78Mがまぁ安定なわけです。

 

 

で、この78M、

羽田からだと千歳、伊丹、福岡、那覇、石垣に入ります。ただ、ANAは結構運用がフレキシブルなのでほかのところにもたまに行きます。

 

あとは、JALと違って羽田以外の幹線でも大型が結構入るので、

伊丹~千歳、福岡~千歳、伊丹~福岡、伊丹~那覇とかでも乗れます。

 

JALで大型が入る羽田以外の路線って、伊丹~那覇くらいなので。

 

 

 

 

そろそろ

当日のお話。

 

空港まで

 

朝はなんばのホテルから出て、なんば駅に荷物を置いておき、阪神電車で2駅乗って京セラドームへ。

 

オリックスvs横浜DeNA

3点差でオリックスリードで迎えた最終回、横浜が4点取ってサヨナラ勝ちしました。最高。

エキシビションマッチなので、横浜がウラ、オリックスが表という試合だったので、敵地なのにサヨナラになりました。

 

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勝ったDe

 

 

満足して難波に戻り、伊丹空港へ。

 

なんばから伊丹は圧倒的に連絡バスが便利です。

 

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なんばから出発

 

鉄道だと、御堂筋線で梅田、阪急で蛍池、モノレールで空港っていう2回乗り換えか、御堂筋線から北大阪急行に入って千里中央でモノレールに乗り換える1回乗り換えで行けます。ただ、40分以上はかかるはずです。

3社経由するので750円以上します。

 

連絡バスなら、なんばからすぐ阪神高速乗って空港までまっすぐ25分で着きます。しかも電車より安い。

650円で行けます。

そして、地下の金券ショップで600円で回数券買って乗ったので600円です。

 

本数は1時間に3本くらいあります。ちょいと少ないけど、余裕があるときなら問題なし。

ただ、乗り場がわかりにくいです。

近鉄とか地下鉄のなんば駅からは遠くて、OCATとも違う場所。

南海のなんば駅を地上で出て、左に曲がって道を渡った先が乗り場です。

 

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右が南海難波、左が丸井。後ろがバス乗り場

 

この日は、

16:55発の空港行きに乗車。

客は十人ほど。

 

 

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普通のバス停

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普通のバス

 

なんばを出て、湊町入口から阪神高速1号環状線へ。

中之島で11号池田線方面へ。

梅田を通って、淀川を渡り、豊中名神とクロスし、大阪空港ランプを出たらすぐに伊丹空港に到着。

20分ちょいでした。

 

ちなみに、降りるバス停は二つあり、南と北。南はANA、北はJAL

今回は南で降ります。

 

ここからは、

伊丹空港のお話

 

 伊丹空港に着いてから飛行機まで1.5時間くらいあります。

久々に来た空港なのでちょっと散策しつつ、メシを食べようというお時間です。

 

伊丹空港、1階に航空会社カウンターがあるのは確かにって感じで覚えてるんですが、半二階に上がるとでっかい保安検査があって、そこから保安検査内に店がありまくりみたいな構造は記憶にありません。すごい。

 

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一階のカウンター

だいぶ洗練されてます。

 

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2階の保安検査横にも小さなカウンターが!

ここでも手続きできるわけですね。1階カウンタースルーですぐに保安検査に行けるわけです。

 

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保安検査

だいぶ洗練されてます。

 

空港の真ん中へんはレストランとかがたくさん。

このへんもこんなきれいだった記憶はなくてびっくりです。

 

真ん中へんにあったラウンジオーサカは3年前に来た時と変わってなくて安心。

あとは、展望デッキへのアクセスが難しかったです。JAL側とANA側でそれぞれデッキがあるんですね。

 

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展望デッキ

 

ということで、展望デッキに行ったものの天気が微妙で飛行機も面白くなかったので1分で退散して、ひさびさのカードラウンジへ。今日はANAなのでサクララウンジが使えないので...

 

で、18時過ぎに保安検査を抜けて、中へ。

外のレストランで食べるのもありだったんですが、保安検査後のほうが空いてそうだったしいろいろ店があったので。

 

なんか保安検査後の動線が、中国の広州の第二ターミナルを思い出しました。

ぐねぐねした道と、左右にお店。

 

その先にフードコート的な場所があります。

そこで鶴橋にあるらしい韓国料理屋の定食を。

フードコート的なところなら提供スピード遅いわけがないので、フライト前でも安心。

 

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フードコート

こんな伊丹知らない!

 

発着案内も出てて、放送も入ります。

 

この日は九州方面が台風でやばかったみたいで、宮崎行きがめっちゃ遅れるみたいな放送をしてました。

19:00の羽田は定刻。

 

飯を食い終えて、お土産を物色して、13番搭乗口へ。

真ん中編の、一番JALに近い位置の搭乗口。

ここの隣は手荷物受取場。その奥はJAL

 

本日の搭乗機はすでに到着してました。JA878Aです。78Mの中じゃ一番新しいやつ。やったー!

 

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こちら!

 

 

この辺から、

飛行機に乗るお話

搭乗開始は18:35ですが、その前に小さい子が一人で乗ってたようで、係員と一緒に最初に乗り込んでました。いいねーーー

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18:35搭乗

国内線で25分前搭乗って結構早いのでは?

 

で、そのあとGroup1から順番に搭乗なのですが、ちょっと面白い取り組みをやってて、搭乗順は、

 

Group1,4→Group2,5→Group3,6という順番でした。実験してるみたいです。

つまり、窓側→中央席→通路側

 

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実験中

 

今回は後方窓側だったので、Group1。上級会員をよそに最初に乗り込みます。

18:38くらいでした。

 

後方左側の31A席なので、ボーディングブリッジは右側を通って機内へ。

やっぱりビジネスクラスは席がでかい!

 

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お座席からの眺め

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画面!!!

 ここでUSB充電もできます。

が、この日は死んでました。使えん。クソ。

 

で、着席。

2時間前に確認した時にはお隣2つの席が空いてたので、勝ちを確信してたのですが...

親子連れが乗ってきて隣二つとも座られました。

 

最悪やー

ワイのプライベートスペースが狭い...

 

運が悪いですが、伊丹羽田の短距離なのでなんとか耐えます。

 

18:55にドアが閉まりました。ドアが閉まりました!みたいな放送がJALだと全部主導なんですが、ANAは結構自動化されててすごいなーーーってなります。

あとはベルトサインが点いたときとかも。

 

結局ドアが閉まった時点で8割方埋まってました。すごい。さすが伊丹便。

 

プッシュバックし、滑走路へ。

ちなみにお隣ではJALの札幌便もプッシュバック。

 

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JAL JOMON Jet

 

南に向けてタキシング。外はほぼ真っ暗な19時過ぎ。

19:09に滑走路32Lから北に向けて離陸!!!

 

伊丹の離陸は、離陸後すぐに左に180度旋回します。なので左のA席を取ったわけです。

 

夕暮れの大阪の夜景は絶景です。

ここからどんどん上昇するので、いい感じの光景は一瞬。すぐに山間部へ。

 

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夕暮れの大阪

 

19:15にベルトサインが消えて、機内サービスが行われます。

たしか、気流が悪いとかなんとかで、提供するドリンクは冷たいものだけだったはずです。

19:25にドリンクが来たので、りんごジュースを飲みます。

 

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伊丹便のドリンク提供はほんとに時間との戦いなので、すぐに来ますね。

 

左手に名古屋とかを眺めながらどんどん進み、離陸から35分くらいの19:44にはもう伊豆大島上空。はやい!

 

もう降下を開始していて、19:46にはベルトサインが点灯します。

この日は滑走路34運用だったので、遠回りもせずに羽田空港へ。

 

ただ、まぁまぁ本数があったのと、管制官が融通が利きにくいのか、ANA便でも全部34Lに誘導されました。

34R側もフライトレーダー見る限り結構空いてたんですがねー。

 

ということで、34Lに19:57に着陸。

 

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国際線気分!

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こんな感じのフライト

 

北側から第二ターミナル側へ移動。

タキシング距離が長いです。

 

63番スポットだったか?に到着しました。真ん中より南側のスポット。

 

ドアが開いたのは20:09とか。

そこからは3回に分けて降ります。

プレミアムクラス→普通席前方→普通席後方

 

この待ち時間用にANAでは映像が流れるんですね。よくわかってる。

葉加瀬太郎ANA羽田オーケストラの映像でした。

 

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降りるときに流れるやつ

Youtubeにもこの動画公式で上がってます。

 

最後のほうに降りるついでに、プレミアムクラスの写真を撮らせてもらいます。

せっかく乗った78Mなので。

 

クソでかくて快適な席でした。

 

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Premium Class

国際線ビジネスクラスですからねー

 

ちょっとしたグッズもいただいちゃったりして、20:15に降ります。

 

そこからは荷物も預けてないので、まっすぐ出口へ。20:31の快特で品川方面に行って帰りましたとさ。

2012.7.17 成田空港撮影記 オリンピック関連の飛来機など

長い梅雨が明け、ひさびさに晴れた週末だったので、車を飛ばして成田空港へ。 

今回も都内を5時くらいに出て、朝から成田へ。

 

今回の目的は!?

相変わらず続いている成田の貨物機祭りをしっかり押さえることと、オリンピック1週間前ということで、オリンピック関連の特別機の飛来を押さえることです。

 

メインはこちら!

 

 

ではさっそく。

 

CARGOLUX ITALIA

C8 5735 Milan→Tokyo Narita

747-400F LX-VCV

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LX-VCV


土曜の朝の成田恒例のカーゴルクスイタリアです。

4機の747-400Fで回していて、親会社のカーゴルクスよりは小規模ですが、成田にはカーゴルクスよりよく来ます。

 

 

Austrian

OS51 Vienna→Tokyo Narita

777-200ER OE-LPA

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OE-LPA

オーストリア航空が来ました!

こちらはコロナでずっと運休しているので、おそらくオリンピック関連での飛来かな?

とりあえず、ひさびさのオーストリアが来てしっかりいい光線で撮れてよかった!

ウィーンといえば、ANAが就航してすぐにコロナで運休になっちゃいましたね。

 

Vietnam Airlines

VN310 Hanoi→Tokyo Narita

787-9 VN-A867

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VN-A867

 

たぶんハノイ便です。ベトナムはコロナで入国制限が厳しく、自国民でもなかなか帰れないみたいですね。

コロナ前は成田からはハノイ1往復、ホーチミン2往復、ダナン1往復が飛んでましたが、今はハノイホーチミンが1往復来るか来ないかって感じです。

 

Thai Airways

TG642 Bangkok Suvarnabhumi→Tokyo Narita

777-200ER  HS-TJV

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HS-TJV

タイ航空。こちらも羽田2往復、成田3往復来ていたものが、今は成田一往復。

特に羽田は2往復ともジャンボ、成田も1往復はA380という輸送力でしたが、今は日替わりでいろんな機材が来ます。この日は777-200ER。

 

ASL Belgium

3V805 Liege→Tokyo Narita

747-400F OE-IFB

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OE-IFB

2021年4月から週1で成田に来るようになったASL。

ベルギーの会社です。

白っぽい簡易塗装ばっかで、フルカラーは一機しかいません。この日は白っぽいやつ。

とりあえず初撮影できてよかった。

 

ANA

NH8543 Tokyo Narita→Bangkok Suvarnabhumi

787-10 JA900A

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JA900A

ANAに2機しかいない787-10が良い感じに離陸したので掲載します。

787-10は今はほぼ上海に張り付いていて、週に1往復バンコクまでの貨物便で飛んでいるみたいです。そのバンコク行き。

光線と高さがちょうどいい!

 

Air Astana

KC2221 Almaty→Tokyo Narita

767-300ER P4-KEB

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P4-KEB

なんと、成田に来そうだけど就航していないAir Astanaがやってきました!

アルマトイからはるばるオリンピック関連?で飛来。

アルマトイとかヌルスルタンがあるカザフスタンは、アスタナではなくSCAT航空が成田に2019年から就航していましたが、コロナでストップ。

ホントは真横で撮りたかったのですが、雲がもくもくしていたので斜めのお写真のみ。 

 

Plus Ultra

PU842 Belgrade→Tokyo Narita

A340-300 EC-MQM

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EC-MQM

まさかまさかのPlus Ultraが成田初飛来!

もちろんオリンピック関連のチャーターで、セルビアベルグラードから来たみたいです。

数少ない4発機のA340での飛来です!

Plus Ultraはスペインの航空会社で、スペインと南米を結ぶ定期便がありますが、そんなにでかくない会社。南米のリマで見たことはありましたが、まさか東京に来るとは...

唯一残念なのは、光線が微妙で、下半分が影になっちゃったことですね...

ちなみに、滑走路は16Rかと思いきや16Lで、無線を聞いたオタクの大移動が見られましたw

 

FedEx

FX9815 Anchorage→Tokyo Narita

757-200 N948FD

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N948FD

まさかまさかのFedExの757が来ました。

が、光線が悪い。

757なんて基本アメリカ国内で飛んでて、アジアに来るのなんて1機くらいなので。アジアに来てもフィリピンとかで飛んでたり。なので成田は珍しいのです。

カスタマーコード的におそらく元British Airwaysの機材。 

  

Turkish Airlines

TK3300 Istanbul→Tokyo Narita

 A330-200 TC-JNB

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TC-JNB

 トルコ選手団を乗せた臨時便がやってきました!

フライトレーダー見てる時点ではわかりませんでしたが、このフライトのために特別塗装にしたようで、オリンピックらしさ満載!

良い飛来機でした。

 

China Airlines

CI101 Taipei Taoyuan→Tokyo Narita

A350-900 B-18908

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B-18908

台北で昔撮った、チャイナエアラインのスぺマがやってきたのでB滑走路へ移動し撮影しました。やっと光線がまともな感じになってきた時間帯。

 

Polar

便名不明 区間不明

747-400F N453PA

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N453PA

成田にいると珍しい感じがゼロなPOLARの747ですが、しっかり記録。この塗装は好きじゃないのですが、貴重な747-400のジャンボなのでやっぱ好き。

 

YTO Airlines

便名不明 区間不明

737-300 B-2505

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B-2505

いつも来てるYTOの737。何運んでるのかわからないですが、貴重な737クラシックなのでしっかり記録。どこから来てるかもわからないですが、方面的に煙台とか青島らへんな気がします。

 Air Canada

AC3 Vancouver→Tokyo Narita

787-9 C-FVLQ

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C-FVLQ

たしかバンクーバーからやってきたエアカナダのオリンピック特別塗装。

かっこいいです。

この期間はカナダ~成田に張り付いてたので結構な頻度で来てました。

 

FedEx

便名不明 Anchorage→Tokyo Narita

MD11 N573FE

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N573FE

成田に一日一本くらい来るか来ないかくらいまで減ってしまったMD11ですが、この日はいい時間に降りてきました。

昔はルフトハンザカーゴとかUPSも来てたのに、今はFedExがたまに飛ばしてくるくらいです。

やっぱり三発機はいつ見てもかっこいい。

 

SF Airlines

便名不明 Xi'an→Tokyo Narita

767-300 B-1423

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B-1423

やっと撮れたSFの767!!!

この日のメインの一つです。SF航空は中国の貨物会社ですが、この塗装が大好きで撮りたいとずっと思ってたのです。関空で757は撮ってたのですが、767は今回は初。

あとは、747を中国~欧州便で飛ばしているので、そっちもいつか撮りたいです。

ちなみにこの機材は元カンタス航空

 

Air Bridge Cargo

RU591? Moscow Sheremetyevo→Tokyo Narita

747-8F VQ-BLR

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VQ-BLR

エアブリッジの747は毎日来ますが、意外に撮ってなかったのでしっかり記録。

ジャンボは何が来てもうれしいものです。

 Aviastar-TU

4B 8583? Vladivostok→Tokyo Narita

757-200 VQ-BKK

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VQ-BKK

この日のメインの一つ。Aviastar-TU。

757でロシアから飛んでくる航空会社で、まさかの757だらけ。そして、塗装が3パターンもあるという激熱航空会社です。

ただ、大体成田到着が17時より遅い時間で毎日違うので、撮れるのは夏場の運がいい日のみ。ということで撮れて最高でした。

成田に来るのがただでさえ珍しい757がこれとFedExで2つも撮れた珍しい日でした。