今回はANAで大阪から東京まで帰ってきました。
せっかくなので、前々から気になってた78Mというコンフィグの国際線機材を選びます。
この日は16時まで京セラドームで野球観戦。そのあとに東京に帰れる便を考えていました。
もともとはJALを予約していたのですが、機材が737になっちゃったし、18時台のあと20時台まで空くし(どちらも737)
微妙な感じだったところ、ANAを見たら78Mがめっちゃ飛んでて、こちらはちょうどいい19時にも便があったので、JALを払い戻してANAの特典航空券を取っちゃいました。
ここから、
ANAの787のお話
787はまず、機材の長さで3つに分かれます。
787-8
787-9
787-10
全部機体断面は同じで、長さが違います。
このうち、787-10は単純。
国際線用に2機しかいません。
3クラス制294席。バンコク、シンガポール、上海便とかに入ります。
787-9は国内線用が1種類。国際線用が2種類。
国内線用は395席のものが2機だけ。JA830AとJA833A。
国内線の787-8の路線で客が多いところを補完する感じで運用されています。
主に那覇、福岡、札幌とか。国内線777が使えない今、国内線でいちばん座席が多い飛行機です。ちなみに予約画面では789。
国際線用は2種類あって、どちらも3クラス制ですが、246席仕様と215席仕様。
乗せてる座席も同じなのですが、エコノミーの割合が高いものが246席。
246席のやつは、ジャカルタとかバンコクとかの東南アジアのほか、シドニーとホノルルにも入ります。
215席は上級クラスが多いので北米と欧州が中心で、バンクーバーとかパリとかに入ります。
そしてそして、今回乗る787-8ですが、国内線用が1種類、国際線用が3種類。
国内線用は335席仕様。プレミアムクラスは12席であとはすべて普通席。ちなみに予約画面では78P。
国際線用は、3クラス制が169席と184席。2クラス制は240席があります。
169席仕様はビジネスクラスマシマシ仕様の長距離便。つまりメキシコシティ線用です。ANA最長便。エンジンもこの仕様だけは違うやつを積んでます。4機のみ。
184席仕様は169席と載せてる座席は同じですが、ちょっとエコノミーが増えたバージョン。路線としてはシアトル、サンノゼ、イスタンブールとか。
そしてそして、240席仕様は、国際線機材の中では一番しょぼい設備。ビジネスクラスはフルフラットにならないビジネスクレイドルという座席。ほかのビジネスクラスは全席通路からアクセスできてフルフラットにもなるビジネススタッガードというやつ。
そして、プレミアムエコノミーもありません。
なので、路線としては近場ばっかりで、ソウル、台北、青島とか。
ここまで紹介した国際線機材の中で一個だけしょぼいのがありましたね。
最後の787-8の240席仕様。
これがコロナ後国内線で運用されるようになって、78Mと表示されています。
国際線としてはちょいとしょぼいですが、国内線機材としては素晴らしい。
通常12席のプレミアムクラスが42席もあり、足元も国内線機材よりだいぶ広々。
普通席も充電設備とモニターがある!
ということで当たりなわけです。
ちなみに国内線ではWifiも使えます。ただ、ANAの機内Wifiは全然つながらない。
ANAの機材で、充電、Wifi、モニターが付いてるのはだいぶ限られていて、
32P, 321, 722, 78Mだけです。
このうち32Pと78Mは国際線機材からの転用。722は機材数が少ないし、今はエンジントラブルで全く飛んでません。
あとは321くらい。ただ、321で予約すると、20%くらいの確率でモニターなしに当たるので、確実ではありません。
ということで78Mがまぁ安定なわけです。
で、この78M、
羽田からだと千歳、伊丹、福岡、那覇、石垣に入ります。ただ、ANAは結構運用がフレキシブルなのでほかのところにもたまに行きます。
あとは、JALと違って羽田以外の幹線でも大型が結構入るので、
伊丹~千歳、福岡~千歳、伊丹~福岡、伊丹~那覇とかでも乗れます。
JALで大型が入る羽田以外の路線って、伊丹~那覇くらいなので。
そろそろ
当日のお話。
空港まで
朝はなんばのホテルから出て、なんば駅に荷物を置いておき、阪神電車で2駅乗って京セラドームへ。
3点差でオリックスリードで迎えた最終回、横浜が4点取ってサヨナラ勝ちしました。最高。
エキシビションマッチなので、横浜がウラ、オリックスが表という試合だったので、敵地なのにサヨナラになりました。
満足して難波に戻り、伊丹空港へ。
なんばから伊丹は圧倒的に連絡バスが便利です。
鉄道だと、御堂筋線で梅田、阪急で蛍池、モノレールで空港っていう2回乗り換えか、御堂筋線から北大阪急行に入って千里中央でモノレールに乗り換える1回乗り換えで行けます。ただ、40分以上はかかるはずです。
3社経由するので750円以上します。
連絡バスなら、なんばからすぐ阪神高速乗って空港までまっすぐ25分で着きます。しかも電車より安い。
650円で行けます。
そして、地下の金券ショップで600円で回数券買って乗ったので600円です。
本数は1時間に3本くらいあります。ちょいと少ないけど、余裕があるときなら問題なし。
ただ、乗り場がわかりにくいです。
近鉄とか地下鉄のなんば駅からは遠くて、OCATとも違う場所。
南海のなんば駅を地上で出て、左に曲がって道を渡った先が乗り場です。
この日は、
16:55発の空港行きに乗車。
客は十人ほど。
なんばを出て、湊町入口から阪神高速1号環状線へ。
中之島で11号池田線方面へ。
梅田を通って、淀川を渡り、豊中で名神とクロスし、大阪空港ランプを出たらすぐに伊丹空港に到着。
20分ちょいでした。
ちなみに、降りるバス停は二つあり、南と北。南はANA、北はJAL
今回は南で降ります。
ここからは、
伊丹空港のお話
伊丹空港に着いてから飛行機まで1.5時間くらいあります。
久々に来た空港なのでちょっと散策しつつ、メシを食べようというお時間です。
伊丹空港、1階に航空会社カウンターがあるのは確かにって感じで覚えてるんですが、半二階に上がるとでっかい保安検査があって、そこから保安検査内に店がありまくりみたいな構造は記憶にありません。すごい。
だいぶ洗練されてます。
ここでも手続きできるわけですね。1階カウンタースルーですぐに保安検査に行けるわけです。
だいぶ洗練されてます。
空港の真ん中へんはレストランとかがたくさん。
このへんもこんなきれいだった記憶はなくてびっくりです。
真ん中へんにあったラウンジオーサカは3年前に来た時と変わってなくて安心。
あとは、展望デッキへのアクセスが難しかったです。JAL側とANA側でそれぞれデッキがあるんですね。
ということで、展望デッキに行ったものの天気が微妙で飛行機も面白くなかったので1分で退散して、ひさびさのカードラウンジへ。今日はANAなのでサクララウンジが使えないので...
で、18時過ぎに保安検査を抜けて、中へ。
外のレストランで食べるのもありだったんですが、保安検査後のほうが空いてそうだったしいろいろ店があったので。
なんか保安検査後の動線が、中国の広州の第二ターミナルを思い出しました。
ぐねぐねした道と、左右にお店。
その先にフードコート的な場所があります。
そこで鶴橋にあるらしい韓国料理屋の定食を。
フードコート的なところなら提供スピード遅いわけがないので、フライト前でも安心。
こんな伊丹知らない!
発着案内も出てて、放送も入ります。
この日は九州方面が台風でやばかったみたいで、宮崎行きがめっちゃ遅れるみたいな放送をしてました。
19:00の羽田は定刻。
飯を食い終えて、お土産を物色して、13番搭乗口へ。
真ん中編の、一番JALに近い位置の搭乗口。
ここの隣は手荷物受取場。その奥はJAL。
本日の搭乗機はすでに到着してました。JA878Aです。78Mの中じゃ一番新しいやつ。やったー!
この辺から、
飛行機に乗るお話
搭乗開始は18:35ですが、その前に小さい子が一人で乗ってたようで、係員と一緒に最初に乗り込んでました。いいねーーー
国内線で25分前搭乗って結構早いのでは?
で、そのあとGroup1から順番に搭乗なのですが、ちょっと面白い取り組みをやってて、搭乗順は、
Group1,4→Group2,5→Group3,6という順番でした。実験してるみたいです。
つまり、窓側→中央席→通路側
今回は後方窓側だったので、Group1。上級会員をよそに最初に乗り込みます。
18:38くらいでした。
後方左側の31A席なので、ボーディングブリッジは右側を通って機内へ。
やっぱりビジネスクラスは席がでかい!
ここでUSB充電もできます。
が、この日は死んでました。使えん。クソ。
で、着席。
2時間前に確認した時にはお隣2つの席が空いてたので、勝ちを確信してたのですが...
親子連れが乗ってきて隣二つとも座られました。
最悪やー
ワイのプライベートスペースが狭い...
運が悪いですが、伊丹羽田の短距離なのでなんとか耐えます。
18:55にドアが閉まりました。ドアが閉まりました!みたいな放送がJALだと全部主導なんですが、ANAは結構自動化されててすごいなーーーってなります。
あとはベルトサインが点いたときとかも。
結局ドアが閉まった時点で8割方埋まってました。すごい。さすが伊丹便。
プッシュバックし、滑走路へ。
ちなみにお隣ではJALの札幌便もプッシュバック。
南に向けてタキシング。外はほぼ真っ暗な19時過ぎ。
19:09に滑走路32Lから北に向けて離陸!!!
伊丹の離陸は、離陸後すぐに左に180度旋回します。なので左のA席を取ったわけです。
夕暮れの大阪の夜景は絶景です。
ここからどんどん上昇するので、いい感じの光景は一瞬。すぐに山間部へ。
19:15にベルトサインが消えて、機内サービスが行われます。
たしか、気流が悪いとかなんとかで、提供するドリンクは冷たいものだけだったはずです。
19:25にドリンクが来たので、りんごジュースを飲みます。
伊丹便のドリンク提供はほんとに時間との戦いなので、すぐに来ますね。
左手に名古屋とかを眺めながらどんどん進み、離陸から35分くらいの19:44にはもう伊豆大島上空。はやい!
もう降下を開始していて、19:46にはベルトサインが点灯します。
この日は滑走路34運用だったので、遠回りもせずに羽田空港へ。
ただ、まぁまぁ本数があったのと、管制官が融通が利きにくいのか、ANA便でも全部34Lに誘導されました。
34R側もフライトレーダー見る限り結構空いてたんですがねー。
ということで、34Lに19:57に着陸。
北側から第二ターミナル側へ移動。
タキシング距離が長いです。
63番スポットだったか?に到着しました。真ん中より南側のスポット。
ドアが開いたのは20:09とか。
そこからは3回に分けて降ります。
プレミアムクラス→普通席前方→普通席後方
この待ち時間用にANAでは映像が流れるんですね。よくわかってる。
Youtubeにもこの動画公式で上がってます。
最後のほうに降りるついでに、プレミアムクラスの写真を撮らせてもらいます。
せっかく乗った78Mなので。
クソでかくて快適な席でした。
国際線ビジネスクラスですからねー
ちょっとしたグッズもいただいちゃったりして、20:15に降ります。
そこからは荷物も預けてないので、まっすぐ出口へ。20:31の快特で品川方面に行って帰りましたとさ。