へんな旅行記

乗り物オタクが脳内で思ってることを全部垂れ流すブログです。

JAL44便 ロンドン→羽田エコノミークラス搭乗記

ロンドンから羽田まで、JALで帰ります。

 

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日本の翼です。

 

 

 

ロンドンヒースロー空港で手続き

ロンドンにはいくつか空港がありますが、JALが発着するのは1番大きなヒースロー空港です。羽田とヒースローの間を1日2往復飛ばしており、そのうちの777-300ERで運行している方です。時間帯も良く、ロンドンを夜出発して羽田に15時に着くという便。もうひとつはロンドンを朝出発して羽田到着は早朝で、機材は787-8。JAL国際線の777-300はほんとに限られた路線でしか運行しておらず、ロンドン、パリ、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコだけです。長距離便のフラッグシップ。機内も国際線ファーストクラスが設けられてるのはこの機材だけです。

 


さて、ロンドンヒースロー空港は入国審査がめっちゃ厳しく、時間がかかるらしいですが、今回は出国だけです。イギリス入国はユーロスターという国際列車でしたのでパリで一瞬で終えていました。あと、ヒースロー空港は混雑が激しく、着陸前に上空で待機することもしばしば。ヨーロッパトランジットのときにはオススメできません。

一方出国は、荷物検査だけです。出国審査がありませんでした。信じられないけど。スムーズです。

 


JALの44便は19:15発で、Oneworldが多く使う第3ターミナルからです。ブリティッシュエアウェイズは第5ターミナルをほぼ独占しているので、第3は海外系のOneworld中心。16:15にチェックイン開始とのことだったので、暇だし16時過ぎに並びました。列はエコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネス、ファーストのほかにバゲージドロップ。簡単なウェブチェックインを済ませていた私はバゲージドロップに並び、他の誰よりも早く手続き完了です。国際線乗るなら絶対やっておいたほうがいいです。

 

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チェックイン!

 

プライオリティパスでラウンジへ


その後、出国は前述の通り荷物検査だけ。結構厳重ですが、ベルトとかしっかり外して通れば問題なし。そして、すぐに免税エリアへ。出発まで2時間半あるところで全て済ませたので、ラウンジへ。

ワンワールド系なので、ブリティッシュカンタスキャセイなどの錚々たるラウンジが並び、更にはエミレーツラウンジも。エミレーツはヒースローだけで3往復?飛ばしており、ロンドン線はほかにもガトウィックも。全てA380で。ドル箱です。

そんな中向かうのはNo.1ラウンジという名前のラウンジ。ブリティッシュの真上にあります。入るとまず食事のメニューをもらい、メインをひとつ注文できます。バーカウンターで飲み物もOK。あとは、サラダやケーキは取り放題です。ここで、メインのチキンのシチューを頼み、サラダで野菜不足を補います。日本のドレッシングに慣れてる私は海外のバルサミコ酢とかはあんまり合いませんがまぁ仕方がない。

 

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この中からごはんを選べる!
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落ち着いた室内
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こちらを食べました
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入口はこんな感じ

 

このラウンジはシャワーやスパ(マッサージ)

も併設していますが、残念ながら有料。今回は諦めます。それでも、相当な設備と豪華さで、プライオリティパスラウンジとしては最高レベルです。なお、海南とかいくつかの航空会社の指定ラウンジにもなっているはずです。

まだまだ時間があるので、こんどはもうひとつのAspireラウンジへ。正直期待していませんでしたが、まぁNo.1ラウンジよりしょぼいです。が、バーカウンターとか料理はまぁまぁ充実しています。お腹をいっぱいにしては機内食が食べられないので、スープだけ食べて出発。

 

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スープ
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こんな感じの内装

 

JALの搭乗口へ

 

18:45搭乗開始なので、18:40くらいにゲートへ。ゲートの前の待合室に入る時点でチケットのチェックをするんですね。そのおかげで乗り口ではチケットチェックなし。いいシステムかもしれませんが、他のところで待てないのは微妙。行ったら優先搭乗が始まっており、ヒラの私は待ちます。海外の航空会社はなぜか搭乗にくそ時間がかかりますが、200人以上はいるのにJALはスムーズに人が乗っていきます。なんでやろ。機内持ち込み荷物が少ないからかな?

 

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Now Boarding!
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日本の機体にロンドンから乗れるなんて感動


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JALがよく使うであろう1番搭乗口にはJR東海の広告が。

 

19:15発ですが、そんな感じでスムーズだったので19時過ぎにはドアが閉まります。ヒースロー空港は離陸も混むけどこれならいいペースで上がれそう!と思いましたがそうもいかず。

 

離陸~最初の機内食

離陸待ちは7機程度だったので15分もあれば離陸はすると思いましたが、後の放送で機長が言ってたのですが、鳥の駆除をしていたそうで滑走路が一旦閉まり、なかなか上がれませんでした。数機前には同じく羽田へ向かうANAの姿も。時刻表的には向こうが15分早く上がります。19:47になってやっと離陸の順番が回ってきました。ヒースロー空港27Lから西へ向かって離陸!

 


離陸後右旋回をして東へ向かいます。左の窓には日没前の空が。ロンドンはこの時期日没が20時近いので、まだ外は暗くはありませんでした。

シートベルトサインが消えると、あたたかいおしぼりが配られます。日系のありがたさを早速感じます。ところで、CAは14名乗務とのことですが、そのうち3人は外国の方。けど、なんとみなさん日本語も堪能ですごい!!!国際線とは言っても感覚では9割日本人だったので基本は日本語対応なのでしょう。これまで他の航空会社の国際線も乗りましたが、ここまで国籍が同じなのばっなのは珍しいかもしれません。逆に外人にとっては日本の航空会社乗るのは少しハードルが高いかも。

離陸から30分後には機長さんアナウンスが入り、羽田までは11時間半かかり、離陸時に滑走路の鳥の除去で遅れて到着もちょい遅れる話などをしてました。

その後、機内食の前にまずはドリンクとスナックがサーブされます。スナックは亀田製菓のあられみたいなやつ。ドリンクメニューはまぁ一般的でこんな感じ。

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メニュー
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オリジナルドリンク、キウイ!

 

離陸から1時間半以上経った21:20過ぎに、やっと機内食が出てきました。夜間フライトだからもう少し早くしてくれればいいのになぁとも思います。で、メニューはビーフシチューか豚肉のグリルしたものから選べました。ほんとはもう一種類あったらしいですが品切れです。豚肉のグリルを注文。これがまた美味しかった!日本風の味付けで下にはあの日本のご飯!そして、お蕎麦が少しあるのもポイント。わさびとそばつゆで蕎麦食べたらもう日本に帰国したと言っても過言ではありません。1ヶ月以上海外にいたあとに出会うこの味は感動しました。さらにさらに、あたたかい味噌汁も紙コップで提供されます!単なるインスタント味噌汁ではありますが、あたたかい味噌汁もまたからだに沁みます。

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おいしかったあああああ

 

お食事中にはアイスクリームが配られます。ハーゲンダッツかと思ったら違って、牛さんが書かれたミルクアイス。めっちゃ硬いからこの時間に配ったんでしょうか?たしかに食事を食べ終わってからアイスに手をつけても全然溶けておらずいい状態で食べられました。

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JALは、食後のゴミ回収のときにドリンクをまたくれるんですね。外資とは違うなぁーと感じた瞬間です。

 

夜のフライト&プチトラブル

 

その後は、寝ます。機内も消灯されました。

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この区画のエコノミーはこれだけ。

 

ところで、私が選んだ席は26C。この区画は前方がプレミアムエコノミーになっておりエコノミーは4列のみ。なので、落ち着いているし、後ろは何もないので席は倒し放題。そして通路側なので窮屈さもない。我ながらいいチョイスです。

が、パーソナルモニターがぶっ壊れてました。自分の席だけ。CAさんが何回かリセットしてくれたりしたけど治らないみたい。もちろん安全ビデオも映らないし。

席の移動を向こうから提案してくれたりもしましたが、3人がけの真ん中とかしか空いてないからまぁいいやってなって、雑誌読みます?って言われたので文春とか新潮とか読んでました。

で、まぁ映画もフライトマップも見れませんでした。ちょっぴり残念。

そしたら、JALさん太っ腹で、少しばかりのマイルを頂けるということになり有難いこと有難いこと。これなら納得です。

 

朝食~羽田へ

 

その後は、さすがに疲れてたので爆睡し、気がつくとロンドン時間3時台。日本時間で言えば11時台です。外は明るいけど機内は深夜の気分です。また一眠りし、日本時間13時頃になると電気がついて、おしぼりを配り始めたようですが、寝てたので気づかず。

 

しかし、そのあとは機内食です。起きて待ちます。

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焼き魚で完全に日本に帰った気分になれます!

 

ここでもサーブの後あたたかい飲み物サービスが。ありがたやー。

 

ちなみに、場所的にはロシアのハバロフスクからウラジオストクあたりです。

食事が終わった頃には日本海上空へ出ました。

 

その後、着陸まで1時間ちょっとであること、シートベルト着用サインが早めに点灯することなどの放送がありました。日系の航空会社ってどこもシートベルトサインつけるのめっちゃ早い気がします。40分前とかざらだし。海外キャリアだと、ほんと着陸直前の5分前くらいまで粘ったりするとこもあります。

 

着陸前のトイレ渋滞なども終わり、14時20分頃新潟上空に入り、14時25分にはシートベルトサインがつきました。モニターはぶっ壊れてるのでまた寝ます。

衝撃で目が覚め、15時06分についに羽田の22に着陸しました!

ほんとにシートベルトサインついてから40分かかっているのです。揺れるからみたいな話をしてたけどフライトルートが良かったのか全然揺れはありませんでした。

 

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本日の搭乗機はJA742Jでした。

こんな飛行ルート。長旅でしたが、JALのエコノミーはほんとに広くて足が伸ばせるレベルだったので苦はありません。さすがに少しはバキバキになるけど。

 

羽田着いたらロンドン線だからか113番スポットといういい所に着き、歩いて直ぐに検疫へ。入国は顔認証ゲートで一瞬で通過しますが、荷物が間に合わず、荷物が出てくるまでに15分ほど待ち、15:40くらいに出てきました。

 

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最後は地元に帰るバスに乗っておわり!