へんな旅行記

乗り物オタクが脳内で思ってることを全部垂れ流すブログです。

UA2096 ロサンゼルス→ニューアーク ユナイテッド航空777エコノミークラス搭乗記

ロサンゼルスからニューヨーク近郊のニューアーク空港までユナイテッド航空の国内線フライトです。

ロサンゼルスからニューヨークは2回目の搭乗!以前はこちら。

 

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

 

 

今回のチケット

このフライトは、クアラルンプール→羽田→サンフランシスコ→ロサンゼルス→ニューヨークの通しの4フライトのチケットの最後の部分です。

ということで、ANAからブッキングクラスBで予約した100%マイル加算運賃。

 

ユナイテッド空港を含めたアメリカの国内線は、基本的にLCCみたいにすべてのサービスが有料です。

預け荷物は有料、座席指定も有料、機内食も有料。

これはデルタだろうがアメリカンだろうがユナイテッドだろうが有料です。無能。

 

ですが、今回はANAからブッキングクラスBで予約したので、足元の広い席を含めて無料で座席指定ができます。荷物も2つまで無料です。機内食はついてないです。まぁ深夜フライトなので要らないです。

ということで非常口座席を指定することができました~ 大陸横断5時間フライトなので非常口の快適さはマストです。

 

ちなみに、スターアライアンスゴールドになれば、座席指定と荷物は無料になります。ということでANAプラチナ修行をするとアメリカ国内線では絶大な効果を発揮します。ついでにユナイテッドラウンジも使えるようになります。そしたら飯も出る!

 

ユナイテッド航空の機材

で、今回乗るのは777-200です。

ユナイテッド航空は本当に色々な機材を持ってます。

ボーイングなら、

737-700
737-800
737-900
737-MAX8
737-MAX9
757-200
757-300
767-300
767-400
777-200
777-300
787-8
787-9
787-10
ほぼ全部持ってます。ちょっと前まで747-400もいました。

ちょっと前までは747も

 

エアバスなら

A319
A320

だけあります。

 

ということで、ロサンゼルスからニューヨークへのアメリカ横断フライトだと、小さいやつなら757、中くらいのやつなら787、でかいやつなら777という感じでいろいろな機材が飛んでます。

その中でも一番でかい777の便です。ちなみに夜のロサンゼルス→ニューヨークの便は、21時台のやつと23時台のやつ両方とも777-200です。需要!!!

ちなみに、サンフランシスコ→ニューヨークだとさらに777率が上がります。この航空会社、サンフランシスコ、ニューヨークはどちらも大拠点なので。

逆にロサンゼルスは拠点というほどの便数は来てません。とはいってもめっちゃ飛んでますが。

 

ユナイテッドの777-200

そもそもこの777-200、ユナイテッド航空はあり得ない数飛んでます。80機くらい?

そして、半分ちょいは国際線用。ビジネスクラスを積んでるやつです。で、残りは国内線用。国内線用ファーストクラス的な座席を前方に積んでいて、あとは全部エコノミーという詰め込み仕様。

国際線機材は、アメリカ各地からヨーロッパ、アジアなどなどへ飛びまくっていて、たまに国内線も飛びます。サンフランシスコ~ニューヨーク便とかだと国際線機材も入ります。

国内線機材は、詰め込み仕様なので需要の高い中距離国内線に入りがち。つまり、各地~ハワイとか、東海岸~西海岸など。今回のロサンゼルス~ニューヨークは西海岸発東海岸行きですね。

確かコロナ前とかは、成田~グアムとかもこの機材だったような。

で、この国内線機材の一部は777-200ERではなく、世界的にも少ない777-200です。まぁまぁな距離は飛べるんですが、777-200ERよりは航続距離は短いです。他だとANAとかJALが導入しているやつです。日本の2社も国内線用ですね。

 

コンチネンタル航空ユナイテッド航空

そしてそして、この777-200に限らずですが、元ユナイテッド航空から来たやつと、元コンチネンタル航空から来たやつがいます。だから機材数が半端ないんですね。

コンチネンタルから来たやつは確か全部777-200ER、ユナイテッドから来たやつは777-200も多めという感じ。

 

で、両社が合併したので、両社のハブ空港が全部ユナイテッド航空のハブとなったわけです。

コンチネンタルは、ニューヨーク(ニューアーク)と、ヒューストン、あとはグアム

ユナイテッドは、サンフランシスコ、デンバー、シカゴ、ワシントン

をハブとしてたわけですが、このへん全部今ハブです。全部から日本に直行便が飛んでます。すごーい。

 

ちなみに、ニューヨークは基本ニュージャージーにあるニューアーク空港を使います。ここがハブなので。あとは都心に近いラガーディアには小型機が来ますが、JFK空港にはユナイテッドは基本来ません。徹底してます。

なので今回乗る便もニューアーク行きです。逆にデルタとか乗ると基本JFKです。

 

そして、今のユナイテッド航空の塗装はコンチネンタル航空そのままです。名前はユナイテッドにするけど、塗装はコンチネンタルにしましょう!という対等な合併なわけです。

この塗装、コンチネンタル

空港へ

ということで、そろそろ当日のお話。

の前に前日。ロサンゼルスと言えばエンゼルス!!! 見てきました。

大谷さん10勝目でした!

大谷さん!

で、当日。

出発はロサンゼルス国際空港です。レンタカーを返却して、Lyftで空港へ。ただ、Lyftの運転手がめっちゃ慣れてなさそうで、ピックアップ場所までの道間違えて渋滞にはまって全然来ませんでした。ちょっとイライラしつつもフライトまで暇なので大人しく待機。怪しいドライバーか?って疑いたくもなりますが、見た感じマジで慣れてないだけっぽかったです。

そして、Lyftに乗っても空港はめっちゃ渋滞です。ロサンゼルス空港の出発階の道路は破綻してます。まったく進みません。とっとと改修しろ!!!って感じです。

デルタの広告

ちなみに、空港周辺は鉄道を建設してました。もう少ししたらできるのかな??? このレベルの空港で、ほぼ車しかアクセス手段がないのはクソですからねー

ただ、鉄道ができてもロサンゼルスダウンタウンには直通じゃなさそうです。ロサンゼルスの鉄道根本的にどうにかしないと。

 

ということで、渋滞にハマって21:00頃にロサンゼルス空港のターミナル7に着きました。

無能なLAX出発階

搭乗手続きと保安検査

まず、機械で予約を読み込んで、預け荷物のタグを出します。

で、荷物のタグを持って荷物預けカウンターに行きます。カウンター1つしか稼働してませんでした。ちょっと待ってお預け完了。アメリカらしい高圧的な係員さんでした。

ユナイテッドカウンター

そのあとは保安検査。

アメリカなので、靴は脱ぐし、ベルトは外すし、パソコンはしっかり出します。日本みたいに荷物をいろいろ分けて複数のトレーに入れてると、強制的に一つにまとめられます。靴もカバンの上に乗っけられます。This is USA!

ちなみに羽田なら靴は脱がないし、ベルトはつけててもいけるし、パソコンはカバンの中でも問題ないです。さすが。

 

保安検査を抜けたらそのままゲートに行くだけです。23:00発ですが、まだ21:15とか。どこかで夕飯を確保したいのでこれでOK。

ただ、アメリカの空港飯は高いので、コンビニ的なところでサンドウィッチを購入します。サンドウィッチとは言っても、アメリカンサイズなので一個食べれば充分な感じです。ただ、これでも1500円くらいはしてたはずです。

そして、空港の水がクソ高いです。700mlくらいのやつで600円以上します。水は保安検査で没収されるので、手持ちはなし。買っとかないとこのあとの5時間フライトも地獄なので買うしかありません。

サンドウィッチ

 

ちなみにロサンゼルスはターミナル1~8と、TBIT(トムブラッドレーインターナショナルターミナル)に分かれてますが、中で繋がってます。国際線だろうが国内線だろうが関係ありません。アメリカに出国審査はありません!

実際、ロサンゼルスでニューヨーク行きのお隣からはシドニー行きが出てきました。搭乗案内中に係員が、「Prepare your passport. 」とか、「I am your immigration. 」とか言ってました。空港で出国検査がない分、パスポートを本当に所持してるかの確認を搭乗口でするわけですね。

ちなみにシドニー行きが出てた辺りは、午前中には羽田行きも出ます。ユナイテッドは国内線だろうが国内線だろうがターミナル7です。

 

ターミナル7で暇つぶし

他のターミナルまでお散歩するのはさすがにだるいので、ターミナル7を探検。お土産とか見ます。

出発案内は、時間順じゃなくて、行先のアルファベット順なんですね。9:10のニューヨーク行きも11:00のニューヨーク行きも77番ゲートだそう。そういえばアメリカって24時間表記しないですよね。慣れない。

出発案内

今回はラウンジアクセス権がないので、ゲート近くの充電できるテーブルでひたすら過ごします。これはこれでまぁ快適。

さっき買ったサンドウィッチを食べながらひたすら待ちます。出発まで1.5時間。

 

そういえば、ユナイテッドアプリを入れればお荷物のステータスが見られるんですね。ロスバゲしてないか確認できて素晴らしい!

お荷物ステータス

そしてユナイテッドアプリでは、乗る便の情報が見られるのですが、機材の番号まで出ます。さらに前の便が何かとかその便のステータスがどうなのかとか見れます。

無駄にオタクに優しいアプリの情報

なので、前の便をフライトレーダーで見てみると! なんとまだロサンゼルスに来ていません。ニューヨークから来てるっぽいですが、到着は21:50頃、ゲートインは22:00頃って感じです。

当初搭乗開始は22:10とか言ってましたが、絶対無理ですね。で、出発時間変更の案内が来ます。11:00→11:09とかいう謎の分刻みの変更が入りました。は?って感じ。

アプリでも遅延のご案内

ニューヨーク行き!

やっと搭乗

結局、22:10搭乗開始と思いきや、22:50搭乗開始でした。だいぶ遅れたなー。国内線で、22:00に前便到着してたらもうちょい早く乗れないのかな?とも思いますが、ここはアメリカです。

 

22:50にまず事前改札があり、22:51にGroup1の搭乗です。そのあと、22:53にGroup2です。おそらくANAと同じ基準ですかね?

列が分かれている!

私はというと22:56にGroup3で搭乗しました。

エコノミーの座席

こちらが自席

日本なら15分くらい経てば搭乗終了しますが、ここはアメリカです。結局搭乗に30分くらいかかってました。ドアクローズは23:33です。

そのちょっと前の23:30に、boarding completed みたいな放送が入ってました。

あと、JALとかANAは搭乗時決まった曲が流れてて、それがブランドの一部にもなってますが、ユナイテッドは普通にPopsが流れてました。ボンジョビのイッツマイライフが流れて普通に隣の人歌ってたし、私は頭の中でなかやまきんに君を思い浮かべてました。

自席からの眺め

23:00定刻なので30分くらい遅れてます。

ちなみに夜行便だし疲れて眠いので、搭乗中は意識を失っていました。

この飛行機ですが、国内線機材ということでエコノミークラスは詰め込み仕様。そしてモニターはありません。ただ、機内Wi-Fiでいろいろ見れるっぽいです。結局非常口座席なのでモニターはなくてもOK。

777-200の非常口座席は広々です。さすが。

 

777-200

 

飛行機は、23:35にプッシュバックします。

その際にセーフティーデモンストレーションをしますが、モニターがないので手動です。日本みたいに上から出てくるモニターもありません。

 

離陸してから機内サービスまで

23:42に離陸に際して機内を消灯します。で、23:47に一番南の滑走路から太平洋に向けて離陸しました~

こっちへ離陸

 

夜行便なのでここからのブログは短め。ほぼ寝てます。

離陸から27分後の0:14にやっとベルトサインが消えます。コンセントがついてるので挿そうとします。が、コンセントがばがばで勝手に抜けてしまいます。ということで使い物にならず... 一応空港で暇な時間に100%まで充電したので、このフライトでの充電は我慢して翌日はモバイルバッテリーで耐えることにします。

 

で、このフライトは一応ドリンクサービスはあります。

0:38にドリンクがやってきました。寝るだけなのでお水をもらいます。

お水が来た!

その後0:40にまたベルトサインが点きました。一時的なものっぽくて、0:51には消えました。

 

あとは寝るだけ!!! 0:51っていうのは西海岸時間ですが、目的地のニューヨークがある東海岸時間で言えばもう3:51です。早朝。寝ないと翌日死ぬ!

 

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ニューヨークに着陸

約3時間経過。

西海岸時間3:35、東海岸時間6:35にまもなく降下を開始します!という放送が流れました。離陸からたった4時間。それを聞いてまた睡眠。

3:49にベルト着用サインが点灯しました。そろそろiPhoneの時計を東海岸時間に直します。ということで、6:49になりました。朝です。

アプリからこんな感じで状況が分かります

その後、6:57にファイナルアプローチ的な放送が入りました。ニューヨークや!!!

 

で、また寝て、次に着陸で目を覚まします。

7:12に着陸しました!!! 時刻表上は7:18到着なので定刻ですね。アメリカは謎に分刻み。時間がばがばなのに。

こんな着陸ルート

 

ゲートはC102番です。事前にアプリでも確認できますし、ここの放送でもわかります。

7:20にゲートに着きました。外はもう明るい! 朝です。ロサンゼルスで言えば4:20なのに。

今回のフライト情報

到着時の風景

空港からマンハッタンへ

アメリカの空港だと国内線で降りるときは、搭乗のルートを逆行するだけ。羽田の第一ターミナルとか、伊丹とかと同じです。

一方で国際線で着いたら搭乗のルートと完全に別の動線で、入国審査へ向かうわけです。

今回は国内線ルート。搭乗の客と同じフロアを歩いて外へ。荷物のターンテーブルは外に出てからあるんですね。飛行機に乗らない人でもアクセスできちゃいます。

乗ってきた飛行機 窓が曇ってる

USA!

荷物が出てくるのはちょっと時間がかかりました。

しかもプライオリティタグはついてないので最後の方です。結局7:51に受け取ってこのフライトのすべてが完了です。

 

あとは空港を出るだけ。

Air Trainというちっさい列車とニュージャージートランジットという鉄道を乗り継ぐとマンハッタンのペンシルバニアステーションに行けます。空港の切符売り場で二つのセット券が売ってます。16ドルくらいしたような気がします。

空港の切符売り場だと混んでますが、ニュージャージートランジットのニューアーク空港駅まで行って買えばガラガラです。

JFK空港のAir Trainと同じような感じで、Air Trainに乗るのは無料で、終点駅で降りるにはお金がかかるような仕組み。

 

ニュージャージートランジットはそんなに本数は多くなく、1時間に4本程度、間隔はバラバラで走ってます。まぁ、成田空港のJRとかよりは本数多いしそんな不便ってほどなものではないです。

ニューアーク空港駅

 

電車に乗っちゃえば、ペンシルバニアステーションまで30分程度。意外に市内から近かったです。

これに乗ってニューヨークへ