今更ながらJALのA350に初めて乗ったので、搭乗記を書きます。
こんな機内
A350のお話
ちなみにA350自体はベトナム航空の成田~ホーチミンで乗ったことあります。
記事はこちら。
A350といえば長距離機材で、シンガポール航空とかはシンガポール~ニューヨークの20時間近い超ロングフライトにも入れています。
それをJALは大胆にも国内線に大量導入しています。
1年半前くらいから古い767とか777を置き換えるためにちょっとずつ入ってきて、今は8機にまで増えました。
最新機材なのでもちろん燃費が向上していてエコなわけです。
そして乗る人にとっては、新たな座席を導入したおかげで快適性がめっちゃ上がっています。
国内線なのにでっかい個人用モニターを導入し、もちろんwifiも完備。
3クラス制でファースト、クラスJもあり、どちらも新しい座席。
国内線に革命を起こしました。
デルタの国際線と変わらないくらいの快適性です。
これからは国内線でもモニターが当たり前の時代になっていくようです。同時期に導入の787-8にも個人用モニターが設置されました。
また、同時期にANAに入ったA321neoにも導入されてますし、777-200ERも座席を載せ替えてモニター付きのものが出てきています。
ANAのA321
アメリカ国内線のデルタの767-300
日本以外の国ってほぼ国内線と国際線の機材を区別していなくて、日本~アメリカ線でも同じ設備になります。
中国国内線のエアチャイナA332
中国も国内国際の区別がなく、ガンガン国際線機材に乗れます。長距離用のフルフラットのビジネスとかにも乗れたり。
モニターがあると何が楽しいかと言えば、ふつうの人は映画とかテレビ番組が見られることですが、オタク的には、機外カメラで飛行機の外の眺めを見たり、フライトマップでどこを飛んでるか見ることができることです。
楽しいので、こういう機材が増えてくれるのはうれしいものです。
ただ、去年国内線でJALに乗ったときは主要路線じゃないところばっかりだったので、737か767ばっかり。
新千歳に行ったときは予約時点でA350だったのですが、途中で機材変更されてしまいました。
変更後は777-200だったのですが、実はA350と777-200は6席しか違いません。なぜ変えたのかは謎です。
ちなみにちなみにそのとき乗ったJA8978という機材はその一か月後に沖縄でエンジンが爆発したアレです。
A350に乗るなら、羽田~福岡、那覇、新千歳のいずれかだけです。去年3つとも行きましたが、福岡はANA。那覇と新千歳はそれぞれ767, 777だったわけです。
ということで乗れなかったので初A350。
当日の話へ。
搭乗まで
金曜日なので、ふつうにお仕事でした。
定時は18時。都内大江戸線沿線某所に住んでいます。
札幌行きのJALは羽田を19:40。割とギリギリな攻めです。
ちなみに当日空港で予約する予定だったので、最悪JALに間に合わなければ20:15のAir Doに乗ろうと思ってました。
ただ、JALの搭乗回数を稼ぐのが目的なので、なるべくJALが良いわけです。
ちなみにちなみに、コロナじゃなければ20:30くらいにもJALの新千歳行きはありました。今は運休です。
一方Air Doは曜日にもよりますが、この日は20:15、21:00、21:30まで飛んでました。さすが。21:30のAir Doは新千歳に着いた後接続する電車がありません。
札幌行きは夜遅くまで飛んでて便利なわけです。
当日は仕事を定時で切り上げ、速攻出発。
いつもは大門からエアポート急行でのんびり行きますが、早めに空港に行きたかったので浜松町からモノレールの空港快速で。10分くらい早いです。
モノレール
19時頃に空港に着き、第一ターミナル北側へ。
北側は北海道、東北、北陸、中部、近畿方面です。
一方南側は中国、四国、九州、沖縄方面。しっかり分かれてます。
北の端にはスカイマーク、南の端にはスターフライヤーもいます。
着いたらすぐにチェックイン機へ。
スカイメイトは当日空港の機械で購入できるのです!
ちなみに空港は、ガラガラ。減便だらけでこの時間はもう札幌行き一便しかありません。その辺に歩いている人はほぼ札幌行きの客以外いないという状況。
なので並ぶことなくすぐに購入。3列並びが余裕で買えました。14810円。
当日予約でこれならまぁ安いですね。
ガラガラの羽田第一ターミナル、北
あとは新千歳行きだけ。ファーストクラスも空いているとは
すぐに保安検査を抜け、この時点で19:10くらい。19:40発なので若干余裕があります。
貴重なサクララウンジ利用回数を消費したくなかったので、カードラウンジに入って10分ほどお休み。
貨物便の772
19:20くらいに搭乗口へ行きます。
搭乗
いつものように事前改札→優先搭乗(ダイヤ、プレミア)→優先搭乗(サファイア、JGC)→後方→前方みたいな順番。
ガラガラなのでほぼ関係ないです。一瞬で後方席が案内されたのですぐに乗れました。
BGMが普段に比べてだいぶ音量でかかったです。私は好きです。
ここで初めてのA350!
座席を見てみます。
お座席の風景
でっかいモニター
下にはUSBぶっさせます。
イヤホンで音も聞けるし、正面にはコンセントも。
モニターがでかくて反応も良くて快適。正面にコンセント、USB給電。
モニターがあるので、国際線みたいに折り畳みのテーブル。
席がモニターで分厚くなった分、ほかのエコノミーよりは若干窮屈な印象を受けますが、3席並びでガラガラだったので大丈夫です。
19:30には全員乗り込んだみたいで、ドアも少ししたら閉まりました。
19:41に動き出して、滑走路34Rへ。
19:56に北へ向かって離陸しました。
離陸後の夜景
新ルートじゃないので、左手には圧巻の景色です。
離陸してすぐに右旋回で中央防波堤から浦安方面へ。なので左にはお台場、さっきまでいた江東区、スカイツリー、荒川を眺めながら東へ。すぐに新浦安らへんから来たに方角を変えます。旋回時は左に傾くので地上がよく見えますねー。旋回後は東京湾岸~から都心方面が一望できます。
ここから北へどんどん上っていき、東京から出て行きます。
お隣にはスカイマーク
羽田を離陸
お台場とかレインボーブリッジとか
左の線は湾岸線真ん中のでっかい川は荒川
奥が東京
A350のモニターは、機外カメラがあります。なので滑走路の離着陸時は超楽しいです。前が見えない機内から前面展望ができちゃうのです。
ほかにも、最新のフライトマップも入ってて国際線気分。
機外ビデオ。正面の道は東京ゲートブリッジ
尾翼カメラ
そして、充実の映像コンテンツ。映画も入ってるし日本のバラエティ番組もたくさん。国内線なら1時間程度のフライトなのでテレビ番組くらいがちょうどいいわけです。
あと、見終わらなくても番号を控えれば次のフライトで途中から見られる仕組みもありました。
機内でのひととき
北へ向かって順調に飛行し、機内サービスが来ました。
無難にスープ。やっぱり温かい飲み物はいいですね~
スープ
ずーーーみんデキ婚しちゃったーーー
20:26くらいに機長からアナウンスがありました。このとき岩手県上空。
新千歳に着陸後は、凍結で滑りやすいので駐機場までゆっくり進むとのこと。そのため着陸から15分くらいかかるとのこと。冬の新千歳ならではですね。
飛行機はノーマルタイヤ履いてたらそりゃ危ないわ。
ちなみ千歳の気温は-15℃だそうです。寒!!!
上空でフライトレーダーを見られます。
20:35に青森県の三沢上空で降下を開始してベルトサインが点きました。左手には下北半島がかすかに見えます。
着陸
着陸ルートはあまり見ないルート。
南風なので滑走路は18Lなのですが、通常は東側に回って安平とかを通って恵庭らへんで旋回して降ります。
ただ、夜は支笏湖とかの空港西側を通って、清田区とか北広島まで回ってから降ります。なんでなんでしょうかね。
なので、左の窓からは清田区らへんまで来ると札幌の明るい市街地が一望できました。きれいです。
ぶれぶれだけど札幌市街
暗い滑走路
そして、21:04に着陸。着陸後はやっぱりゆっくり。21:00発のJALの羽田行きが離陸するので滑走路前でいったん待機。
その後、誘導路をゆっくり進んでいきました。だいぶ雪もあります。
けっこう雪が積もってます
本日のフライト
21:17くらいにドアが開いて降りられました。
接続する快速エアポートは21:20か21:31。21:20は無理なので普通に21:31に向けてゆっくり降ります。
機内見学
せっかくなのでA350の機内を少し写真撮らせていただきました。
普通席はこんな感じ。
良い座席
前方のファーストらへんでも写真を。
JALマーク
JA01XJです
飛行機を降りて、出口へ。もう荷物が回り始めてました。
預けてないのでそのままJRの駅へ。Suicaで乗れます。
21:31の快速エアポートで札幌へ。733系はデッキがないので寒いのかと思ってましたが、暖房は強いですね。全然大丈夫でした。
雪が固着している!
前方の普通列車の遅れで5分ほど遅れて札幌に到着、その後宿泊先へ向かいましたとさ。