へんな旅行記

乗り物オタクが脳内で思ってることを全部垂れ流すブログです。

NH574 稚内→羽田 A321ceo搭乗記

5年ぶりに稚内空港を使いました。

そして、

稚内→羽田でANAに乗りました。

稚内空港

 

 

稚内空港のお話

 

稚内空港、定期便はANAの独占です。

札幌新千歳2往復

羽田2往復

が就航してますが、すべてANA

ちなみに夏以外は羽田が1往復になります。

 

ANAの独占空港は他にもいくつかあるのですが、北海道だと、オホーツク紋別とか、中標津とか。

 

そしてそういう空港は、独占なので航空券が高いです。

JALが来たり、LCCが来たら競争が起こって安くなったりもするんですが...

 

ということで稚内便は正攻法では予約したくありません。だいたい片道2万円超えます。

ここで、セコい私は特典航空券を予約します。

 

トクたびマイルとか、ANAキュン減額マイルとかもありますが、確実に予約したいので、しっかり7500マイルを支払って発券しました。

 

ちなみに、稚内空港には、定期便は飛んでないもののFuji Dream Airlinesがチャーターを毎日のように飛ばしてます。

しかも全国のいろんな地方空港から。

乗った日も1機来てました。

 

稚内空港にFuji Dreamが佇む

 

羽田~稚内線のお話

で、羽田~稚内線ですが、これまたANAの独占なので変なダイヤを組まれてます。

 

NH571 羽田10:45→稚内12:35 NH572 稚内13:15→羽田15:15

NH573 羽田12:15→稚内14:15 NH574 稚内15:00→羽田16:55

 

ということで、昼前後に2便。

573~574は夏だけです。

 

こういうのって、普通は朝と夕方とか、いい感じに分散させたダイヤにしてくれるのに、あまりにも不親切ですよねぇ...

今回は、東京に帰るためにNH574を予約しました。現地滞在時間を長くしたかったので。

 

乗ったのは、8月1日。この日は2便ともA321での運航でした。なので、機材的にはどっち選んでも変わりません。

 

 

さて、当日の話。

 

うに丼

 

午前中はノシャップにある樺太食堂へ。

樺太食堂!

ウニ三色丼!

クソおいしいです。

 

ノシャップ

で、市内へ戻りましたとさ。

 

稚内空港までのバス

 

稚内空港のアクセスは、市内から空港行きのバスです。

 

フェリーターミナル→サフィールホテル→稚内駅前→南稚内駅前→潮見五丁目→空港っていうルートです。

このほかにもいくつか停まったような。

 

フェリーターミナルから稚内駅までは歩いても10分程度の距離。大体の人は稚内駅から乗ります。

稚内駅は、1番乗り場から出ます。駅前ロータリーには入らず、路上。

このバス停は、札幌行きとか、音威子府行きとか、長距離系のバスが出るところで、目の前にセイコーマートがあります。

 

稚内駅のバス乗り場

 

で、バスは飛行機に合わせて運行しています。逆にフェリーには接続してないので、フェリーターミナル始発でも、ほとんど乗らないと思われます。

その次のサフィールホテルはまぁまぁ人が乗ります。稚内で唯一と言っていいシティホテルなので、旅行客は結構ここに泊まってます。

バスはここのホテルの敷地内まで入ってきます。ちなみにホテルは稚内駅から徒歩4分くらい。

 

稚内はホテルが少なくて、ほかにまともなのはドーミーインくらい。

で、サフィールとドーミーが結構高いので、貧乏旅行には困ります。

 

私は駅前のThe stayっていうゲストハウス的なところに泊まりました。

駅から交差点挟んだ斜め向かいなので、アクセスが最高だし、部屋もめっちゃきれいなので最高です。

 

で、

空港行きバスは13:40発です。

13:37にサフィールホテルを出るので、13:39くらいまでは来ません。

 

10人以上はバスに並んでて、サフィールホテルからもちょいちょい人が乗ってきたので、座れませんでした!

うしろの2人席とかは若干空いてたのですが、空港に行くでかい荷物を持ってたら後ろには行けません。逆に座ってる人もでかい荷物とともに2席使ってたりするのでしゃーないです。

空港までは立ちで行きます。

 

というか200人近く乗れる飛行機に接続するバスが観光バスタイプじゃなくて路線車なのが悪いですね~

みんな荷物でかいのに。

 

で、来た車両はデッドスペースが多い、元東急バスのブルーリボンシティのノンステップ車です。車両後方にエンジンがあって、中扉より後ろは座席配置もいびつ。

普通の路線バスより2割マシでスペースが狭いやつです...

 

趣味的にはめっちゃ面白い車ですが。

 

この車!

 

そう。元東急バス下馬営業所の車両でした。

渋谷駅で昔撮ってました。

 

東急バスの頃

 

稚内駅を出たら右折して踏切を渡って山沿いの道道に入り、南稚内駅前でもう一回踏切を渡って南稚内駅前のバス停へ。

そこからいったん大通りに戻って、潮見五丁目はバスロータリーへいったん入ります。

 

ちなみに、空港と宗谷岬は同じ方向です。なので、空港から宗谷岬行きのバス乗り換えたいときは、稚内駅とかまで行かず、この潮見五丁目とかで乗り換えると良いです。飯屋もたくさんあるくらいには都会だし。

もっと時間がなければもっと空港よりの声問とかでも降りられますが、周辺に何もありません。

 

潮見五丁目

 

南稚内とか、潮見五丁目を出ると、宗谷岬へ向かう国道をひたすら走ります。ボロのノンステップバスがうなりをあげながら60km/hくらいで飛ばすのは圧巻です。

 

声問とかを通過し、前方に大量の風力発電所を眺めながら、途中で右折するとわっかな空港はすぐそこです。

 

稚内駅から約25分。14:05に空港に着きました。

羽田行きは15:10発なので、割と余裕がある接続バスです。

 

到着!

搭乗まで

 

なので、着いたら荷物を預けたり、展望デッキに行って折り返しの飛行機が来るのを眺めたり。

 

ちなみにこの日の稚内、最高気温18度くらいです。8月1日ですよ? 東京は猛暑日でした。たしか。

 

ということで、このタイミングまでは長袖の上着を羽織ってました。が、飛行機乗る前にしまいます。

 

稚内空港カウンター

乗る飛行機が到着

 

地方空港なので、よほどのことがない限り乗り遅れません。20分前に保安検査行けば通れます。

ということで、北海道のお土産を買ったりして、14:45くらいに保安検査へ。

 

前にはフジドリームのクルーが。

チャーター便に乗り込んでいきました。

この日は稚内から中標津まで回送して、そこからツアー客を乗せて名古屋に帰って行ったようです。

 

搭乗ゲート

搭乗!

 

羽田行きは15:10発ですが、14:51から搭乗開始です。

まず事前改札。

そのあとグループ1。2人だけ乗っていきました。地方路線って感じ。

その次にグループ2。10人位乗っていきました。SFCまで含まれるのにこれだけ。

 

ということで、そのあとグループ3。後方窓側席。

乗り込みました。

 

こちらの機材

機材は、JA113A

A321を予約した時に10%ちょいの確率であたるハズレ機材です。

モニターがないので。。。

JA111A~114Aがモニターなし。

JA131A~152Aがモニターあり。

 

残念。

ただ、機内Wifiと電源はあるのでまぁ許容範囲。

 

電源はある

 

月曜日の午後便なので、機内はまぁまぁ空席も。

とはいっても7割くらいは乗っている印象。

 

後方で3席独占を期待しましたが、一席挟んで通路側にほかの人が乗ってきました。

 

離陸!

 

飛行機は定刻くらいにはドアが閉まり、プッシュバックして、滑走路を西方向へ。

滑走路の端でくるりと180度回り、東に向かって15:20にテイクオフ!

 

左の窓の外には、オホーツク海

離陸したらすぐに右に旋回して、南に向き、東京方面へ。

 

オホーツク海

 

外は曇ってるので北海道の大地は何も見えません~。

そして、しばし目を閉じてじー--っと。

 

15:43にドリンクがやってきました。

おなじみコンソメスープ。おなじみ鬼滅の刃紙コップ。

 

鬼滅の刃

ここからまたしばしじー--っと。

 

機内のご様子



16:28、外を眺めてみると、雲が消えてます。

そして見えてきたのは福島県の沿岸。

もう仙台を越えたみたいです。

 

だんだん降下開始

 

福島第一原発福島第二原発広野火力発電所が良ーく見えます。

 

福島第一原発

福島第二原発

このあたりで海から離れてだんだん内陸へ。

そして降下開始。

 

この日は無事に羽田は新ルート運用でした。

 

まっすぐ行く場合、茨城の石岡らへんで右に曲がり、柏とか浦和とか戸田とかを通って羽田の16Rに降りていくのが定番。

 

ただ、この日は茨城の内陸のほうを飛んで行って、なぜか左旋回

筑波山がよく見えます。

 

筑波山

土浦らへんでこんどは右旋回。霞ヶ浦が良ーく見えます。

ここから南下。

 

霞ヶ浦

 




新ルートじゃなくて23とか34Rに降りるときのようなルートい乗っかります。

が、滑走路は新ルート。

 

なんだろこれ?

と思って、千葉市に差し掛かったくらいで大きく右旋回。

 



そこから16Lの着陸ルートに乗りました!

 

北から来たのに16Lに降りるレアな便に当たったわけですねー

 

左の窓の外は逆光になりますが、船橋とかの街並みが見え、奥には東京湾

 

着陸までの絶景

 

ここから見える景色を羅列します。

16:52 市川駅

16:53 北綾瀬駅

16:54 舎人公園

市川

北綾瀬

舎人公園

 

しばらく北西に進んだあと、ここで左に急旋回。荒川がよーーーく見えます。

 

荒川で旋回

 

南に向いて、羽田の16Lに降りるルートに乗ります。

16:55 赤羽

16:56 板橋、池袋

16:57 新宿、四谷

赤羽、王子

板橋、池袋

池袋

遠くにスカイツリー

新宿、四谷

 

16:58 赤坂御用地、青山 奥には皇居とか大手町が!!!

16:58 六本木ヒルズ、東京タワー

16:59 芝浦、レインボーブリッジ。 奥にはお台場!

16:59 大井ふ頭

赤坂御用地

 

青山

六本木

 

東京タワー

レインボーブリッジ

大井ふ頭

 

そして、17:01に羽田に着陸しました~。

 

こんな変なルートです。

ぐにょぐにょ


着陸後

 

降りたら、180度回転して、第二ターミナルの前を横切り、北側のサテライトまで行ってしまいました。

 

サテライトの48番に到着です。

 

最悪です。

一番いいのはターミナル直結のゲート。歩けば終わり。

で、バスゲートならまだいいです。

ふつうのバスで降りるようなゲートならバスが待機してるので。

 

サテライトは最悪です。バスが来なくてサテライトでバス待ちをさせられるのです。

そこからさらにバスのルートも長い。クソです。

 

降りるときには前方から順番だった気がしますが、もう解除されたんですかね?

一斉に降りていった記憶です。

で、案の定バスを待たされました。

 

17:01に着陸して、バスに乗ってターミナルに着いたのは17:27です。時間かかりすぎ。

ちなみにバスからスターウォーズジェットが見えました!

 

スターウォーズ

 

さすがに荷物が出てきてると思ったら、さらに数分待ってやっと荷物が出てきました。

ちょっと遅いなー

 

このあと、モノレールで浜松町に出て帰宅しましたとさ。

特急宗谷 札幌→稚内乗車記

特急宗谷で札幌から稚内まで乗りとおしました!

 

こちらの車両!

 

札幌から稚内へは今は1往復しか直通が走っていません。

 

ちょっと昔は3往復くらい走ってたんですけどね。

キハ261系 スーパー宗谷×2往復

キハ183系 サロベツ×1往復

 

さらにもうちょっと前には、夜行の利尻も走ってました。

キハ183に14系寝台車を組み込んだ編成。15年前くらいまでかな?

 

ただ、JR北海道の例の一件(283系炎上)以降車両を酷使しないような方針になったからか、運行体系が変わりました。

 

今は、

札幌~稚内

キハ261系 宗谷1往復

旭川稚内

キハ261系 サロベツ1往復

 

ということで全列車キハ261系です。

さらに、札幌~旭川間はライラックとカムイに接続する形で基本的には旭川折り返しに。

これで、3往復2運用に抑えることができました。

 

このキハ261系、編成は4両が基本。

4両編成が3本あり、さらに付属の2両編成が1本あります。

4両編成は2両ずつにバラすことができ、繁忙期には4+2の6両編成を2本作り上げることができます。

逆に普段は1本は予備。

 

ちなみにコロナで需要が減っているのでほぼ全期間4両で走ってます。

 

それでも、鹿にぶつかったりして故障がちょいちょいあるので、そういう時はノースレインボーエクスプレスとか、はまなす編成とか、ラベンダー編成で代走が入ります。

 

特に、この7月とかは定期代走ではまなす編成が2運用の片方に入ってました。

 

ラベンダー編成は冬に乗りました。

 

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

 

そんな感じでけっこう過酷な運用なので余裕をもって使われているのがキハ261系なのです。

 

で、キハ261系って言うと0番台は宗谷に使ってるやつですが、メインはむしろ1000番台です。

あちらは140両以上いるらしく、ついに釧路方面のおおぞらと函館方面の北斗を全部置き換えるに至ってます。

一方こちらは14両。0番台よりも1000番台のほうが10倍以上の大所帯になりました。

 

0番台はもう20年以上使われている古参、1000番台は古いやつは10年以上の車両もありますが、最新のは今も製造中というながーい間作ってる車両になるわけです。

 

こちらが1000番台

 

そんなこんなの、少数派でなかなか乗る機会もないキハ261の0番台に乗る旅の始まりです。

札幌で乗るには朝のコレか、夜11時過ぎの到着便だけですからねー

 

 

特急宗谷の札幌駅出発は7:30

ということで東京住みの私は前日に札幌に到着しておきます。

 

金曜日夜最終便のJL531で羽田から新千歳へ。

新千歳には定刻に着いて、22:35の快速エアポートで札幌へ。

これが大誤算。

新千歳の駅では一つも案内してなかったのですが、この日の千歳線は人身事故で乱れまくり。

途中の通過駅の島松に謎に停車したのを皮切りに、北広島、上野幌と長時間停車。快速なのでドアが開くのは北広島だけですが、駅間には停まらず通過駅にだけ停まる運用なのですね。

 

ということで前の列車が前の駅を出るまでは永遠に出発できない方式で、新札幌の時点で30分遅れ。ここで札幌までどれだけかかるか分からないので見切りをつけて地下鉄に乗り換え、大通で東豊線に乗り換え終電一本前でさっぽろ駅へ。

 

新札幌で30分遅れ

 

東豊線にはBIGBOSS

 

結局0時を過ぎました。

ちなみにエアポートに真っすぐ乗ってた方が若干札幌に早く着いたみたいです。が、この日のお宿は東豊線さっぽろ駅のそばのANAクラウンプラザ。なのでOK。

 

この日の大正解は新千歳22:25の市内行きリムジンバスでしたね。普段なら70分以上かかるので敬遠してますが、遅れてる快速エアポートよりは断然早い。しかもANAクラウンプラザの目の前に到着するし。

 

この日ANAクラウンプラザに着いたときにちょうど新千歳空港22:55の空港バスが発車していきました。

 

ということで、0時過ぎに着いたのに翌朝は6時起き。7:30の特急に乗るので。

ちょっともったいない。

 

翌朝は、6時に起きて、ホテル朝食。6時からやっててありがたいのですが、6時から大混雑ですごいっすねー--

 

ちなみに今回のANAクラウン、実質無料。

Trip.comのサッポロ割でなぜか5000円で出てて、そこからサッポロ割3000円が引かれて、クーポン2000円もついてくるので。

ヤバい。

 

クーポン

 

朝飯食ったら7時頃にホテルをでて、札幌駅へ歩きます。徒歩7分ほど。

 

駅でお買い物をしたりして、ホームへ。

7:20頃に8番線に上がると、ちょうど手稲方から宗谷が入線してきました。

この日は基本の4両。

 

一番後ろの4号車だけ行列です。

自由席が1両だけなので...

 

なんと、特急カムイなら自由席が4両もある札幌~旭川間を走るので、自由席需要は旺盛。しかも朝7:30。それに対して宗谷には自由席が1両しかありません。

しかも、前後にカムイもライラックも走っていません。

こんなこともあって札幌乗り入れが減ったのでしょうかね。

 

自由席はぱっと見7割くらいの乗車率。

一方こちらの3号車指定席は40%ほど。一人で乗れば2席使えるパターンです。

ちなみに1号車に9席だけあるグリーン車は事前に空席案内見てたら満席でした。やっぱり5時間以上走る長距離列車ですからね。

 

入線

HET261

 

稚内行き

 

ちなみに、夜行のサンライズを除くと、日本で2番目に長い特急らしいです。

1番は博多~宮崎空港にちりんシーガイア

ただ、あちらはソニックとにちりんをつなげて一日1本だけ長距離走ってるような感じで、乗りとおす人もそこまで多くないイメージ。そもそも博多から宮崎に行くなら高速バスとか、新幹線+高速バスを使うのがメインです。

 

しかし!

こちら宗谷は正真正銘都市間輸送。高速バスのほうが早いとかありません。一応高速わっかない号は走ってますが、特急より時間かかるはずです。

なので、乗りとおす客が非常に多い。私の前の人も後ろの人も札幌から稚内まで乗りとおしてました。

その時間なんと5時間10分。

 

時間で言えば、新幹線で東京から博多を乗り通すより長いです。

 

そして、距離的にも品川から仙台を直通する特急ひたちよりも長距離らしいです。

品川仙台の在来線特急って聞くと相当長距離ですが、それを超えるって、やばい。

 

そんな特急列車なので、まぁグリーン車は満席なのでしょうね。

 

列車に乗り込んで、出発を待ちます。

 

お座席

 

そして、7:30ぴったりに札幌駅8番線を出ます。

ここでも見どころが。

 

札幌駅6番線からは7:30ぴったりに室蘭行き特急すずらん1号が出ます。

札幌を出てから白石の先までしばらく線路は並走します。

 

なので、運が良ければずっと5分以上並走なのです!

 

さて、今日は?というと、

すずらん1号が若干早く出たものの、そこから宗谷が追い上げていきます。

そして、札幌を出て30秒ほどくらいからこっちの加速のほうが早いのか、追い抜いてしまいました。

たぶん向こうはポイント通過とかの関係でしばらく徐行してたのでしょう。

 

ということで、並走はちょっとだけ。順調に加速していきます。

5分ちょいたつと、新札幌が近づく手前でこちらは左に大きくカーブし、野幌方面へ。

 

江別とか札幌のベッドタウンをぶっ飛ばしていきます。

気動車ですが、パワフルな走り。110km/hくらいで流していきます。

10年ちょい前までは、130km/hでぶっ飛ばしてたのですが、車両に良くないのでセーブ中。

 

札幌から30分しないくらいで岩見沢に到着。特急で行くと非常に速いです。

自由席はちょいちょい降りる人がいますが、指定席はむしろ乗る人のほうが多め。

といっても一桁人数ですが。

 

旭川まではカムイやライラックと同じ停車駅です。

札幌、岩見沢美唄、砂川、滝川、深川、旭川

 

気動車特急はのろいの美唄や砂川を飛ばすこともあるのですが、朝の大事な列車なので全部停まります。

ただ、美唄、砂川はほとんど乗降なし。

 

砂川~

 

深川で自由席から5人くらい降りていきました。

 

一方こちら指定席はほぼ降りる人はいません。さすが長距離特化型。岩見沢で乗ってきただけという感じ。

 

深川~

 

旭川は8:58到着です。カムイとかライラックの電車特急だったら札幌から1:25で着くので8:55になるはずで、ちょっと余裕め。

ただ、10年前くらいのダイヤなら札幌旭川間1:20でした。だいぶ余裕ダイヤ。

 

まもなく旭川

宗谷は、旭川の手前の礼文駅らへんからだいぶのろのろ。礼文を8:53くらいに通過して、旭川駅到着放送も流れてから旭川駅が8:56くらいには見えて、そこからゆっくり旭川駅に滑り込みました。

 

さすがに途中で一番でかい駅なので、指定席からも各車両5人ずつくらい降りました。

で、同じくらい乗りました。

自由席はもうちょい出入りが激しかったようです。

 

旭川

向かいにはDECMO

 

旭川はちょうど9時発。

出てすぐの永山で、なよろ2号とすれ違い。あちらはキハ40の1両。

 

名寄までは、和寒、士別、名寄の順。

 

このへんで車内をふらふら

 

先頭車はキロハ261-201

キロハ261は3両いますが、おそらくトップナンバー

 

銘板 1999年製

 

士別では、稚内を早朝に出たサロベツ2号とすれ違い。あちらは旭川までです。

この日ははまなす編成での運行。ピンク色が輝いてました。

 

ピンク!

 

士別から山を抜けて広々とした街に出ると、名寄に到着です。めっちゃ定刻。

指定席と自由席ともに2人ずつくらい降りて行ったように見えました。

 

名寄!

 

名寄を出ると本格的に山奥に突っ込みます。電波も圏外になりがち。

 

名寄の先は、

美深、音威子府天塩中川幌延、豊富、南稚内稚内の順に停まります。

 

稚内までのまぁまぁでかい駅って、音威子府くらいですかね。

 

その音威子府には10:42に到着。駅の外には宗谷バスの路線車が。

おそらく11:20の稚内行き。

音威子府から4時間半かけて稚内まで。オホーツク海側の浜頓別、猿払とかを通って、宗谷岬も経由して稚内へ行く超長距離路線バスです。

けど車内は普通の薄っぺらい座席。

 

このイカれてるバスも今や一日一往復に減ってしまったみたいです。乗るなら今のうち。

宗谷バス

音威子府

その路線バスが4.5時間かけていく区間をこちらの特急は2時間で進みます。

 

というか札幌から3時間40分かかって音威子府まで来たのにまだ2時間もあります。長い。

 

音威子府から天塩中川は、進行方向を西に変え、川沿いをグネグネと進みます。

何もない電波も来ない山奥を、ひたすら進む。北海道感がやばいです。

 

11:13に天塩中川に着いて、1人降りました。

ここからまた山を進み、次は幌延

ナチュラルに次の駅まで30分くらいずつかかる田舎感。

 

幌延に11:46に到着。ここも定刻。

反対からはキハ54の普通列車が来ました。士別以来のすれ違い列車です。

本当にこの区間は列車本数が少ないので。

 

幌延

 

幌延を出ると、山は終わってだいぶ開けた感じの景色になります。

沿線には牧草ロールと放牧された牛たちがたくさん。北海道ですねー

 

牧草ロールがたくさん

 

幌延からしばらく行くと、実質最後の途中駅である豊富に到着。

豊富温泉が有名な街。

ということで5人くらい乗ってきました。降りたのは2人。

 

豊富

 

ここで、ちょうどお昼の12時です。

 

豊富を出ると、次の南稚内まではまた35分もかかります。遠い。

ただ、絶景が広がります。

 

南稚内に近づいて、抜海駅を過ぎると、左側の車窓には日本海が見えてきます。絶景。

その先には利尻富士とかも見えるっぽいです。が、この日はそこまででもない。

 

そして、もう海だけじゃなくて陸が北海道すぎます。原野って感じ。

 

ついに見えてきた日本海

 

海が見えなくなると、まもなく南稚内です。ここまで来たらもう稚内南稚内も同じ。

市内のちょっと南のほうの繁華街が南稚内。ちょっと北のほうの繁華街が稚内

 

南稚内には12:36に1分遅れで到着しました。

ちょい降りましたが、大体の人は稚内まで行くみたいです。

 

南稚内を出ると、すぐに終着への到着放送。

市内を4分だけ走ったら稚内に着きます。

 

降りる準備を始めて、最後ノロノロ頭端式ホームに突っ込んだら稚内到着です。

 

稚内駅は1面1線。列車1本しか入れません。

なので、夜とかは回送で南稚内の車庫に行きます。

 

ちょっと前には、稚内駅はもうちょい北にあって、線路も何本かあったのですが、簡素化されました。

それと同時に道の駅と映画館とバスターミナルが一体に整備されて、今の稚内駅になりました。

 

稚内駅に降りると、いたるところに最北端の文字。いろいろ写真を撮ります。

 

着いた

東京から1547.9km

日本最北端

 

 

で、一番前の改札は有人改札1レーンだけ。

降りた人は急がずに、ゆっくりと改札を抜けていきます。

 

最北端の線路

 

改札を出るとそこは道の駅。目の前はバスターミナル。よくまとまってます。

建物の二階は、映画館。

 

そして、このあとのフェリーターミナルへ向かうのでした。

ひだ3号 名古屋→富山 キハ85グリーン車乗車記

引退が迫るキハ85グリーン車を4時間近く乗りとおしました!!!

キハ85

これは翌日撮影

 

 

 

キハ85とは?

 

JR東海ワイドビューひだ、ワイドビュー南紀用に製造された気動車です。

製造から早いもので30年。そろそろ置き換えの時期が近づいてきました。

 

このキハ85、奥が深いです。

1両単位で組めるのに加えて、方向転換もできたり、同じような車両でも細かな違いがあったり。

 

まず、先頭車。

非貫通先頭車が

キハ85-0

キロ85-0

どちらも前面展望が楽しめます。

 

キハ85-0は岐阜側にも富山側にもつく可能性があります。

一方キロ85-0は5両のみの製造で、当初南紀用に製造されたのに今はひだの富山編成専用で使われているグリーン車。全車富山側についてます。

 

これは非貫通先頭車

 

貫通先頭車は

キハ85-200

キハ85-1100

 

キハ85-200はバリアフリー改造がなされていないので、バリアフリー改造車のキハ85-1100とセットで使われる車両。

キハ85-1100は車端部だけハイデッカー構造じゃなくして車いす席を追加したバリアフリー仕様。岐阜側にも富山側にもつきます。

 

これは貫通先頭車

 

次に中間車。

キハ84-0

キハ84-200

キハ84-300

トイレとかの設備の微妙の違いで3タイプに分かれてます。

 

キロハ84-0

半室グリーン車。基本的にひだに入ってます。

 

こうやってくっつけます

 

で、これらを組み合わせて編成を作るわけです。1両単位で組めますが、トイレの位置とか、貫通先頭車の位置とか、バリアフリー車の位置とかの関係で組み方はある程度決まってます。

 

まず、南紀

南紀はというと、今はなんと2両編成グリーン車なしという超短縮編成なので、キハ85-1100とキハ85-0という編成を組んでます。単純。

増結するときは、中間にキハ84をつなげたり、キハ85-1100側にキハ85-1100とかキハ85-200をつなげて頭を連続でくっつけていったり。

繁忙期には最大6両までつなぐようです。

 

で、

特急ひだの編成

主に3タイプ。

1つ目は、キハ85-キロハ84-キハ84-キハ85の4両基本編成。

両端のキハ85は非貫通も貫通もあります。富山方に富山編成をつなげるなら、富山方は貫通。

岐阜方に大阪編成をつなげるなら、岐阜方は貫通。

みたいな感じで富山編成と大阪編成と繋げられるように微妙に違うタイプがありますが、これが基本4両編成。

 

2つ目は、キハ85-0-キハ84-キハ85-1100の3両大阪編成。

主に、ひだ25号、36号の大阪行きに使われる編成で、普通車のみの3両。大阪側は必ずキハ85-0で、高山側は必ずキハ85-1100。高山側に4両基本編成を繋げます。

 

3つ目は、キハ85-1100-キハ84-キロ85-0の3両富山編成。

一日4往復ある富山行きのひだに使われる編成で、唯一キロ85が使われる編成。なんと、富山行きは1両グリーン車、1両自由席、1両指定席というグリーン車比率マシマシな構成です。

岐阜方に4両基本編成を繋ぐので、岐阜方は必ずキハ85-1100です。

 

で、大体のひだは、3両大阪or富山編成と4両基本編成をつないだ7両で走ってます。で、高山~富山は3両、大阪~岐阜も3両です。

 

これが基本。

増結するときは、4両基本編成の中間にキハ84を追加したり、端にキハ84+キハ85の2両とか、キハ85の1両を繋いだりして、基本編成が5, 6両になったりします。

さらに、大阪編成、富山編成それぞれキハ85-1100側にもう一個キハ85-1100を繋ぐか、中間にキハ84を繋ぐことで3両から4両になったりします。富山とか大阪はJR西日本も絡む関係からかMax4両です。

で、増結した場合増結車は必ず指定席。

 

変態増結

こんな感じで、キハ85にもう一個キハ85をくっつけたりします。

 

こうして出来上がるのが、基本編成6両と富山or大阪編成4両をつなげた10両編成。

キハ85が変態連結で10両になっちゃうのです。10両の気動車特急とかひだか、ちょっと前の北海道くらい。圧巻です。

 

しかも10両の中に先頭車が4両くらい入ってたりします。

イカれてます。

これは惹かれます。

 

 

そんなキハ85ですが、ついに置き換えが始まりました。

新車はHC85系。

グリーン車もありますが、キロ85のような豪華さはありません。

 

基本は4両、増結が2両。

キハ85は1両単位で繋げてましたが、HC85は4両基本に2両を増結する方式。

どんなにつないでも最大8両編成くらいでしょうね。置き換えのHC85系はキハ85より導入数は少ないみたいですし。

乗ったらめっちゃ快適っぽいですが、趣味的には若干つまらなくなりそうです。

 

 

で、

特急ひだのダイヤ

 

1日10往復走ってます。

基本は名古屋~高山。

4本だけ富山まで足を伸ばしています。

また、1本だけ名古屋~高山に併結して、大阪~高山を走ってます。

 

なので、今回乗るのは4本だけある富山便。

さっき言ったように、富山便にのみキロ85というグリーン車がくっつきます。

なので今回はそれに乗ります。

一方で、さっき言ったように富山編成は基本編成と高山まで連結します。その基本編成にもキロハ84という半室グリーン車がくっついてます。

ということで、一編成に2か所もグリーン車がある珍しい列車になるわけです。

7両のうち1.5両もグリーン車なのです。

 

ちなみにちなみに、大阪編成は普通車だけですが、基本編成とくっつくと7両のうち0.5両だけグリーン車という構成になります。

同じ特急ひだで同じキハ85で同じ7両なのに、グリーン車が全然構成違うわけです。

 

 

で、一両丸々のキロ85は3列シートの豪華グリーン車

半室グリーン車のキロハ84は4列シートの普通のグリーン車

 

キロ85一択なわけです。まぁ富山まで行くのはこれだけですが。

 

 

乗ったのは、三連休初日の朝のひだ3号。

直前でけっこう席が埋まってました。

前日の時点でグリーン車は5席くらいの空席。全30席中。

 

この時点で一か八かでお隣が空いてるA席を予約。

まぁ結局当日は満席になってお隣にも人が来たんですけどねー

 

 

さて、当日のお話。

 

まずは、

名古屋へ

 

名古屋8:43発のひだ3号に乗ります。

が、東京に住んでます。

 

なので、まずは新幹線で名古屋へ。

 

のぞみだらけ

連休なので新幹線も増発中。

臨時ののぞみ277号で東京から名古屋へ。

定期ののぞみ201号のうしろを3分差で追う列車。

 

で、当日はちょうどN700Sを引き当てました。なので快適快適。

 

快適なN700S

 

のぞみ277号

東京6:45→名古屋8:20

で名古屋に着きました。お乗り換え先は8:43なので余裕あります。

 

名古屋で乗車

 

名古屋の特急ひだは11番線から出発です。

行ったらまだ入線してませんでした。

 

ただ、反対の10番線に面白い列車が。しなの81号白馬行き。

381系の2編成しかいないグリーン車付き付属編成のみを使った4両でした。

定期便だと一本もない大糸線直通のしなのです。

半分くらいは人が乗ってました。

 

臨時しなの

 

ひだ

ひだは基本1時間毎ですが、この日は臨時ひだ81号も挟まってます。

 

特急ひだ3号は8:32に東京方から回送で入ってきました。

キハ85-4を先頭にした基本編成4両に、キロ85-2を最後尾に付けた富山編成3両がくっついて7両です。両端がキハ85-0とキロ85-0で非貫通な見た目の綺麗な編成が出来上がりました。

 

入ってきた!

後ろはキロ85-2



 

乗り込むと、足元の広さと座席の幅に圧倒されます。バブルの頃のグリーン車って感じ。

座席は最高。ですが、コンセントとかはないので、4時間の旅にはちょいとつらい。

そして、圧倒的にでかい窓。座ったときの膝の高さより上は全部窓です。これが、ワイドビュー

 

椅子がでかい

椅子がでかい

キロ85-2

 

ちなみに、4時間くらい乗るのにもちろん車内販売はないので、ホームでしっかり飲み物を買っておきます。

 

グリーン車は当日早朝見た時点では空席があり、お隣はいませんでした。

隣来ないパターンか???

と思いつつ、名古屋発車時点では隣も後ろも空席で快適快適でした。

 

8:43発

出発

 

8:43に名古屋を発車。

列車は後ろ向きに走り始めます。岐阜までの20分だけ逆向きに走るのです。岐阜で進行方向が変わってから富山まではこのグリーン車が先頭。それまでは一番後ろです。

 

東海道線は快調に110km/hくらいで飛ばしていきます。途中の尾張一宮も通過して、岐阜までノンストップ。

 

20分ほどで岐阜に着きました。9:01着。

 

ここですぐに方向が変わります。

2分ほど停まって、グリーン車側が先頭になって出発。東海道線の真ん中から下に降りる単線の線路へ。

これが高山線の始まり。

 

次は美濃太田。途中の鵜沼は一部のひだが停まりますが、富山ひだは速達便なので通過です。

この鵜沼、20年前くらいまでは名鉄から高山線直通の特急北アルプスが乗り入れてきていた場所です。今はもうそんなのない。

北アルプス名鉄にありながら唯一の気動車列車だったり、キハ85と連結するためにおんなじ性能になってたりと、面白い列車でした。

 

鵜沼らへんで犬山城とかも見えます。で、意外にも列車内の電光掲示板にそういう観光案内が流れるんですね。観光特急っぽい。

 

あと、この区間(岐阜~美濃太田)は単線でありながら30分毎に普通列車が走り、特急も1時間毎に走ってます。なので割と過密。しょっちゅう行き違いがあります。

 

まもなくすると、美濃太田に到着。9:22着です。

到着直前にお隣に列車が並走しました。長良川鉄道の車両です。

なんと、2両編成のうち、前の車両がクロネコヤマトの貨客混載車でした。

 

高山へ向かって山奥を進む

 

美濃太田を出ても、お隣も後ろも来ません。

勝ったか???

 

って思ってしばらくするとお隣に人が来ました。残念。でもないです。

いろいろお話してくれる60歳くらいのおじさん。

 

お話しながら聞いたところによると、今日切符を買ったそうで、普通車が満席で、グリーン車が一席だけ空いてるからここを予約したとのこと。

つまり、この人の予約をもってこの列車の富山編成のグリーン車も指定席も満席になったわけです。

どの席を取っても結局は隣が来るわけだったのですね。まぁ変な人じゃなくてお話しできる人でよかった。

 

美濃太田を出ると一気に山っぽいところに入っていき、列車もノロノロ走っていきます。

 

しばらく走ると、上麻生で反対のひだとすれ違います。ひだ4号。

あちらは新型車両のHC85です。

ということで駅のホームではこちらのキハ85とあちらのHC85の並びを撮ろうというオタクが数名見られました。

 

あっちが停まってて、こっちは通過です。

 

こちらのひだは美濃太田から51分ノンストップで下呂まで行きます。

一部の特急が停まる白川口とか、飛騨金山とかを通過していきます。

 

飛騨金山から下呂は2駅ですが、特急でも20分くらいかかる山奥な区間です。

下呂に到着する直前で反対の普通列車とすれ違って、下呂には2分くらい遅れて到着しました。

10:16頃着です。

ここで、一番前の席に座ってた人たちは降りていき、下呂から別の人たちがまた乗ってきました。

 

 

下呂を出るとこんどは高山まで停まりません。

 

ただ、下呂の次の禅昌寺ですぐに行き違い。

富山始発のひだ6号とのキハ85同士で行き違いです。

 

あちらもこちらも7両編成。

 

車窓イメージ

車窓イメージ

 

山を越えていき、ノロノロ走行が続きます。

だんたんと開けてきて、飛騨一ノ宮を通過すると、ついに高山線の拠点、高山駅に到着です。

 

次は高山

 

単線の高山線ですが、高山手前からどんどん線路が増えて、でっかい高山駅には一番東の1番線に到着です。ホームが改札に面してるのが1番線です。上下線関わらず特急はこのホームを使うことが多いです。特に富山便。

 

もう言った通り、高山は半分以上のひだの終点です。引き込み線には回送のHC85とかも停まってます。おそらくひだ1号で着いた車両でしょう。

 

ホームに面したのは線路は3本しかないので、折り返しまでの間、車両は奥のほうの引き込み線に入っていきます。いちいち入れ替え作業。

 

で、乗ってたひだ3号は高山で降りる人もちょいちょいいますが、割と乗りとおしが多いです。

一方で乗ってくる人もちらほら。

やっぱり富山編成なので。

 

一方、うしろ4両は高山止まりなので、切り離しです。車内にいたので分かりませんが、作業をやっていたのでしょう。

 

高山駅にはキハ85が!

HC85とキハ25もお休み

高山を発車

 

5分停車して、富山編成だけの3両になって高山を出発します。

ここで乗務員も交代。猪谷までの乗務です。

 

高山は11:03発。ここまで名古屋から2時間20分。ここから富山までは1時間28分。

半分以上来てます。

 

高山を出ると上枝で普通列車とすれ違い、その次の飛騨国府では特急ひだ8号とすれ違い。

ここはもう高山の北側なので、ひだ8号は富山編成のみの3両です。

このひだ8号の次は富山便はひだ14号までなくて、その14号は今乗ってる3号の折り返し。(飛騨古川までは12号もあり)

 

で、平地をしばらく走って飛騨古川に到着。

富山編成のほかに1往復だけひだ5号~12号がここまで来ます。

 

高山とセットみたいな感じでこのへんまでは街並みが続いてます。

映画君の名はでも出てきた街です。架空の糸守町への入り口のところ。瀧くんが図書館行ってたところがこの飛騨古川です。

 

飛騨古川を11:18に出発すると、次は山を越えていき11:54の猪谷までノンストップ。

 

この区間はまたまた山深くて、東海から北陸へ超えていく区間なので本数もめっちゃ少ないです。

そして、険しいのでちょいちょい自然災害にやられます。

ここ数年で何回か落石とか大雨とかで線路がやられて長期運休がありました。

 

今日は無事に走り抜けて、猪谷に11:54に到着。

山奥の小さい駅ですが、JR東海JR西日本の境界。山奥の小さい駅でも、特急なので車掌と運転士がホームに待機してます。

乗務員交代です。

 

猪谷到着

 

猪谷まで来たらひたすら富山平野に向かって下っていくだけです。ここまでで名古屋から3時間11分。

残り走行時間は36分。

 

そういえばこの特急ひだのキハ85系、猪谷~富山の短い区間だけJR西日本に乗り入れてますが、他にも米原~大阪もJR西日本に乗り入れ。全然違う区間で同じ会社へ乗り入れます。

さらにさらに、特急南紀でもキハ85は新宮~紀伊勝浦だけJR西日本に乗り入れてます。

 

同じ車両で全然違う3区間JR西日本に乗り入れってなんか面白いですね。

 

 

さて、猪谷を出たら越中八尾まで下っていきます。

八尾までは山なのでそんなに本数はないですが、八尾からは結構本数も増えます。

 

越中八尾到着

八尾は12:14着。富山まであと17分。

 

富山到着

 

このあとの速星は、富山ひだ4往復のうち2往復だけが停車しますが、このひだ3号は通過。

速星を飛ばして、平地を快走し、西富山で反対から来る普通列車と行き違い。西富山を通過したら4分くらいで富山に着きます。

このへんで最後の放送が流れ始めて、右カーブを曲がると北陸新幹線&あいの風とやま鉄道と合流します。

 

合流地点ではあいの風への渡り線があるのですが、ひだ4本のうち、富山で折り返さずに車庫に入る便だけ渡り線を渡ってあいの風側の神通川橋梁を渡ります。

一方、富山で折り返すひだはそのまま高山線側の単線の神通川橋梁を渡ります。

 

この便は富山で折り返しひだ14号になるので、高山線側の橋を渡り、そのまま富山駅高山線用切り欠きホーム2番線に入ります。

12:31に定刻で着きました。

3両編成だけど、結構な人数が降りてきました。さすが特急。

 

到着

 

高山線ホーム

駅は最新の高架なのに、改札はなんと有人改札のみです。

 

そして、あいの風がメインで、高山線はおまけなので、駅の運営はあいの風。高山線の猪谷~富山はJR西日本の飛び地みたいになってるわけです。

 

広電の旧車を撮る2022

ゴールデンウィークに広島へ行きました。

 

そして、広電の旧車をまた撮りました。

 

 

 

taiwankaeritai.hatenablog.com

この時以来です。

 

広電の旧車はいつ走るのか?

 

まず、広電の旧車は、基本平日朝ばっかりです。

たまーに日中も走ることはありますが。

 

なので、平日に撮りに行きたい!

しかし、平日は仕事。

 

ですが、ゴールデンウィークは平日を一日休めば連休を作れる!!!

ってことで平日を休みにして広島に行ったわけです。

 

それは良いんですが、ゴールデンウィーク直前に広電から気になる発表が!

 

 

まさかの、5/3~5に旧車を入れ替えて休日の昼間に走らせまくるとのお知らせ。

 

これ知ってたら合わせて行ったのになー

と思いつつ、仕方がないので諦め。

 

もともと、5/5の夜に広島に着く予定でしたので、このイベントは5/5の夕方に終わっちゃって悲しみ。

 

しかし、結果的には江波と千田の旧車の入れ替え以外にも582号の終日運行とかもあったので楽しめたのでした~

 

さて、

本題。

 

まずは、5/5の夜の部

 

夕方18時くらいに広島に新幹線で到着。

この時点で、582号と651号がまだ動いてるという情報があったので、ホテルに荷物を置いて出撃!!!

 

582号 白神社

夕陽がギリ当たる時間帯。

 

良い光線ですねー--

 

651号 白神社

太陽はご臨終されましたが、被曝電車651号。

このあとの広電前で入庫しちゃいました。

 

582号は広島港に行った後入庫と思いきや、西広島行きで折り返したらしく、三脚を持ち出して夜撮影モードへ移行。

 

市役所前で確保。

夜の光にこの車体が映えることこの上なし。

 

この車体、1920年代、大正年代の製造です。ヤバい。神戸市電から1971年に広電に移籍して、さらに50年以上走ってます。エグい。

 

ナイト運行なので、追っかけます。

 

582号 小網町

この車体、かっこよすぎ。

 

西広島からの折り返しを待ちます。

 

582号 小網町

まさかの3900と被りました。が、年代差が際立ちますね~

 

折り返しは入庫便なので、よく見ると系統番号は0で、日赤病院行きです。

 

また追っかけます。

 

582号 日赤病院前

ホントに車体がかっこいい。(N回目)

 

これで582が入庫したので、遅めの夕食にして、ホテルに帰り、就寝。

 

翌朝。

5/6朝、十日市町の部

 

一番狙いたかったのは、3100形。宮島線から平日朝の広電前までの直通電車に入りがちなので、それを狙います。

それを優先しつつ、他の旧車もなるべく狙っていくというスタンス。

 

予想通りの時間にやってきました。

3101号 十日市町

十日市町のカーブで連接車がくねくねするところを激写!

朝ラッシュなので、のろのろと広電前へと向かいます。

 

その前に、十日市町で撮ったほかの車両も。

 

1156号 十日市町

ハノーヴァー市電カラーと言われつつ、本家にこんな塗装はないと言われてる1156号

こちらもだいぶ年季が入った車両。1956年製だそうで。

この日は3号線に入ってました~

 

651号 本川

651も7号に入ってて、3101のすぐ後ろを走ってたので撮影。

側面まで陽が回らず...

 

651号 原爆ドーム前

被曝電車の651号を原爆ドーム前で。

 

ここから一気にワープ。日赤とか広電前あたりへ。

 

5/6朝、広電前の部

 

カッコよすぎる3101号 日赤病院前

3101号 日赤病院前

3101の中間車は、先頭車の先頭部分切り取って中間車に改造したらしい魔物です。

 

3101号 広電前

サービス幕 1号広島港。

広電前で折り返して、3号の西広島行きとして帰っていきました。

 

651号 広電前

3101号の後を追って、651号も帰ってきました。戦前製の車体はかっこいい。

 

582号 広電前

651号と一緒に7号線に入ってた582号。昨日に続いてカッコイイ。

 

582号と1156号 広電前

582と広島港から入庫便で帰ってきた1156が並びました。元神戸市電の2台。

 

1156号 広電前

1156は本線で折り返して、これで入庫。屋根が剥げてます...

 

582もこれで入庫かと思いきや!

10分後くらいに出てきました。まさかの終日運用パターン。

昨日に引き続き二日連続終日582が走ります。

 

その前に、入庫する651号を。

651号 鷹野橋

両開きドアがかっこいい。

 

5/6、昼の部

 

いったんホテルに帰って、また撮影へ。

582号 本通

広島中心地を走ります。

 

582号 袋町

屋根の銀塗装さえかっこいい582号。

 

せっかく7号線に入ってるので、横川まで行ってみます。

 

582号 横川駅

横川駅の立派な屋根をバックに古参が走ります。

 

352号 横川駅

この日の昼には、352号も7号線を走ってました。

旧車が2つも!

 

最後はもう一発、前日も撮った白神社へ。

582号 白神社

良い光線。

 

582号 白神社

屋根がイケメンすぎる。

 

で、撮影のあとは、マツダスタジアムに行って、野球を見たのでした。

 

おまけ

球場から撮った500系

500系

ちなみに延長戦でベイスターズが勝利!

試合結果