へんな旅行記

乗り物オタクが脳内で思ってることを全部垂れ流すブログです。

仙台→東京 ひたち30号 乗車記

在来線特急まったり旅です。

 

お世話になったE657系ひたち

 

 

仙台までの爆安チョイス、特急ひたち

今回のは、ひたち30号。仙台発品川行きです。

品川まで行くとおうちが遠いので、実際に乗ったのは東京までです。

仙台18:02発、東京22:44着。4時間42分の長旅! のぞみで博多から東京に帰るのとそんなに変わらない時間です。

 

なぜ乗ったか。

安いからです。

週末パスという土日2日間有効な切符があるのですが、東京から仙台までフルカバーです。で、特急券を追加したら特急にも乗れる優れた切符です。

週末パスは8880円。普通列車で仙台往復すれば、片道4440円です。

www.jreast.co.jp

 

で、東京から仙台までのひたちの指定席は2900円。つまり、4440円に2900円を足しても7340円。だいぶ安い!

普通に東京から仙台まで新幹線に乗ったら、10000円を超えます。まぁ、時間を買ってるわけです。

 

さらにさらに、特急ひたちの指定席は、えきねっとで買うと席数限定で35%オフになります。

なので、今回は1880円。

4440円に1880円を足して、6320円。だいぶ安くなりました。

 

ちなみに仙台行くときも暇なのでひたちで行ったのですが、その時は残席が少なかったので、普通に2900円で買ってます。

ということで、仙台往復13660円を達成しました。

通常の2万円超えに比べればめっちゃお得! 時間はかかるけど快適な特急列車の旅です。

 

特急ひたちの車両

乗る車両は、E657系です。

常磐線の最新特急車両です。2015年くらいに入ってきたイメージ。

10両固定編成で、5号車がグリーン車。品川、上野~土浦、勝田、高萩の特急ときわと、品川、上野~いわき、仙台の特急ひたちの両方に入ります。

 

座席は全席指定。普通車グリーン車みたいに座席の上にランプがついてて、ランプが緑なら発売済、ランプが赤なら空席と分かる優れものです。このシステムはほぼ同時期に導入された中央線の特急あずさ、かいじ用のE353系も同じです。

 

で、この車両は651系E653系を置き換えました。

651系は元スーパーひたちで、7両と4両。いわきまでは基本11両で行き、いわきより北の仙台までは4両だけで行くような運用をしてました。

E653系は元フレッシュひたちで、7両と少しの4両。基本は7両か、7+4両か、7+7両。グリーン車なしで、短距離専用でした。

 

651系 スーパーひたち

E653系 しらゆき

こいつらの置き換えの話が出てきたのは、2010年。そう!震災直前です。

記憶だと、651系常磐線からすべて転用されて、E653系は4両がいわき~仙台の専用の特急として残り、他が常磐線から転用されるみたいな話でした。

そして、品川、上野~いわきまでの区間は、すべてE657系の10両編成に統一するというお話。

 

しかし、ご存知のように常磐線のいわき以北は地震津波原発災害で長期の不通となります。

これによっていわき~仙台の特急の話はなくなり、E657系が入ることで651系E653系は基本常磐線から転出していきました。一部の編成は波動用として残りましたが、定期運用は持たない状態です。

 

結局E653系は、一部が勝田に残った以外は、7両編成が新潟~秋田の特急いなほ、4両編成が新潟~上越妙高、新井の特急しらゆきに転用されました。交直両用車の特徴を生かして活躍中。

 

651系は、一部が勝田に残った以外は、高崎線の特急のあかぎ、草津などへ。さらに一部は観光列車のIZU CRAILEになったり。2023年現在すべていなくなってしまいました...

勝田に残った651系は一時期、いわき~富岡の普通列車とかに入ってました。富岡以北は原発の問題でずっと普通だったので、常磐線の末端輸送です。

 

震災と、常磐線の復旧

常磐線の復旧は、だいぶ時間がかかりました。

相馬以北は津波で流された区間が多く、震災時にもE721系ED75の貨物が流されました。なので、この区間は一から山側に高架線を新規建設する形で復旧し、2016年に5年ぶりに再開しました。

 

原ノ町の前後は津波の影響はなかったため比較的復旧は早く、2011年の12月に原ノ町~相馬は再開しています。ただ、南は原発、北は津波で不通なので、完全孤立状態の路線でした。定期的に列車は陸送で入れ替えなきゃいけない状態です。

原ノ町の南側は、小高、浪江へと徐々に2016, 2017年に再開しました。2017年時点で、北側は浪江~仙台までつながりました。

 

一方、いわきサイドは、原発の問題で徐々に北へと復活していきます。

2011年中に徐々に復旧し、広野までつながります。

2014年に竜田までつながり、2017年には富岡までつながりました。

 

それより北の不通区間はバス代行です。

この区間のバスに乗ったことがありますが、原発に近い地域を通るので、窓は開けるなと言われます。道路の両サイドは帰還困難地域なので地震が起きたときのまま。

復旧はまだまだという感じでした。

 

2018年にこの区間を走ったことがあるのでその時の写真を。

富岡行き

651系

なんと、いわき~富岡の普通列車の一部は651系の4両編成が最後の活躍をしていました。

富岡は終点

代行バスに乗り換え

浪江駅

常磐線は、繋がってません。



そしてそして、

2020年についに、最後の不通区間である富岡~浪江がつながります。帰還困難地域ですが、除染が終わって入れるようになりました。駅前の一部の区画は人が入れるようになり、徐々に新しい家を建てたりし始めてます。

途中には、大野、双葉など十数年前のニュースで聞いた駅名が並んでいます。

 

この時も新規開通区間を見に行ったのでお写真を。

全線再開!

全線再開!

双葉駅

ついに常磐線が全部つながりました

駅前は...

開通はしたものの、駅以外は2011年3月11日のままです... 人の立ち入りもできず。

自動販売

自動販売機もあの時のまま止まってます。

 

大野駅の近く

 

一方で、全然別の話ですが、2015年に上野東京ラインが開業したので、常磐線は品川に乗り入れを開始し、特急は品川始発が増えます。

 

ということで、常磐線が全線開通した2020年からは、特急ひたちも品川~仙台の通し運行を始めます。

2010年の時点ではいわきで分断して、いわき~仙台の特急を走らせるという話でしたが、震災の影響がめぐりめぐって特急ひたちの直通列車を誕生させました。

結果的に仙台まで10両編成で乗り入れます。

 

仙台ひたち

仙台まで来るひたちは1日3往復。ひたち自体は1日15往復くらい? ほかの便はいわき止まりです。

さらに、勝田や高萩止まりの特急ときわも含めると、常磐線特急はさらにたくさん走ってます。そのうちのたった3往復です。

 

仙台までの乗り通しはあまり想定されてないんだと思いますが、意外と乗り通す客もいました。

想像だと、都内からいわき以北の富岡とか浪江とか原ノ町とか相馬まで行く人がターゲットなのだと思ってましたが、今回見た意外な客としては、土浦~仙台まで乗る人とか、東海~仙台まで乗る人とか。仙台側と常磐線沿線の細かい需要も拾ってるんですね。

 

で、ひたちは列車によって停車駅が違います。今回乗るひたちは結構多いほう。それでも、水戸以南はときわが走ってるので停車駅は少な目です。

 

具体的には、

仙台
岩沼
亘理
相馬
原ノ町
浪江
双葉
大野
富岡
広野
いわき
湯本

勿来
高萩
日立
常陸多賀
大甕
東海
勝田
水戸
土浦
上野
東京
品川

多いですね~

 

特に、

浪江~富岡は5駅中4駅停車。

いわき~勿来は6駅中4駅停車。

日立~水戸は7駅中6駅停車で日立から東海まで4駅連続停車。

みたいな感じでよく停まります。

 

日本の特急列車の停車駅数トップ3とかに入るんじゃないですかね?調べてないから知らんけど。

 

仙台駅でひたちに乗車

そろそろ当日のお話です。

当日は石巻に行ってて、夕方に仙台市内に帰還。18:02の出発までは暇です。

仙台駅!

長旅になるので、駅弁とドリンクを調達して、17:40くらいに改札をくぐりました。

仙台駅と言えば、牛タンですね。あったかくなるタイプのアレです。なのですぐ食べなくてもOK。

遥か彼方の品川行き

乗る車両は、ひたち13号としてすでに到着してます。仙台駅6番線。

折り返しは約35分。到着が遅れると折り返しも遅れそうな感じの時間ですね。

仙台にひたち

ちなみに16時台に出るひたち26号は、昼過ぎに着くひたち3号の折り返しで、4時間くらいあります。なので一回車庫に引き上げます。こっちはある程度遅れても折り返しは間に合いますね。

 

今日は定刻で列車が着いてたので、折り返しも定刻っぽいです。

ほんまに品川行き

ここでちょっと仙台駅探検。

仙山線ホームの8番線の横に面白いのがいました。ロングレール輸送用キヤE195系です。秋田方面へレールを運んだあとの回送っぽいです。

ロンキヤ

5番線には新庄からの臨時快速が入ってきました。珍しいキハ110の指定席車です。昔々は特急秋田リレーに使われていたはずの車両。

秋田新幹線の建設中に、北上から秋田まで北上線奥羽線経由で走ってた連絡特急のことです。

キハ110

 

発車前に車内へ。

3連休の真ん中の日で、最終のひたちなのでそんな混んでません。というかガラガラです。

一両に10人もいない感じです。当然一人で2席使えるし、後ろにリクライニングを倒しまくっても誰にも迷惑しません。

良いお座席

自席からの眺め

仙台から南下

18:02に定刻で出発しました。外はもう真っ暗。

仙台を出たらのろのろとカーブを進んで新幹線の横を走って、長町、太子堂と通過し、スピードを上げます。

名取とかを通過していきますが、15分ほどですぐに最初の停車駅岩沼に着きました。岩沼に停まるひたちはごくわずか。平日だったら仙台から岩沼までの短距離利用者とかがいるんでしょうね。快適だし。

 

岩沼を出ると、単線の常磐線に入って、ぶっとい東北本線とお別れです。4時間以上後に日暮里で合流する東北本線です。

常磐線に入ったらまたすぐに停車駅です。亘理に到着。

亘理も仙台の都市圏っぽいので、これも通勤を見込んでの停車なのでしょう。他のひたちは通過します。

 

亘理の次は相馬まで停まりません。この区間は、津波で流された後に内陸側に高架線で新たに作り直したところです。

とは言っても、夜。あんまり外は見えません。

 

ここで、ビーフジャーキーを開封!仙台の定番、牛タンジャーキーです。普通においしい。

ジャーキー

相馬まで来ると、仙台都市圏から外れます。というか福島県です。

相馬を出るとほどなくして原ノ町です。原ノ町常磐線の中でも割とデカい駅。ここに乗務員の拠点があるようで、この特急ひたち30号の車掌も、「原ノ町統括センターの〇〇です。」って言ってました。

原ノ町

というか、統括センターって言うんですね。

車掌さんはいわきまでの乗務のようです。

原ノ町は19:05着。仙台から約1時間。まだまだ長い。

 

原ノ町より北は、仙台支社。緑色の交流電車が来ます。

原ノ町より南は、水戸支社。青い交直流車が来ます。というか。E531系です。上野東京ラインでおなじみのアレ。

アレの5両編成のワンマン対応車が原ノ町まで入ってきます。

 

原ノ町と言えば、震災の時に停まっていた車両が、4年くらい放置されてました。

その日の夕方の原ノ町始発上野行きに入るはずだった651系のスーパーひたちの4両編成と、415系普通列車

結局その後走ることはありませんでした。

 

しばらくは相馬までの陸の孤島として復帰し、仙台までつながったあとは常磐線の北側の世界。原発の不通区間があったので、浪江まで仙台の車両が入ってました。

 

原子力災害復旧区間

原ノ町を出ると次は浪江です。今は仙台の車両ではなく勝田の車両が入る区間です。

浪江から先は2020年にやっと復活した区間。ここから3駅連続停車です。

浪江、双葉、大野と5分毎くらいに停車。各駅の乗り降りは推定1~2人程度ですかね。編成全体で100人も乗っていないので。

大野は大熊町の中心。駅からまっすぐ行くと福島第一原発です。

大野

大野を出ると、夜ノ森だけ通過して富岡に着きます。富岡の手前で山から下りてきて右カーブをすると富岡駅です。富岡駅は低地にあって、海側には巨大な堤防を作ってます。あと、東京電力廃炉資料館もこの近くにできました。

富岡

富岡より南は2020年より前に復活した区間。途中広野だけ停まっていわきへ。

広野は火力発電所が有名ですね。

 

いわきには、20:14に到着です。

仙台から2時間12分。だいぶ乗りました。東海道新幹線だったら東京から京都まで行けます。

いわき

ただ、ここまでの区間はまだ特急ひたちのおまけ区間。ここからが特急ひたちのメイン区間です。

そして、いわきまでは単線でしたが、ここからは複線です。列車本数が増えます。特急も1時間に1本。普通列車は最大10両になります。E531系のほか、今やレアなE501系も走っている区間です。

 

いわきより先は、高速バスとの競合区間

いわき~東京は高速バスいわき号が走ってます。新常磐交通JRバス関東の共同運行です。値段ならあっち。駐車場に停めてパークアンドライドをするのも便利です。

ただ、スピードと快適性は圧倒的に電車ですね。

 

こまめに停まる常磐特急

いわきを出たタイミングで、仙台で仕込んでた牛たん弁当を開封

黄色いひもを引くと、化学反応でめっちゃ熱くなる優れもの。電車内でめっちゃ湯気が出ます。

デン

そして、数分後に、アツアツになったごはんと牛タンをいただくのです。

そりゃお店で食べるのには劣りますが、移動中の電車でアツアツを食べられるのは優れもの!!!

アツアツ

ちなみに、中華圏では食べ物はアツアツじゃないといけない信仰が強いみたいで? 電車や駅には必ずお湯コーナーがあります。

マイ水筒に入れてあったかいお茶を飲むもよし、カップ麺に注いでアツアツの麺を食べるもよし。

そういうのもいいですねーーー

 

列車はというと、いわきを出て一駅通過してすぐに湯本、さらに次の泉にも停まります。このへんはいわき郊外という感じ。

湯本はスパリゾートハワイアンズの最寄り。泉はアクアマリンをはじめとした小名浜地区の最寄り。

そして、オタク的には泉は小名浜方面の福島臨海鉄道の貨物の分岐駅でもあります。かの有名な安中貨物の出発地。

いずみ

そして、泉を出たらまた一駅通過してすぐに勿来。難読駅名。なこそ。

ここまでが福島県です。

 

そしてそして、ここでデザートタイムです。

いわきからは車内販売が乗っています。そして、車内販売にはアイスクリームが復活しました!!!

東海道新幹線では2023年10月を最後に廃止されてしまう車内販売ですが、東日本では健在! しかも、新幹線だけでなく特急ひたちとあずさでもやってます。

車内販売のアイスはいったん廃止されていたのですが、我々のアツい声で復活しました!!!

!!!

ということでバニラアイス。安定の硬さです。

列車は茨城県に入り、次は高萩。途中にあった磯原は一部のひたちが停まりますが、今回は通過。

 

高萩の次は日立に停まります。この列車の名前の由来。あの企業城下町日立です。

日立もバスとの競合。

高速バスひたち号は日立電鉄JRバス関東の共同運行で、日立、常陸多賀から東京まで走ってます。一部は高萩にも。

 

そして、日立からはほぼ各駅停車ゾーン。

日立、常陸多賀、大甕、東海と4駅停車し、1つ佐和だけ通過して、また勝田、水戸と連続停車。

それだけ大事な駅がたくさんあるわけですねー。とは言っても速いひたちだと日立の次は勝田まで停まらないやつもあります。

常陸多賀

東海は東海原子力発電所とか常陸那珂火力発電所の近く。

勝田はひたちなか市の中心。ひたち海浜公園が盛り上がる時期は大混雑です。

また、勝田は常磐線の車庫があります。東京の方からくる列車は勝田止まりがめっちゃ多いです。今乗ってる車両も勝田の所属。

東海、勝田もバス競合ゾーン。東京までの茨城交通が走ってます。と言っても本数が少ないので圧倒的電車有利ですが。むしろバスの方はひたちなかの駅から遠いところがターゲットです。

 

そして、水戸は茨城県の中心。全列車が停まります。常磐線の中で一番大きい駅ですね。

水戸には21:26の到着。仙台から3時間24分乗ってきました。長旅。ただ、東京はまだまだ先。

水戸着

水戸もバス競合ゾーン。水戸から3ルートで東京駅まで高速バスが走ってます。電車が来ない茨城県庁をカバーしてるほか、水戸から赤塚の間の細かいバス停に停まって、需要を拾ってます。常磐道上の内原バス停と石岡バス停でも乗れます。めっちゃ便利だし多い時間帯は1時間に3本以上走ってます。そして、安い。

この区間は割といい競合してるんじゃないですかね???

 

水戸からラストスパート

水戸から先は特急ひたちはぶっ飛ばします。というのも普通列車が増えるし、細かい駅は特急ときわがカバーするので。

なので、基本は水戸から上野まで1時間ちょいノンストップです。が、朝とか夜の一部ひたちは土浦とか柏とか停まります。

で、この列車は土浦に停まります。

 

水戸から約30分で土浦到着。特急は速い。

 

土浦を出たらまた爆速で飛ばして、10分ちょいで取手を通過します。取手の手前で交流電化から直流電化に変わります。つまり、直流電車は取手より南しか走れません。だから常磐線の緑色の電車はだいたい取手行き。

 

その直後、我孫子を通過します。ここまでくると東京を感じます。

横を走るのは千代田線直通の普通列車。すれ違うのも緑色の常磐線

そして、割とでかい柏とか松戸を最速でぶっ飛ばしていきます。快適。

 

22:30くらいに北千住の手前で荒川を渡ります。横に並走する列車が!!!

あちらはつくばエクスプレスです。

TX並走

そしてそして、南千住を通過したあたりで、「まもなく上野です。」放送!!!

ついについに、上野です。常磐線の終点。

左カーブを曲がって、22:34くらいに日暮里を通過し、東北本線に合流。岩沼を出て以来の東北本線との感動の再会です。

 

22:37、ついについに上野に着きました。昔の常磐線なら地下ホームの16番線とかに到着していましたが、今は上野は終着駅ではなく途中駅。

地上ホームに着きます。

大都会上野

まぁまぁな人数が降ります。

いよいよ東京

上野を出れば5分で東京に到着です。

東京到着は22:44。仙台を出てから4時間42分で到着しました。

長かったーーーーー

東京に着きました!

この列車はあと8分走って、品川まで行きます。私は東京でお別れ。

 

東京駅から大手町駅まで歩いて、地下鉄で帰りましたとさ。

NH872 ジャカルタ→羽田 エコノミークラス搭乗記

またジャカルタに行きました。

5か月ぶりです。仕事でもないのに行く頻度ではありません。

 

前回はJALで成田に帰りました。

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

今回はANAで羽田に帰ります!


ジャカルタ東京便

以前も振り返りましたが、ジャカルタ東京便について。

ANAは3往復。羽田が2本と成田が1本。羽田のうち1本は週5便。羽田と成田のデイリーの便は246席の787-9で、週5の羽田便は240席の787-8です。

246席のやつのビジネスクラスはフルフラットになるスタッガード。240席のやつのビジネスクラスはシェルのやつ。エコノミーは全部同じ。3-3-3です。

出発時刻は、成田行きが朝、羽田行きは深夜と朝です。朝の方は週5のやつ。つまり朝は成田行きと羽田行きが立て続けに出て行きます。すごい。

 

JALは2往復。成田が2本。一本は787-9で、もう一本は787-8です。787-9の方はフルフラットになるSkySuiteで、787-8のほうはシェルのやつ。エコノミーは2-4-2で、787-9のほうはさらに余裕があるSky Wider。

出発時刻は夜と朝。朝のほうが787-8です。

コロナ前とかはファーストクラス搭載の777-300ERを入れたりしてた面白い路線なんですがね...

 

ガルーダは1往復。羽田が1本週4便です。A330です。座席は知りません。

出発時刻は夜。

ちなみにデンパサール~成田便はこの会社が唯一飛ばしています。

 

やっぱり夜行便はつらいということで、選んだのは朝便。そして、成田より羽田のほうがいいです。予約した時は朝の成田便より羽田便のほうが1500円だけ高かったです。が、それくらいなら誤差。

ということで選ばれたのは、週5運行のNH872便。

ジャカルタ7:10→羽田16:35です。いい時間!

 

インドネシア便のチケット

で、お気づきのように日本~インドネシアは全くLCCがありません。単通路機では飛べない距離なので、必然的に787とかが必要になるのです。ここはぜひZIP AIRとかAir Japanに飛ばしてもらって価格破壊をしてほしいですね。

 

で、インドネシアに行くなら乗り継ぎが安いです。

LCCならシンガポール経由のスクートとか、クアラルンプール経由のエアアジアとか。

フルサービスで安いのはフィリピン航空のマニラ経由とか、ベトナム航空のハノイ/ホーチミン経由とか、マレーシア航空のクアラルンプール経由とか。

ちょっとリッチなら、キャセイの香港経由とか、シンガポール航空シンガポール経由とか。

色々選択肢があります。

 

今回のチケット

今回のチケットですが、ちょっと変なチケットです。

羽田→クアラルンプールと、ジャカルタ→羽田の変則往復です。日本発のANAのチケットなので高いです。これで13万。ただ、クアラルンプール発券の北米行きの前後につけた修行チケットなので、仕方ありません。

ちなみに、クアラルンプールからジャカルタは別で移動。結局バティックエアに乗りました。

 

今回のチケットの加算マイルは50%。座席指定は一部有料です。しょぼい運賃です。

ということで、事前座席指定では後方のふつうの通路側を指定しました。で、座席指定が有料の運賃でも、24時間前になると大体の席が開放されるので、そのタイミングを狙います。

が、事前にシートマップを見てるとバルクヘッドも非常口も全部埋まってました... これだと座席開放でもいい席が残ってません...

悲しすぎる...

 

って思ってたのですが、バルクヘッドの人がアップグレードで消えていったのか?、直前でバルクヘッド席が2席空きました!!! ラッキー!

ということで直前でバルクゲット。

 

早朝に空港へ

そろそろ当日のお話。

ジャカルタスカルノハッタ空港は鉄道で行けますが、昼間に走ってるだけで早朝とか深夜には走っていません。

一方ANAの羽田行きの出発は7:10。空港には5時過ぎに到着したいので、電車では行けません。

なのでgrab。安定。

ホテル出発!

なぜか昼間より安かったです。空港まで40分くらい高速道路通って行っても、2000円しないくらいです。インドネシアすごい!!!

ということで、市内のホテルを4:30に出て空港へ。grabは一瞬でつかまったので快適快適。

 

チェックイン

結局5時前に空港に着きました。ANAはBカウンターです。

ANAカウンターへ

Inspiration of Japan

6:20の成田行きと、7:10の羽田行きがあるのでどちらもここでチェックインをやっています。

つまり、カウンターは激混みです。

ANAカウンター

ただし、ビジネスクラスとファーストクラスと、Baggage Dropはすぐです。

安定のBaggage Dropレーンへ。オンラインチェックインをしていればここに来たらいいだけです。しかも、今回は機内持ち込みなので、荷物も預けません。Baggage Dropレーンはオンラインチェックインレーンなので、ここで紙の搭乗券だけもらいます。

カウンター拡大

 

ということで、5:05には手続き完了。出発までは2時間ちょいあります。余裕だ。

 

そして、向かいのCカウンターはJAL。6:35の成田行きです。4か月前はそっちに乗りました。

激混みおJAL

JAL

朝飯

で、今回は修行中なのでラウンジに行けません。以前はプライオリティパスで入れるラウンジがあったはずなのですが...

ということで、ほんとに暇です。なので普通にレストランで朝食。

 

選ばれたのは吉野家丸亀製麺バーガーキングと迷いました。

結局安定のお食事がいいんですね~

吉牛

吉野家は日本にないメニューを頼んでみましたが、微妙。普通の牛丼にすればよかった。

けどまぁ安定。まずくはないのでしっかり完食。

普通の牛丼とちょっと違うやつ

のんびりご飯を食べて、6:00頃になったらそろそろ出国。飛行機まで1時間ちょっと。

スカルノハッタのモニュメント

出国、ターミナル散歩

出国は団体レーンと個人レーンに分かれてます。団体レーンにはサウジアラビアに行くと思われるイスラーム系の団体様がいましたが、個人レーンは空いてます。

入国の時は不手際で少しもめてしまいましたが、今回はすぐに出国。

 

出発案内は怒涛の日本行き。成田成田羽田。

怒涛

出国したらまた暇なので、飛行機見学。

ガルーダのスカイチーム塗装。JALANA。サウジ。ガルーダのトリプルとかサウジはだいたい巡礼用です。すごいぞイスラム

JAL

ANA

サウジ

ガルーダ

いよいよANAに搭乗

ANAの羽田行きは8番ゲートです。7:10発。

搭乗ゲート

6:40くらいに行ったらもうGroup4の搭乗までやってました。ANAのくせに早い!!!

私は通路側席なので、Group5です。ただ、着いたら一瞬で搭乗が始まりました。6:46に機内へ。

ご搭乗~

本日の機材はJA804Aです。コロナの間は国内線で飛びまくってた機材です。

 

入ったらまずはビジネスクラスの横を通過。2-2-2の例の座席です。国内線ならプレミアムクラスになるやつ。

ビジネスクラスいいなー

その後ろはプレミアムエコノミーはなくて、そのままエコノミー。

私は壁の後ろの23列目。G席。右の通路側のバルクヘッドです。

お座席

目の前は壁で、ちっさいモニターが付いてます。固定のやつ。

ちっさいモニター

で、足元にはポケットがあります。3席に対して4つ!?

これは、むかしむかし、2-4-2のエコノミークラスだったときの名残ですね。ここは付け替えないんだ~

4つあります

2-4-2がよかったなぁ。

お座席からの風景

6:56にはドアが閉まりました。7:10発なのに優秀。さすが日系。

7:08にやっとプッシュバックが始まります。何なんだこの12分間。

で、7:12に滑走路へ向けて動き出します。

 

離陸

そして、7:23に25Rから西へ向かって離陸しました。離陸してすぐに右旋回です。

7:29に放送があります。「羽田への到着は16:35を予定しています。」的な。

 

で、7:31にベルトサインが消えました。

7:58に今度は機長から放送がありました。だいぶ詳しい感じの放送。

「飛行時間は6時間55分で、この先、ブルネイ、コタキナバル、マニラ、那覇を経由して、新島から降下を開始して羽田に向かいます。羽田は晴れで33度です。」みたいな内容です。

 

機内食

8:03に早くも機内食が配られます。離陸からわずか40分。迅速なサービスに感謝。

 

白身魚か、オムレツ。

チョイス

白身魚を選びます。ほかについてきのはキュウリのサラダと、うどん、フルーツ盛り合わせ。

お食事

お米はおいしいですが、おかずはまぁまぁ。パプリカ嫌いなので補正入ってるかも?

 

8:10くらいにカリマンタン島上空に入りました。いつか来てみたいですねー

8:28に食後のお茶が配られます。あったかーい。

そして、現在地はこのへん。

カリマンタン

カリマンタン

早起きだったので、ここからしばらくお休みタイム。

 

のんびり北上

目覚めたのは2時間後の10:30です。現在地はフィリピン。マニラの南側です。

フィリピン

ということでここから映画。ONE PIECE FILM RED

新時代ですね~

 

このタイミングで、CAさんがりんごジュースを配ってました。おいしい。

で、10:50になると、軽食も希望者に配られます。ちっさいパンです。ほかにもスナック菓子的なのも配ってました。

ちっさいパン

こういうのは自由に好きなタイミングで取れる方式にしてほしさはありますが、まぁ配ってくれるのもありがたい。

ジャカルタ線って東南アジアだけど7時間もかかるので、1食じゃちょっと物足りませんからねー

 

ここからまた特に何もなく映画見るタイム。

いよいよ日本へ

11:40になると、現在地は台湾の高雄の東あたり。日本が近づいてきました。羽田まであと2時間45分。

台湾だ

あと2:45

12:10頃、地図を見るとなんと、沖縄本島!!! 日本です。

ということでiPhoneの時計を日本時間へ。14:10になります。一気に午後。

沖縄です

二回目の機内食

ここで、機内食というほどではないですが軽食が配られます。さっき配ってたちっさいパンは希望制ですが、こちらは全員!

コッペパン的なやつに具を挟んだサンドウィッチです。おいしい。

長距離便みがありますね~

お食事~

ドリンクも配ってたので、コーヒーもご一緒に。

 

14:50頃、飛行機は九州の南。あとはもう那覇便と同じです。羽田まであと1.5時間。

九州

あと1.5H

787レインボー

15:20頃、放送が入りました。

「羽田まではあと1時間で、20分後には降下を開始します。せっかくなので到着まで機内照明はレインボーにします。」

ということで突然のレインボー宣言! 787ですね~

レインボーーーーー

レインボーーーーー

飛んでます

15:30になると飴ちゃんも配ってました。パンとかスナックとか飴とかなんでも配ってますね。ニューヨーク線よりいろいろ配ってますこの便。ついに紀伊半島まで来ました。

紀伊半島

まもなく

羽田へアプローチ

16:00になると、ついに千葉県上陸! 羽田は混んでいるようでふらふらと外房に沿って飛びます。

勝浦から内陸に入り、16:06にベルトサインが点灯。

勝浦

 

今日は夏の南風なので、新ルート着陸っぽいです。ということはめっちゃ遠回りです。

勝浦から千葉までまっすぐ北上して、千葉市上空で16:12に左旋回しました。

千葉

16:17頃、浦和あたりを飛んでたみたいで、そこから一気に左へターン。ただし、中央席なので見えません。モニターを見ると、5000ftくらいです。

最後、16Lの着陸コースに乗って、まっすぐ着陸。16:21に品川上空を通過し、16:23に羽田空港に着きました!!!

着陸からのバス移動

機内モニターで見る着陸

こんな着陸ルート

今回のフライト

ジャカルタを離陸してからジャスト7時間です。長旅お疲れさまでした。

長い地上滑走を終えて、着いたのはバスゲート。16:34に止まりました。

ここからブリッジをつけて、地上へ。

 

まさかの屋根なし青空タイプ。大統領とかが降りてくるやつやん!

ということで、太陽に照らされながら荷物を持って階段を降ります。2つのドア両方に階段つけてました。2つ目の方は屋根アリ。

沖止め

バスに乗ってターミナルまで行く途中、しばらく停止。目の前をデルタのA330-300が横切っていきました。珍しい-300。いつもは-900です。

デルタさん

16:50にバスがターミナルに着きました。ここからは爆速。入国を秒で済ませ、預け荷物もないのでそのまま税関QRコードを読み込んで、顔パスで税関通過。

16:55に外に出られました~

何度も見たこの光景

あとはモノレールで浜松町に出ましたとさ。

NH109 ニューヨーク→羽田 エコノミークラス搭乗記

スーパー長時間フライトです。13時間!

しかも今回はエコノミークラス。

 

こちらの飛行機に乗りました~ JA785A

目次

ニューヨーク~羽田便

ニューヨーク→羽田はこの時以来。

このときもエコノミーでしたが、ガラガラでした。

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

ニューヨーク羽田線事情は3年前乗ったときとは大きく変わりました。

 

3年前は、

JAL: 羽田1往復、成田1往復

羽田午前発→ニューヨーク午前着と、成田夕方発→ニューヨーク夕方着
ニューヨーク午前発→成田午後着と、ニューヨーク午後発→羽田夕方着

という感じでした。

ANA: 羽田1往復、成田1往復

羽田午前発→ニューヨーク午前着と、成田夕方発→ニューヨーク夕方着
ニューヨーク午前発→成田午後着と、ニューヨーク午後発→羽田夕方着

という感じ。

 

ってことで、両社とも午前に羽田を出る便と午後に成田を出る便があって、ニューヨークは昼に2便出る感じだった記憶。

 

それが、今はどうなったかというと、

JAL: 羽田2往復

羽田午前発→ニューヨーク午前着と、羽田夕方発→ニューヨーク夕方着
ニューヨーク午後発→羽田夕方着と、ニューヨーク深夜発→羽田早朝着

という感じ。

ANA: 羽田2往復

羽田午前発→ニューヨーク午前着と、羽田深夜発→ニューヨーク深夜着
ニューヨーク午後発→羽田夕方着と、ニューヨーク深夜発→羽田早朝着

という感じ。

つまり、JALの日本発は成田便をそのまま羽田へ移し替えた感じですが、ANAの日本発は深夜発深夜着という新たなジャンルが誕生!

で、ニューヨーク発羽田行きは両社ともに深夜発早朝着という新たなジャンルが誕生!

深夜便はつらいっすねぇ。。。

 

今回はANA修行を兼ねているということで、ANA便。

そして、深夜便はつらすぎるので昼便をチョイス。
なので、乗るやつはNH109便 ニューヨーク14:05→羽田17:15です。

 

両者とも機材は2往復とも777-300ERです。フラッグシップ。

ファーストクラス8席搭載。4クラス制。気合入ってます。

そして、ANAの方はThe roomを搭載した新212席仕様です。2往復とも。ほかにはロンドン1往復と、サンフランシスコ1往復にしか入ってない機材です。

 

ちなみに、この2社のほかにユナイテッド航空もニューヨーク便飛ばしてます。

成田~ニューアークと、羽田~ニューアーク1往復ずつ。

両便ともほぼ同じ時間の運航。日本側を夕方に出てニューヨークに夕方着き、ニューヨークを午前に出て日本に午後に着きます。

日本~アメリカって都市ごとに就航してる航空会社が全然違っていて、ニューヨークはユナイテッド航空だけです。

 

今回のチケット

今回は、他の記事でもいろいろ言ってますが、クアラルンプール発ニューヨーク往復チケット。その復路のニューヨーク→東京の部分です。このあと東京からクアラルンプールのフライトが残っています。つらいのでさすがに間1日空けましたが。

予約したタイミングが乗る1か月前とかで、割と席が埋まっていたため普通の席を予約していました。

が、13時間のフライトは席選びがめっちゃ大事!ということで毎日のように空席状況をモニタリングしていると、無事に非常口座席が空きました!ゲット!

この機材はエコノミークラスが少ないので、非常口座席は1列しかありません。争奪戦です。ただ、上級会員の皆様とかは直前でアップグレードでエコノミークラスから消えて行ったりするので、割と直前で非常口座席が空いたりします。諦めず探すことが大事。

 

JFK空港へのアクセス

さて、当日のお話。

ニューヨークの出発は、JFK空港。アクセス方法はいくつかあります。

①市内から地下鉄のM線でジャマイカ駅に出て、そこからエアトレインで空港に行く方法。

②市内から地下鉄のA線でハワードビーチ駅に出て、そこからエアトレインで空港に行く方法。

ペンシルバニアステーションからLIRRでジャマイカ駅に出て、そこからエアトレインで空港に行く方法。

 

③は地下鉄じゃなくてLIRRに乗るのでちょい高いです。が、ペンシルバニアステーションの近くから行くなら速いです。

この日は余裕があったので地下鉄で行こうと思ったのですが、この日は日曜日。謎にM線が運休してました。なので①が消えます。

ということで自動的に②で行くこととなりました。

割とこの選択するの難易度高いのでは?と思います。ので、旅慣れてない人は無難にタクシーですかね?

 

市内で、A線に乗ります。A線はC線と並走してます。複々線京浜東北線東海道線のような関係。A線が快速運転で、一部の駅だけにホームがあります。

A Train

Euclid av駅まではC線が来ているので、A線はそこまでは限られた駅だけに止まっていきます。とはいっても地下鉄なのでそれでものろいです。で、その先は各駅停車。

Rockaway Blvdの先は2つに分かれます。市内から来る電車は交互に行先が違います。で、空港に行くにはFar Rockaway行きに乗る必要があります。

 

ただ、市内から私が乗った列車はInwood行き。空港方面に行きません。なので、Rockawayで降りて後続の列車を待ちます。

ちなみに、Rockaway始発でRockaway Parkというこれまた別の行先の列車も出てます。運が良ければ後から市内から来る後続の列車ではなく、ここ始発の列車に乗り換えて空港に行けるかもしれないので、空港に行かない列車でとりあえずRockawayまで来ました。

A線は快速運転ですが、それでものろいのでタイムズスクエア辺りからは1時間くらいかかります。

Rockawayからこれに乗ります

結局、Rockawayからは後続のFar Rockaway行きに乗り換えて3駅で、ハワードビーチ駅に着きました。

この辺りはもう地下鉄だけど地上走行。地下鉄らしくない郊外の風景が広がっててまた楽しいですね。森の中で屋根なしのホームが広がっててそこに地下鉄が滑り込んでくる感じ。

ちなみにハワードビーチ駅を過ぎると地下鉄は海の上を走ります。すごい。その区間も今度乗ってみたいですね~ ジャマイカベイ自然保護区とかいう、海と森しかないところをひたすらノンストップで地下鉄が駆け抜けるのです。たまりません。

 

で、市内からひたすら1時間以上乗ってきましたが、ニューヨークの地下鉄は均一2.75ドル。乗るときに支払う方式です。なので、ここまで来ても2.75ドル。約400円くらい?

 

地下鉄からエアトレインへ乗り換え

この駅で、エアトレインに乗り換えます。ここで問題発生。ニューヨークの地下鉄に乗るにはVISAのタッチで行けたので、今回はメトロカードを発行してませんでした。が、エアトレインに乗るにはメトロカードが必要っぽいです。なので、券売機へ。

しかし、クレカを入れると弾かれます... 2枚目を入れても、3枚目を入れても... 後ろにはたくさんの人の列、、、 もうアメリカを出る直前なので現金の持ち合わせはなし...

割と絶望していたところ、4枚目のクレジットカードが反応してくれました。助かった...

別にクレカが止められてるというわけではなく、この券売機の問題です。困ったなぁ

 

確かここから空港にちょっと乗るだけでエアトレインは1400円くらいしました。高すぎ。

エアトレインに乗車

なんとか無事にエアトレインに乗れたので、あとはターミナルへ行くだけ!って思ったら大間違い。

ハワードビーチ始発は、Federal Circle駅止まりです。ジャマイカ始発の便しか空港のターミナルに行ってくれません...

なのでFederal Circle駅で民族大移動。しかも、上下移動を伴うお乗り換え。優しくないね。

Jamaicaからの路線図

で、Jamaicaから来た列車に乗り換えて、今度こそ空港のターミナルへ。

途中で見える大韓カーゴ ニューヨークでもこんな立派な建物

エアトレインはターミナル8→7→5→4の順に停まります。ターミナル1には今行けないみたいで、1に行きたい人は8からさらに連絡バスに乗り換えなきゃいけないという大変さ。

昔はJALは1から出てましたが、今は8から出てるみたいです。なので、JALなら8で降りましょう。機内からJALの機体が見えました!

T8にはアメリカンもたくさん

今回はANAなので、ターミナル7で降ります。

T7にはアルヘンティーナ 奥にはANA

ターミナル7で搭乗手続き

12:10にターミナルに着きました。14:05発なのでおよそ2時間前です。

Terminal7

T7の出発案内

ANAのチェックインは入って一番左のZone Aです。Aに行くと、ガラガラ。エコノミーだろうがプレミアムエコノミーだろうがビジネスだろうがファーストだろうがガラガラです。

ご案内

ウェブチェックイン済みで、荷物だけ預けたいのでBaggage dropゾーンに並びます。が、ガラガラなのでファーストクラスのところのカウンターに案内されました。素晴らしい。

ガラガラで素晴らしい

ファーストクラス

パスポートを渡して、荷物を預けます。羽田で1日空けてクアラルンプール行きに乗り継ぐので、「荷物は羽田まででいいですか?」という確認がありました。羽田まででOKです。

5分もかからず手続き終了です。

 

ターミナル7は他に、エアカナダ、アラスカ、アルヘンティーナなどなどが出てます。15:25のブエノスアイレス行きがあるので、アルヘンティーナのカウンターは賑わってました。あちらはスカイチームなんですね。

 

ってか、スタアラのANAエチオピアとLOTとエアカナダ、スカイチームのアルゼンチン、ワンワールドのアラスカ、そのほかにもAer LingusとかKUWAITとかCondorとかの独立系などなど、統一感のないターミナルです。

ターミナルが1から8まであって、アライアンス関係なくばらけてるので意味わかりません。

ちなみに地元アメリカの航空会社だと、スタアラのユナイテッドはそもそもJFKに来てなくて、スカイチームのデルタはターミナル4、ワンワールドアメリカンはターミナル8、同じくワンワールドのアラスカはターミナル7という感じで分かれてます。

 

保安検査を抜けてお散歩

まぁ余談はここらへんにして、保安検査へ。

12:20くらいに並び始めましたが意外に時間がかかります。空いてるレーンが少ないからですね。

アメリカ式の、全部身ぐるみはがして靴も脱いで怖い人に詰められる系保安検査です。

 

そういえば、保安検査の列のところで、別れを惜しんで泣いている人が複数組いました。やっぱりアメリカから日本は遠いですもんねー(涙)

いや、モントリオール行きの人かもしれませんが。

 

あとは、英語が堪能な感じの日本人 or 日系人の人が結構いて、さすがUSA!って感じでした。カタコト英語はワイだけ。バイリンガルいいなー

 

保安検査を抜けるとだいたい12:45くらい。抜けた先にある売店でお買いものです。クッソ高い水を買います。買わないと羽田まで地獄を見そうなので。600円くらいだったはずです。

 

そして、14:05発ですが、今は12:55くらい。暇です。そして、ターミナル7ではプライオリティパスが使えません。修行中なのでラウンジアクセス権もありません...

 

なので、お散歩をしてからひたすらベンチで暇つぶしです。

お散歩!!!

ブエノスアイレス行きアルヘンティーナ! 日本じゃまず見ない会社。

アルヘンティーナかっこいい

ブエノスアイレス

そして、ちっさいエアカナダ。モントリオールです。

ちっさいエアカナダ

そしてそして、弊国のANAはGate6から。堂々たる777-300ERが鎮座しています。

出発口

ANA発見

いよいよ搭乗

搭乗開始時刻は13:35の予定でしたが、13:15くらいに放送が入りました。「搭乗開始時刻を13:50に変更します。」とのこと。暇だ。

その後、13:43に事前改札が始まります。が、いっこうに普通の搭乗は開始しません。

搭乗案内

13:53くらいに外を眺めると面白い飛行機がたくさん。まずはスカイリースカーゴ。2機の747で回してるアメリカの貨物会社。日本にはめったに来ません。その手前をソウル行き大韓航空A380。こちらはターミナル1からターミナル8側を回ってやってきました。

スカイリース

大韓

スカイリースカーゴの後ろには到着したカリッタの747-400BCFも。でかい。

 

結局グループ1の搭乗は13:58から。10人くらい乗っていきました。ファーストクラスとダイヤモンドですね。

その後すぐにグループ2。めっちゃいます。なぜならビジネスクラスだらけの飛行機だからです。それに加えてSFCとかプラチナも。

14:02にグループ3の搭乗が始まったので、ここで搭乗。The roomのビジネスクラスを眺めながら、一番後ろのエコノミーの区画へ...

ご搭乗!

安定の非常口座席窓側です。

ここがキャンプ地

割と混んでましたが、横は空席! 3人掛けの窓側に私がいて、通路側に知らない人がいる状態です。ちなみに同い年くらいの女性でした。留学かな?

お座席からの眺め

さすがの日系航空会社なので、搭乗が始まってすぐにドアが閉まりました。14:13にドアクローズです。その間に外をJALが通りました。こちらよりちょっと早い羽田行き。羽田までずっと追いかけることになります。

JALさん

ドアクローズして、離陸

14:18にプッシュバックをします。窓がないので外はよく見えません。が、かすかに先ほどのアルヘンティーナが見えました。

 

離陸の滑走路は22Rです。南向きの滑走路です。夏だからこの運用が多いみたいですね。

前に3機くらい待機していたので、ちょっと待ってから離陸します。

浮き上がり

離陸は14:35です。日本時間3:35。ここから13時間飛びます。

さらばニューヨーク

14:41にさっそくベルトサインが消えました。で、放送が入ります。
「現在の東京の時刻は朝3:42で、羽田の到着予定時刻は16:45です。」とのこと。あと、「このあと昼食を提供し、到着前にも食事を提供します。」とのことです。

 

機内エンターテイメントをおためし

ずっと昼間を飛ぶフライトです。

ということで、さっそく機内エンターテイメントタイム!

新212席仕様の最新の777-300ERなので、スマホと席のモニターを接続します。これで、スマホからモニター操作ができます。映画の停止とか早送りとか音量調節とか、などなど。

Wifiから繋ぎます

スマホからこんな感じで情報が見れます

こんな情報も

まず、映画一本目。目黒蓮今田美桜の、「わたしの幸せな結婚」を見ます!

結論、キャスト豪華なのにびみょい...

こんな感じでスマホから操作

イマダさん

ちなみに、モニターでフライト中のサービスの時間帯とかも見られます。
あとどれくらいの時間で飯が食えるか???みたいなことが分かります。

これ

海が見える!

ニューヨークから北へ

飛行機はニューヨークから北に向けて飛行します。ロシア上空を飛べない割には、ギリギリまで北に寄ったコースで飛ぶみたいです。ということで、カナダのモントリオール方面へ。

北へ

一回目のお食事

15:10に、さっそくスナックミックスとドリンクが配られました。
で、安定のペプシゼロ。缶ではくれません。紙コップ。

スナック

15:22に機長から放送がありました。内容は、今はカナダのモントリオール上空を飛んでいて、羽田までの飛行時間は13時間です。というもの。

 

その後、15:45に機内食タイム! 離陸から1時間ちょいです。 JALと違ってちょうどいいタイミング。

チョイスは、天丼かハンバーグ。やっぱり日本食を選びたいので天丼にしました。
ただ、アメリカ積み込みの天丼は正直微妙... ただ、しっかり完食。
ほかにもうどんとか入ってます。スープももらえます。

アメリカの天丼~

16:17にデザートが来ました。ハーゲンダッツです。バニラです。

めっちゃ硬いです!!! 新幹線のアレより硬いです。 機内でこんなに冷やせるんですね~

なので、しばらく置いておきます。

16:34に温かい紅茶をもらいました。紅茶といっしょにアイスを食べます!

ハーゲンダッツ

カナダを北へ

そして、一通りのお食事が終わったら、機内は暗くなりました。

このタイミングで、飛行地点はハドソン湾上空。下には少しの陸地と海が見えます。

ハドソン湾

ハドソン湾

ここからしばらくのんびり。

18:40くらいに現在地を確認すると、ハドソン湾を越えてカナダのめっちゃ北の方。

カナダの北の方

スマホからも

映画の方はというと、途中で寝たりしてたのでまだ1本目。

 

アラスカ上空を西へ

19:30頃になると、ちょいちょいドリンクを配ってました。そりゃ喉乾くし。ただ、一回目の機内食でちっさい水のボトルはもらえます。

時間的には夜ですが、外は昼! というかずっと昼。アラスカが見えるかな?って思ったけど、一面雲です。

場所はここ

アラスカ

20:30頃になると、ついにアラスカ上空。フェアバンクスより北側を飛んでます。ほぼアラスカ北端。

 

中間機内食

21:17に、中間のちっさい機内食が出ます。サンドウィッチ。

サンドウィッチ

外を眺めるとそこにはアラスカの大地! ちなみに現地時間は夕方の5:17くらいらしいです。

アラスカの大地

ANAは残念なことに、自由に食べれるスナックを用意してくれていません。海外航空会社だと、ギャレーの近くに自由に取れるお菓子とか自由に飲めるドリンクが置いてあって、好きなタイミングでいただけることが多いので、ここは残念。

ましてや13時間フライトです。

機内は真っ暗

ここまで来ると、羽田まではあと6時間ちょいです。半分過ぎた!

 

22:00頃、ついにアラスカから海に出ます。サラバUSA!!!

このままロシアギリギリを攻めていきます。ベーリング海へ。もうちょいで日付変更線へ。

海へ

このあとしばらくのんびりタイムです。

二回目の機内食

アメリカ時間0:35に、機内が明るくなりました。東京が近づいてきたので時計を日本時間にします。つまり今は13:35。羽田まであと3時間です。

 

13:38におしぼりが配られました。同時に、「今からお食事をお配りします。」とのご案内。

最前列なので13:44にさっそくお食事がやってきました。

ポテトとチキンのシチュー的なやつです。もう一個チョイスがあったような気がしますが忘れました。

二回目の機内食

お食事を食べたら、またお休みタイム。

 

いよいよ日本上空!

15:20くらいに現在地を見ると、なんと根室の南側!!!

JAPAN!!!

ニューヨークから帰ってきました。

根室だあああ

15:32に機内放送があります。
あと20分くらいで羽田に向けて降下を開始するとのこと。で、羽田の天候は小雨で気温32度とのこと。

ちなみに羽田に着いた頃には晴れてました。

 

15:45くらいに、岩手県の東側を飛行中。羽田まで1時間を切ったくらいです。

もう岩手

残りの飛行情報

ここからまた意識を失い、睡眠。

 

都心ルートで羽田へ着陸

16:20にベルトサインが点灯し、目が覚めました。

なんと、現在地を見るともう茨城県上空。知らない間に太平洋から陸地に入ってました。

イマココ

雲の切れ間から地上が見えます。が、どのへんかはいまいちわかりません。

 

16:27に埼玉スタジアムが見えました! つまり浦和です。

浦和!

16:28に北浦和らへんが見えます。

北浦和らへん?

ここから左にターンして南へ。

 

16:31に真っすぐな線路が見えます。中央線の高円寺あたりですかね?

 

16:32に、丸の内線の中野富士見町の車庫がよく見えます。だいたい左側は新宿辺り?

中野富士見町

直後、広々とした敷地が見えます。これが東大駒場キャンパス。

東大駒場

16:33に中目黒を通過します。タワマンが特徴的。

中目黒

16:34にだいぶ低くなって、大井競馬場が見えます。もう羽田はすぐそこ。

大井競馬

着陸して、日本に入国

そして、

16:35に羽田空港の16Rに着陸しました。

羽田だああああ

ニューヨークから13時間のフライト完了です。長かった~

到着

こんな飛行ルート

着陸前のルート

飛行ルートを見ると、ぐねぐねしてますね。

 

ゲートの手前でいったん止まりました。ベトナム航空のプッシュバックがあって、それに被ってしまうためっぽいです。

ちょっと待って進みます。一番端の105番ゲートに到着です。ニューヨークだからもうちょいいいゲートに優遇してほしかったけど仕方ありません。

 

ということで、16:50にドアが開きました。

そして、エコノミーは16:54に外に出られました。

お世話になりました

入国に向けて、手元で税関アプリの登録を済ませます。

 

入国と、荷物受け取り、税関を通過して、結局外には17:18に出られました。

まぁ優秀。荷物はプライオリティでもなんでもないので、あとの方です。

JAPAN!!!

最後に京急に乗って帰ったのでした。

UA2096 ロサンゼルス→ニューアーク ユナイテッド航空777エコノミークラス搭乗記

ロサンゼルスからニューヨーク近郊のニューアーク空港までユナイテッド航空の国内線フライトです。

ロサンゼルスからニューヨークは2回目の搭乗!以前はこちら。

 

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

 

 

今回のチケット

このフライトは、クアラルンプール→羽田→サンフランシスコ→ロサンゼルス→ニューヨークの通しの4フライトのチケットの最後の部分です。

ということで、ANAからブッキングクラスBで予約した100%マイル加算運賃。

 

ユナイテッド空港を含めたアメリカの国内線は、基本的にLCCみたいにすべてのサービスが有料です。

預け荷物は有料、座席指定も有料、機内食も有料。

これはデルタだろうがアメリカンだろうがユナイテッドだろうが有料です。無能。

 

ですが、今回はANAからブッキングクラスBで予約したので、足元の広い席を含めて無料で座席指定ができます。荷物も2つまで無料です。機内食はついてないです。まぁ深夜フライトなので要らないです。

ということで非常口座席を指定することができました~ 大陸横断5時間フライトなので非常口の快適さはマストです。

 

ちなみに、スターアライアンスゴールドになれば、座席指定と荷物は無料になります。ということでANAプラチナ修行をするとアメリカ国内線では絶大な効果を発揮します。ついでにユナイテッドラウンジも使えるようになります。そしたら飯も出る!

 

ユナイテッド航空の機材

で、今回乗るのは777-200です。

ユナイテッド航空は本当に色々な機材を持ってます。

ボーイングなら、

737-700
737-800
737-900
737-MAX8
737-MAX9
757-200
757-300
767-300
767-400
777-200
777-300
787-8
787-9
787-10
ほぼ全部持ってます。ちょっと前まで747-400もいました。

ちょっと前までは747も

 

エアバスなら

A319
A320

だけあります。

 

ということで、ロサンゼルスからニューヨークへのアメリカ横断フライトだと、小さいやつなら757、中くらいのやつなら787、でかいやつなら777という感じでいろいろな機材が飛んでます。

その中でも一番でかい777の便です。ちなみに夜のロサンゼルス→ニューヨークの便は、21時台のやつと23時台のやつ両方とも777-200です。需要!!!

ちなみに、サンフランシスコ→ニューヨークだとさらに777率が上がります。この航空会社、サンフランシスコ、ニューヨークはどちらも大拠点なので。

逆にロサンゼルスは拠点というほどの便数は来てません。とはいってもめっちゃ飛んでますが。

 

ユナイテッドの777-200

そもそもこの777-200、ユナイテッド航空はあり得ない数飛んでます。80機くらい?

そして、半分ちょいは国際線用。ビジネスクラスを積んでるやつです。で、残りは国内線用。国内線用ファーストクラス的な座席を前方に積んでいて、あとは全部エコノミーという詰め込み仕様。

国際線機材は、アメリカ各地からヨーロッパ、アジアなどなどへ飛びまくっていて、たまに国内線も飛びます。サンフランシスコ~ニューヨーク便とかだと国際線機材も入ります。

国内線機材は、詰め込み仕様なので需要の高い中距離国内線に入りがち。つまり、各地~ハワイとか、東海岸~西海岸など。今回のロサンゼルス~ニューヨークは西海岸発東海岸行きですね。

確かコロナ前とかは、成田~グアムとかもこの機材だったような。

で、この国内線機材の一部は777-200ERではなく、世界的にも少ない777-200です。まぁまぁな距離は飛べるんですが、777-200ERよりは航続距離は短いです。他だとANAとかJALが導入しているやつです。日本の2社も国内線用ですね。

 

コンチネンタル航空ユナイテッド航空

そしてそして、この777-200に限らずですが、元ユナイテッド航空から来たやつと、元コンチネンタル航空から来たやつがいます。だから機材数が半端ないんですね。

コンチネンタルから来たやつは確か全部777-200ER、ユナイテッドから来たやつは777-200も多めという感じ。

 

で、両社が合併したので、両社のハブ空港が全部ユナイテッド航空のハブとなったわけです。

コンチネンタルは、ニューヨーク(ニューアーク)と、ヒューストン、あとはグアム

ユナイテッドは、サンフランシスコ、デンバー、シカゴ、ワシントン

をハブとしてたわけですが、このへん全部今ハブです。全部から日本に直行便が飛んでます。すごーい。

 

ちなみに、ニューヨークは基本ニュージャージーにあるニューアーク空港を使います。ここがハブなので。あとは都心に近いラガーディアには小型機が来ますが、JFK空港にはユナイテッドは基本来ません。徹底してます。

なので今回乗る便もニューアーク行きです。逆にデルタとか乗ると基本JFKです。

 

そして、今のユナイテッド航空の塗装はコンチネンタル航空そのままです。名前はユナイテッドにするけど、塗装はコンチネンタルにしましょう!という対等な合併なわけです。

この塗装、コンチネンタル

空港へ

ということで、そろそろ当日のお話。

の前に前日。ロサンゼルスと言えばエンゼルス!!! 見てきました。

大谷さん10勝目でした!

大谷さん!

で、当日。

出発はロサンゼルス国際空港です。レンタカーを返却して、Lyftで空港へ。ただ、Lyftの運転手がめっちゃ慣れてなさそうで、ピックアップ場所までの道間違えて渋滞にはまって全然来ませんでした。ちょっとイライラしつつもフライトまで暇なので大人しく待機。怪しいドライバーか?って疑いたくもなりますが、見た感じマジで慣れてないだけっぽかったです。

そして、Lyftに乗っても空港はめっちゃ渋滞です。ロサンゼルス空港の出発階の道路は破綻してます。まったく進みません。とっとと改修しろ!!!って感じです。

デルタの広告

ちなみに、空港周辺は鉄道を建設してました。もう少ししたらできるのかな??? このレベルの空港で、ほぼ車しかアクセス手段がないのはクソですからねー

ただ、鉄道ができてもロサンゼルスダウンタウンには直通じゃなさそうです。ロサンゼルスの鉄道根本的にどうにかしないと。

 

ということで、渋滞にハマって21:00頃にロサンゼルス空港のターミナル7に着きました。

無能なLAX出発階

搭乗手続きと保安検査

まず、機械で予約を読み込んで、預け荷物のタグを出します。

で、荷物のタグを持って荷物預けカウンターに行きます。カウンター1つしか稼働してませんでした。ちょっと待ってお預け完了。アメリカらしい高圧的な係員さんでした。

ユナイテッドカウンター

そのあとは保安検査。

アメリカなので、靴は脱ぐし、ベルトは外すし、パソコンはしっかり出します。日本みたいに荷物をいろいろ分けて複数のトレーに入れてると、強制的に一つにまとめられます。靴もカバンの上に乗っけられます。This is USA!

ちなみに羽田なら靴は脱がないし、ベルトはつけててもいけるし、パソコンはカバンの中でも問題ないです。さすが。

 

保安検査を抜けたらそのままゲートに行くだけです。23:00発ですが、まだ21:15とか。どこかで夕飯を確保したいのでこれでOK。

ただ、アメリカの空港飯は高いので、コンビニ的なところでサンドウィッチを購入します。サンドウィッチとは言っても、アメリカンサイズなので一個食べれば充分な感じです。ただ、これでも1500円くらいはしてたはずです。

そして、空港の水がクソ高いです。700mlくらいのやつで600円以上します。水は保安検査で没収されるので、手持ちはなし。買っとかないとこのあとの5時間フライトも地獄なので買うしかありません。

サンドウィッチ

 

ちなみにロサンゼルスはターミナル1~8と、TBIT(トムブラッドレーインターナショナルターミナル)に分かれてますが、中で繋がってます。国際線だろうが国内線だろうが関係ありません。アメリカに出国審査はありません!

実際、ロサンゼルスでニューヨーク行きのお隣からはシドニー行きが出てきました。搭乗案内中に係員が、「Prepare your passport. 」とか、「I am your immigration. 」とか言ってました。空港で出国検査がない分、パスポートを本当に所持してるかの確認を搭乗口でするわけですね。

ちなみにシドニー行きが出てた辺りは、午前中には羽田行きも出ます。ユナイテッドは国内線だろうが国内線だろうがターミナル7です。

 

ターミナル7で暇つぶし

他のターミナルまでお散歩するのはさすがにだるいので、ターミナル7を探検。お土産とか見ます。

出発案内は、時間順じゃなくて、行先のアルファベット順なんですね。9:10のニューヨーク行きも11:00のニューヨーク行きも77番ゲートだそう。そういえばアメリカって24時間表記しないですよね。慣れない。

出発案内

今回はラウンジアクセス権がないので、ゲート近くの充電できるテーブルでひたすら過ごします。これはこれでまぁ快適。

さっき買ったサンドウィッチを食べながらひたすら待ちます。出発まで1.5時間。

 

そういえば、ユナイテッドアプリを入れればお荷物のステータスが見られるんですね。ロスバゲしてないか確認できて素晴らしい!

お荷物ステータス

そしてユナイテッドアプリでは、乗る便の情報が見られるのですが、機材の番号まで出ます。さらに前の便が何かとかその便のステータスがどうなのかとか見れます。

無駄にオタクに優しいアプリの情報

なので、前の便をフライトレーダーで見てみると! なんとまだロサンゼルスに来ていません。ニューヨークから来てるっぽいですが、到着は21:50頃、ゲートインは22:00頃って感じです。

当初搭乗開始は22:10とか言ってましたが、絶対無理ですね。で、出発時間変更の案内が来ます。11:00→11:09とかいう謎の分刻みの変更が入りました。は?って感じ。

アプリでも遅延のご案内

ニューヨーク行き!

やっと搭乗

結局、22:10搭乗開始と思いきや、22:50搭乗開始でした。だいぶ遅れたなー。国内線で、22:00に前便到着してたらもうちょい早く乗れないのかな?とも思いますが、ここはアメリカです。

 

22:50にまず事前改札があり、22:51にGroup1の搭乗です。そのあと、22:53にGroup2です。おそらくANAと同じ基準ですかね?

列が分かれている!

私はというと22:56にGroup3で搭乗しました。

エコノミーの座席

こちらが自席

日本なら15分くらい経てば搭乗終了しますが、ここはアメリカです。結局搭乗に30分くらいかかってました。ドアクローズは23:33です。

そのちょっと前の23:30に、boarding completed みたいな放送が入ってました。

あと、JALとかANAは搭乗時決まった曲が流れてて、それがブランドの一部にもなってますが、ユナイテッドは普通にPopsが流れてました。ボンジョビのイッツマイライフが流れて普通に隣の人歌ってたし、私は頭の中でなかやまきんに君を思い浮かべてました。

自席からの眺め

23:00定刻なので30分くらい遅れてます。

ちなみに夜行便だし疲れて眠いので、搭乗中は意識を失っていました。

この飛行機ですが、国内線機材ということでエコノミークラスは詰め込み仕様。そしてモニターはありません。ただ、機内Wi-Fiでいろいろ見れるっぽいです。結局非常口座席なのでモニターはなくてもOK。

777-200の非常口座席は広々です。さすが。

 

777-200

 

飛行機は、23:35にプッシュバックします。

その際にセーフティーデモンストレーションをしますが、モニターがないので手動です。日本みたいに上から出てくるモニターもありません。

 

離陸してから機内サービスまで

23:42に離陸に際して機内を消灯します。で、23:47に一番南の滑走路から太平洋に向けて離陸しました~

こっちへ離陸

 

夜行便なのでここからのブログは短め。ほぼ寝てます。

離陸から27分後の0:14にやっとベルトサインが消えます。コンセントがついてるので挿そうとします。が、コンセントがばがばで勝手に抜けてしまいます。ということで使い物にならず... 一応空港で暇な時間に100%まで充電したので、このフライトでの充電は我慢して翌日はモバイルバッテリーで耐えることにします。

 

で、このフライトは一応ドリンクサービスはあります。

0:38にドリンクがやってきました。寝るだけなのでお水をもらいます。

お水が来た!

その後0:40にまたベルトサインが点きました。一時的なものっぽくて、0:51には消えました。

 

あとは寝るだけ!!! 0:51っていうのは西海岸時間ですが、目的地のニューヨークがある東海岸時間で言えばもう3:51です。早朝。寝ないと翌日死ぬ!

 

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ニューヨークに着陸

約3時間経過。

西海岸時間3:35、東海岸時間6:35にまもなく降下を開始します!という放送が流れました。離陸からたった4時間。それを聞いてまた睡眠。

3:49にベルト着用サインが点灯しました。そろそろiPhoneの時計を東海岸時間に直します。ということで、6:49になりました。朝です。

アプリからこんな感じで状況が分かります

その後、6:57にファイナルアプローチ的な放送が入りました。ニューヨークや!!!

 

で、また寝て、次に着陸で目を覚まします。

7:12に着陸しました!!! 時刻表上は7:18到着なので定刻ですね。アメリカは謎に分刻み。時間がばがばなのに。

こんな着陸ルート

 

ゲートはC102番です。事前にアプリでも確認できますし、ここの放送でもわかります。

7:20にゲートに着きました。外はもう明るい! 朝です。ロサンゼルスで言えば4:20なのに。

今回のフライト情報

到着時の風景

空港からマンハッタンへ

アメリカの空港だと国内線で降りるときは、搭乗のルートを逆行するだけ。羽田の第一ターミナルとか、伊丹とかと同じです。

一方で国際線で着いたら搭乗のルートと完全に別の動線で、入国審査へ向かうわけです。

今回は国内線ルート。搭乗の客と同じフロアを歩いて外へ。荷物のターンテーブルは外に出てからあるんですね。飛行機に乗らない人でもアクセスできちゃいます。

乗ってきた飛行機 窓が曇ってる

USA!

荷物が出てくるのはちょっと時間がかかりました。

しかもプライオリティタグはついてないので最後の方です。結局7:51に受け取ってこのフライトのすべてが完了です。

 

あとは空港を出るだけ。

Air Trainというちっさい列車とニュージャージートランジットという鉄道を乗り継ぐとマンハッタンのペンシルバニアステーションに行けます。空港の切符売り場で二つのセット券が売ってます。16ドルくらいしたような気がします。

空港の切符売り場だと混んでますが、ニュージャージートランジットのニューアーク空港駅まで行って買えばガラガラです。

JFK空港のAir Trainと同じような感じで、Air Trainに乗るのは無料で、終点駅で降りるにはお金がかかるような仕組み。

 

ニュージャージートランジットはそんなに本数は多くなく、1時間に4本程度、間隔はバラバラで走ってます。まぁ、成田空港のJRとかよりは本数多いしそんな不便ってほどなものではないです。

ニューアーク空港駅

 

電車に乗っちゃえば、ペンシルバニアステーションまで30分程度。意外に市内から近かったです。

これに乗ってニューヨークへ