へんな旅行記

乗り物オタクが脳内で思ってることを全部垂れ流すブログです。

久々のAIRDO! HD83便 羽田→旭川 AIRDO767初号機搭乗記

9月の4連休に北海道に行ってきました。

 

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AirDoの767です。

実に9年ぶりのAirDo 前回乗った時なんて飛行機ほとんど興味なかったので、ほとんど記憶がありません。

 

 

 

当日予約戦略

 

で、

1か月前くらいに思い立ったのですが、その時点でまぁまぁ飛行機は混んでました。

けどゆーてコロナの時代に満席になるわけないだろー!って思って、当日予約すると安くなる25歳以下の運賃を狙っていました。

 

ただ、コロナ自粛の雰囲気も緩んできて、この連休は想像以上予約が入っており、1週間前になると連休初日の札幌行きはAirDo、JALANAすべてほぼ満席。空いていても当日までには埋まりそう、みたいな状況でさすがにやばい!ってなりました。

帰りは船を予約していたので、なんとしても北海道にたどり着かなければなりません。

もしここで、残席を予約すると最低でも3万します。アホです。

空席が少しでもあれば、1万ちょいでいけます。なので、意地でも予約しません。

 

ということで、連休の直前になって、前日金曜日に有給取って北海道前乗りを決意しました。

さすがに連休前の金曜なら予約が取れそうなので。

と思ったら数日前になるとANA, JALのほとんどの札幌便が満席に...

AirDoもまぁまぁ埋まる。

 

ということで、この時点で金曜日の北海道を確実に予約できそうなのはJALの函館かAirDoの旭川便という結論に至りました。

なので、出発数日前になって、行先を決定し、旭川へ行くことへ。

旭川市が2000円分の飲食クーポン出してたり、空港連絡バス無料キャンペーンとかいろいろやっていたのも決め手です。

 

で、当日9/18金曜に何も予約せず、羽田へ。

まだ平日なのに結構混んでました。

コロナ後の空港でこんなに混んでいるのは初めて。そして、3月以降これまで乗った飛行機は全部ガラガラだったのに、今回はマジで混んでそうです。

 

Air Doカウンターへ。

結局、札幌も一応△だけど空いてました。函館、女満別旭川も若干空席は残っていて、無事に乗りたい旭川行きを確保。

前方の予備席を予約しました。ネットからだと取れないらしい席です。

連休ですが、11500円くらいで取れました。ちなみにANAJALだと14000円以上します。

 

で、ひとまず北海道に行けることが確定!!!

ちょっと早めに来たので、ここからは暇つぶしです。

 

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無事GETできた航空券!

紙はお久しぶりです。


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第2ターミナル端っこにあるAIRDOカウンター

 

AIRDOの機材

さて、

AirDoですが、北海道の翼です。

767が6機、737-700が8機います。

767は、羽田~札幌、函館、女満別旭川に投入されています。

で、全部面白い機材なんです。

JA98ADは一番最初にAirDoが導入した自社発注。

JA01HDはそのあとに中古で買った機材。

この二機は今の時代ではだいぶ古くなった分厚い座席を積んでます。

両者とも20年を超えてます。

 

JA601AとJA602AはANAからのお下がり。

実はAirDoの自社発注の2機より古いです。が、座席は薄いのに載せ替えられてます。

JA602AはBearDoとして、派手にラッピングされてます。

あと、ここまでの4機はボロの767なので、荷物棚が非常に小さいやつです。

 

JA612AとJA613Aは最近ANAから追加で来たお下がり。

なんと、USB充電完備です。設備的にはこれにぜひ乗りたいところです。

 

ということで、古さを味わうこともできるし、新しい快適な設備を利用することもできるAirDoの767ですが、どれが来るかはランダムです。

座席配置に若干違いがあって、286席から289席まで差があります。なので、座席予約画面とかでわかるんですかね? 当日予約だったので分かりませんが。

  

あとは、737-700が8機います。

全部ANAからの貸し出しです。144席モノクラス仕様。767のちょうど半分の定員です。

767が入る路線にも入るし、釧路、帯広は全部737。あとは、仙台、名古屋、神戸などの羽田以外から北海道へ行く路線はすべて737です。

 

 

 

搭乗まで

 

空港には早く着いていたので、出発の一時間ちょい前には保安検査を抜けます。

AirDoは第二ターミナル北側の50番台のスポットから出ることが多いです。それかバス。

今回は幸いにも本館の56番スポットでした。

11:15発の旭川行きの前には、10:15の札幌行きがありました。そちらはJA602A

 

そして、この時間に北海道方面に飛んでいたのがJA613A(函館行き)とJA601A(札幌行き)なので、この2機と602Aは乗る機材ではなくなります。

 

あとは、羽田で待機しているJA98ADと、旭川から帰ってきたJA612Aと、札幌から帰ってきたJA01HDのどれかが旭川行きになります。

 

結果的には、JA98HDが11:15旭川行きでした。

ちなみに、JA612Aは11:20女満別行き、JA01HDは11:50札幌行きになりました。

6機の767がフル活用されている運用は見ていて楽しいですねー!

連休じゃなければ、737が入ったりする便もあります。

 

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連休前日の羽田空港はまぁまぁな人出です。


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展望デッキにも行ってみる。

 

搭乗までは時間があるので、おなじみのカードラウンジへ。

第二の北側のラウンジは割と奥まったところにあるので、56番スポットには逆に近いです。

 

サービスは第一ターミナルでよく行くアレと全く同じですね。

 

 

第一でJAL乗るならサクララウンジ入れるんですが、第二でANAラウンジは入れないので、カードラウンジです。

 

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パワーラウンジ


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ひろびろ

ソフトドリンク系ならサクララウンジとかより充実しています。

 

機内へ

搭乗時刻前には56番へ。

11:00に搭乗開始です。

ANAグループはコロナ対策で上級会員の優先搭乗を廃止してますが、AirDoはもともとないんでしたっけ? わからないですが、今回の搭乗はグループ1,2,3,4,5,6の6種類に分かれています。

後方窓側→後方中央席→後方通路側→前方窓側→前方中央席→前方通路側の順にグループが組まれ、私は4Aだったのでグループ4で搭乗です。

 

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56番から旭川へー

 

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乗るヤツ!

 

定刻の11:15にドアが閉まりました。ほぼ満席です。金曜午前の旭川行きなのに。

 

座席は、JA98HDなので、20年物のボロい分厚いアレです! 感動。

そして、上の荷棚も収容能力に劣る小さいやつです。

 

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この古い荷物棚!!!


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そしてこの分厚いイス

 

ドアのロックするとき、JALだと「ドアモードをアームドに変更してください」とか、ANAでは、「セットスライドバー」とか言いますが、AirDoは「業務連絡 ドアモード アームド」って言ってましたね。

 

そのあと、放送で、「当機は使用予定の飛行機を変更しました。」みたいなことを言っていたので、ほんとは座席配置の違う767をアサインしていたんでしょうか? 先ほど言ったように6機ある767は4種類の座席配置があるので。 運用が若干めんどくさいですね。

 

11:19にプッシュバックします。

この辺で、安全のビデオが流れるのですが、こちらも年季の入ったモニターで、映像が鮮明ではないし、始まってすぐ止まります。

映像流さずに離陸したらさすがに法的にやばいよなー?とか思ってたんですが、直後に客室乗務員がデモンストレーションで安全の説明をしてました。

古い飛行機は大変ですねー

 

第二ターミナルの北側からC滑走路16Lで離陸するので、地上滑走は短い時間。デモンストレーションが終わると同時くらいにもう離陸でした。

 

離陸後の景色

 

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沖止めスポット


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C3PO

 

11:29に、16Lから南に向けて離陸し、すぐに180度ターンして北へ向かいます。

 

左の窓側席なので、東京がよく見れます。浦安とか船橋らへんを飛んでいくので、左下にディズニーが見えます。

そこから荒川を左に臨みながら進み、11:35頃に三郷らへんにたどり着きます。ここで、座席のリクライニングが使えるようになります。

ここからは、景色を見てもいまいちどこかわかりませんが、宇都宮っぽい場所とかも見えました。雲が増えてきてそれ以降は外を確認できず。

 

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羽田のD滑走路


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浦安らへんから都内方向を臨む


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離陸から17分経った11:46にやっとベルトサインが消えました。たぶん福島県に入っています。

 

JALANAと違って機内wifiがないので、退屈です。現在地もわからないし。

 

機内の様子

11:54に、機長の放送がありました。

到着予定時刻は定刻12:50頃、着陸前には軽い揺れがあるというお話でした。

旭川の天候は少雨、気温は19度。9月の北海道は20度いかないくらいなんですね。

 

11:58に、機内サービスのドリンクがやってきました!

コロナで中止してたりメニューを減らしてる航空会社もありますが、AirDoは通常通りのサービスでした!

ホットのオニオンスープももちろん頼めます。北海道の航空会社なだけあって、スープはオニオンスープなのです。このためにAirDoに乗るのです。

9月の時点では、JALANAもスープは提供していません。残念。

 


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これが、全然映らないモニター


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くまさんの可愛いAIRDOのコップ!


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外はずっとこんな感じ

 

そこからは、機内で特にイベントもなく、外の景色もひたすら雲です。

 

12:17に放送があり、あと5分ほどで降下を開始するというお話がありました。

 

その約10分後の12:26にベルト着用サインが点灯しました。

 

着陸

北海道には、苫小牧あたりから上陸し、栗山、夕張あたりを飛んで、芦別手前で右に大きく旋回します。

で、左には雲の切れ間から上富良野の街並みが見えるようになってきました。この時点で12:35くらい。

北海道の大きな大きな畑を眺めて、左に大きく旋回し、美瑛の上空を飛びながら最終の着陸コースに入ります。

 

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陸が見えてきた!

 

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上富良野らへん


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こういうルートで着陸します。

 

そして、12:39に旭川空港の滑走路34に着陸しました。

 

丘の上にある感じの空港なので、周りがよく見渡せます。

誘導路を折り返して、空港ターミナルビルへ。

 

12:42にはスポットイン。左には羽田から来たJALの737-800がいます。

4列目なので、左側にボーディングブリッジをくっつける瞬間もよく見えます。

12:44にはドアが開きましたが、出るタイミングを見失ったので、せっかくなので最後までとどまってみます。

280人近く乗っている飛行機、後ろから無限に人が降りてきますね。

最後に機内をちょっと撮らせてもらいました。

このちょっと古い機内の雰囲気がたまりません!

 

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今回のフライトデータ

羽田からたった1時間9分です


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4列目なので、ボーディングブリッジが迫ってきます。


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残したい、平成初期の機内


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この荷物棚

 

旭川市内へ

降りたら、旭川市内行きのバスが接続しています。

が、

接続していません。

 

というのも、ほかの空港とかだったら飛行機到着直後くらいにバスの発車時刻が設定されていて、適宜飛行機からの乗客が乗り込み次第発車する方式が多いですが、旭川空港はめっちゃ余裕を持った時間設定なのです。

12:45には飛行機から降りれたのに、発車時刻は13:20です。

 

普通の空港なら13:00くらいに設定しているでしょう。

 

なので、空港着いたらフードコートでランチ!

梅光軒のラーメンです。本店行きたかったけど腹減ってたので仕方がない!

 

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梅光軒

 

そして、13:20のバスを逃しても13:50に富良野から来る旭川行きのバスがあるので、それに乗れば大丈夫なのです。

 

ということで、13:20くらいまでラーメン食べて、展望デッキで暇つぶしをして、13:50のバスに乗ります。

 

 

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なんと、バス無料キャンペーンやってました!


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無料なので券売機は発売停止。


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展望デッキで乗ってきた飛行機をお見送り


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乗るバスかと思ったら、旭岳行き。


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富良野からの旭川行き。まさかのこれ。

 

富良野から来るバスは、まさかの一般路線車。便によっては高速車も入るらしいです。

30分ほど揺られて旭川駅へ行きました。