11/23の勤労感謝の日、満席の767で旭川から羽田へ帰宅しました。
念願の羽田新ルートだったので、それを満喫しました。
予約の顛末
11/22(月)を休めば、11/20(金)から11/23(火)までの4連休です。それを利用して北海道へ。
予約の方法ですが、7月にソラシドマイルから移したエアドゥポイント。通常シーズンなので、羽田から旭川便は1600ポイントで予約できます。
ホントは新千歳が良かったのですが、世間はみんな4連休でいい時間が空いてない。ので、旭川便です。
なぜか旭川便は直前まで特典航空券の枠が残っていることが多いです。
おそらく、新千歳は客が多くて普通に埋まり、函館や帯広や釧路や女満別は今はほぼ小型の737の運航で座席が少なく埋まりやすいのです。が、旭川は3便とも767での運航。
それもあるのかもしれません。
で、往復で3200ポイントを使って予約。
が、11月18日くらいにAIRDOから、とんでもない発表が。
「年末までの特典航空券全部800ポイントにします!!!」と。
一瞬は???ってなりましたが、既存予約も変更すると800ポイントになるそうです。
ということで、変更!!!
往復で1600ポイントで連休の旭川往復が出来ました!!!!!
神か?
この1600ポイントというのは、
ハピタスの1200ポイント(=1200円相当)→Gポイント1200ポイント→Vポイント1200ポイント→ソラシドマイル2400マイル→エアドゥポイント1600ポイントと移行してきてるので、実質1200円で北海道往復です。
しかも、800ポイントキャンペーンのおかげで、手元に1600ポイント残ったのでもう一回北海道に行けます。
特典航空券で予約し、座席指定のときの座席表を見ると、プレミアムクラス付きの270席仕様でしたが、1週間前くらいに288席仕様に変わりました。
連休の需要を見据えた機材運用でしょうね。
新ルートの話
で、羽田に降りるときに新ルートになることを見越して左側後方の41A席を指定しました。
羽田新ルートといえば、ご存知の通り、都心上空を飛行して16L, 16Rに降りる着陸方式です。
北から来る場合、浦和、光が丘、中野、渋谷、大井町と通って羽田に着陸します。都心の絶景が見られるわけです。
他の着陸方式の場合海の上からなので、羽田の着陸時は通常は海ばっかなのですが、このルートだけは特別。
ただ、運用に制限があり、南風の日の15時~19時のうち3時間のみ。特に冬は北風ばっかりなのでめったにありません。
さらに、冬は16時過ぎには日が暮れてしまうので15時台に羽田に降りる飛行機を予約してさらに運が良くないと乗れないわけです。
ということでこれまで一回も遭遇したことがない新ルートですが、ついに今回遭遇することが出来たのでした~
当日のお話。
旭川空港まで
旭川便を予約してたのですが、宿は札幌。
移動します。
札幌9:30のカムイ9号で旭川へ向かうのですが、ギリギリを極めた結果、9:25にタクシーで札幌駅南口に到着。ダッシュで乗りました。
函館本線を飛ばして、10:55に定刻で旭川駅の7番線に到着。
お隣は函館行きの北斗。
ホームには尋常ではない数の鉄道オタクが。何事???
って思ったら2021/11/23は旭川駅高架化10周年だったみたいで、イベントがあるそう。
7番線に着いたカムイが回送で出た後、キハ54とキハ40の2連と、DE15 2511のラッセルヘッド付きが展示されるということで、少し待ってみます。
ただ、旭川駅11:26の連絡バスに乗らなきゃ東京に帰れないので、余裕時間は30分のみ。
11:10くらいに展示車両が入ってきました。
そこから11:20くらいまで列車を撮影し、急いで下に降りて、バス乗り場へ。
11:23くらいにバスが出て行って、やべえええええ乗り遅れた?ってなりましたが、このバスは11:16発だった模様。JALとAIRDOが連続して出る時間帯なので、連絡バスも2台連続なのです。
バス停に行くとまだ列はあったので、11:26発を待ちます。11:30くらいに入ってきました。
JALとAIRDOがそれぞれ767をほぼ満席で飛ばしているので、連絡バスに乗れないことを危惧しましたが、11:26発は前のバスでほとんどの人が乗ったからか、半分くらいの乗車率で空港へ。
12:10くらいに空港に着きました。
旭川空港にて
13:05にJALの羽田行き。13:25にAIRDOの羽田行きです。
13:25に接続するバスが12:10に空港に着くのは地方空港だと早すぎ感がありますが、まぁ連休最終日なのでこの日に限ってはまぁ妥当です。
あと、旭川空港は羽田便しかない小さな空港ですが、7店舗くらい入った立派なフードコートがあります。連絡バスで早く着いてそこでご飯食べるなんてこともできます。
空港に着いたら荷物を預けます。
さすがに混んでる機内に荷物持ち込むのは微妙なので。行きは預ける時間がなくてそのまま持ち込んだんですが、帰りは時間もあります。
連絡バスが着いた直後はカウンターも並んでましたが、ちょっと後に行けばすぐに預けられました。
旭川空港は今の時期ANAは来てませんが、カウンターはANAです。
自動預けなんかできないので、有人カウンターでタグをもらって預けます。
で、この日は朝食をふんだんに食べたので、昼メシの気分ではありません。
なので、展望デッキへ。
羽田から12:25にJAL、12:50にAIRDOが来ます。
ただ、晴れちゃったので微妙な写真が錬成されました。
あとは、お土産を見て回ります。
六花亭、ひさびさに買いましたがこれめっちゃ美味いですね。
あと、国際線のほうまで歩いてみましたが、ガラガラです。
13:05のJALと13:25のAIRDOが重なるので、12:30頃から保安検査はめっちゃ混みます。JALの締め切りは12:45なので、その時間以降に並べばAIRDOの客だけでちょいと空きます。
が、さすがにほぼ満席なので混雑は引かず。
13:00くらいに並んで10分以上かかりました。
保安検査締め切りは13:05じゃないの?って思うかもしれませんが、羽田からの到着が遅れたので折り返しの発時刻も13:35に変更されてました。なのでOK。
あと、地方空港の保安検査なんて全員同じ便に乗るだけなので、よほどのことがない限り全員が保安検査を抜けるまで待ってくれます。
極論10分前に保安検査抜けてもそこから秒で搭乗できるのが地方空港のいいところ。
で、保安検査を抜けるとそこはもう大混雑です。
288席の767がほぼ満席なので、その人数が待合室にいるわけです。
みんな同じ飛行機に乗るのです。
搭乗
定刻13:25発なのですが、13:20くらいに事前改札が始まります。
コロナになってからはガラガラなフライトばっかりで、事前改札なんか一人二人いればいいような感じでしたが、今回はすごかったです。
2歳以下の子供連れがもうそれはそれはたくさん乗っていきます。しかも皆さん飛行機慣れていないので、時間がかかります。
13:25くらいになっても事前改札が終わらない異例の事態となり、事前改札をやっているままグループ1の搭乗が始まりました。
後方窓側なので、グループ1でササっと搭乗しちゃいます。
機内に入るとこの収容能力がない荷物棚が並んでいます!
コレに乗りたかったんです!!!
退役間近なJA601Aという20年以上前の機材です。機内のすべてが古い!!!
これを味わえて最高なフライトになりそうですねー
荷物は事前に預けたので、荷物棚は使わずに、自席に大人しく座ります。
満席なので当然搭乗にも時間がかかります。結局全員が乗ってドアが閉まったのは13:43でした。13:20から搭乗開始していたのに。
ちなみに、つい数十分前までは晴れてたのに、乗ったときには吹雪です。
窓の外ではデアイシング作業をしてました。
おかげで窓に除氷液がついて外が全然見えません...
離陸、機内堪能
結局、旭川空港の滑走路16から南へ向けて13:55に離陸しました。
定刻13:25なので、やっぱりちょい遅れてます。
旭川空港を出たら左に360度旋回して南へ。高度を稼ぐ必要があるんですかね?
その後は雲の上を南に向けて飛行。
ベルトサインが消えた後、ドリンクサービスです。
エアドゥのドリンクサービスは、モニターにメニューが表示されるので分かりやすいです。
いつも通り、オニオンスープを選択。
テーブルに置くと、紙コップのベアドゥのお顔がひょっこり出てきます!
事前のアナウンスで、今日は向かい風がひどいため、旭川から羽田までは1時間39分かかるとのことでした。南風がそんなにやばいんですね。
14:48くらいに、左下に松島が見えてきました。宮城県だーーー
ここからは雲も消えて、陸地が良く見えます。
機内のお手洗いに行ってみたのですが、やはり古い作り。すごい。
いよいよ羽田新ルートへ
その後、降下を開始して、15:15くらいに利根川を渡ります。左にはつくばとか守谷の街が見えます。
通常のルートなら、この辺をまっすぐ降りて千葉のほうに出るのですが、右旋回していきました。これで、羽田新ルートでの着陸確定です。
15:17くらいになると、外環道とか武蔵野線が見えてきて、越谷らへんのちょい北を飛びます。東武と武蔵野線を目印に、南越谷駅とかはよくわかります。
そこから、南西に進み、15:19くらいには南浦和上空。左側には蕨とか川口らへんが見えるはずですが、よくわかりません。一方でその先には荒川が太く流れているのでよくわかります。
浦和を過ぎると戸田らへんで左旋回をして、羽田の16Rの最終着陸コースに入ります。
ここで荒川を渡り、すぐに左には高島平らへんが良く見えます。三田線の線路と団地と荒川の位置関係でよーーーく分かるのです。
その1分後、15:21には奥のほうにサンシャイン60とかの池袋の街並み。
中野駅の真上を飛んで、西新宿らへんを通過します。
15:22に左の窓の外には新宿のビル群。都庁、コクーンタワーなど特徴的なビルがたくさん。
そして、新宿を過ぎると明治神宮、国立競技場、赤坂御用地などの緑地がよーーく見えます。
15:23に渋谷駅の直上らへんを飛び、左には六本木、赤坂。その奥には霞が関、日比谷、丸の内のビル群と、さらに奥にはスカイツリーも見えます。東京のいいとこを全部一望できます。
そのまま左側には品川駅とかが見えてきます。飛んでる場所は大井町駅らへん。
奥にはレインボーブリッジと、豊洲、お台場。
だいぶ地上が近づいてきて、左下には大井ふ頭と新幹線の車庫。
15:25になるとこの辺で着陸一分前ですが、左側には大田市場と城南島がでっかく見えてきます。地上はもうすぐそこ。
そのまま京浜島を越して、羽田空港の島が見えてきました。駐機中のたくさんの飛行機を見下ろしながら、16Rに15:26に着陸です!!!
本当に飽きない最高の景色の着陸ルートですね。
到着後
着陸後は、第一ターミナル南側を通って、第二ターミナルの前を通り抜け、エアドゥ定番の55番ゲートに到着。15:34くらいです。
その後、ドアが開き、前から順番に降ります。
満席なので、だいぶ時間がかかります。
降りる順番ですが、普段だと前方、中央、後方の順で下ろされますが、この日はちょっと特殊。
到着が15:10予定のところ15:35にドアが開いたので、乗り継ぎの人が最優先です。
なので、伊丹行きと高知行きの乗り継ぎ客が最優先に案内され、それと同時に前方客。そのあと、中央、後方と続きました。
ただ、普段飛行機に乗らない人が多いのか、客室乗務員の指示を待たずにバンバン立ち上がる客が多数でした。良くない。
結局、15:41くらいに降りれました~
そして、羽田空港の55番ゲートから出口はクソ遠いです。数百メートル。歩いて8分くらいかかります。
なので、最後に降りてゆっくり荷物受け取り場に行くと、もう自分の荷物が流れてきていました~
荷物を預けてゆっくり飛行機を降りるとちょうどですね。急ぐ必要もないけど、待つ必要もないちょうどいい感じ。