フルフラットで横になれる快適なビジネスクラスに乗って那覇から羽田まで移動しました。
こんな座席
これで国内線です。
最近、国際線機材が国内線に2年程度使われることが発表されました。
が、それはまだ先の話。
あと、国際線機材は2020年の8月の那覇線には1日2往復くらい入っていました。
が、2021年2月は完全不定期。そして、コロナで減便や機材変更の嵐。飛んでる便数が少ないし、予約しても乗れない可能性が高い大変な時期です。
が、無事に乗れました。
実は那覇への往路も国際線機材を予約していたのですが、変更されてしまいました。
帰りだけでも乗れただけラッキーです。
で、予約が大変。
国際線機材のビジネスクラスはクラスJとして販売されますが、座席数が少なめです。そして倍率が高いです。
めっちゃ昔から予約すれば別ですが、思い立ったのは1か月前くらい。なので、大体満席です。
もともと満席だったのですが、何日か待ってみたら残席が1復活していたのでそこで購入できたという次第です。
普通席なら割と簡単に予約できます。が、せっかくなら国際線ビジネスクラスのほうがいいですよね。
ちなみにちなみに普通席でも国内線より横幅は広いしモニターも充電も使えて快適です。
そんな国際線機材ですが、私が乗った2週間後、777-200のPW4000のエンジンの機材が全部運航停止になった影響で乗れる機会がけっこう増えました。
ただ、直前で変更される感じなので、狙って乗るのはまぁ難しいです。
ということでなかなか乗れない国際線機材!!!
で、JALの777-200が今どうなってるかについてです。
国際線機材は、
①JA701J~JA703J, JA709J, JA710Jの5機が国内線に転用されます。機内は国際線なまま。
こいつらはここ2年くらいでエコノミーマシマシ仕様に変えられてバンコクとかソウルとか便に入る予定でしたが、変わった瞬間にコロナに襲われました。
というのも2020のオリンピックで国際線需要がめっちゃ高まるのを見越してでした。
なので、機内は300席以上あります。そして、2クラス制。ビジネスとエコノミー。
これが国内線に入るとビジネスがクラスJになります。30席くらいです。
なので、予約は至難の業なわけです。
一方、
②JA706J~JA708J, JA711Jは3クラス制でビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミー。ビジネスの座席数もマシマシ仕様よりはだいぶ多いです。
主に、香港、シンガポールとかの路線に入ります。704J, 705Jもいましたが、コロナで使い道がなくなったので砂漠送りにされてしまいました。
こちらのタイプは国内線にはまずめったに入りません。入った場合はプレミアムエコノミーも普通席として開放されます。
で、
③国内線の777-200ですが、
元JASの機材が5機、JAL生え抜きが3機残っていて、国内線ファースト、クラスJ、普通席の3クラス制です。
ただ、先日のエンジントラブルの影響で現在は運航停止中。
なので、代わりに今は上記の国際線機材が国内線によく入っています。
そんな感じなので、3タイプある777-200のうち、今回乗ったのは①のエコノミーマシマシ国際線仕様。
②のほうが豪華な感じがしますが、ビジネスクラスの座席自体は変わりません。
で、今度はそのビジネスクラスの座席についてです。
SSⅠ SSⅡ SSⅢの3種類のうち、SSⅢです。
SSⅢの特徴は、斜めの座席配置。窓側席だと窓に向かって足を伸ばす感じです。
搭載されてるのはさっき書いた777-200と、787-9の一部。
短距離だとソウル線から、長距離だと大阪~ロサンゼルスとかにも入りますが、基本的には中距離用。
日本~東南アジアが主なターゲットです。
というのは座席幅が狭いのでSSⅠには劣るからです。
SSⅠは、国際線777-300と長距離用787-9に搭載されていて、北米、ヨーロッパ便に入ります。まっすぐ前を向いた座席で幅も広く、フルフラットにしてもベッド幅が広い最高傑作です。
SSⅡは幅が狭い767専用。SSⅠと同様前向きですが、幅が狭いです。あと、壁が少なくプライベート感が薄いです。
だいたいハワイ便に入ってます。
ハワイ便はビジネスクラス需要があんまないのでちょうどいい感じです。
なので、今回乗るのは斜め座席のSSⅢです。
実は2019年に香港から羽田で乗ってました。
その時は正真正銘のビジネスクラスだったので、座席だけではなくサービスもビジネスクラスで最高でした。
この時以来でこんどは椅子だけですが、またまたフルフラットなわけです!!!
そろそろ当日の話に入りましょう。
JL918便は那覇19:00発です。
その前に、修行をしていたので久米島から17:20に那覇空港に到着しました。
そこから19:00まで100分あります。
なので、まず空港食堂へ。知る人ぞ知る空港食堂。那覇空港の一番端にあります。
そういえば、別の機会に空港の国際線ターミナルがいつの間にか国内線とつながっていて、スカイマークとかピーチは新しい保安検査場ができていて、国際線側にも立派なフードコートとかまでできててびっくりでした。
マックとか吉野家とかもそっちにあるのですが、国際線が飛んでない以上客は全然いませんでした。
おなじみ空港食堂
フ~チャンプル
立派だけど全然人がいない国際線側
誰もいない国際線Cカウンター
いつの間にか移ってたスカイマークとピーチのカウンター
那覇空港の国際線は2018年に一回だけ台北から乗りましたが、その時はプレハブの貨物ターミナルに着きました。ピーチは2019年までそこを利用していたので。
プレハブだし、アクセスは国内線からの専用連絡バスのみで徒歩も路線バスも使えないというなかなかの限界ターミナルでしたが、今はもう使ってないんですね。
で、空港食堂でコスパ最強の沖縄グルメを味わって18時過ぎに保安検査を抜けます。
そして、サクララウンジへ。Club est特典です。
さすがの沖縄。オリオンビールがしっかりありました。
それとおつまみ。
上級会員な皆様見ると結構な割合でおつまみ大量に確保しているのですが、腹減ってるんですかね?貧乏精神ですかね?
あまり見ていて気持ちよくはありません。
こちらと言えば飯食った後なのでビールだけでも充分。
サクララウンジ入り口
オリオン!
オリオン!!!
18:40頃に羽田行きの人々が一斉に移動を始めます。
ちなみにこの日の羽田行きは20:15が最終。なのでラウンジはまだやってます。ちなみにコロナじゃなきゃ21時台にも羽田便があるはずです。
で、搭乗口へ。
なんと、某Jリーグチームのキャンプ帰りの選手たちがいました。
Jリーグわかんないけど。
プロ野球選手だったらめっちゃ興奮したかも。
彼らはエコノミークラス。というかあれだけの人数を収容できるビジネスクラス座席はありません。
18:42にはもう優先搭乗が終わって後方座席ご案内中です。
平会員で前方のクラスJを予約してる私は搭乗順的には最後ですが、一瞬です。
そして、ボーディングブリッジは2つかけられていて、運命の分かれ道。
左はクラスJ、右は普通席。
30人位のためだけにある左へ進みます。
22番ゲートです。
那覇空港のこの辺の先っちょゾーン、広くて好きです。
クラスJは、左。
国際線の入り口
そして、自席へ。
やはりめっちゃ広い!!!快適!最高!
離着陸時には荷物は小物入れに入れるか上の棚に入れます。
準備完了。
そして、座席回りをチェック。
ビジネスクラス用のヘッドフォンまで用意されてました。
この座席に座ります!
ちなみに手前の黒いやつは持ち上げると下が小物入れになってて、なおかつひじ掛けにもなる優れもの。
こちらは内側の席。
窓際には広々としたスペース。
右の扉を開けると小物入れ。そして、各種充電に対応しています。
下に見えるのは自動リクライニング。このボタンを押すと最大180度まで座席が倒れてベッドになります。
そして、なんとなんとこの椅子はマッサージ機能付きです!
充電ゾーンと、上の小物入れを開けたらこんな感じ。
座席正面には巨大なモニター。そして、国際線同様に使えます。映画の数とかは国内線と同様ですが。
こんな感じでエンターテイメントを楽しめます。
そして、機内エンタメですが、最近国内線でも使えるようになりました!
内容としては機内wifiとかで見れるコンテンツとほぼ同様。あとは、フライトマップ。国際線で見るとめっちゃワクワクするアレです。
一方、国内線機材で使えるWifiはこの機材では使えません。ただ、順次使えるように整備していくみたいです。
Wifiなくても2時間のフライトで大画面で映像見れるならまぁ問題ありません。
19:00発ですが、少し遅れて19:04にドアが閉まりました。
座席のモニターは普通に動いてたのですが、なんか不具合があるとからしくて、安全ビデオは流さずに客室乗務員が実演でやってました。
このサイズの飛行機だと実演するのはなかなかないので新鮮ですね。
19:09にやっとプッシュバック。
南へ向かって進みます。
滑走路は36Rから北へ向けて離陸! 19:20に離陸しました。
雨の沖縄で外は夜なのでほぼ何も見えません。
順調に上がっていき、機内差サービスが始まります。
19:40にドリンクサービスがやってきました!!!
安定のスープを注文。
一人ひとりに丁寧に渡していく感じが、ビジネスクラス的なサービスでした。
客室乗務員が対応する相手の人数が少ないからか、サービスが丁寧で、ドリンクのお替りもめっちゃ勧めてくれます。
ということで新しいJALオリジナルドリンクのスカイタイムももとぶどうももらっちゃいました。
そして、そして、この日は2/13。JALから全員にチョコレートも配られました。すごい!
那覇から離陸!!!
こういう地図をいつでも見れるのも国際線の楽しみですよね。
離着陸時は機内の照明が暗くなります。
そして、見てる映画はドクターY
落ち着いた機内。このままシンガポールとか行ってほしいなーーー
さっきも写ってたけどマッサージ機能付き自動リクライニング
テーブルは横から出せます。結構でかい。国際線ビジネスクラスだったらここにおいしい料理がいっぱい並ぶんですねーーー!!!
そして、奥のモニターの下は足を伸ばせる場所。
座席を180度倒してベッドにしても足が伸ばせるくらいの奥行きがあります。
安定のスープと、期間限定のチョコレート。
今度はスカイタイム ももとぶどう
座席を倒してみます。これくらいがちょうどよかったのですが、さらに倒せばベッドになります。
奥にちょっと写ってますが、ビジネスクラスはヘッドホンが支給されます。エコノミーだとイヤホンです。
19:49に副操縦士からの放送。
・現在奄美上空を過ぎたところ
・39000ftを航行中
・羽田には21:15に着陸予定で、21:25に15番搭乗口に到着予定
・東京の気温は12℃
とのことでした。
そこからは国内線なので特にイベントがあるわけでもなく進んでいきます。
ただ、うれしいうれしいビジネスクラスなので、無駄に座席をフルフラットに倒してみたりしてました。
でっかい画面なので映画も。
ドクターYが1.5時間だったので那覇羽田だとちょうど良かったです。
飛行時間が2時間行かないくらいなので。
あとは、フライトマップを見たり。
20:40になると降下を開始し、20:55くらいにベルトサインが点灯する旨の放送がありました。ちなみにこの時駿河湾の南側
東京はあっという間。もう静岡。
座席を倒したときの視界。
ジャスト20:55にベルトサインが点きました。
この日の羽田はこの時期にはあまりない滑走路22運用。なので、千葉県上空に入って木更津を過ぎてもずっとまっすぐ千葉市のほうまで。
そこで一気に西へターンして最終着陸態勢へ。
滑走路22の着陸の場合、右の窓からは千葉、幕張、船橋、ディズニー、下町~スカイツリー、お台場と東京の夜景を一望しながら着陸できます。
千葉を北上してレフトターン。
幕張沿岸。明るいですねー!
窓二つを独占し、その外には素晴らしい夜景が広がっているわけです。
この夜景がシンガポールならなぁーーー
そして、22に着陸。
最後中央防波堤手前で左にターンをして滑走路22に着陸。
着陸時刻は21:09。定刻21:15なのでちょうどいいくらいです。
ここからタキシングをしていき、21:13くらいには駐機場に着きました。
機内の写真をパシャリパシャリと撮りました。
久々に飛んだ国際線機材だったので、やはりマニアの人が多かったようで、写真を撮る人がちらほらと。
フライト情報
最後の降りるときの画面
この、いい感じの座席!!!!!
そして、ビジネスクラス席だからか、エコノミーの人はすべて後ろのドアから降ろして、前のドアはクラスJの人専用になってました。
普通だったら円滑に降りれるように右側通路の人は前のほうまで歩いて降りることが多いです。
帰宅しました。
搭乗記は終わったんですが、この日おうちに帰ってちょっとしたら、でっかいでっかい地震に襲われました。
例の東北の震度6の地震です。東京は震度4ですが、めっちゃ揺れて怖かったです...
そんな中、沖縄の写真を編集したりしてから就寝しました。
おわり