へんな旅行記

乗り物オタクが脳内で思ってることを全部垂れ流すブログです。

JTA8便 那覇→関空 クラスJ搭乗記

初めてのJTAです。

 

JALの修行中ということで、JALグループのいろんな会社にも乗っています。

ということで、JTA日本トランスオーシャン航空にも乗ってみました!

 

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これは石垣島で撮った別の機材 形はおんなじ 

 

沖縄への行きにも乗ったので2回目だけど、まぁ実質初めてということで読み進めてくださいね。

 

JALグループといえば、

 

JAL 日本航空

JTA 日本トランスオーシャン航空

J Air ジェイエア

HAC 北海道エアシステム

JAC 日本エアコミューター

RAC 琉球エアコミューター

 

があります。

このうち、

JALは言わずもがな何回も乗ってます。

JTAは今回初搭乗。沖縄那覇が拠点。那覇宮古、石垣から本土主要都市や沖縄県内便をジェット機を飛ばしてる会社です。機材は全部737-800で13機。

J Airは2月に鹿児島~奄美で乗りました。伊丹空港が拠点ですが、全国各地でエンブラエルジェット機を使って、そこまで需要が大きくない区間を飛ばしています。北は札幌~女満別とか、南は鹿児島~徳之島とか。全国で活躍中。

HACは1月に道内修行でめっちゃ乗りました。丘珠空港を拠点に北海道内と青森の三沢へプロペラ機を飛ばしている会社。3機のSAABで運行していましたが、ATRに置き換え中。

JACは2月に喜界島修行でめっちゃ乗りました。鹿児島空港を拠点に9機のATRを使って鹿児島の離島便を運航するほか、隠岐や但馬にも就航しています。

RACは2月に1日10レグ修行で使いました。那覇を拠点に5機のボンバルディアで、沖縄の離島や鹿児島の離島へ就航しています。

 

 

 

ということで、JTAに乗ればJALグループコンプリート!

 

就航地ですが、

那覇からだと、本土へは

福岡、岡山、関空、中部、小松へ。

 

宮古、石垣からだと、本土へは

関空、中部、羽田へ。

 

あとは沖縄離島便で、

那覇宮古、石垣、久米島

 

 

機材はJALでもおなじみな737-800です。

機内の座席配置も全く同じ、クラスJ20席、普通席145席です。

シートも同じです。

 

ただ、JALと違うところもあります。

機材がおおむね5年以内に導入された新しいやつなので、ボーイングスカイインテリアを採用。

荷物棚が上から降りてくるタイプのでかいやつになってて、天井が丸っぽくなってるのです。

別にJTAだからってわけではありませんが、JALにはないタイプの機材です。

 

ちなみにちなみに、1機だけJALから移籍してきたJA350Jという機材がいて、それだけは設備はJALの737と同じです。

 

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上から開いてくるでっかい棚、そして丸っぽい天井部分

 

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こちらはJALの737 荷物棚は上向きに開き、容量は少し小さめ 

 

 

あとは、機内の搭乗時のBGMが沖縄音楽だったり、沖縄っぽいライトアップになったり、機内誌がJTAのものだったり。

微妙にJALと違う部分もあるわけです。

 

あと、かわいいかわいい特別塗装機が2機。

ジンベエジェットです。

青いジンベエとピンクのジンベエ。

 


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この二つが特別機

 

乗りたかったけど来てくれませんでした。

 

 

 

今回は、JTA那覇関空で乗りました。

コロナで減便中の今、沖縄~大阪間はJAL系は4往復あり、JTA関空が2往復、JALの伊丹が2往復です。

伊丹はつい最近2021年夏ダイヤからA350が入るようになりました。ちょっと前までは777-200か777-300ばっかりでしたが、今はA350か国際線機材の777-200ERが入る当たり路線です。

一方の関空は737-800。

伊丹よりは設備面で劣ります... 伊丹便ならモニターあるし座席が快適だし、大阪市内へも近いです。

 

なので関空便は空いている?と思いきや、当日は90%以上の搭乗率でした。

なんでだ!!! 関空行きの1時間後の伊丹便ガラガラだったぞ。そっち乗れよー!

 

 

で、私がなぜ関空便乗ったかについてですが、

那覇関空→羽田っていう乗り継ぎをしたからです。

一応JALの回数修行してるので、飛行機に乗る回数を増やしたいってことで、乗り継ぎ便を選択。その中で、福岡乗り継ぎか関空乗り継ぎが安かったのですが、時間を考えて関空乗り継ぎにしたってことです。

伊丹は午後便で行くとギリギリ羽田行き最終に乗り継げないというクソ仕様なのです。

 

まぁ沖縄から乗り継ぎで羽田行く人って想定されてないのでしゃーないです。

余談ですが、行きは羽田から福岡乗り継ぎで那覇に行ったのですが、福岡で那覇行きに乗り継ぐっぽい人が自分以外も何人かいてびっくりしました。おんなじ系の修行僧なんですかね?

 

ってことで回数修行で関空に行きます。

 

関空は2020年12月以来5か月ぶり。

そのときはGOTOトラベルで格安になってたので、関空の近くにあるスターゲイトホテルに泊まるの目当てで行ってきました。往復と2泊で2万円切るくらいでした。GOTO早く復活してくれー

 

で、その時は行きはスターフライヤー、帰りはANA

この記事です。

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

ANA系は羽田~関空便まだ何往復か飛ばしているのですが、JALは2021年の緊急事態宣言以降は完全に一日1往復まで減便しています。

なので、このあと乗り継ぐ羽田行きはこの日唯一の関空発羽田行きです。その唯一の便が関空21:10発という。朝にはありません。乗りたきゃ伊丹へどうぞっていうスタンスですね。

 

 

そろそろ本題に入りましょう。

 

当日は沖縄でボローい40年越えのバスを追っかけてました。

 

その話はこちら。

 

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

終わった後、レンタカー屋に車を返し、送迎車で空港へ。

 

飛行機は17:20発ですが、15:40くらいには空港に着きました。

 

沖縄は2か月前の2月にも来てるので、目新しいものはないですが、普通にお土産買いたかったのでお土産を眺めます。

 

 2月に那覇から帰ったときは羽田に直行でした。国際線ビジネスクラス

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

お土産買って、JALのチェックイン機に行ってみます。いい席が空いてたら変えようかと。

事前予約の時点では指定できる座席がほぼないほど満席でした。非常口座席は一応抑えてたのですが、空席状況を確認。

というのも事前予約はできないけど空港で解放される席とか、アップグレードした人による空席とかが出てくるからです。

 

そしたら、なんとクラスJに空席があったのでアップグレード。とはいっても3人掛けの真ん中とかは嫌なのですが、通路側だったので決断してしまいました。

+1000円で前方の幅広座席。

ただ、混むので、普通席がガラガラのときはまずアップグレードしません。隣居ない普通席と隣居るクラスJなら隣居ないほう選びます。

 

しかーし、この日は普通席もほぼ満席。なら快適なクラスJ選びたくもなります。

 

ということで4列目左の通路側の4Cにアップグレード完了。

 

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那覇空港のカウンターは、工事中

 

 

16時20分くらいに保安検査を抜け、サクララウンジへ。

修行解脱前ですが、Club ESTの力で国内線サクララウンジは入れちゃいます。

 

残念なことに、17:20の関空行きの直後、17:25の羽田行きがあるのでラウンジは混んでます...

が、まぁ席は全然あるので問題なしです。

 

那覇サクララウンジは、ビールの種類が豊富。そして、オリオンが飲めます。

 

なのでオリオンビールを片手に暇つぶし。

 

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サクララウンジ 

 

17時前になったらラウンジを出てゲートへ。

那覇空港25番ゲートから出発です。

 

那覇のゲートですが、20番台はJALグループ、スカイマーク、Jetstarが使ってます。一方で30番台はANA、ソラシド、ピーチ、スカイマークが使ってます。

最近国際線寄りに41番ゲートができて、そこも国内線用に使われるようになりました。

 

で、28番と38番はバスゲートです。さすがに多忙な那覇空港ではボーディングブリッジだけじゃ足りないので、バス搭乗も結構あります。LCCとかプロペラ機で多い。

 

で、スカイマークですが、昔はJAL側から出てたのですが、今はJAL側からもANA側からも出るというめんどくさいことになってます。ゲートの都合ですね。

 

で、ピーチ(と昔はバニラも)は貨物倉庫のほうの仮設の第二ターミナルで発着してました。その第二ターミナルは、一般車や徒歩でも行けずに専用の連絡バスで行くしかないという不便さでした。

それも国内線ターミナルの拡張で解消され、ANA側から発着し、カウンターは国際線寄りに新設されました。そこの横にスカイマークのカウンターも新設されてます。

 

 スカイマークANA側で手続きしてJAL側の端まで歩かされることもあるってことですね...

 

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新しくできたスカイマークとピーチのカウンター 

 

で、なんでこんな話をしたかというと、関空行き25番のおとなりの24番ゲートは17:25発下地島行きスカイマークが出てたからです。

 

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おとなり下地島行き 

 

下地島宮古島の隣の島で、橋でつながってます。なので、宮古に行くなら宮古空港下地島空港でもいいわけです。

JALANA宮古空港ですが、Jetstarとスカイマーク下地島空港を使います。というのも下地島は最近旅客化された空港で、それまでは訓練用という位置づけだったからです。

 

その下地島には、スカイマークは、羽田、神戸、那覇から飛ばしていて、Jetstarも成田から飛ばしてます。沖縄離島はJALANAの寡占市場で高かったところに格安系が参戦してきて競争が生まれたわけです。

 

で、スカイマークは本土からだけではなく那覇から下地島という県内線も飛ばしてるわけです。この会社、意外な路線が多く、オタクにとってはちょっとアツいです。

勝手にスカイマークのオタクに刺さる路線をいくつかご紹介。

 

鹿児島~奄美大島

鹿児島県内線に737というでかい機材で乗り込んだ点がアツい。そして、奄美大島には羽田とか神戸からは就航せず鹿児島からのみ就航しているという面白さ。

 

茨城~新千歳

新千歳に限らずですが、茨城空港から各地に飛行機飛ばすの変態です。羽田もある中茨城使う人を呼ぶために安めの運賃設定です。

 

中部~成田

今は運休中ですが、完全に成田~サイパンの国際線の送り込みで運行されてます。JAL ANAの成田中部は国際線乗り継ぎ客が使いますが、スカイマークでこの区間移動する人はよほどの物好きでしょう。

 

新千歳~旭川(廃止済み)

過去最高に意味わからない区間。各地~新千歳経由~旭川って形だったみたいですが、札幌旭川って特急で1時間20分のめっちゃ近い距離です。飛行時間も30分未満。あと、旭川空港から市内は30分くらいかかるし。謎な路線でした。

 

スカイマークが破綻せずA330を飛ばしまくってた世界線も見てみたかったですね。

 

で、その24番ゲートの下地島行きは案の定ガラガラそうでした。

那覇宮古JTAANAとも競合しているので大変そうです。

 

 

25番ゲートの関空行きはというと、17時過ぎには優先搭乗開始です。上級会員多し。家族連れ上級会員も多し。上級の皆様は伊丹便乗ってくれや~

 

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混んでる25番搭乗口 

 

私はクリスタルなので国内線では優先搭乗できません。前方座席なので搭乗は一番最後。17:10くらいに乗り込みます。

ただ、クリスタルでもゲート通過音は上級会員の音なので、他の一般の音の中で上級の音を響かせる謎の優越感と、「いつもご搭乗ありがとうございます」の声を聞いて乗り込むのです。

飛行機に行く途中のボーディングブリッジで渋滞してるのも久しぶり。満席近いし単通路ですからね。

 

上の荷物棚も割と埋まってましたが、でっかいスカイインテリアなので余裕で収納できました。

 

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JTAにのりまーす

 

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4列目 クラスJ 

 

ドアは17:20くらいにクローズ。おとなりの17:25発の下地島行きのほうがさきにプッシュバックを始めました。

こちらはそのスカイマークの後ろをついていって、滑走路へ。

 

北風運用なので、滑走路は36L

17:35に強めの北風の那覇空港を離陸して、北へ。

 

ただ、このとき睡眠をとってたため、離陸の揺れで離陸したことに気付き、また睡眠。

 

このあと、ほとんどメモも写真も撮ってないので覚えてません。

 

18:00過ぎになるとドリンクを配り始めました。

基本的にはJALと同じ内容ですが、JTAの期間限定カーブチードリンクを頼んでみました。

クソおいしい。

機内でパックで買えたみたいですが、気付いた時にはもう遅かった...

お持ち帰りしたかったですね。

 

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カーブチードリンク 

 

そのあとはまたぼーっと関空へ向かいます。機内wifiあるのでLINEとかしながら。

 

関空の滑走路は24運用。この場合、アジア方面から来た飛行機は迂回をせずにまっすぐ着陸できます。羽田とか成田みたいに着陸前に遠回りがないのです。

 

まっすぐ降下していき、この日の関西は(というか本土は)めっちゃ強い雨雲がかかっていたので、着陸前はまぁまぁ揺れました。

 

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機内wifiJAL同様に使えます 

 

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関空にはまっすぐ着陸 

 

そして、19:08に滑走路24Rに着陸です。

普通に着陸しましたが、このあと札幌から来たJALとかはゴーアラウンドしてたので結構な風なのでしょう。ちなみにそのJALは私が乗る羽田行きに化ける便なので、羽田行きが遅れました。

 

関空の到着ゲートは23番。たしか。

 

関空国内線はJALが南側、ANAが北側です。

Jetstarとかは定まってないのかわかりませんが、JAL側にカウンターがあるのにANA側の端のほうから出たりしてました。

 

それにしても関空のターミナルの対称性は美しいです。

真ん中に国内線ゾーンがあり、左右には国際線ゾーンがあって、それぞれシャトルトレインで端まで結ばれてる構造。

 

国際線増に合わせて改装して国内線を端のほうにするらしいですが、個人的には残念です。

国内線は真ん中の2階にあるので、今だと国内線到着から一回も階段を上り下りせずまっすぐ駅の改札まで2分くらいで歩いて行けるのが関空の魅力です。出発時もちょっと左右移動はありますが、国内線は全部2階で完結するのです。

 

一方国際線は、4階の開放的なチェックインカウンターから3階に抜けて出国審査をし、左右の搭乗口へ抜ける流れで、到着は一階になります。

改装したら、国内線は2階の南側の端に追いやられ、今の3階のレストラン街とかは全部つぶして出国後のゾーンになるとか。詳しくは覚えていませんが、そんな大改装が行われるみたいです。

 

そして、対称性という意味だと、第一ターミナルからまっすぐ行くと関西空港駅ですが、左はJR、右は南海で、交互に列車が発着します。というのもりんくうタウンまで線路を共用してるからですが。

で、駅の左右には駐車場がこれまた対称で2つ配置されていて、線路の上に効率的につくられてます。

 


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ANA側のカウンター 国内線関連の施設はすべて2階

 

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JAL側 出発便数が少ないため何もない時は閉まってる 奥にはJetstar

 

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真っ暗な国際線南側

 

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ABCDカウンターは一応使われてる

 

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この日の出発はパリとシンガポール

 

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関空の吹き抜けも大好き

 

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左にJR、右に南海 奥にターミナル 

 

 

で、駅を抜けてターミナルの反対側に行くと、ホテル日航とかが入ってるエアロプラザがあるわけです。完璧な動線

 

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駅の反対はエアロプラザ

 

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ほとんど休業

日航ホテルがあるところ 

 

 

なので、関空は好きになっちゃう空港なんですよねー。ただ、撮影には向いてない。

 

 

で、

関空に着いたらふらふらして、21:10の羽田行きを待つのでした。

 

羽田行きについては、こちらもほぼ満席で、上級会員が1/3くらいいて、やばかったです。あと、折り返しの札幌からの便が一回ゴーアラウンドしたのと、羽田上空も混んでて、羽田には20分遅れで着きました。