12月の週末、AIRDOのディスカウントマイルを使って札幌へ。
週末弾丸札幌です。
当初の予定
当初の予約は、
12/17(金) HD39 羽田21:00→新千歳22:35
でした。
金曜日の夜に仕事を終えてからも乗れる飛行機があるのですが、新千歳便は特にそれが多いです。
特に特に、AIRDOは、羽田からの新千歳行きが夜間にも充実しています。
HD37 羽田20:15→新千歳21:45 767-300ER
HD39 羽田21:00→新千歳22:35 737-700
HD43 羽田21:30→新千歳23:05 737-700
ただ、新千歳空港発の札幌方面の終電は22:53です。
ということで札幌まで行くにはHD43には乗れません。なので予約したのはHD39なわけです。
しかーし
HD39がちょっと遅れたら22:53の最終電車も危ないですよね。
なので保険がかかってます。
22:55に北都交通の札幌市内行きが飛行機の到着に合わせて出ているので、電車に間に合わなくてもこっちに乗れればOKです。このバスも、飛行機の到着遅れに対して待ってくれるわけではないですが、多少は融通してくれます。あとで出てきますが、実際にこのバスが23時過ぎに新千歳に待ってましたし。
ということで、羽田21時の新千歳行きに乗ればその日のうちに札幌にたどり着けるわけです。素晴らしい。
なので、この日は19:30まで都内のオフィスでお仕事。
大雪のご案内
ただ、お仕事中に気になる通知が。
HD39は天候調査中です... という内容。
???
札幌はこの日一晩に50cm積もるやばい大雪だったわけです。
新千歳も同様。
新千歳に行けるか分からなくなりました。
が、結局、降りれない場合は羽田に帰ってくる条件付き運航で飛ぶようだったので、空港へ。
オフィスから京浜東北線に乗り、浜松町でモノレールに乗り換え、20:10くらいに羽田空港の第二ターミナルに着きました。
21時以降に飛ぶ国内線は、21:00の新千歳行き、関空行き、21:30の新千歳行きのみです。20:20とか30にも飛行機はありますが、その人たちは今ここにいたら間に合いません。
ここにいる人は大体それ以降に乗る人たちです。
ですが!!!
新千歳が大雪ということは、折り返しの飛行機も遅れてきます。これはやばい!!!
終電との戦いが必要なのに、遅延!!!
この時点で、
HD37 定刻20:15→21:15
HD39 定刻21:00→21:20
HD43 定刻21:30(変更なし)
でした。
直前の変更
あれ???
HD37乗れるんじゃね?(現在時刻20:15)
ということで、手持ちのHD39のチケットをHD37に変えてもらうべくエアドゥカウンターへ。
特典航空券なので変更可能なのに加えて、条件付きだったので変更もキャンセルも無料でできる状態でした。なので余裕で変更できます。
変更後の時間が、21:15と21:20で5分しか違わないので、「変更してもそんな意味ないよ?」的なことも言われましたが、「終電がギリなので...」と言ってやってもらいました。
時刻表上で5分差でも実際には些細な部分の時間の積み重ねでもっと差がつくかもしれないし、とりあえず早い便にするわけです。
まぁそれもあるんですけど、本当は737より767に乗りたかったてのもありますよねー
ということで、767に乗れることになりました。
2-3-2の座席配置なので、通路に出やすいし、開放的だし、乗ってて楽しい機材なわけです。
早く降りたいです!っていったら3列目の真ん中の通路側席を出してもらいました。
それより前は優先席的な位置づけらしいです。
ちなみに、AIRDOの767には2タイプの座席がある話は別記事でもしてますが、オール普通席288席タイプと、プレミアムクラスの座席がくっついてる270席タイプ。
今回の便は288席タイプです。一列目から普通席のやつ。
21:15発に変更になったのですが、カードラウンジはもうやってないので、暇をつぶした後に保安検査を抜け、たくさーーん歩いて56番ゲートへ。
搭乗ゲートにて
ちなみに
21:15になったHD37は56番ゲート
21:20になったHD39は55番ゲート でした。
この界隈だけ遅れてる飛行機待ちの人々で重い空気が漂ってます。
で、気になるのは終電。
21:15発の場合、ドアが閉まった後に21:30くらいに離陸して、新千歳まで1:10くらいの飛行時間。22:40に着陸して22:47くらいにドアが開いて、ダッシュしたら22:53の終電にギリ間に合うか???という感じ。
間に合わなくてもバスはまぁ乗れるだろうという感じ。
緊張感が漂います。
ここで、羽田空港の地上係員から放送が。
「遅延に伴い新千歳空港からの臨時のJRを手配するつもりですが、JRも大雪で乱れてるので手配できないかもしれません」
とのこと。
新千歳って夜はバスを手配するのだと思ってましたが、JRを手配するんですね。
そして、この辺の対応をしてくれるのはさすがAIRDO。LCCじゃありえませんね。
手配できない場合が心配ですが、とりあえず何とかなりそうです。
一方!
21:15発に変更されたので、21:00くらいには機内に案内してくれるのかと思いきや、
21:10にやっと搭乗が開始されました。
これ遅れるやつやん。
やっと飛行機へ
搭乗順は2回に分けて。後方の人→前方の人。767にしてはおおざっぱです。
前方席なので、21:16に搭乗できました。
機材はJA612A。初搭乗です。
エアドゥの767では2機しかいない、電源付きです!!!
これも767に変更したおかげの恩恵。
自席の3Dに座ります。
お隣55番ゲートのHD39も案内開始が遅れていたようで、こちらの方が先に出そうです。早いのに変更したのに、変更前の便が先に出たらなんだか負けた気分になりますからね。
出発から着陸まで
結局、ドアが閉まったのは21:24。この時点で、もともとの終電は絶望的です。
ここからまたちょっと時間がかかります。
タキシングが長い。34Rからの離陸なのですが、滑走路の端まで行って待たされました。
しかも、この時間だからすぐ離陸するかと思ったら、2機待ち。
2つ前はJALのホノルル行き。かっこいい。
そのあとに離陸なので、結局21:44に離陸しました。
エアドゥは前方のスクリーンで機外カメラを映してくれます。
離陸はキチガイみたいに滑走距離が短く、上昇角度もイカれてました。
767の離陸はエグいですが、これまでの767のどの離陸よりもエグかったです。
そして、離陸後クソ揺れます。天気が悪いからでしょうか? 東京はそうでもなかったけど?
21:52にやっとリクライニングとテーブルはOKになりました。ここで放送があり、新千歳空港到着は22:55を予定していますとのこと。
21:56にやっとベルトサインも消えました。この時点から電源が使用可能に。
おかげでスマホは使い放題です。
そして、ちょっと経つとドリンクがやってきます。
3列目なのですぐに来ます。22:07にやってきました。
なんと!冬場限定でAIRDOではホタテスープを出してます!!!
いつもはオニオンスープですが、期間限定!!!
ホタテ!!!
やったね
頼むしかないので頼みます。
絶品でした。
国内線にはいろんなスープがありますが、間違いなくこのホタテスープが一一番おいしいです。
22:08に操縦室からの放送がありました。
現在地は山形市。
到着予定は23:00前後。
千歳の天候は雪で気温は-3℃。
ベルトサインは22:25に点灯。
とのことです。
雪雲で千歳は荒れてるんでしょうねー--
それでこの飛行機もクソ遅れてるわけなので。
放送の通り、
22:25くらいにベルトサインが点きました。だいたい青森の八甲田山らへん。
というのは、エアドゥの上から吊ってるあの画面に地図が表示されてるからです。
エアドゥの画面、有能です。
離陸時には機外カメラを表示してくれるので楽しい!
そのあとはドリンクメニューをひたすら表示してくれるのでドリンク頼むときに迷いません。
そのあと機内販売のご案内もしてくれます。
で、着陸が近づくとひたすらフライトマップが出ます。
ちょっとくねくねしながら新千歳に向かい、22:47に苫小牧に差し掛かるところで床下から音がします。車輪が出てきましたー--
一応新千歳が悪天候で条件付きなので、降りれるかが心配です。
車輪が出た時点では外は何も見えません。雲の中。
風向き的にそのまま降りるようで、苫小牧からまっすぐ新千歳空港へ。
22:50くらいに外が見えたと思ったら陸地はもうすぐそこ!一面雪景色なので、光が反射して若干明るい北の大地。
あとは降りることを祈るのみ。
そして、22:51に無事に着陸しました。めでたしめでたし!
ではありません。
着陸後 終電との戦い
新千歳空港からの終電は22:53。札幌市内行きのバスは22:55が最終。
着陸から駐機場に着いてドアが開くのは早くても23時頃。間に合いませんねーーー
23:01に駐機場に着きました。外は真っ白です。新千歳空港は除雪もしてるんでしょうが、地面は全く見えません。
そんな中滑走路除雪してくれてたおかげでこの飛行機は着陸できたわけです。
ありがたい。
結局、ドアが開いたのは23:04。終電はなさそうですが、羽田の地上係員が言っていたあの言葉が気になります。
「遅延に伴い新千歳空港からの臨時のJRを手配するつもりですが、JRも大雪で乱れてるので手配できないかもしれません」
さあどうなるでしょう???
ドアが開いた瞬間、降りたい乗客をよそに地上係員が乗り込んできました。そして、ドア横のマイクで機内放送をし始めます。
「23:26発の臨時普通列車、手稲行きをご用意しています」とのこと。
神。
終電後にJRが臨時って出してくれるもんなのですね。東京とかだと考えにくいので。
札幌市内に行けることが確定しました~!
なので、降りてからゆっくり駅へ向かいます。
振り返ると大雪の中に飛行機が佇んでいて、よくこんなところに着陸できたなーっと。
途中1階ではバスが待ってました。
22:55発の札幌市内行き北都交通です。
飛行機に接続しないってタテマエの便ですが、実際には待ってるようですね。ただ、アテにはできません。
今日は電車で行けるそうなのでバスはスルーして地下の駅へ。
終電終わってる時間なので、新千歳空港駅の行き先表示は何も出てません。
臨時列車の案内だけがスクロールしています。
23:10くらいに新千歳空港駅の改札をくぐり、ホームに降りると、1本の列車が停まってます。
これが23:26の臨時かなー?っと思ったら、「快速エアポート 札幌」って書いてあって、快速なの?????
って思いましたが、ホームの電光掲示板を見て納得。こいつは22:53の終電が遅れたものっぽいです。
飛行機を待ってくれてたとかではなく、単純に大雪でJRも遅れてたので結果的に終電に乗れちゃったって感じですねー
この終電のあとに、23:26の臨時も出るわけですね。
臨時でもいいんですが、札幌まで快速と普通ではだいぶ時間も変わるので、快速に乗れてよかったです。
23:13くらいに20分遅れで新千歳空港を出て、札幌には23:55くらいに着きました。
19:30まで都内で仕事しててもその日のうちに札幌に来れましたー!!!
素晴らしい。