へんな旅行記

乗り物オタクが脳内で思ってることを全部垂れ流すブログです。

JAL491便 羽田→高知搭乗記 コロナ後初のフライト

実に4か月ぶりに飛行機に乗りました。

 

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空はいいですねー!

 

3月末に国内線に乗って以来、さすがに自粛していたんですが、今回4か月ぶりに乗ることができました。

コロナ前最後に乗ったのは、JAL国内線の737-800、コロナ後最初に乗ったのも、JAL国内線の737-800。

 

ある程度の地方路線を狙うと必然的に737-800ばっかりに当たりますね。

 

ということで、

今年13回目のJAL搭乗です。737-800は5回目。

 

 

目的地は、高知です。

 

なぜか?って?

安かったからです。

 

国内線のJALの片道って時期や時間帯によっても変わりますが、安くてだいたい15000円とか。クソ安い時で10000円くらいです。

 

なので、往復したら安くてもまぁ2万以上はします。

 

一方で今回は、特典航空券とかでもなく、やっすく飛行機に乗ることができました。

 

東京~高知往復10200円で、一泊のホテル付です。

ホテルは、ふつうのビジネスホテル。高知駅前のホテルです。一泊3000円くらい?

 

なので、実質片道3600円でJALに乗れるわけです。ヤバい。

 

 

しかもしかも、年度初めに支給された手持ちのeJALポイントが5000あったので、それを使うと、10200円から5000ポイント分引いて、5200円のお支払い。

 

ヤバい。

 

5200円で高知一泊二日。

ということで、高知に行きました。

 

 

 

コロナの影響で国内線は減便が続いていて、羽田~高知も5往復中3往復しか運航されていません。しかも、午後便は7月中は737-800からさらに小さいエンブラエル190に変更されていました。

 

エンブラエルになると、機内に持ち込めるスーツケースのサイズが小さくなるのでなるべく避けなければなりません。

なので、乗りたいのはやっぱり737以上の機材。実際、これまでプロペラ機とかリージョナル機は乗ったことありません。これまで乗った一番ちっちゃいのがA319。

 

 

 

羽田~高知の話に戻ると、午前2便、午後3便あったはずですが、午前の遅いほうが運休になっていたため、羽田から高知に午前に行くためには、朝早い7:40の便に乗るしかありません。

仕方がないので、がんばって早起きをしました。

 

 

出発は金曜。平日発だと安いのです。有給とって3連休。

 

なので、事前の座席指定は結構埋まってました。

午前中唯一の便、小型機、平日朝。ということである程度の混雑。コロナだけど人は動きます。

たぶん、コロナ前だったら満席だったんだろうけど。

 

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席解放後の混雑状況。まぁまぁ乗ってます。

 

 

当日は5:30起き。眠い。

安定のエアポート急行に揺られて6:49に羽田空港へ到着しました。

 

金曜朝7時の羽田空港は、出張ビジネスマンがたくさんいます。コロナだけど。

けど普段よりは空いているはずです。

 

保安検査場に行くと、まずWith コロナを実感します。

検査に入る前に、体温チェックがあります!

カメラに撮られて、顔に体温が表示されるシステム。よくあるけど、なぜかいっつも35度台が表示されます。

 

無事にそこを通り抜けると、保安検査。いつものようにQRコードをかざして、荷物を検査して、あっという間に通過。

 

第一ターミナルは北側が北海道、東北、北陸、大阪方面、

南側が、中国、四国、九州、沖縄方面。

 

北端はスカイマーク、南端はスターフライヤーも使っています。

 

最近は西日本ばっかり行ってるのでもっぱら南側から出発です。

 

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普段の羽田よりは空いているけど、人はいます。

 

検査を抜けると左側はサクララウンジ。入室資格はGETできたけど、朝イチでわざわざ入るほどでもないので、カードラウンジへ。

 

ここもコロナ対策が。持ち込みの禁止の徹底。衛生的な問題か?

座席は間引きされているか、透明のアクリル板がたてられています。

 

そして、ドリンクは自分で取れません。

ほしいものを言って、係の人が注いでくれるシステム。しっかりしてるねーーー

 

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カードラウンジ。ソーシャルディスタンスが保たれています。


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目の前の9番には、最新のJA06XJ福岡行き。

こうやって間近で見るとA350はでかいですね。

 

搭乗口は、8番でした。そんなに遠くない場所です。1から6番あたりは結構歩くんです。

 

8番は、大型機も入れるスポットですが、今回は贅沢にも737-800が入っています。

 

そういえば、JALでバス搭乗って全然当たったことないな。

ずいぶん昔熊本から到着した時はバスだったけど。

 

 

出発時刻は、7:40なので、7:28くらいに搭乗口に行きました。羽田のJAL国内線は、20分前か15分前から開始するので、この時間に行けば十分間に合います。

海外だと30分前で締めきったりたまーーーにするので注意しなければなりません。

 

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高知行き。

 

ここでもコロナ対策があります。

 

搭乗順は、事前改札→上級会員の優先搭乗→30列目以降→20列目以降→全員

という順でした。

 

コロナ前だと、事前改札→上級会員の優先搭乗→後方席→前方席とかだった気がします。窓側席とかやることもあったっけ?

 

とりあえず、めっちゃ搭乗順を細かく分けて、機内が混雑しないようにしていました。

 

一方の青い航空会社さんはJALよりもっと徹底していて、

上級会員の優先搭乗を完全に廃止しています。

プレミアムクラスだろうがダイアモンド会員だろうが、前方座席なら最後に乗るらしいです。徹底していますね。

 

 

で、

7:28に8番搭乗口に行くと、20列目以降の搭乗のタイミングでした。22列目なので、ちょうどのタイミングです。そのまま待たずに搭乗!!!

 

8番搭乗口はブリッジが長いです。めっちゃ歩いて飛行機へ。

 

事前にけっこう埋まっていたので、3列独占はできません。

737は、48時間前に15列目、21列目、22列目などが開放されるので、22列目を予約。

通路側に座ると、窓側には別の人がいました。しゃーない。

 

けど、真ん中には人はおらず、ラッキー。

パッと見の搭乗率は7割程度でした。真ん中の席はまぁまぁ空いているところもある感じです。

 

入口では、飴やスマホスタンド、イヤホンなどを配っていますが、ほかに除菌シートが大量に置いてありました。これもコロナ対策。

 

 

出発時の放送でも、コロナ対策を実感する出来事がいくつか。

 

まず、毛布の提供が中止されています。なので、めっちゃ寒くても我慢です。実際はちょい寒ですが耐えられる空調でした。

 

で、いつもの機内安全ビデオ。「脱出時は荷物を持たないでください」(半ギレ)でおなじみのアレです。

それ自体はそのままですが、終わった後に口頭で、「酸素マスクを装着する際は、付けてるマスクを外してください」とのこと。

マスク着用が義務な今ならではの注意です。

 

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座席からの眺め。


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相変わらず非常口座席は、広い!


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しっかり目を通しましょう。

 

時間通りにドアが閉まって、7:40にプッシュバック開始です。そのあと、一番南へ向かい、D滑走路方面へ。今日は北風運用です。

 

2機ほど離陸待ちをして、7:54に離陸しました。まぁ定刻です。

ちなみに一本前はJA01XJの那覇行きでした。

 

いつものように、離陸直後に右に180度旋回して、雲を抜けると上空には晴れた空が広がっていました。東京は梅雨明け前最後の日で、雨でした。

 

離陸から10分後の8:04にベルトサインが消えました。

 

機内サービスも、コロナ対策がなされています。

 

これまでは、ジュースとかお茶とかホットのスープとかいろいろなドリンクが選べましたが、今は、2種類のみです。

 

おーいお茶の紙パックか、アップルジュース(紙コップで提供)のどちらかです。

 

紙コップでアップルジュースを提供するなら、他のジュースも(キウイとか)も提供できる気がするんですがその辺は謎ですね。

3月に乗ったときとかは完全に一種類でお茶だけでした。

 

大好きだったコンソメスープが飲めないのが非常に残念ですが、仕方ありません。

 

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リンゴジュース!

 

提供されたのは8:12です。リンゴジュースを選びました。

おいしい。

 

 

その後、8:20に操縦席からご挨拶。

機長も副操縦士も日本の人です。

 

内容としては、現在高度34000ftで、名古屋の南を飛んでいること。

この先の飛行ルートは、紀伊半島に入って、南紀白浜から海に抜けて高知空港へ向かい、8:55に着陸し、9:00に駐機場に到着する予定とのことでした。

8:40くらにベルト着用サインが点灯するそうです。

 

ちょうど1時間ほどの飛行時間ですが、おトイレに行ってみました。

 

ここでもなんとコロナ対策があります。

 

前の人がトイレを使い終わったと、入ろうとしたら、CAさんに制止されました。なぜかというと、「トイレの消毒をさせていただきますので30秒ほどお待ちください」とのこと。

機内のトイレを一人が使うごとに消毒するなんてJALさんすごい。ヤバい。

 

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おトイレ前から撮った外の風景。きれい!

 

ちなみにJALの737-800は後方に二か所、前方に一か所おトイレがあります。

後方の二か所のうち、一個は奥まったところにあってちょっと面白い配置なのです。

 

 

さて、8:30頃、紀伊半島上空から徐々に降下を開始します。8:33に南紀白浜上空を通過し、あと10分でベルトサインが点灯するという案内がありました。

 

8:43にベルトサインが点灯しました。

 

ここからひたすら北西方向へ効果をしていきます。右側の窓の外には、高知県の室戸方面の山々が見えます。左は高知の湾が広がっています。

 

着陸直前にやっと陸が見え、8:56に着陸しました。順当に海側の32から着陸しました。

南風が強い時は、ぐるーーーっと回って北側の14から着陸することもあります。

 

着陸予定は8:55と言っていたのでほぼ定刻。

羽田からの飛行時間は1時間2分でした。高知、近い! 飛行機、速い!!!

 

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今回のフライト、JA348Jです。もとJAL Express


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こんなルートです。

 

着陸後、ターミナルへ。

 

だいたい、1番がANA、2番がJAL、3番がほか、みたいな感じで分かれているっぽいです。JALはE70とかで福岡便、ANAはQ400とかで伊丹便を運航しています。

 

よくわからないけど、Jet Starの成田便とか、Fuji Dreamの名古屋小牧便とかもあるのですが、どこに入るのでしょう。

 

 

高知空港といえば、2007年にANAボンバルディアが前輪が出ずに胴体着陸したことも記憶に新しいですね。あれも大阪便。

 

圧倒的に多いのは羽田便です。

 

ということで、2番搭乗口に到着。

地方空港の、降りた瞬間に目の前で折り返し便の待合室があって人が待ってるの見る瞬間、好きです。

 

高知空港は出発と到着でしっかり動線が分かれているので、階段に下に降りて、荷物受け取りのターンテーブルの横を通って、出口へ行きます。

 

 

高知空港は、鉄道はもちろんありません。

バスも、基本高知市内行きしかありません。

非常に単純なアクセス。

 

なので、降りた人が向かうのは、自家用車か、レンタカーか、バス、タクシーなど。

 

レンタカーは各社のオフィスがまとまってて、そこから送迎方式。といってもちっちゃい空港なので、空港正面の駐車場の裏に大体のレンタカー屋がまとまってて、車で1分ほどの場所です。

帰りはレンタカーで空港に来たのですが、まさかの、乗ってきた車でそのまま送迎してくれました。ササっといける距離なのが素晴らしいですね。

 

で、空港の正面はでっかい平屋の駐車場。そこへ向かう人もちらほら。

 

で、私が向かうのは、バス乗り場です。

バスがまた変なことになってて、

老舗のとさでん交通と、新興の観光上がりの高知駅前観光の2社が運航しています。ほぼ同じルートを全く同じ時刻で。

 

なので、空港のバス乗り場には、1番乗り場にも、2番乗り場にも、はりまや橋経由高知駅バスターミナル行きが停まっています。1番乗り場は高知駅前観光、2番乗り場はとさでん交通です。

 

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こんな感じで、前が高知駅前観光、うしろがとさでん。


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乗ったのは高知駅前観光のエアロバス

 

昔は敵対していたようで、同じルートの同じ値段なのに切符が違ってて客にとって不便だったようですが、今は、高知駅→空港であれば、両社が交互にバスを出しているようで、本数が増えて便利に。

 

空港から市内へは相変わらず同じルートのバスが2台連続という謎状態ですが、両社の運転士は仲良さそうに案内しています。

前に高知駅前観光がいるので、大体のお客さんは前のバスに乗っています。

 

本来は、9:00発ですが、バスはお客さんが乗ってから飛行機から来たお客さんがある程度乗ってから発車します。ただ、全員を待つというわけではなく、前の高知駅前観光は9:10くらいに出発しました。残りの客はうしろのとさでん交通で拾えるからでしょうね。

 

あと、JALの15分後くらいには羽田からのANAも到着しており、9:25発の市内行きのバスも両社で1台ずつ設定されています。なので、乗り遅れても次がすぐ来るわけです。

 

飛行機接続のバスなので柔軟に運行され、しかも2台あるからいい感じに待てるわけです。

 

バスは、空港を出ると高知東部自動車道を通って知寄町からとさでん沿いにはりまや橋まで進み、最後は高知駅のバスターミナルに着きます。だいたい30分ほどです。

 

今回は高知駅前のホテルをとってたので、高知駅まで乗って荷物を預け、観光に出かけましたとさ。

 

 

ちなみに、高知の県庁所在地駅である、高知駅。なんと駅前一等地はホームセンターコーナンです。田舎感がやばいです。

 

以上