へんな旅行記

乗り物オタクが脳内で思ってることを全部垂れ流すブログです。

2021.5.4 成田空港撮影記 National Cargoほか

せっかくのゴールデンウィーク、快晴予報だったので5/4は成田空港へ。

 

今回は気合を入れて朝イチから。というのも朝におもしろいやつが来るっていうのと、午後から雲が出そうだという予報と、ゴールデンウィークなので昼夜逆転しても全然OKというのが理由。

 

3時半に起きて4時前に神奈川県内から車を飛ばして、5時半くらいに成田近くに到着。

 

朝6時の開港と同時に飛行機がたくさん着陸してくるので、それまでに撮影地へ到着!

 

 

ではさっそく。

 

ANA CARGO

NH 8432 Shanghai Pudong→Tokyo Narita

767-300ER BCF JA603A

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JA603A

ANA CARGOの767は何機もいますが、こいつはANAで普通に旅客機として飛んでたところを貨物機に改造された機体。

前後の番号の601Aと602Aは旅客機のままAir Doに行き、603Aは貨物機に改造され、604AはそのままANAで飛んでます。

朝一ということで6:01に成田に着陸。早起きしないと撮れないですね~

 

Asiana Cargo

OZ 194 Seoul Incheon→Tokyo Narita

767-300ERF HL7507

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HL7507

お隣だけど意外に撮れないアシアナカーゴの767F

Wikipediaによれば一機しかいないとか?

アシアナの貨物機は大体は747です。

 

Nippon Cargo

KZ49 Milan →Tokyo Narita

747-8F JA15KZ

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JA15KZ

成田→アムステルダム→ミラノ→成田というルートで運行されてるヨーロッパ便の成田への帰還。アジアや北米便はたくさんあってもヨーロッパに行くニッポンカーゴはこの便だけです。6:06到着。早い。

 

Southern Air

9S 7930 Chicago→Tokyo Narita

777F N774SA

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N774SA

最近日本によく来るようになったSouthern Airです。DHLハイブリット塗装と、フルカラーDHL塗装と、白一色と、ランカーゴ塗装の4つがあり、ランカーゴを撮りたくてたまらなかったのですが、この日は一番つまらない色で来てしまいました...

とはいえアメリカの貨物会社は楽しいのでしっかり記録。

 

AeroLogic

3S 596 Leipzig→Tokyo Narita

777F D-AALG

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D-AALG

ドイツのライプツィヒを拠点に貨物を飛ばすDHL系の会社。ここもDHLフルカラーも持ってますが、この日はオリジナル塗装で飛来。成田にはだいたい毎日来てます。この便は6:10着。成田で10分間に面白い貨物を4機も撮れちゃいました。だから羽田と違って成田は面白い!

 

 

このあと、FedExを挟みますが、FedExの777は多すぎるのでいちいち乗せてたら大変なことになるので割愛。

 

そして、この日のお目当てがやってきました!!!

 

National Cargo

N8 890 Munich→Tokyo Narita

747-400BCF N919CA

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N919CA

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N919CA 真横

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N919CA 頭

お目当てのNational Cargoのシルバー塗装です!!!

Nationalの5機のうち、2機しかいないこちらの塗装。ちなみにもう一機いましたが、2013年にアフガニスタンで墜落しました...

シルバーに輝く塗装がかっこよすぎて今年ずっと撮りたいと思ってたのがやっと叶いました。そして、機首の部分の塗装の継ぎはぎ感。これもたまらない。そして、旅客機から改造したことがよくわかる窓の埋め方とアッパーデッキの長さ。すべてがかっこいいです。

この会社、成田には定期便がなく、不定期でしか来ないので撮るのが至難の業ですが、今年に入ってから飛来回数が増えたおかげでチャンスがあり、やっとこいつも撮ることができたというわけです。

Nationalが成田にお祭りのように来始めたころにもこの塗装じゃないほうのやつを撮ってました。

そのときはこちら。

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

ANA

NH 179 Mexico City→Tokyo Narita

787-8 JA827A

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JA827A

メキシコシティから14時間かけて成田に帰ってきた787です。ANAメキシコシティ線は専用機が4機いて、そのどれかが入ります。機内はビジネスクラスマシマシの169席仕様で、エンジンもメキシコシティ便専用のものです。

国内線の787の78Pは335席、今国際線機材として国内線入ってる78Mも240席あることを考えると機内の作りが長距離に特化してることが分かるかと思います。

 

Singapore Airlines

SQ638 Singapore→Tokyo Narita

787-10 9V-SCH

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9V-SCH

シンガポール航空は787-10とA350-900を大量に導入してます。787-10はアジアやオセアニアの中距離路線に入れるようで、日本にも今めっちゃ来てます。(コロナ前は)

787-10は意外にまだ導入してる会社が少ないので割とレアです。

 

Air France

AF 276 Paris→Tokyo Narita

777-300ER F-GSQD

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F-GSQD

はるばるパリからやってきたエールフランス。羽田に2往復、成田に1往復就航してましたが、今は成田のみ。そのほか関空にも来てました。

 

Air Calin

SB 800 Noumea→Tokyo Narita

A330-900 F-ONEO

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F-ONEO

オーストラリアの北にあるフランス領ニューカレドニアの航空会社、エアカラン。なぜか国際線は成田ばっか飛ばしてます。そもそもA330-900は2機しかおらず、成田かシドニーにしか行きません。なぜだろう。日本とそんなに結びつきがあるのでしょうか。

まだあまり見られないA330-900で就航しています。

 

 

Air Bridge Cargo

RU 191 Moscow→Tokyo Narita

747-8F VQ-BRH

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VQ-BRH

モスクワから成田に来るロシアのエアブリッジカーゴの定期便ですが、基本は夕方着。この日は前日便が遅れて朝に到着しました。この会社も塗装がかっこいい。

 

このあと、面白い飛行機がしばらく来なかったり、風向きが変わったりで空港周辺を移動。

 

朝9時頃にランウェイチェンジが行われました。

その直前でギリギリ元の滑走路から上がったのがこちら。

 

National Airlines

N8 891 Tokyo Narita→Seoul Incheon

747-400BCF N919CA

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N919CA

早朝にミュンヘンからやってきたナショナルが早々と帰っていきました。離陸を撮影しましたが、ギアが中途半端で少し残念。

ちなみに、この便、アメリカからヨーロッパ周りで日本を往復します。地球2/3周。

シカゴ→ミュンヘン→東京→ソウル→ミュンヘン→シカゴで1サイクルです。

 

このあと、光線も悪くなるので暫し休憩。

11時過ぎに撮影再開。

 

China Airlines

CI5706 Taipei→Tokyo Narita

747-400F B-18701

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B-18701

China Airlinesの60周年記念ロゴが入ってる機材だったので期待して撮影したら、つい最近剥がされちゃったみたいです...

ということでノーマルカラーのチャイナエアラインですが、それでもジャンボが撮れるだけで幸せです。

 

Atlas Air

5Y 7103 Los Angeles→Tokyo Narita

747-400F N406KZ

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N406KZ

ロサンゼルスから飛来のN406KZ

元ニッポンカーゴの機材で、アトラスが運航しているものは大体真っ白塗装です。N406KZは日本に来ない便ばっか入ってましたが、最近になってKZ便を含め日本によく来るようになりました。

 

この後は、お目当ての飛行機がありましたが、16Rか16Lかどちらに降りるのかわからなかったので、直前まで管制のアプローチの無線を聞いてから移動。

16Rと思ってましたが管制が16Lに誘導してしまったので、車をはるばる16Lまで走らせて着陸を待ちました。

 

Peach

MM362 Oita→Tokyo Narita

A320 JA08VA

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JA08VA

バニラエアとピーチが統合して、バニラにいた機材はみんなピーチカラーに塗り替えられていましたが、このJA08VAのみバニラの塗装を残してくれました。

ただ、バニラのままというわけではなく、左側には大きく「Fly Peach to AMAMI」ってでっかく書かれていて、右側にはpeachと小さく書かれています。

なので、なるべくバニラっぽさを撮りたければ右サイドを狙う必要があります。

ということでちょうど午後の着陸で右サイドを狙えました。

違和感ないですね。小さいPeachという文字がまた主張も激しすぎずちょうど良い。

 

これを撮った瞬間、また車をぶっ飛ばします。離陸機を狙いに反対の滑走路の反対再度まで。

空港の真逆まで。結構遠いです。20分近くかかります。

間に合わないかと思いましたが、離陸30秒前くらいにギリギリ到着。

 

ANA

NH2030 Tokyo Narita→Tokyo Narita

A380 JA382A

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JA382A

ハワイ専用に導入されたものの、コロナで使い道がなくなってひたすら眠っているフライングホヌ。ゴールデンウィークの周遊フライトで飛んでました。このJA382Aの顔も色も大好きなので、まともに撮ってみたかったので、ゲットできてとても嬉しかったですね。

しかも離陸30秒前にギリギリ着いたのでほんとラッキー

 

China Airlines

CI5705 Tokyo Narita→Taipei

747-400F B-18701

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B-18701

さっき撮ったチャイナエアラインが2時間ほど滞在したのち台北へお帰り。

ジャンボの離陸はかっこいい!

 

 

この辺で成田から撤収。朝3時台から車乗ってたしさすがに眠いので。

空港の南のほうの芝山らへんまで来てたので、下道で酒々井インターまで行ってから東関道、京葉道路、首都高を通って神奈川のほうまで帰りました。

 

家帰ったらさすがに眠気がやってきて、爆睡しました。

富山アルペンスタジアム遠征記

新シリーズ、ビジター&地方球場遠征記です。

 

まず大前提ですが、このブログを書いてる人は横浜ベイスターズファンです。

 

ということで、全国のビジター球場や地方球場に行った時に、行き方とか球場の話とか、試合の結果とかをまとめてみよう!という企画をやってみようと思い立ちました。

 

ホームの横浜スタジアムで見るベイスターズの試合ももちろん面白いのですが、圧倒的アウェーな敵地とか、普段プロ野球が来ない地域で見るベイスターズの試合もまた燃えるものがあって面白いのです!

さらに、関東以外の球場なら、そもそも行くだけで旅行を兼ねられます! のりものとか旅行好きの人間がプロ野球の遠征をしたら二重に楽しめちゃうわけです。

 

 

では、第一回は富山アルペンスタジアム!!!

 

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地方球場だーーー!!!!! 

 

ここ数年だと、日ハムと読売が主催試合を開催しています。

富山というと中京圏ですが、中日の本拠地名古屋も遠く、どこのファンが多いのかもわからないような場所。結局そういうところは読売のファンが多かったりします。が、プロ野球を見に行くという習慣があんまりなさそうです。

 

そんな富山で見るのは、読売主催。

2018年9月5日 巨人vsDeNAです。

 

このときは暇な大学生だったので、1週間ほどの旅行に出かけてた終盤にこの富山に立ち寄りました。

富山に着くまで、18きっぷ常磐線で相馬に一泊しながら仙台に行き、仙台に二泊したあと、18きっぷで乗り継いで新潟に出て燕三条でまた一泊し、北鉄高速バスで三条燕から金沢に出て、富山の前日には金沢に一泊していました。

 

実はこの前日、2018年9月4日は金沢の石川県立野球場でも巨人vsDeNAが組まれていたのです。で、石川県立野球場は公共交通機関でのアクセスはめっちゃ悪いのですが、真横にホテル付きの健康ランドみたいなのがあって、そこに泊まってました。高速の金沢西インターのそば。

 

ですが、!

試合が、!

中止。

 

というのも猛烈な台風が本州直撃で、この日9/4の夕方にまさに関西から金沢にかけて台風の目に入るようなコースで天候がやばかったのです。

なので、そもそも金沢にたどり着けるかも怪しかったのですが、午前の高速バスだったので金沢に入ることはできました。で、この日は16時以降市内の北鉄バス全便運休!

ということで、早めにお宿に向かったのでした。バスがないといけない場所なので。

 

試合は当然中止ですが、ホテルは取ってるし、立派な健康ランド的な場所でお風呂が充実してたので、台風の目の中でお風呂に入りながら一晩を過ごして、9/5を迎えました。

 

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燕三条から金沢にはこちらの車で移動。38席車で快適! 

 

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台風接近

 

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まさに金沢に台風直撃でした。

 

 

さて、

当日は金沢市内をぶらぶらして、昼頃に富山へ。

金沢から富山は高速バスが30分か1時間毎に走ってるので、それに乗っちゃえばオッケーです。

充電もできる車。補助席付きトイレなし60席の富山地鉄か北鉄のバスがやってきます。

 

富山には1時間ほどで到着。

 

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金沢から富山へこちらのバスで移動

 

 

プレイボールは18:00なので、夕方16時過ぎに富山駅へ。

 

富山アルペンスタジアムは、何もない田んぼのど真ん中にあり、鉄道でのアクセスは皆無。路線バスも田んぼには来ません。

なので、試合開催日は球場までの臨時シャトルバスが出ます。

運行は富山地鉄バス。余ってる車をなんでもつぎ込んでる印象で、十数台を回している形。試合前に関しては客の数に対して充分な車両が供給されているようでした。駅に数台待機して、満席になり次第発車。球場に着いたらすぐに駅に回送で戻るみたいな感じ。15時前にはもうシャトルバスは走り出してたと思います。

 

車両は、普通の路線車から、高速車まで。同じ値段なので高速車に当たったらラッキーですね。確実に座れるしいい席だし。

乗り場は富山駅のロータリーの1番乗り場の前に0番乗り場みたいなところを作り、係員が整理して乗せてました。乗り場で往復切符を手売りするスタイル。まぁ乗る人は基本往復なので。

値段はちょっと高めの往復1000円という設定。たった20分くらいのバスなのに。

ただ、このバス以外ないからしゃーないです。

1000円という設定だとおつり渡す手間も減るんでしょうね。

 

そして、今回当たったバスというか狙ったバスがこちら!

富山22こ 95

なんと1989年製。30年モノです。ヤバかったです。

こいつに揺られて球場へ。

 

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ボロ車!

 

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車内もボロ! 

 

球場周辺はマイカーで若干渋滞しており、17時前に球場に到着です。

 

イカーで来る人は、17時ころになると駐車場が埋まり、周囲の田んぼの道路も路駐でいっぱいで、停める場所がなく困ってたようです。

かわいそうに。

 

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球場のバス停。周りはほんとに何もない田んぼです!

 

車で来るなら相当早めから駐車場を全力で確保する気じゃないとこの球場はキツいようです。

時間に余裕がないなら富山駅周辺に停めてバス乗るしかないですね。

 

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富山駅はこんな感じで特設乗り場を作ってバスに乗るスタイル
 

 

外野席は、自由席なので早くいったほうがいいのでは?って思うかもしれませんが、地方球場の芝生の外野席なんてどうにでもなります。

 

ということでこの時間から外野に行きましたが、普通に場所は取れます。

ライト側が読売、レフト側が横浜ですが、レフトバックスクリーンから40%くらいは読売ファンとか、静かに見たい系の人たちゾーンで、レフトポール側から60%くらいが横浜ファンゾーンみたいになってました。

 

地方球場のこういうなんとなーくの棲み分けもいいですね。勝手にファンが集まれて好きなように見れるって感じ。

 

12球団の本拠地だと、外野席なんて両チームの熱狂的な人たちが集まる場所ですが、地方開催は必ずしもそうではないのです。外野席が安いから買って、のんびりと試合を見る人たちゾーンみたいなのができるんです。面白い。

 

夕陽に照らされながら、試合開始を待ちます。

 

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球場に着いたときのこの光景がいいっすねー

 

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17時過ぎで外野席はこんな感じの混み方。場所取りは余裕です。

 

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センター側から見るとこんな感じ。前方は段になってますが、フェンスが邪魔。

 

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バックスクリーン

良い感じに照らされてます。


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試合前練習の開始時円陣!

 

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ピッチャー東の練習

 

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内野席。オレンジが多いですが、青もちょいちょいいてうれしくなります。


 


場内アナウンスは、読売主催なので東京ドームでおなじみのあの声です。あれが地方で聞けるなんてなんか違和感ありますね。

 

そして、始球式!

 

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富山ということで、地元出身の有名人、立川志の輔さんでした!

 

 

そろそろ試合の内容に入りましょう。

 

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横浜が、勝ちました!

 

試合のハイライトはこちら。

 

www.youtube.com

 

 

ハイライト見ながら思い出しつつ書いてます。

先発は吉川光夫と東

 

先発の東はこの年ルーキーイヤーながら2桁勝利で新人王!そして、読売戦5勝という読売キラーでした。

 

この試合はシーズン東自身9勝で迎えたお得意の読売戦。

 

打線は初回から点を入れます。というのも相手の外野のお粗末な守備のパワー。

センター重信とレフト亀井がお見合いして打球が落ちるシーンがこの試合2回もありました。

そりゃー読売さん負けますわ。

 

そして、この試合は楽しいことにホームランが出まくります。

 

筒香が2発、岡本、ゲレーロもホームランを打つという。地方球場でプロ野球を見る人には楽しい展開でした。

 

筒香のホームランは2本ともレフト方向。つまり逆方向へのホームラン。調子のいい筒香が良く打ってた系のやつです!

 

そして、印象的だったのはゲレーロのホームラン。

この年ホーム横浜スタジアムでは不調な一方、ビジターでは防御率0.00だった山崎康晃が初めてビジターで失点したのがこのゲレーロのホームランです。

ただ、4点差あったのでソロホームラン打たれても全然オーケーな展開でした。

たしか、めったに投げないカットボールが甘く入ってのホームランだったと思います。

 

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勝ったどーーーー!!! 

 

で、結局は6-3で横浜の勝利!

東はルーキーイヤーで10勝目です!

 

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筒香ホームラン後の守備に就くとき

 

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勝利のハイタッチ!

 

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ヒーローインタビューは東。

 

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試合中の横浜応援席!
盛り上がっております。

 

 

前日の金沢で見れなかった悲しみもありましたが、これで満足。

ちなみに金沢の振替試合は東京ドームで開催され、それも見に行きました。

東と菅野の投げ合いで9回途中まで0-0とかいう超緊迫展開で、最後9回裏に三上が亀井にサヨナラホームランを打たれて負けたというすごい試合です。

亀井のホームランと言えば今年2021の開幕戦も思い出しちゃいますね... 田中俊太が大活躍で追いつきまくってたのに最後三嶋が打たれて負けるという。

 

試合終了は20:57くらいでした。

 

外野席で応援していたので、地方球場ノリの応援も楽しめました。行けば分かります。

地方球場なので相手の巨人ファンも特別多いわけではありませんが、横浜ファンも多くない中、大声で応援するのがとても楽しいんですねーーー

 

内野席も結構埋まっていて、ちょいちょい横浜ファンもいました。地方で横浜ファンいるの見ると嬉しくなっちゃいますね!

 

試合後勝ったので二次会。富山ということで進藤の応援歌をやりました。最高。1998年V戦士で、富山出身なのです。

 

 

大満足の中、球場を後にして駅に戻ろうとしたら、球場の正面に人だかりが。

 

何かと思ったら選手のバスが出発したあと、解説の中畑清さんが出てきました!

ちなみに選手のバスは富山地鉄北斗バスで、両チームとも2台ずつ貸切ってました。

 

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貸切バス

 

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選手が出発! 

泊ってるのはエクセルホテルとかかな? 全日空かな?

 

そのあとは富山駅行きのバスへ。

負けた巨人側の人々はどんどん先に帰ってたので、試合後残ってた横浜ファンの割合が高まり、富山なのに横浜ファン多めのバス待ちをします。

 

試合終了から30分ほどたった21:30頃にバス列に並びます。

帰りは高速バス車両がほとんどいなくなり、路線車両だらけになってました。短時間に人が集中するから立ち乗りできる車をたくさん配車したんでしょうか?

球場前に5台以上のバスが常に待機していて、人が乗り次第出発するスタイルでした。

 

ただ、列が結構長かったので、欲を言えば2台同時乗車とかやってれば早かったかもしれません。

乗ったのは神奈中バス中古のエアロスター。これに揺られて20分ほどで富山駅に帰りましたとさ。

 

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横浜ファン多めのバス待機列。

 

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バスはたくさん待機中。

 

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これで富山駅へ。

 

富山駅からは親戚の家へ。シェアサイクルで帰宅しました。

 

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こういうやつ。富山市内では欠かせない交通手段です。

廃止間際に札幌→上野 寝台特急カシオペア乗車記

過去を振り返るシリーズです。

 

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今は亡き

 

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これに乗りました。

別日に函館で撮った写真です。

2016年3月のJRのダイヤ改正では、北海道新幹線が開業しました!

それと同時に上野~札幌を結ぶ寝台特急カシオペア北斗星が廃止されました。ほかにも青森~札幌の急行はまなすとかも廃止されました。

 

日本から客車の定期夜行列車が消えてしまった瞬間です。

これ以降は定期的夜行列車はサンライズ出雲、瀬戸しか残ってません。

 

 

そして、

寝台特急カシオペアといえば、全室A寝台の豪華寝台特急です。全室個室でトイレ完備。

列車内のベッドで爆睡していたら北海道から東京に行けるわけです。夢のような列車です。

 

しかも、列車には今はなかなかお目にかかれない食堂車も!

豪華寝台特急にふさわしいメニューです。

 

そして、編成は1つだけ。週3回は上野から札幌へ、週3回は札幌から上野へという運行です。

 

で、豪華寝台特急で普段からチケットはなかなか取れません。

しかも、2016年3月の廃止が近づくとどんどんプラチナチケット化していきます。

 

一編成に何十室かしかない部屋を全国のファンや金持ちが一斉に狙いに行くわけです。

しかもチャンスは片道あたり週3回。

 

ヤバいです。

 

なので、カシオペアに乗るにはまずチケット争奪戦から書かなきゃいけません。

 

 

 

 

チケット争奪戦

JRのチケットはご存知の通り、1か月前の午前10時に一斉発売です。

ネットの時代ですが、基本的には駅のみどりの窓口での購入です。

 

というのも、ネットで買える列車は限られているうえ、発売開始直後に売り切れる列車をネットから買うことはまずできません。

そして、カシオペアはネットでは売ってません。

 

駅の指定席券売機で買う方法もありますが、発売開始は10時より遅いです。

そして、カシオペア指定席券売機でも売ってません。

 

 ということでみどりの窓口で買うしかありありません。

 

そして、カシオペアは10:00に発売開始で数秒で売り切れます。

まず、各駅のみどりの窓口で端末を使い慣れているプロの人がギリギリのところまで入力したうえで、10:00になった瞬間早打ちをすることでチケットを取るという仕組みです。

 で、信じられないかもしれませんが、カシオペアの廃止間際とかはだいたい全国のみどりの窓口でも毎日10:00になったらカシオペアを狙う人が一人はいるような状況でした。

当然倍率はエグい。

ソースはありませんが体感100倍くらいはあるかな?という感じ。

 

 

 

で、10時打ちというのは、駅に10時に行けばいいわけではありません。

駅によって10時打ちをやってくれるためのルールは異なります。

 

よくあるのは、始発から申し込みに来た人に順番に整理券を配って、10時になったらその順に打ってあげるというもの。いわゆる事前受付。

 

昔はこういう駅が多かったのですが、10時になった瞬間に窓口に並んでる人をいったん止めて10時打ちをしなければならないので、そもそもこの事前受付をやらなくなってしまった駅も多いです。

 

なので、確実な10時打ちのためには、まず事前受付をしている駅をリサーチし、その駅ではどういうルールで受け付けてるのかを調べることから始まります。

 

私はというと、当時神奈川県某所に住んでいたので、南武線を攻めます。

今は違うと思いますが、2016年1月当時のルールだと、

武蔵溝ノ口:7時のみどりの窓口openと同時に受付開始

武蔵中原:始発前に改札が開く瞬間から改札横で受け付け開始

鹿島田:始発前に改札が開く瞬間から改札横で受け付け開始

 

という感じでした。今は違うはずなので参考にはしないでくださいね。

 

で、どの駅でも先客が並んでたらアウトです。カシオペアは1番じゃないと絶対取れません。

溝の口でも7時にオープンですが、5時に並ぶ人がいるときはいます。

 

ということで、始発列車より前に駅にいかないといけません。

なので家を3時台に出て駅に行き、受付してもらうのです。

 

プランとしては、倍率低そうな武蔵中原で1番を取って、溝の口とかに行って先客いなければ7時まで並んでまた1番を取るみたいな方法です。

複数駅で1番を取れれば、とれる確率は上がります。

 

 

ということで、何度かチャレンジしましたが、そもそも1番を取れなかったり、1番でも切符をとれなかったり.....

 

というのが続き、2016年1月8日。

朝4時に始発30分前の武蔵中原に行き、1番を取った後、たしか溝ノ口へ行って1番を確保。

 

結果確認はその日のうちに駅に行けば大丈夫です。

ということで10時を過ぎてから駅へ。

 

溝ノ口はアウト。

そして、武蔵中原で取れました!!!

「マジすか!!!」ってなりました。

 

武蔵中原の係員さんに感謝。

 

ということで1/8に切符を取れたので、2/8の札幌発上野行きに乗ることになりました。

 

ついでに、今度は前日の急行はまなすのチケットも取ります。

といってもこちらは1か月前を過ぎてるのでもう発売済み。

 

急行はまなすも廃止間際なので結構埋まってます。

こちらは自由席と指定席と寝台車があって、寝台はとれず指定席を確保しました。

座席夜行。

結局寝台のキャンセルが出て寝台に乗ったんですけどね。

 

 

ということで、

2/8に札幌へ行くまでにまず、新幹線で新青森まで行き、函館とか青森をぶらぶらしたあと、2/7青森発の急行はまなすに乗り、2/8の朝に札幌に到着しました。

 

札幌出発

 

カシオペアは、札幌16:12→上野9:25(翌朝) とかだったと思います。

 

冬でもまだ明るい16時には札幌から夜行列車に乗るのです。

事前に食料とか飲み物とかを買って、札幌駅のホームへ。何番線か忘れました。

 

手稲側から重連DD51にひかれてカシオペアが入線します。

 

発車までの時間は十数分。あまり余裕はありません。

乗ったらさっそく自室へ。

 

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部屋の奥から入り口側を見た時の写真。奥の左側が扉です。

この椅子が倒すとベッドになります。

 

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部屋の奥のほうは進行方向と垂直向きにもう一つのベッドがあります。

荷物も置けます。

 

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部屋の真ん中にはおトイレ。

 

 

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これはまだ人が乗ってない別部屋の写真。さすがに中には入ってませんが写真だけ。

 

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お部屋の入り口。

下に降りると左右にお部屋。

 

今回乗るのはカシオペアツイン。2階建ての1階の部屋です。

進行方向右側に通路があり、左側が2階建てになっていて、部屋になっています。

 

ベッドは二つあり、一つは線路と並行、一つは線路と垂直のL字型の配置。真ん中にはトイレがあります。

 

で、線路と並行なベッドは座席になります。最初は座席状態で、倒すとベッドになるわけです。

カシオペアのロゴが入った専用のアメニティも完備。さすが豪華寝台特急。これが列車内とは思えないです。

 

シャワーは部屋にはありませんが、車内にはシャワー室があり、乗客にはシャワーカードが配布され、時間指定でシャワーを浴びに行けます。

 

 

そんなこんなで部屋の設備を見ていると、出発。

 

札幌を出ると南千歳、苫小牧の順に停まります。

新札幌とか千歳とかは通過です。

 

というか札幌走ってるのに上野行きなのヤバいですね。今じゃ信じられません。

 

まだ2月なので夕方の雪原を眺めながら南下していきます。

客車列車なので、特急とか快速エアポートよりはゆっくり進みます。

 

そういえば、乗ってしばらくするとウェルカムドリンクが配られました。

どういう方式だったかは忘れましたが、メニューから注文する方式だったと思います。 

 

苫小牧らへんで外は暗くなっていきます。

 

苫小牧の後は登別、東室蘭と停車します。意外に停車駅があります。とはいっても大体の人は札幌から上野を乗りとおすと思われます。

 

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北海道!

 

この辺で、車内探検をしてみます。

 

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シャワーーー!!!

 

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こういうシャワーカードをもらえるので、これで入ります。
 

いちばん前の12号車はラウンジカーになっています。一両丸ごとラウンジ!

すごい。豪華列車!

 

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こちらがラウンジカー。

贅沢な使い方ですね。

 

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ミニラウンジ

 

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自販機ももちろん完備

 

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廊下さえいい感じ。

 

 

食堂車もありますが、完全予約制です。

大学生なのでディナーは無理せず。食堂車は翌朝行くことにしました。

 

 

東室蘭の次は伊達紋別に停まります。

なんで?って感じですよね。

 

ここで後続の函館行き特急スーパー北斗を先に通します。

カシオペアはのろいので、特急に追いつかれてしまうのです。

 

なので伊達紋別は10分くらいは停まります。

 

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281系の特急北斗が先行。

 

 

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真っ暗闇にうかぶカシオペアの光

食堂車です。

 

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このラインがかっこいい。


たしかこの辺で札幌から3時間近くたち、夜19時になります。

 

なので、駅弁を食べます!

そして、サッポロクラシック

 

そしてそして!

車内販売も当然あるので、アイスクリーム!

北海道満喫。

 

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北海道っぽいお弁当

 

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お酒! 

 

で、伊達紋別を出てもこまめに停まっていきます。

 

洞爺、長万部、八雲、森、函館の順に停まります。

 

酒とつまみを味わいながら列車は函館へ。

 

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なんと、室内にテレビ画面があって、現在地が出てきます。カーナビかよ。

 

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駅が近づくとこういう画面が出ます。

 

函館到着は21:06だったはずです。

札幌からもう5時間。

 

気分的にはあっという間。

 

函館では機関車の付け替えで6分停車です。

ここからは青函トンネル用のED79が反対側にくっつき、進行方向が逆向きに。

 

この機関車もこの1か月後にはお役御免です。

 

3月以降は青函トンネルは完全に新幹線と貨物専用になってしまうわけです。

 

函館を出ると夜が更けてくるので停車駅も朝までありません。

次の客扱いは翌朝4時台に仙台です。

 

この日は、朝は急行はまなすで6時くらいには極寒の札幌に放りだされ、ずっと観光していて結構疲れてましたので、函館を出たらそろそろ就寝。

 

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テーブルをたたみ、椅子を倒すとベッドが登場!

機能的!
 

 

せっかくなら青函トンネル突入くらいまでは起きていたかったですが、函館出てベッドメイクしてすぐに爆睡してしまいました。

 

翌朝

 

翌朝もしっかり寝ることができていて仙台とかは全く気付かず。

 

東北では仙台、福島、郡山と順番に停まっていきます。

それぞれけっこうな距離ですが、爆睡してたらあっという間です。

 

朝もドリンクが配られ、新聞とかも配ってた気がします。

 

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カシオペアって書かれたコップ!

 

宇都宮に朝7:50に到着します。やっと朝っぽい時間帯になってきました。平日だと通勤客とかで混雑するのでしょうが、この日は確か日曜だったので優越感が薄いです。

 

朝は、せっかくなので食堂車を体験しておこうということで、食堂車へ。

 

朝食時は満席でなければ予約なしで入れるので気軽に食堂車を楽しめます。

朝食は2種類あってどちらも1650円。洋食か和食です。

 

ほかのおじさまおばさまとの相席でしたが、食堂車にはすぐには入れました。

そして、和食セットを頼みます。

 

まぁ普通においしい。

 

列車内で食べられると思えばすごくおいしい!

って感じでした。

 

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手前が和食、奥は洋食

これが、列車内です。

 

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外を眺めながらメシが食える!!!

最高じゃーーー

 

 

さっきまで札幌にいたのにあっという間に外の風景は日常になってきて、すれ違う列車も見慣れたやつばかりです。

食堂車からお部屋に戻り、優雅な列車旅の最後のひとときを味わいます。

 

そして、朝9時に大宮に到着します。

この日は定刻。遅れてくれたほうが旅は楽しいんだけどなぁーーー

 

大宮の次はもう終点上野!

ノンストップで25分で着いてしまいます。

 

上野東京ラインとか乗ってるときは上野から大宮ってだいぶ遠いですが、札幌から来た列車の最後の25分だとあっという間です。

 

沿線では廃止まで1か月とあって鉄道ファンがいっぱい。

 

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着いてしまう。

 

そして、尾久をすぎるとスピードが落ちてきて、上野の低いホームへゆっくり下っていき、定刻9:25に13番線に到着します。

 

上野の13番線といえば東北方面への玄関ですね。夜行列車はだいたいここから出てました。が、北斗星カシオペアの廃止後はそんな列車もなくなってしまいました。

 

 

名残惜しいですが、列車から出て、写真を撮って上野を去ります。

 

このあと普通に予定があったので都内の大学へ。

夜行列車から大学行くのも面白いですねーーー

JTA8便 那覇→関空 クラスJ搭乗記

初めてのJTAです。

 

JALの修行中ということで、JALグループのいろんな会社にも乗っています。

ということで、JTA日本トランスオーシャン航空にも乗ってみました!

 

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これは石垣島で撮った別の機材 形はおんなじ 

 

沖縄への行きにも乗ったので2回目だけど、まぁ実質初めてということで読み進めてくださいね。

 

JALグループといえば、

 

JAL 日本航空

JTA 日本トランスオーシャン航空

J Air ジェイエア

HAC 北海道エアシステム

JAC 日本エアコミューター

RAC 琉球エアコミューター

 

があります。

このうち、

JALは言わずもがな何回も乗ってます。

JTAは今回初搭乗。沖縄那覇が拠点。那覇宮古、石垣から本土主要都市や沖縄県内便をジェット機を飛ばしてる会社です。機材は全部737-800で13機。

J Airは2月に鹿児島~奄美で乗りました。伊丹空港が拠点ですが、全国各地でエンブラエルジェット機を使って、そこまで需要が大きくない区間を飛ばしています。北は札幌~女満別とか、南は鹿児島~徳之島とか。全国で活躍中。

HACは1月に道内修行でめっちゃ乗りました。丘珠空港を拠点に北海道内と青森の三沢へプロペラ機を飛ばしている会社。3機のSAABで運行していましたが、ATRに置き換え中。

JACは2月に喜界島修行でめっちゃ乗りました。鹿児島空港を拠点に9機のATRを使って鹿児島の離島便を運航するほか、隠岐や但馬にも就航しています。

RACは2月に1日10レグ修行で使いました。那覇を拠点に5機のボンバルディアで、沖縄の離島や鹿児島の離島へ就航しています。

 

 

 

ということで、JTAに乗ればJALグループコンプリート!

 

就航地ですが、

那覇からだと、本土へは

福岡、岡山、関空、中部、小松へ。

 

宮古、石垣からだと、本土へは

関空、中部、羽田へ。

 

あとは沖縄離島便で、

那覇宮古、石垣、久米島

 

 

機材はJALでもおなじみな737-800です。

機内の座席配置も全く同じ、クラスJ20席、普通席145席です。

シートも同じです。

 

ただ、JALと違うところもあります。

機材がおおむね5年以内に導入された新しいやつなので、ボーイングスカイインテリアを採用。

荷物棚が上から降りてくるタイプのでかいやつになってて、天井が丸っぽくなってるのです。

別にJTAだからってわけではありませんが、JALにはないタイプの機材です。

 

ちなみにちなみに、1機だけJALから移籍してきたJA350Jという機材がいて、それだけは設備はJALの737と同じです。

 

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上から開いてくるでっかい棚、そして丸っぽい天井部分

 

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こちらはJALの737 荷物棚は上向きに開き、容量は少し小さめ 

 

 

あとは、機内の搭乗時のBGMが沖縄音楽だったり、沖縄っぽいライトアップになったり、機内誌がJTAのものだったり。

微妙にJALと違う部分もあるわけです。

 

あと、かわいいかわいい特別塗装機が2機。

ジンベエジェットです。

青いジンベエとピンクのジンベエ。

 


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この二つが特別機

 

乗りたかったけど来てくれませんでした。

 

 

 

今回は、JTA那覇関空で乗りました。

コロナで減便中の今、沖縄~大阪間はJAL系は4往復あり、JTA関空が2往復、JALの伊丹が2往復です。

伊丹はつい最近2021年夏ダイヤからA350が入るようになりました。ちょっと前までは777-200か777-300ばっかりでしたが、今はA350か国際線機材の777-200ERが入る当たり路線です。

一方の関空は737-800。

伊丹よりは設備面で劣ります... 伊丹便ならモニターあるし座席が快適だし、大阪市内へも近いです。

 

なので関空便は空いている?と思いきや、当日は90%以上の搭乗率でした。

なんでだ!!! 関空行きの1時間後の伊丹便ガラガラだったぞ。そっち乗れよー!

 

 

で、私がなぜ関空便乗ったかについてですが、

那覇関空→羽田っていう乗り継ぎをしたからです。

一応JALの回数修行してるので、飛行機に乗る回数を増やしたいってことで、乗り継ぎ便を選択。その中で、福岡乗り継ぎか関空乗り継ぎが安かったのですが、時間を考えて関空乗り継ぎにしたってことです。

伊丹は午後便で行くとギリギリ羽田行き最終に乗り継げないというクソ仕様なのです。

 

まぁ沖縄から乗り継ぎで羽田行く人って想定されてないのでしゃーないです。

余談ですが、行きは羽田から福岡乗り継ぎで那覇に行ったのですが、福岡で那覇行きに乗り継ぐっぽい人が自分以外も何人かいてびっくりしました。おんなじ系の修行僧なんですかね?

 

ってことで回数修行で関空に行きます。

 

関空は2020年12月以来5か月ぶり。

そのときはGOTOトラベルで格安になってたので、関空の近くにあるスターゲイトホテルに泊まるの目当てで行ってきました。往復と2泊で2万円切るくらいでした。GOTO早く復活してくれー

 

で、その時は行きはスターフライヤー、帰りはANA

この記事です。

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

ANA系は羽田~関空便まだ何往復か飛ばしているのですが、JALは2021年の緊急事態宣言以降は完全に一日1往復まで減便しています。

なので、このあと乗り継ぐ羽田行きはこの日唯一の関空発羽田行きです。その唯一の便が関空21:10発という。朝にはありません。乗りたきゃ伊丹へどうぞっていうスタンスですね。

 

 

そろそろ本題に入りましょう。

 

当日は沖縄でボローい40年越えのバスを追っかけてました。

 

その話はこちら。

 

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

終わった後、レンタカー屋に車を返し、送迎車で空港へ。

 

飛行機は17:20発ですが、15:40くらいには空港に着きました。

 

沖縄は2か月前の2月にも来てるので、目新しいものはないですが、普通にお土産買いたかったのでお土産を眺めます。

 

 2月に那覇から帰ったときは羽田に直行でした。国際線ビジネスクラス

taiwankaeritai.hatenablog.com

 

お土産買って、JALのチェックイン機に行ってみます。いい席が空いてたら変えようかと。

事前予約の時点では指定できる座席がほぼないほど満席でした。非常口座席は一応抑えてたのですが、空席状況を確認。

というのも事前予約はできないけど空港で解放される席とか、アップグレードした人による空席とかが出てくるからです。

 

そしたら、なんとクラスJに空席があったのでアップグレード。とはいっても3人掛けの真ん中とかは嫌なのですが、通路側だったので決断してしまいました。

+1000円で前方の幅広座席。

ただ、混むので、普通席がガラガラのときはまずアップグレードしません。隣居ない普通席と隣居るクラスJなら隣居ないほう選びます。

 

しかーし、この日は普通席もほぼ満席。なら快適なクラスJ選びたくもなります。

 

ということで4列目左の通路側の4Cにアップグレード完了。

 

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那覇空港のカウンターは、工事中

 

 

16時20分くらいに保安検査を抜け、サクララウンジへ。

修行解脱前ですが、Club ESTの力で国内線サクララウンジは入れちゃいます。

 

残念なことに、17:20の関空行きの直後、17:25の羽田行きがあるのでラウンジは混んでます...

が、まぁ席は全然あるので問題なしです。

 

那覇サクララウンジは、ビールの種類が豊富。そして、オリオンが飲めます。

 

なのでオリオンビールを片手に暇つぶし。

 

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サクララウンジ 

 

17時前になったらラウンジを出てゲートへ。

那覇空港25番ゲートから出発です。

 

那覇のゲートですが、20番台はJALグループ、スカイマーク、Jetstarが使ってます。一方で30番台はANA、ソラシド、ピーチ、スカイマークが使ってます。

最近国際線寄りに41番ゲートができて、そこも国内線用に使われるようになりました。

 

で、28番と38番はバスゲートです。さすがに多忙な那覇空港ではボーディングブリッジだけじゃ足りないので、バス搭乗も結構あります。LCCとかプロペラ機で多い。

 

で、スカイマークですが、昔はJAL側から出てたのですが、今はJAL側からもANA側からも出るというめんどくさいことになってます。ゲートの都合ですね。

 

で、ピーチ(と昔はバニラも)は貨物倉庫のほうの仮設の第二ターミナルで発着してました。その第二ターミナルは、一般車や徒歩でも行けずに専用の連絡バスで行くしかないという不便さでした。

それも国内線ターミナルの拡張で解消され、ANA側から発着し、カウンターは国際線寄りに新設されました。そこの横にスカイマークのカウンターも新設されてます。

 

 スカイマークANA側で手続きしてJAL側の端まで歩かされることもあるってことですね...

 

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新しくできたスカイマークとピーチのカウンター 

 

で、なんでこんな話をしたかというと、関空行き25番のおとなりの24番ゲートは17:25発下地島行きスカイマークが出てたからです。

 

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おとなり下地島行き 

 

下地島宮古島の隣の島で、橋でつながってます。なので、宮古に行くなら宮古空港下地島空港でもいいわけです。

JALANA宮古空港ですが、Jetstarとスカイマーク下地島空港を使います。というのも下地島は最近旅客化された空港で、それまでは訓練用という位置づけだったからです。

 

その下地島には、スカイマークは、羽田、神戸、那覇から飛ばしていて、Jetstarも成田から飛ばしてます。沖縄離島はJALANAの寡占市場で高かったところに格安系が参戦してきて競争が生まれたわけです。

 

で、スカイマークは本土からだけではなく那覇から下地島という県内線も飛ばしてるわけです。この会社、意外な路線が多く、オタクにとってはちょっとアツいです。

勝手にスカイマークのオタクに刺さる路線をいくつかご紹介。

 

鹿児島~奄美大島

鹿児島県内線に737というでかい機材で乗り込んだ点がアツい。そして、奄美大島には羽田とか神戸からは就航せず鹿児島からのみ就航しているという面白さ。

 

茨城~新千歳

新千歳に限らずですが、茨城空港から各地に飛行機飛ばすの変態です。羽田もある中茨城使う人を呼ぶために安めの運賃設定です。

 

中部~成田

今は運休中ですが、完全に成田~サイパンの国際線の送り込みで運行されてます。JAL ANAの成田中部は国際線乗り継ぎ客が使いますが、スカイマークでこの区間移動する人はよほどの物好きでしょう。

 

新千歳~旭川(廃止済み)

過去最高に意味わからない区間。各地~新千歳経由~旭川って形だったみたいですが、札幌旭川って特急で1時間20分のめっちゃ近い距離です。飛行時間も30分未満。あと、旭川空港から市内は30分くらいかかるし。謎な路線でした。

 

スカイマークが破綻せずA330を飛ばしまくってた世界線も見てみたかったですね。

 

で、その24番ゲートの下地島行きは案の定ガラガラそうでした。

那覇宮古JTAANAとも競合しているので大変そうです。

 

 

25番ゲートの関空行きはというと、17時過ぎには優先搭乗開始です。上級会員多し。家族連れ上級会員も多し。上級の皆様は伊丹便乗ってくれや~

 

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混んでる25番搭乗口 

 

私はクリスタルなので国内線では優先搭乗できません。前方座席なので搭乗は一番最後。17:10くらいに乗り込みます。

ただ、クリスタルでもゲート通過音は上級会員の音なので、他の一般の音の中で上級の音を響かせる謎の優越感と、「いつもご搭乗ありがとうございます」の声を聞いて乗り込むのです。

飛行機に行く途中のボーディングブリッジで渋滞してるのも久しぶり。満席近いし単通路ですからね。

 

上の荷物棚も割と埋まってましたが、でっかいスカイインテリアなので余裕で収納できました。

 

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JTAにのりまーす

 

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4列目 クラスJ 

 

ドアは17:20くらいにクローズ。おとなりの17:25発の下地島行きのほうがさきにプッシュバックを始めました。

こちらはそのスカイマークの後ろをついていって、滑走路へ。

 

北風運用なので、滑走路は36L

17:35に強めの北風の那覇空港を離陸して、北へ。

 

ただ、このとき睡眠をとってたため、離陸の揺れで離陸したことに気付き、また睡眠。

 

このあと、ほとんどメモも写真も撮ってないので覚えてません。

 

18:00過ぎになるとドリンクを配り始めました。

基本的にはJALと同じ内容ですが、JTAの期間限定カーブチードリンクを頼んでみました。

クソおいしい。

機内でパックで買えたみたいですが、気付いた時にはもう遅かった...

お持ち帰りしたかったですね。

 

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カーブチードリンク 

 

そのあとはまたぼーっと関空へ向かいます。機内wifiあるのでLINEとかしながら。

 

関空の滑走路は24運用。この場合、アジア方面から来た飛行機は迂回をせずにまっすぐ着陸できます。羽田とか成田みたいに着陸前に遠回りがないのです。

 

まっすぐ降下していき、この日の関西は(というか本土は)めっちゃ強い雨雲がかかっていたので、着陸前はまぁまぁ揺れました。

 

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機内wifiJAL同様に使えます 

 

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関空にはまっすぐ着陸 

 

そして、19:08に滑走路24Rに着陸です。

普通に着陸しましたが、このあと札幌から来たJALとかはゴーアラウンドしてたので結構な風なのでしょう。ちなみにそのJALは私が乗る羽田行きに化ける便なので、羽田行きが遅れました。

 

関空の到着ゲートは23番。たしか。

 

関空国内線はJALが南側、ANAが北側です。

Jetstarとかは定まってないのかわかりませんが、JAL側にカウンターがあるのにANA側の端のほうから出たりしてました。

 

それにしても関空のターミナルの対称性は美しいです。

真ん中に国内線ゾーンがあり、左右には国際線ゾーンがあって、それぞれシャトルトレインで端まで結ばれてる構造。

 

国際線増に合わせて改装して国内線を端のほうにするらしいですが、個人的には残念です。

国内線は真ん中の2階にあるので、今だと国内線到着から一回も階段を上り下りせずまっすぐ駅の改札まで2分くらいで歩いて行けるのが関空の魅力です。出発時もちょっと左右移動はありますが、国内線は全部2階で完結するのです。

 

一方国際線は、4階の開放的なチェックインカウンターから3階に抜けて出国審査をし、左右の搭乗口へ抜ける流れで、到着は一階になります。

改装したら、国内線は2階の南側の端に追いやられ、今の3階のレストラン街とかは全部つぶして出国後のゾーンになるとか。詳しくは覚えていませんが、そんな大改装が行われるみたいです。

 

そして、対称性という意味だと、第一ターミナルからまっすぐ行くと関西空港駅ですが、左はJR、右は南海で、交互に列車が発着します。というのもりんくうタウンまで線路を共用してるからですが。

で、駅の左右には駐車場がこれまた対称で2つ配置されていて、線路の上に効率的につくられてます。

 


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ANA側のカウンター 国内線関連の施設はすべて2階

 

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JAL側 出発便数が少ないため何もない時は閉まってる 奥にはJetstar

 

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真っ暗な国際線南側

 

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ABCDカウンターは一応使われてる

 

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この日の出発はパリとシンガポール

 

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関空の吹き抜けも大好き

 

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左にJR、右に南海 奥にターミナル 

 

 

で、駅を抜けてターミナルの反対側に行くと、ホテル日航とかが入ってるエアロプラザがあるわけです。完璧な動線

 

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駅の反対はエアロプラザ

 

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ほとんど休業

日航ホテルがあるところ 

 

 

なので、関空は好きになっちゃう空港なんですよねー。ただ、撮影には向いてない。

 

 

で、

関空に着いたらふらふらして、21:10の羽田行きを待つのでした。

 

羽田行きについては、こちらもほぼ満席で、上級会員が1/3くらいいて、やばかったです。あと、折り返しの札幌からの便が一回ゴーアラウンドしたのと、羽田上空も混んでて、羽田には20分遅れで着きました。