海外航空会社のビジネスクラスは初めてです。国内航空会社はJALだけあります。
世界的にもサービスのレベルが高いキャセイパシフィックなので、テンション上がりまくり!!!
- チケットの手配
- 成田空港へ
- 激混みチェックイン、激混み出国
- サクララウンジとキャセイラウンジ
- いよいよキャセイのビジネスクラスに搭乗
- 離陸から機内食まで
- フルフラットで快適なお座席
- あっという間に着陸
- 着陸後
チケットの手配
まず、チケットですが、恒例のアラスカマイルです。
アラスカ航空からアジア間のキャセイのビジネスクラスを予約すれば22500マイルです。セールで1マイル3円以下で取れるので、このマイルに空港使用料等を払えば予約出来ちゃいます。つまり、8万円くらいあれば予約できます。
今お高い燃油サーチャージはかかりません。
そして、アジア間ならどこでも22500マイルです。
つまり、今回は成田→香港経由→ジャカルタで22500マイル。キャセイパシフィックのビジネスクラスに2区間乗ってこのお値段です。素晴らしい。
で、アラスカマイルと言えば、JALでもこれができたんですが、最近改悪されて必要マイル数が大幅に増えたのでJALはもう終わり。キャセイ専用という感じです。
ただ、特典枠はだいぶ少ないので早め早めから狙いを定めておく必要があります。
今回は3月中旬に乗りましたが、予約は年末の12月下旬。アラスカマイルがセールをやっていたのと、12月ボーナスが入って浮かれてたので調子に乗って勢いで予約しました。
東京→ジャカルタで検索した結果、朝イチの成田便と夜のジャカルタ便の乗り継ぎが出てきたのでこれを予約。
羽田便はそもそも出てきませんでした。枠がないんでしょうかね。
香港→ジャカルタ便は昼と夜の2本がありますが、昼便に乗るとなると香港で夜を明かさなければならないので、夜便に乗るのが得策です。
ということで決まった旅程は、
CX509 成田9:00→香港13:25
CX797 香港19:05→ジャカルタ22:55
というものでした。
ちなみに日本より香港は1時間遅く、ジャカルタは2時間遅いです。なので、両フライトとも4時間半~5時間程度。そして、ジャカルタ到着は日本時間深夜0:55というおそめの時間。成田は始発で行かなきゃいけないので大変な一日です。
その代わり!香港の乗り継ぎの時間で、香港空港のキャセイパシフィックラウンジを堪能できます。
香港は入国前に検査が必要なため、入国はできないですが...
詳しくは以前の記事も読んでくださいね。
アラスカマイルで飛行機乗ったときの記事。
成田空港へ
さて、当日の話。
まずは成田空港へ。国際線は2時間前には空港に着いていなきゃいけません。
成田9:00発ということは、7:00前には着きたいです。
ということで、6:42着のスカイライナーで行くことにしました。
まずは、自宅から京成上野へ。この日はクソ寒いのですが、行先のジャカルタはクソ暑いのでコートは邪魔です。ということで、気合でちょっと薄着で空港へ向かいます。
京成上野に向かう地下鉄で、スカイライナーの座席を予約。結構埋まってました。最終的には満席だったっぽいです。早めに予約してよかった~
5:50くらいに京成上野駅に着き、ホームへ。まだスカイライナーは来てません。5:53くらいに回送列車が入ってきて、ドアが開きました。これが6:00のスカイライナー3号成田空港行き。
外国人多めです。コロナは終わり!
そして、3/13を過ぎてるのでノーマスクで堂々と乗ります。
上野はまだよかったんですが、日暮里であり得ないほどの人数が乗り込んできました。日暮里の停車時間をオーバーしても全然乗り終わらず、2分発車が遅れました。そして車内は満席に。
このスカイライナーは速いやつなので、高砂まで流して走って、北総線内は130km/hで飛ばしていきます。
新鎌ヶ谷で、神奈川新町始発のアクセス特急を追い抜きます。京急の黄色い600形でした。あっちで行くかも迷いましたが、快適を優先した結果スカイライナーです。
千葉ニュータウンもぶっ飛ばして、印旛日本医大を通過してからは全力で160km/hを出したら右手に成田山が見えてきてもうすぐ成田空港。やはり速い。
6:42着のところ、日暮里での遅れをひきずって6:43くらいに空港第2ビル駅に着きました。今日はキャセイなのでここで降ります。
激混みチェックイン、激混み出国
剃刀を自宅に忘れたことに気付いたので、まずは駅のセブンイレブンで調達...
6:50くらいに出発階に上がります。朝のキャセイカウンターはやる気がありません... なんと6:55オープンです。
私はビジネスクラス利用なので、カウンターは余裕やろ!!!って思いましたが、ビジネスカウンターも空くまでは人が増えるばかりなので、前に10組くらいいる状態でした...
ビジネスなのにカウンターに並ぶ...
ちなみにキャセイはIカウンターの両面を使っています。北側は自動チェックインのエコノミー専用、南側はエコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネス、ファーストです。
なので、ビジネスカウンターは3つだけ。
結局6:55にカウンターオープンしてから並び続け、7:11にやっと手続きができました。ビジネスクラスなのにーーー
ジャカルタまでチェックインし、成田と香港のキャセイラウンジのインビテーションをもらいます。
成田の地上係員は、キャセイの人でした。他社委託ではありません。
そしてチェックインを終えたら即出国というわけにはいきません。
この空港、7:15まで保安検査が開きません。クソです。そして、保安検査待ち列は空港ターミナルに100m以上にわたって延々伸びています。やばすぎ。
あと、今日はジャカルタ到着が深夜なので、レートは悪いもののインドネシアのお金が欲しかったので、ここで先に両替をします。
出国後の両替は8:30からしかやってないので、7:00からやってる出国前の両替所へ。こちらも混んでます。10分くらい待ちました。そして、レートが悪い。
が、一応両替完了し、保安検査列へ並びます。この時点で7:30過ぎ。
保安検査の列は減ったと思いきや全然減りません。中央と南の2つがあるのですが、中央のほうがまだ空いてそうなので中央の列へ。
というか、こっちはビジネスクラスだしJGCなんだから優先レーンがあればいいのに!って思ったのですが、コロナになってからなぜかないみたいです。クソだ!
列がクソ長いので絶望してましたが、意外にも15分くらいで保安検査、出国を済ませられました。
なので、この時点で7:50。ラウンジに行けます!!!
サクララウンジとキャセイラウンジ
キャセイのビジネスクラスなので、JALのサクララウンジか、キャセイラウンジに行けます。指定ラウンジはもちろんキャセイラウンジ。
ですが!お食事の充実度的にサクララウンジへ。
さっそく入るとノーマスクのお姉さんが出迎えてくれました。さっそくですね。
3階から入り、2階に降りて、中の階段を上がって3階に来るとダイニングです。
朝飯として、JALカレーをいただきます。おいしい!!!
ラウンジからはるか彼方には乗る予定のキャセイの機材も見えました。65番スポット。
てか、サクララウンジのほうがキャセイラウンジよりキャセイに近い...
キャセイは普段70番台が多いイメージなのですがね...
欲張りなので、カレーを食べたらキャセイラウンジへ。せっかくキャセイ乗るし、2月にリニューアルオープンしたばかりなので。
場所は、70番スポット側の2階。チャイナエアラインラウンジの向かいです。
中に入ると!ガラガラ!!!
食事はサクララウンジに比べるとしょぼいです。ただ、このあと機内食もあるので何も食べなくてOK。
って思ってたのですが、ハーゲンダッツが食べれるので頼んじゃいました~
おいしい!!!
そして、キャセイラウンジなので、キャセイの搭乗時刻とかを案内してくれます。たしか、8:25からって言ってたような?
いよいよキャセイのビジネスクラスに搭乗
ラウンジからゲートが遠いので、8:25くらいには出て、65番ゲートへ歩いて向かいます。
手前の方の61番、62番は、広州?と天津の中国便コンビで、書類の二重チェックをやってました。中国は厳しいんでしょうね。
65番には8:32くらいに到着。お茶とかを買っておきます。お隣66番はスリランカ航空でした。
ゲートに8:35に行くともう搭乗は始まっていたので、ビジネスクラスレーンからそのまま乗っちゃいます。待ち時間ゼロ!
8:37に機内に到着!おなじみの斜めシートのビジネスクラスです!!!座席は前から2列目12K。
座席回りをチェックします。ヘッドホンと充電は手前の窓側のスペースに。
モニターは壁から出てきて目の前で見られるタイプ。素晴らしい。
そして、機内ではウェルカムドリンクが配られます!トレーから好きなのをもらう方式。オレンジジュースをもらいます!!!
キャセイは短距離便でもしっかりウェルカムドリンクをくれるので素晴らしいですね。
JALの同じようなビジネスクラスと比べると、足元が広いです!!!
そして、モニターの位置が良い。今のところ完璧ですね~
というのも、このA350-900、キャセイでは全部同じコンフィグ。成田便だろうが、ニューヨーク便だろうが、ロンドン便だろうがこの機材で飛びます。
ということで、長距離前提に作られているビジネスクラスなのでそりゃー快適なのです。
ただ、JALは長距離便用のビジネスクラスはもっといい座席を積んでるので、そっちに関してはJALに軍配が。
JALのビジネスに乗ったときのレポートはこちらをどうぞ
9:00発ですが、8:55くらいに機長から流暢な英語で放送がありました。
カーゴの積み込みがまだ終わってなくて、出発が5~10分程度遅れるという内容です。まぁ問題ない。
所要時間は4時間35分で、香港は晴れとのことでした。
A350なので、尾翼カメラで見てみると、確かにまだ貨物を積んでます。
その間に、こんどは客室乗務員がやってきて、ドリンクとお食事の希望をとってくれます!
ドリンクは朝便なのでアルコールがメニューにありませんが、普通にシャンパンを頼めました~
そのあと、前菜とメインも選びます。
朝便なので、前菜というより甘いもの。フルーツ盛り合わせにします。
そして、メインは、せっかくのキャセイなので点心セレクションに!
楽しみだ~
機内エンターテイメントは、めっちゃ充実の日本語プログラム。映画たくさん入ってました。ということで小松菜奈を見ます。
オーディオのJPOPも結構充実してます。
日向坂のシングルもアルバムも入ってました。
山口陽世ちゃんの歌声が世界中のキャセイの機内で響き渡る~
9:05に再度機長放送があり、もうちょいかかるとのこと。
結局9:10にドアが閉まり、9:12にプッシュバックしました。
離陸から機内食まで
機長はピーターさんという方らしいです。香港の会社ですが、キャセイは多国籍。いろんな国の方が働いています。
飛行機は第二ターミナルからA滑走路へ向かい、34Lから9:33に北へ向けて離陸しました!
最初のドリンクは9:55くらいにいただけました。渡すときにしっかりMr.〇〇って名前を呼んでくれるのですね。さすが。
このときだいたい、静岡上空。とっとと香港時間に切り替えたいので、時計を1時間戻します。日本時間10:00→香港時間9:00へ。
そして、9:05に前菜というかフルーツがやってきました。キウイはわかるのですが、他がよく分からない。メロンとかスイカ系のものと、白いやつ。なんだこれ。
一緒にパンももらえます。バスケットに複数のパンが入ってて、好きなのを選べるシステムです。サンマルクか?
クロワッサンをもらいます。バターは最初からおぼんにあります。
この時大体名古屋上空。
そして、9:28頃メインがやってきました。点心セレクション! ラウンジでご飯も食べてたし、ちょうどいい量ですね。当然おいしいです。
すべて食べ終えたら、食後のお茶をいただきます。さすがのキャセイ、温かいお茶だけで10種類くらいあります。たしかウーロンを頼んだ気がします。ティーパックですが、マグカップに入れてたくさんもらえます。ビジネスクラスなので、テーブルを畳んでも置き場は横にあります!
フルフラットで快適なお座席
ということで、お茶を置いておきながら、座席をぶった押してフルフラットに!
この日は先が長いのでしっかり休めるときに休みましょう。
この時大体九州上空。
フルフラットでも足元はまぁまぁ広いです。JALよりは。
フルフラットにするには、耳元にあったコントローラーを動かすだけ。
頭の方も広々良い感じ。
しばらくゆっくりして、12:00頃に地図を見ると飛行機は台湾の西岸を飛行中。ここまで成田から3時間半、香港までは1時間の位置です。快適なビジネスクラスならあっという間ですね~
お手洗いに行ってみたりしますが、なんとキャセイのお手洗い、窓付きです。すごい。
あっという間に着陸
12:24に香港に向けて降下を開始しました。
機長から放送で間もなく香港に着くとの案内がありました。着陸予定時刻は13:00ちょうど。香港は24℃だそうです。あたたかい。
12:38にはベルト着用サインが点灯します。
香港はコロナで便数が大幅に減っており、上空は全然混んでないみたいです。
まっすぐに香港に向けて降下し、12:55頃になると香港半島の陸地が見えてきます!!
あの高層マンション群が香港感やばいですねー
だいたいこの頃には足元からギアを出して最終の着陸態勢です。
12:58くらいに屯門の街が見えてきたらもう空港はすぐそこです。
13:00に、新しくできた25R滑走路に着陸しました。13:25定刻なので、余裕ですね。だいぶ余裕がある時刻が組まれてるみたいです。
着陸後
新しい滑走路は沖合の埋め立て地なので、ターミナルが遠いです...
ちなみにこの埋め立てたところに新しい第二ターミナルを作るみたいです。
香港の地上には飛ばなくなった香港航空やキャセイパシフィック航空の機材がたくさん。
入国制限が厳しい国の航空需要の回復は遅いですね... 大変だ。
13:16にやっと65番ゲートに着きました。入国する人にとってはだいぶ遠いゲート。こちらは乗り継ぎなので問題ありません。
相次いでお隣のゲートにキャセイの飛行機が着いていました。マニラとロンドンから。
なので、到着口へ向かう道は人がたくさんです。
ちなみにさっき話しましたが、この機材は短距離から長距離までやってます。なんと成田から香港に着いた後はカナダのトロント行きとして夕方に出て行きました。大変だ。
第一ターミナル内を歩いていきます。乗り継ぎゲートは入国の場所まで行かなくても、40番ゲート付近にあります。Y字型ターミナルの真ん中の部分。入国はY字型のYの付け根まで行く必要があります。
普段国際線の乗り継ぎって全然やらないので完全に失念していたのですが、再保安検査で飲み物は没収されてしまうのですね...
せっかく成田で買った日本のお茶は、ほぼ飲まないままサヨナラしてしまいました....
13:30過ぎには保安検査を済ませて、乗り継ぎ完了!!!
19:05のジャカルタ行きまでひたすら暇です!
続きは別の記事でやりましょう。