出張でヨーロッパに行った時の行きの話です。
帰りはビジネスクラスにアップグレードしたので、早々に搭乗記を書いてます。→
- 日本からのフランクフルト便
- 前日に成田入り
- ホテルから空港へ
- チェックイン
- 出国からののんびりタイム
- いよいよ機内へ
- 離陸から、1回目の機内食まで
- 日付変更線に向けて
- 機内エンターテイメントとか
- 間食と、北極フライト
- グリーンランドフライト
- うどんと、2回目の機内食
- いよいよ着陸
- 入国審査
- 第一ターミナルへ
日本からのフランクフルト便
JALのフランクフルト便は成田のみ。一日一往復です。
機材は長距離仕様の787-9。E71と呼ばれるコンフィグで、3クラス195席仕様です。
中距離仕様のE91は203席、E92は239席。どれも3クラス制です。
ANAの長距離仕様は215席、中距離仕様は246席。こちらも3クラス制です。
ということで、日系787-9の中で最も座席数が少ない贅沢な機材がJALの長距離仕様のE71なわけです。とは言っても、E71、E91、E92はプレミアムエコノミーの座席は一緒です。
成田にいるE71は、フランクフルト線とボストン線専用です。ほかのE71は羽田便に入ってます。
で、ドイツ便の話。前のブログでもしましたがここでもしちゃいます。
フランクフルトは、
JAL:成田から1日1往復
ANA:羽田から1日2往復
Lufthansa:羽田と関空から1日1往復
ミュンヘンは、
ANA:羽田から週数本
Lufthansa: 羽田から1日1往復と、関空から週数本
という感じ。
コロナ前より減っちゃいました。
コロナ前は、
フランクフルト
JAL:成田から1日1往復
ANA:羽田から1日3往復!
Lufthansa:羽田と中部と関空から1日1往復
でした。しかもANAは、全部777-300ERです。今は787-9。
ANA:羽田から1日1往復
Lufthansa:羽田と関空から1日1往復?(たしか)
という感じ。
そして、
ANA:成田から1日1往復
という感じ。
ANAがドイツに強いのですが、だいぶ減っちゃいました。あとはルフトハンザの中部便とかも。しかもロシア上空は飛べないし。そりゃ航空券代上がるわ。
前日に成田入り
前置きはこんなものにして、前日のお話へ。
JL407便は成田10:40発。家から行っても全然間に合うのですが、前日は土曜日だったので、成田に宿泊することに。
マロウド成田が8000円くらいで泊まれました。
ということで、前日は夕方にマロウド成田へチェックイン! そして、ランウェイビュー!!! 飛行機見放題!
チェックイン後は、日本からしばらく離れる(とは言っても2週間だけど) ので、お風呂へ。
成田空港第二ターミナルから無料バスで、芝山の空の湯へ。最高に気持ちかったのですが、ここで風呂上がりに体を冷やして、ヨーロッパに着いたときに風邪ひきました...
出国前のお風呂は慎重に。。。
空の湯からバスで第二ターミナルに戻り、夕食を食べます。日本食!
第二ターミナルからは、マロウド成田の送迎バスで、ホテルへ帰還します。
ホテルから空港へ
さて、翌朝。
お部屋から16Rに着陸する飛行機眺め放題!!! いいお部屋だ...
7:50くらいの送迎バスで第二ターミナルへ向かいます。バス車内には、海外ベースのJALの客室乗務員さんとかもいました。
チェックイン
8:00くらいに第二ターミナルに着きます。飛行機の出発まで2時間40分。
プレミアムエコノミーかつ、JGCなので、JGCカウンターへ。
荷物を預けます。24kgくらいありましたが、無問題。JGCでプレミアムエコノミーなら32kg×3まで預けられます。でけええええ
乗り継ぎ先がルフトハンザですが、なんと、JALとルフトハンザは荷物スルーで行けます。航空券もここで出してくれます。素晴らしき提携。
ただ、行きと帰りで荷物の規定が変わったりしそうでややこしいので、荷物多い時はだるいです。
そして、秒で手続き終了。
出国からののんびりタイム
すぐに出国します。
まずはプライオリティパス乞食。朝8時台から。
ステーキかお好み焼き頼めるんですが、ステーキ微妙。翌月にここでお好み焼き食べたんですがそっちの方が断然良いです。
そして、乞食を終えたら今度はサクララウンジへ。
利用条件ですが、JALのプレミアムエコノミー利用なら普通に使えます。素晴らしい。それに加えてJGCなので、間違いなくサクララウンジが使えます。
めっちゃ食べます。カレー。和食。
そして、まだまだ時間があるので、シャワーも入っちゃいます。このあと14時間もフライトですからね。
サクララウンジのシャワーはQRコードを読みこんでスマホから予約する仕様。難しいみたいで、受付の人に、「さっきのお客さんなんかうまくいかなかったみたいなんですけど、どうやったんですか!?」って逆質問されました。
シャワったら、搭乗ゲートへ。63番ゲート。近いです。素晴らしい。
本日の機材はJA881J。JALの787の中で2番目に新しい機材!
いよいよ機内へ
10:15にGroup2の搭乗が始まりました。ということで、搭乗。
お座席は安定のバルク。前は壁です。壁の前はビジネスクラス。
プレミアムエコノミーの座席の写真を撮ろうと思ったのですが、お隣の席に既にお客さんがいたので諦め。お隣さんはイケてる感じの60~70代の方。
そして、日系の搭乗は、速い。10:15から始まって、10:36にはドアクローズしました。定刻10:40なので優秀。
10:40にプッシュバックします。
第二ターミナルなので、ここから延々とタキシング。第一ターミナルをぐるりと回り、一番北へ。今朝泊まっていたマロウド成田の目の前まで行って、16Rから離陸します。
10:58に南に向かって離陸しました。
離陸から、1回目の機内食まで
離陸から9分後にはベルトサインが消灯しました。
飛行機は千葉県から太平洋へ。ロシア上空を飛べないので、太平洋からアラスカ、北極経由でフランクフルトへ向かいます!
北極経由って冷静に意味わからないですね。
離陸から30分ちょい、11:34にまずは最初のドリンクタイム。ドリンクとあられミックウが配られます。このあられミックス、たまにラウンジにも置いてあるアレです。
スカイタイムタイム。
ドリンクからの、ランチタイムです。
12:20に機内食がやってきました。離陸から1時間20分くらい。JALにしては早めのサーブな感じがします。
2つ選択肢があったはずですが、もう片方は忘れました。
注文したのは、ドライカレー。
美味しいのですが、苦手なパプリカが乗ってたのだけ残念。
ドリンクはスカイタイム。
一通りお食事の配膳が終わった後、今度はスゴイカタイハーゲンダッツが配られます。味は、チョコレートファッジ。
日付変更線に向けて
12:59にお食事が下げられました。
現在地はカムチャッカ半島の南。離陸から2時間でけっこう進むもんですね。
この時点で、目的地までの飛行時間は11:59。長ーーーい。
フランクフルトは朝5時。そして、到着予定は夕方5時。日本時間は今昼の1時。なんかいろいろ意味わからないですね。
そこから1時間ほど飛び、日本時間14時頃に外は暗くなりました。日没。
日本より東かつ北に向かってるので日没は早くなりますよねー。
これに合わせて、機内も14:20に消灯されました。
ある程度寝ておかないと着いてから大変なことになるので、寝れないけど目をつぶります。
15:45くらいにトイレに行ったりするために目覚めます。
現在地はロシア最東端のちょっと南。ベーリング海に入り、ほぼ日付変更線に乗りました。
16:20頃、飛行機の方向はほぼ真北になります。ちょうどロシアとアラスカの間を飛行中です。飛行機は北極へ向かっています!!!
機内エンターテイメントとか
この飛行機にはWIFIが積んであります。が、国際線なので有料。14時間フライトなら使うのもありですが、デジタルデトックス。
さらに1時間くらいのんびりして、17:30くらいに寝れなくなって映画を見ます。
桜田ひより!!!
間食と、北極フライト
18:25に、機内照明がちょい明るくなります。間食タイム!
八天堂のクリームパンが配られました。めっちゃおいしいです。
当たり前ですが、ビジネスクラスとプレミアムエコノミーではサービスも違うので、壁を隔てた前のビジネスクラスは真っ暗。あちらは好きなタイミングで好きなものをなんでも頼める方式なので、わざわざ照明を明るくして全員に食べ物を配る必要がありません。いいなーーー
このあたりで、フランクフルトまでの道のりの半分ちょいを飛んだっぽいです。現在地は北極海。アラスカの遥か北。氷の上。
らしいですが、この時期(12月)の北極は極夜。永遠に夜です。何も見えません。
目的地までの飛行時間は6時間20分。ここまではだいたい7時間40分。道のりは、長い。
プレミアムエコノミーのお座席ですが、こんな感じ。
座席のリクライニングは後ろの人に影響がないやつ。座面が前に出る形。枕はたしかいい感じに頭にフィットするように動くやつだったはずです。
で、頭の横に読書灯。
椅子の真横の内側にUSBポート。
最前列は足元広々です! お隣の人がフルリクライニングしても余裕で通路に出られます。
そうじゃないと14時間フライトで窓側は選びません~
19:00にまた機内は暗くなりました。
映画を見て過ごします。
グリーンランドフライト
19:45の飛行位置は、ちょうどグリーンランドの真ん中。北極を過ぎました。
ここからは、ひたすらヨーロッパに向けて南下します。が、ぼーっと寝ます。
20:52に、グリーンランドの端にたどり着きました。南の方にアイスランドがあります。が、その遥か北。まだまだ北極圏です。
そして、21:20になると、外が微かに明るくなりました。
不思議な感じ。日本時間夜なのに。そして、北極圏を飛んでいたのに、日没から7時間で朝が来る感じ。飛行機って意味が分かりませんね。
フライトマップを見てもだいぶフランクフルトが近づいてきました。
うどんと、2回目の機内食
21:55に、軽食を頼んでみます。
そう、プレミアムエコノミークラスではカップうどんが食べられます。エコノミークラスとの地味な違い。
ビジネスクラスならもっとなんでも美味しいもの頼めますが。
カップ麺の名前は、「うどんですかい」 UDON de SKY です。
JALオリジナル機内カップ麺です。そばですかいとちゃんぽんですかいもあるはずですが、プレミアムエコノミーの機内食で食べられるのはなぜかうどんですかいだけ。
アジア方面の短~中距離のビジネスクラスだと、好きな時に頼めるごはんはこのカップ麺系くらいだったような記憶です。
さて、日本時間は22時。フランクフルトが近づいてきたので、14時にします。IPhoneの設定でできます。
時計を14時にすると、不思議なことに気分も14時になるんですよね。今は昼だ!!!
外はどんどん明るくなってきますが、ボーイング787の窓は、集中管理で明暗を制御できるっぽく、基本外は真っ暗に見えます。手元で明るくするボタンを押すと外の明るさが分かります!
フランクフルト時間14時過ぎに、機内も照明がついたので窓を明るくする分には問題なしです。
ということで、機内が明るくなったなら2回目の機内食タイムです。うどん食べたらすぐ来ました。
14:13に、八宝菜セットが配られました。八宝菜セット!
JALの二食目機内食って結構軽めなんですよね~ うどん食べてたのでちょうどですが、普通の人だとちょっと物足りないかも?
八宝菜セットですが、普通においしい八宝菜でした。おいしい。そして、アツアツ。
食べたらもういっちょ寝ます。
いよいよ着陸
15:45に、機内放送で目を覚まします。
「あと1時間で着陸します。」とのこと!
現在地は~?
イギリスの東。といってもスコットランドの方。
飛行機はアムステルダム方面に向けて北海を南下中。
16:10くらいに、「あと20分でベルト着用サインを点灯します。」とのこと。
飛行機はちょうどヨーロッパの大陸に入りました。ロッテルダムとかアムステルダムのあたりです。オランダ行ったことないので行ってみたい!!!
16:30にベルトサインが点きました。予告通り。
あとは、フランクフルトにアプローチするだけ。眠気があるので、もういっちょぼーっとします。
着陸直前の16:47、左の窓の外は再び夕暮れになってました。夕方なのでそりゃそうですね。14時過ぎに夜が明けて17時前にまた夜になるの意味わからないですね。結局夜です。
フランクフルトの街が見えるのかと思ったら全然見えませんでした。右側の窓の外に見えるらしいですね。左はなんもなし。
16:49に、日没したフランクフルトの滑走路25Lに着陸しました~
成田からは13時間51分のフライトでした。長すぎる。
すぐ後ろに、ルフトハンザの747-8がいました。クソでかい。しかも、前日羽田から飛べなかった遅れていた便でした。つまり、成田からJALでフランクフルト来たら、すぐ後ろに羽田から来た飛行機がいたわけです。
もうちょい後にはANAと、遅れてない定刻のルフトハンザの747-8も来ます。日本便だらけ。
入国審査
結局、17:05に駐機場に到着しました。第二ターミナルの8番とかだったと思います。JALの定位置。ラウンジがこのへんにあるので。
到着したら、出発するときの動線を逆走して、入国審査へと向かいます。この空港は出発と到着で同じところを歩くっぽいです。
JALの飛行機から出たところに、乗り継ぎ便一覧がありました。
フランクフルトはルフトハンザの天下で、ワンワールドのJALは乗り継ぎ的には不利なんですが、コードシェアはしていなくても提携はしてるので、乗り継ぐ客はまぁまぁいます。私もその一人。
ルフトハンザ以外は、ブリティッシュエアウェイズのロンドンとか、エアバルティックのリガとか、ラタムのサンパウロとかいました。
サンパウロすごいっすね。
けど、日本から南米ならヨーロッパ経由は割とありな選択肢。ロンドンのイメージがありましたが、フランクフルトでもやる人はいるんですね。
入国はすぐできました。ターミナルが小さいのでほかの便が被らないとすぐです。しかもプレミアムエコノミーなので割と前の方。
第一ターミナルへ
入国したら、ルフトハンザに乗り継ぐために第一ターミナルに行かなきゃいけません。普通は、空港内のシャトル列車に乗れば行けるのですが、この日は運休。
ということで、極寒の屋外で、ターミナル間連絡バスに乗り込み、第一ターミナルへ。
ちょいだるいですが、乗り継ぎは非常にスムーズです。ここまで飛行機降りて30分くらい。
後は、ヨーロッパ域内線に乗るためにもう一度保安検査を受けるのみ。
乗り継ぎが3時間以上あったので、このあとはひたすらルフトハンザセネターラウンジでお休み。
JALとルフトハンザ×2とANAから乗り継いだ人たちで、セネターラウンジは日本人だらけでした。
ちなみに、この日はミュンヘンで大雪が降ってて鉄道も飛行機もオール運休だったぽいです。そこからも人が流れてきたのかな?
そんなこんなでルフトハンザに乗り継いでイタリアに向かったのでした。